公共哲学〈6〉経済からみた公私問題
Tankobon Hardcover – March 1, 2002
by 佐々木 毅 (編集), 金 泰昌 (編集, 原名)
4.3 out of 5 stars 2 ratings
264 pages
Product description
出版社からのコメント
by 佐々木 毅 (編集), 金 泰昌 (編集, 原名)
4.3 out of 5 stars 2 ratings
264 pages
Product description
出版社からのコメント
新しい公共的な制度設計のために 私的利益の追求のみによっては公共善は実現できない。では果たして私的利益に国家が介入・統制することによってその隘路を打開できるのだろうか。日本経済の問題をどのように捉えるべきだろうか。本巻は、経済と公共性に関する理論と現実の問題をえぐり出す。
〈主要目次〉
はじめに(鈴村興太郎)
1 公私の問題と自発的な中間組織(猪木武徳)
2 社会的選択の観点からみた公私問題(鈴村興太郎)
3 財政問題からみた公私問題(本間正明)
4 グローバル化・リスク社会・公共的ルール(金子 勝)
発展協議
おわりに(金泰昌)
【担当編集者から】
戦後の日本は経済中心の国家であり,現在,経済運営について苦悶している.公私問題を論じる際に経済の観点は欠かすことができない.第6巻には第一線の経済学者から発題をあおぎ,理論的かつ現実的な諸問題に,多様な視角からアプローチしている.
内容(「BOOK」データベースより)
私的利益の追求のみによっては公共善は実現できない。
では果たして私的利益に国家が介入・統制することによってその隘路を打開できるのだろうか。
日本経済の問題をどのように捉えるべきだろうか。
本巻は、経済と公共性に関する理論と現実の問題をえぐり出す。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐々木/毅
1942年生れ。東京大学総長。政治学・政治学史専攻
金/泰昌
1934年生れ。将来世代総合研究所長。政治哲学・比較社会思想専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Publisher : 東京大学出版会 (March 1, 2002)
Publication date : March 1, 2002
Tankobon Hardcover : 264 pages
4.3 out of 5 stars 2 ratings
Top review from Japan
Translate all reviews to English
Amazon カスタマー
5.0 out of 5 stars 経済学のふところの広さを感じる一冊Reviewed in Japan on May 9, 2002
経済学の幅の広さを感じる良書です。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐々木/毅
1942年生れ。東京大学総長。政治学・政治学史専攻
金/泰昌
1934年生れ。将来世代総合研究所長。政治哲学・比較社会思想専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Publisher : 東京大学出版会 (March 1, 2002)
Publication date : March 1, 2002
Tankobon Hardcover : 264 pages
4.3 out of 5 stars 2 ratings
Top review from Japan
Translate all reviews to English
Amazon カスタマー
5.0 out of 5 stars 経済学のふところの広さを感じる一冊Reviewed in Japan on May 9, 2002
経済学の幅の広さを感じる良書です。
特に鈴村興太郎氏の「社会選択の観点からみた【公】【私】問題」は一読に値すると思います。私は経済学を専攻としていませんが、社会的選択論は「経済学」と聞いて引き起こされるイメージを払拭します。
日本人にはなじみの薄い社会的選択論ですが、この本では誰が読んでもわかるように書かれています。
また、鈴村氏の社会的選択論系の著書のなかでは、数理的に書かれていて難しくて倦厭してしまうきらいがありますが、この本ではほとんど「言葉」で書かれているのでしきいが低く読みやすく、かつ奥の深い内容です。
社会的選択論の関心のある人にはおすすめの一冊です。この本では論文のあと討論するという流れで構成しているのですが、鈴村さんの討論のときには論者の一人が「哲学的な発題だった」と感想しています。
7 people found this helpful
7 people found this helpful
===
===
厚生と権利の狭間
(シリーズ「自伝」my life my world)
Tankobon Hardcover – July 10, 2014
by 鈴村 興太郎 (著)
5.0 out of 5 stars 4 ratings
Product description
内容(「BOOK」データベースより)
by 鈴村 興太郎 (著)
5.0 out of 5 stars 4 ratings
Product description
内容(「BOOK」データベースより)
日本を代表する理論経済学者であり、ケネス・アロー、アマルティア・センらと並ぶ厚生経済学・社会的選択理論の国際的権威として知られる鈴村興太郎。40年以上にわたり経済学の第一線で研究を続ける傍ら、国内外の様々な学会や委員会などでも活躍してきた背景はどこにあるのか。本書では、研究者としての苦闘と成長の軌跡を辿りつつ、厚生と権利という2つの価値の狭間を探究し続けてきた自らの研究のエッセンスを紹介する。
著者について
2014年6月現在現在 日本学士院会員,一橋大学名誉教授,早稲田大学栄誉フェロー,一橋大学経済学博士。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鈴村/興太郎
1944年愛知県生まれ。1971年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。一橋大学経済学部専任講師、京都大学経済研究所助教授、一橋大学経済研究所助教授、同大学経済研究所教授、公正取引委員会競争政策研究センター初代所長、一橋大学経済研究所特任教授、早稲田大学政治経済学術院教授、同大学政治経済学術院特任教授などを経て、日本学士院会員、一橋大学名誉教授、早稲田大学栄誉フェロー、一橋大学経済学博士。日経・経済図書文化賞(1984年)、日経・経済図書文化賞(1988年)、Fellow of the Econometric Society(Elected in 1990)、紫綬褒章(2004年)、日本学士院賞(2006年)、ほか受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Product Details
Publisher : ミネルヴァ書房 (July 10, 2014)
Publication date : July 10, 2014
Tankobon Hardcover : 378 pages
5.0 out of 5 stars 4 ratings
Customer reviews
5.0 out of 5 stars
Top reviews
Top reviews from Japan
Translate all reviews to English
Amazon カスタマー
5.0 out of 5 stars 数少ない世界的な日本人経済学者の人生Reviewed in Japan on July 6, 2019
Verified Purchase
鈴村興太郎は、数少ない世界的な日本人経済学者である. 鈴村は、社会選択理論、厚生経済学に貢献をした. 彼は、ケネス・アロー、アマルティア・セン(2人ともノーベル経済学賞受賞)とも交流があり、仕事仲間である.
3人のサーベイブック"Handbook of Social Choice and Welfare"は社会選択・厚生経済学における重要な書籍である.
鈴村は、一橋大学を卒業し、京大勤務を経て、一橋に戻った. いまでこそ一橋大学における鈴村の地位は確固たるものだが、彼の著作を読むと、一橋に帰ってきたとき、冷遇されていたことがわかる. そこから彼は実力で一橋大学の首領(ドン)となったのである(余談:2019年の学長、蓼沼宏一は鈴村興太郎の弟子のようなものである. 正式な指導学生ではなかったと思う).
鈴村は、宇沢、森嶋、根岸、二階堂と並ぶ偉大な日本人経済学者と言ってよいだろう.
そのような彼の人生を知ることは大変意義があると評者は信じている.
経済学徒は本書を読んでしかるべきである. ところで、過去に奥野・鈴村のミクロ経済学を勉強したことがある人は多いと思われる. そのような人は鈴村とはいったいどういう人か疑問に思うだらう. 奥野・鈴村を読んでことがある人も本書を楽しんで読めると思われる.
本書は、ただの回顧録であるから、別に高度な数学が登場するわけではない.
高校生でも読めるので、ぜひ一度読むことを強く勧める.
鈴村興太郎の経歴: 経済学会会長、The Society for Social Choice and Welafre会長、日本学術会議副会長を歴任. 紫綬褒章、日本学士院賞を受賞.
一橋大学卒業(学士、修士、博士)
勤務歴: 一橋大学から京都大学へ. その後、一橋大学へ戻り、定年退官まで一橋で勤務. その後、早稲田大学へ移る. 過去に、ケンブリッジ、オックスフォード、LSE、スタンフォードで(客員研究員などとして)研究を行う.
※詳細な経歴は本書を読むこと.
2 people found this helpful
HelpfulReport
Translate review to English
WasserTal
5.0 out of 5 stars 第一級の研究者の研究生活実態Reviewed in Japan on August 25, 2014
Verified Purchase
著者は、「社会的選択の理論と厚生経済学」の分野において日本の第一人者であるだけでなく、世界的にもケネス・アローやアマルティア・センと並ぶ第一級の位置を占めている。本書には、そのような研究者の生活実態が一言一句も疎かにしない見事な日本語で表現されている。
本書は、著者の生い立ちから現在に到るまでの研究活動を辿ったもので、「はじめに」には次のように書かれている。「本書は私の人生の来し方・行く末を綴った自伝であるのみならず、研究者としての苦悩と成長の軌跡を辿った研究記録でもある。」
「研究記録」は第4、7、9章の3つの章に「厚生経済学と社会的選択の理論(1、2、3)」としてまとめられている。(非専門家には少々負担が大きいかもしれないが)これらの章を読めば著者が格闘してきた研究分野の内容を簡潔に理解することができる。
しかし、読者を魅了するのはやはり著者の「自伝」部分であろう。著者が学生から研究者へと成長していく過程が描写されている。一橋大学で学生時代を送ったのち、京都大学経済研究所、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス・アンド・ポリティカル・サイエンス)、スタンフォード大学、ハーバード大学など超一流の大学での研究・教員生活を交えつつ一橋大学経済研究所教授を務め、そこを定年退官後、早稲田大学政治経済学術院特任教授を経て退職という、まさに華麗な研究生活が活写されている。
これから社会科学分野の研究者を目指そうとする人、真の研究者とはどのような研究生活を送るのか知りたいと思う人にとっては必読の書である。
16 people found this helpful
HelpfulReport
Translate review to English
榎戸 誠
5.0 out of 5 stars 日本にも、世界的に通用する経済学者がいたとはReviewed in Japan on February 7, 2020
『厚生と権利の狭間』(鈴村興太郎著、ミネルヴァ書房)を読んで感じたことが、3つあります。著者が研究自叙伝と呼んでいるように、本書では自伝と研究履歴が交互に展開されていきます。
感じたことの第1は、ミクロ経済学に、社会資源の配分はどうあるべきかを研究する厚生経済学という分野があることを知り、未知の学問領域に触れる喜びを味わえたこと。過去に、これと同じような経験をしたことを思い出しました。それは、大学のゼミで、関寛治から国際政治学のゲーム理論を学んだ時です。
厚生経済学の任務は「人間生活の改善の道具」を鍛えることだと考える著者は、厚生経済学に「鈴村整合性」という独自の社会選択理論を導入することによって、この学問に新局面をもたらしました。感じたことの第2は、日本にも世界的に通用する経済学者が存在したという嬉しい驚きです。
感じたことの第3は、著者が研究者として成長する過程で、組織における人間関係で、著者が言うところの「冬の時代」を過ごさざるを得なかったという事実の重みです。
「私が最初の職に就いたのは、1971年5月のことだった。(母校の)一橋大学経済学部の専任講師職である。・・・(1973年4月、京都大学経済研究所から懇望されて)私は2年間在籍した母校の経済学部を離れて、なんら縁がなかった京都大学経済研究所に助教授として移籍することになったのである。・・・(10年間を過ごした、居心地のよい)京都大学経済研究所に別れを告げて、あらかじめ送った大量の図書・文書を追うように私が国立(くにたち)の一橋大学経済研究所に赴任したのは、冷雨が終日降り続く暗鬱な日だった」。一橋大学経済研究所の著名な教授の懇請を受けての移籍だったのに、ここから「冬の時代」が始まります。
「冬の時代」に突入したが、「背筋をピンと伸ばして生き抜く勇気を私は奮い起こ」し、「理不尽な組織の内部に留まって、組織の改革のために粘り強く発言を続ける」道を選択します。「内部から発言し続けるこの選択肢を採用するに際して、無原則な妥協と撤退を自らに禁じるために、3つの規律を私は自己に課した。第1の規律は、私が駆使する唯一の武器は公開可能な発言に限ること、いかに理不尽な処遇に直園しても、同じ地平に立つ報復は禁じ手とすることだった。第2の規律は、不公正な処遇がいかに研究を疎外する状況になろうとも、それを研究の停滞の言い訳にせず、国際的な水準の研究を継続する努力を維持し続けることだった。第3の規律は、グローバルな視野からは所詮小さな存在にすぎない研究所に埋没せず、アカデミックな国際公共財の供給に可能な限りで貢献することだった」。第2の規律に忠実に従って、著者は目覚ましい研究成果を上げ続けていきます。
私にも、組織で何度か「冬の時代」を過ごした経験があるが、著者の覚悟と行動には脱帽です。
10 people found this helpful
鈴村興太郎の経歴: 経済学会会長、The Society for Social Choice and Welafre会長、日本学術会議副会長を歴任. 紫綬褒章、日本学士院賞を受賞.
一橋大学卒業(学士、修士、博士)
勤務歴: 一橋大学から京都大学へ. その後、一橋大学へ戻り、定年退官まで一橋で勤務. その後、早稲田大学へ移る. 過去に、ケンブリッジ、オックスフォード、LSE、スタンフォードで(客員研究員などとして)研究を行う.
※詳細な経歴は本書を読むこと.
2 people found this helpful
HelpfulReport
Translate review to English
WasserTal
5.0 out of 5 stars 第一級の研究者の研究生活実態Reviewed in Japan on August 25, 2014
Verified Purchase
著者は、「社会的選択の理論と厚生経済学」の分野において日本の第一人者であるだけでなく、世界的にもケネス・アローやアマルティア・センと並ぶ第一級の位置を占めている。本書には、そのような研究者の生活実態が一言一句も疎かにしない見事な日本語で表現されている。
本書は、著者の生い立ちから現在に到るまでの研究活動を辿ったもので、「はじめに」には次のように書かれている。「本書は私の人生の来し方・行く末を綴った自伝であるのみならず、研究者としての苦悩と成長の軌跡を辿った研究記録でもある。」
「研究記録」は第4、7、9章の3つの章に「厚生経済学と社会的選択の理論(1、2、3)」としてまとめられている。(非専門家には少々負担が大きいかもしれないが)これらの章を読めば著者が格闘してきた研究分野の内容を簡潔に理解することができる。
しかし、読者を魅了するのはやはり著者の「自伝」部分であろう。著者が学生から研究者へと成長していく過程が描写されている。一橋大学で学生時代を送ったのち、京都大学経済研究所、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス・アンド・ポリティカル・サイエンス)、スタンフォード大学、ハーバード大学など超一流の大学での研究・教員生活を交えつつ一橋大学経済研究所教授を務め、そこを定年退官後、早稲田大学政治経済学術院特任教授を経て退職という、まさに華麗な研究生活が活写されている。
これから社会科学分野の研究者を目指そうとする人、真の研究者とはどのような研究生活を送るのか知りたいと思う人にとっては必読の書である。
16 people found this helpful
HelpfulReport
Translate review to English
榎戸 誠
5.0 out of 5 stars 日本にも、世界的に通用する経済学者がいたとはReviewed in Japan on February 7, 2020
『厚生と権利の狭間』(鈴村興太郎著、ミネルヴァ書房)を読んで感じたことが、3つあります。著者が研究自叙伝と呼んでいるように、本書では自伝と研究履歴が交互に展開されていきます。
感じたことの第1は、ミクロ経済学に、社会資源の配分はどうあるべきかを研究する厚生経済学という分野があることを知り、未知の学問領域に触れる喜びを味わえたこと。過去に、これと同じような経験をしたことを思い出しました。それは、大学のゼミで、関寛治から国際政治学のゲーム理論を学んだ時です。
厚生経済学の任務は「人間生活の改善の道具」を鍛えることだと考える著者は、厚生経済学に「鈴村整合性」という独自の社会選択理論を導入することによって、この学問に新局面をもたらしました。感じたことの第2は、日本にも世界的に通用する経済学者が存在したという嬉しい驚きです。
感じたことの第3は、著者が研究者として成長する過程で、組織における人間関係で、著者が言うところの「冬の時代」を過ごさざるを得なかったという事実の重みです。
「私が最初の職に就いたのは、1971年5月のことだった。(母校の)一橋大学経済学部の専任講師職である。・・・(1973年4月、京都大学経済研究所から懇望されて)私は2年間在籍した母校の経済学部を離れて、なんら縁がなかった京都大学経済研究所に助教授として移籍することになったのである。・・・(10年間を過ごした、居心地のよい)京都大学経済研究所に別れを告げて、あらかじめ送った大量の図書・文書を追うように私が国立(くにたち)の一橋大学経済研究所に赴任したのは、冷雨が終日降り続く暗鬱な日だった」。一橋大学経済研究所の著名な教授の懇請を受けての移籍だったのに、ここから「冬の時代」が始まります。
「冬の時代」に突入したが、「背筋をピンと伸ばして生き抜く勇気を私は奮い起こ」し、「理不尽な組織の内部に留まって、組織の改革のために粘り強く発言を続ける」道を選択します。「内部から発言し続けるこの選択肢を採用するに際して、無原則な妥協と撤退を自らに禁じるために、3つの規律を私は自己に課した。第1の規律は、私が駆使する唯一の武器は公開可能な発言に限ること、いかに理不尽な処遇に直園しても、同じ地平に立つ報復は禁じ手とすることだった。第2の規律は、不公正な処遇がいかに研究を疎外する状況になろうとも、それを研究の停滞の言い訳にせず、国際的な水準の研究を継続する努力を維持し続けることだった。第3の規律は、グローバルな視野からは所詮小さな存在にすぎない研究所に埋没せず、アカデミックな国際公共財の供給に可能な限りで貢献することだった」。第2の規律に忠実に従って、著者は目覚ましい研究成果を上げ続けていきます。
私にも、組織で何度か「冬の時代」を過ごした経験があるが、著者の覚悟と行動には脱帽です。
10 people found this helpful
일본의 최고 리뷰
모든 리뷰를 영어로 번역
Amazon 고객
별 5개 중 5.0개 몇 안되는 세계적인 일본인 경제학자의 삶
작성일: 2019년 7월 6일 일본
확인된 구매
스즈무라 코타로는 몇 안되는 세계적인 일본인 경제학자이다. 스즈무라는 사회 선택 이론, 후생 경제학에 공헌했다. 교류가 있고, 일 동료이다.
3명의 서베이북 "Handbook of Social Choice and Welfare"는 사회 선택·후생 경제학에 있어서의 중요한 서적이다.스즈무라는, 이치바시 대학을 졸업해, 교대 근무를
거쳐 이치바시에 돌아왔다. 지금까지 이치바시 대학에서 스즈무라의 지위는 확고한 것이지만, 그의 저작을 읽으면, 이치바시에 돌아왔을 때, 냉우되고 있었다는 것을 알 수 있다. 거기서 그는 실력으로 이치바시 대학 의 수령이 된 것이다(여담: 2019년 학장, 스누누마 히로이치는 스즈무라 코타로의 제자와 같다. 정식 지도 학생이 아니었다
고 생각한다). , 니카이도와 늘어선 위대한 일본인 경제학자라고 말할 수 있을 것이다. 그런 그의 인생을 아는 것은 매우 의의가 있다고 평자는 믿고 있다. 경제학도는 본서를 읽어야 한다. 그런데, 과거에 오쿠노·스즈무라의 마이크로 경제학을 공부한 적이 있는 사람은 많다고 생각된다. 어떤 사람도 이 책을 즐기고 읽을
수 있다고 생각된다. 경력: 경제학회 회장, The Society for Social Choice and Welafre 회장, 일본학술회의 부회장을 역임. 시선포장, 일본학사원상 수상
.
근무 경력: 이치바시 대학에서 교토 대학으로. 그 후, 이치바시 대학으로 돌아와 정년 퇴관까지 이치바시에서 근무. 그 후, 와세다 대학으로 옮긴다.
※ 상세한 경력은 본서를 읽는 것 .
적게 읽기
2명이 도움이 되었다고 합니다.
도움이 되는
보고서
리뷰를 영어로 번역
WasserTal
별 5개 중 5.0개 1급 연구자의 연구생활 실태
2014년 8월 25일 일본에서 검토됨
확인된 구매
저자는 '사회적 선택의 이론과 후생경제학' 분야에서 일본의 제일인자일 뿐만 아니라 세계적으로도 케네스 애로우나 아마르티아 센과 늘어선 1급 위치를 차지 있다. 본서에는, 그러한 연구자의 생활 실태가 한마디도 소홀히 하지 않는 멋진 일본어로 표현되어 있다.
이 책은 저자의 태생부터 현재에 이르기까지의 연구 활동을 추적한 것으로, 「소개」에는 다음과 같이 쓰여져 있다. “본서는 내 인생의 오시는 방법·가는 말을 철자한 자전일 뿐만 아니라, 연구자로서의 고뇌와 성장의 궤적을 추적한 연구 기록이기도 하다.” “연구 기록”은 제4, 7, 9
장 의 3개의 장에 「후생경제학과 사회적 선택의 이론(1, 2, 3)」으로서 정리되어 있다. (비전문가에게는 조금 부담이 클지도 모르지만) 이 장을 읽으면 저자가 격투해 온 연구 분야의 내용을 간결하게 이해할 수 있다.
그러나 독자를 매료시키는 것은 역시 저자의 '자전' 부분일 것이다. 저자가 학생으로부터 연구자로 성장해 가는 과정이 묘사되고 있다. 이치바시 대학에서 학생 시절을 보낸 후, 교토 대학 경제 연구소, 캠브리지 대학, 옥스포드 대학, LSE (런던 스쿨 오브 이코노믹스 앤 폴리티컬 과학), 스탠포드 대학, 하버드 대학 등 초일류 대학에서 의 연구·교원 생활을 섞으면서 이치바시 대학 경제 연구소 교수를 맡고, 거기를 정년 퇴관 후, 와세다 대학 정치 경제 학술원 특임 교수를 거쳐 퇴직이라고 하는, 바로 화려한 연구 생활이 활사되고 있다.
앞으로 사회과학 분야의 연구자를 목표로 하는 사람, 진정한 연구자와는 어떤 연구생활을 보내는지 알고 싶은 사람에게는 필독의 책이다.
적게 읽기
16명이 도움이 되었다고 합니다.
도움이 되는
보고서
리뷰를 영어로 번역
에노토 마코토
별 5개 중 5.0개 일본에도 세계적으로 통용하는 경제학자가 있었다고는
작성일: 2020년 2월 7일 일본
「후생과 권리의 틈」(스즈무라 코타로 저, 미네르바 서방)을 읽고 느낀 것이 3가지 있습니다. 저자가 연구 자서전이라고 부르는 것처럼, 본서에서는 자전과 연구 이력이 번갈아 전개되어 갑니다.
느낀 것의 첫번째는 마이크로경제학에 사회자원의 배분은 어떻게 되어야 하는지를 연구하는 후생경제학이라는 분야가 있다는 것을 알고, 미지의 학문영역에 접하는 기쁨을 맛볼 수 있었던 것. 과거에 이와 비슷한 경험을 한 것을 기억했습니다. 그것은 대학의 세미나에서 관관지에서 국제 정치학의 게임 이론을 배웠을 때입니다.
후생경제학의 임무는 「인간 생활의 개선의 도구」를 단련하는 것이라고 생각하는 저자는, 후생 경제학에 「스즈무라 무결성」이라는 독자적인 사회 선택 이론을 도입함으로써, 이 학문에 신국면을 가져왔습니다. 느낀 것의 두 번째는 일본에도 세계적으로 통용하는 경제학자가 존재했다는 기쁜 놀라움입니다.
느낀 것의 셋째는 저자가 연구자로서 성장하는 과정에서 조직에서의 인간관계에서 저자가 말하는 '겨울 시대'를 보낼 수밖에 없었다는 사실의 가중치입니다.
“제가 첫 직업을 맡은 것은 1971년 5월이었다. 에서 간망해) 나는 2년간 재적한 모교의 경제학부를 떠나, 아무런 인연이 없었던 교토대학 경제연구소에 조교수로서 이적하게 된 것이다.···(10년간을 보내 아늑한 교토 대학 경제 연구소에 이별을 말하고 미리 보낸 대량의 도서 · 문서를 쫓도록 내가 국립 (쿠니 타치)의 이치바시 대학 경제 연구소에 부임 한 것은 냉우가 하루종일 내려오는 암울한 날이었다.” 이치바시 대학 경제 연구소의 저명한 교수의 간청을 받은 이적이었는데, 여기에서 「겨울 시대」가 시작됩니다.
'겨울 시대'에 돌입했지만 '등근을 핀으로 뻗어 살아가는 용기를 나는 깨뜨리며' '불합리한 조직 내부에 머물며 조직 개혁을 위해 끈질기게 발언을 계속' 길을 선택 합니다. “내부에서 계속 발언하는 이 옵션을 채택할 때 무원칙한 타협과 철수를 스스로 금지하기 위해 3개의 규율을 내가 자기에게 부과했다. 는 공개 가능한 발언에 한정하는 것, 어떻게 불합리한 처우에 직원해도, 같은 지평에 서는 보복은 금지수로 하는 것이었다.제2의 규율은, 불공정한 처우가 어떻게 연구를 소외한다 상황이 되더라도 연구의 정체를 변명하지 않고 국제적인 수준의 연구를 계속하는 노력을 계속 유지하는 것이었다. 없는 연구소에 매몰하지 않고, 아카데믹한 국제 공공재의 공급에 가능한 한 공헌하는 것이었다”. 두 번째 규율에 충실하게 따라, 저자는 눈부신 연구 성과를 계속 올려갑니다.
저도 조직에서 여러 번 '겨울 시대'를 보낸 경험이 있지만 저자의 각오와 행동에는 탈모입니다.
적게 읽기
10명이 도움이 되었다고 합니다.