2026/09/29

非仏非魔: ニヒリズムと悪魔の問題 : 阿部 正雄: Japanese Books

非仏非魔: ニヒリズムと悪魔の問題 : 阿部 正雄: Japanese Books










非仏非魔: ニヒリズムと悪魔の問題
by 阿部 正雄 (Author) Format: Tankobon Hardcover
4.0 4.0 out of 5 stars (1)

神を殺し,魔を葬って得る真の自由とは。パウロ・親鸞・禅を論じ,虚無克服までを説く宗教哲学。

192 pages
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Content (from MARC Database)
神を殺し、魔を葬り去ってこそ得る「真の自由」とは。「信じる」意味を徹底的に問い直し、虚無の淵から這い上がった著者が、パウロ・親鸞、禅の思想を論じ、宗教の束縛とその危うさを鋭く突く。「虚偽と虚無」に続く論考集。
About the Author
1915年大阪に生まれる。 1938年大阪商科大学(現・大阪市立大学)卒業。1944年京都大学文学部哲学科卒業。1955~57年コロンビア大学ユニオン神学校に留学。以後奈良教育大学で哲学を教えるかたわら、米国のシカゴ、プリンストン大学等で、仏教、日本哲学思想の客員教授を務める。1980年米国に移住。クレアモント、ハワイ、ハーバフォード大学等で客員教授、またオランダのライデン大学で仏教の講義を行い、東西思想の交流、仏教とキリスト教の対話に努める。1994年帰国。現在、奈良教育大学名誉教授。 主な著書に、“Zen and Western Thought(禅と西洋思想)”米国宗教学界賞、“Buddhism and International Dialogue(仏教と信仰間の対話)”、『根源からの出発』(法藏館)など多数。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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Publisher ‏ : ‎ 法蔵館
Publication date ‏ : ‎ August 15, 2000
Language ‏ : ‎ Japanese
Print length ‏ : ‎ 192 pages
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龍神・紀州
4 out of 5 stars自己、世界、歴史を凝視して
Reviewed in Japan on August 29, 2009

 私が今の年齢になって「自己への配慮」即ち「ほんとうのこと」を言って、よく生き抜くことを思考している私にとって、「仏に非ず、魔に非ず」は仏教の真髄である「無神論」を考えさてくれるヒントに満ちた一冊でした。

 自己意識を持ってしまった故に自己欺瞞なしに生きていけない人間の虚偽を、そこに伴ってくる虚無を我がものにする思考と認識力を磨き、弱きニヒリズムのなかで人生を棒に振る、その振り方を真剣に考えさせてくれる一冊です。

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