2022/12/15

Amazon.co.jp: 人間に魂はあるか?: 本山博の学問と実践 : 樫尾直樹, 本山一博, 稲盛和夫, 影山教俊, 神尾学, 小林正弥, 佐久間秀範, 津城寛文, 村上和雄, 本山博, 樫尾直樹, 本山一博: Japanese Books

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稲盛 和夫
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人間に魂はあるか?: 本山博の学問と実践 Tankobon Hardcover – September 11, 2013
by 樫尾直樹 (著, 編集), 本山一博 (著, 編集), & 8 more
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Paperback
¥3,960
Points Earned: 195pt
21 Used from ¥9027 New from ¥3,9601 Collectible from ¥5,925

















領域横断的な科学者にして宗教者である稀代の見者、本山博の仕事を通して、スピリチュアリティと宗教のあり方やありうべき研究のパースペクティブについて、根本的・本質的に考究する。
本山は、比較宗教学、宗教哲学、電気生理学、超心理学などの多領域を越境・統合する諸研究によって、世界と人間の宗教的/スピリチュアルな存在構造とその動態を解明しようとしてきた世界的な碩学である。
それゆえ、スピリチュアリティや宗教について議論する際には真っ先に当たらなければならない存在である。しかしながら本山は、海外では「スピリチュアリティといえばこの人」と言われ、その著書がユネスコより哲学部門優良図書に挙げられるほどに著名な「スピリチュアリティの巨人」であるにもかかわらず、国内では一部を除き、その業績や人となりが人口に膾炙されることはほとんどない。本書はこの意味で、本山の仕事の研究史的・実践的な意義について議論する世界初の画期的な書であると言えよう。
第1部では、公共性、および他界性と社会性という不可視の共同性の2つの位相をめぐる人文社会科学の議論において、本山の研究がどのように位置づけられ、どのような学問的貢献を果たす(果たしている)のかについて、論じられる。
第2部では、「本山学」がヨーガを中心とした瞑想実践をその研究の核に据えている点に大いに着目し、
1比較瞑想論の方法論的意義と学問的広がりに関する宗教学的研究
2唯識瑜伽行派と密教ヨーガに関する仏教学的論考
3止観をそのモデルとする瞑想の一般的構造に関する仏教心理学的考察
という3つの観点から、問題提起を行う。
第3部では、本山と親交のある同世代の経営者、稲盛和夫と、生命科学者、村上和雄の2人の「かずお」氏が、それぞれの実践や研究の領域で、魂や神仏についてインタビュー形式で語り、本山へのオマージュを表現する。
第4部では、本書の題名とした「人間に魂はあるか」というラディカルな問いに関して、電気生理学的な実証研究を行ってきた本山博本人の講演と、その質疑応答が、まず所収されている。次いで、本山の宗教的後継者である本山一博が、「本山博神学」全体に通底する「相互内在」という核心部について、総合的に論じる。
第5部では、第1・2部の執筆者である樫尾直樹、影山教俊、小林正弥の3名が、「地球時代のスピリチュアリティと宗教」というテーマで鼎談を行い、本山の仕事を批判的に検討し、その将来への発展と継承を展望することを通して、これからの新しい学問/科学のビジョン、地球時代に希求されるスピリチュアリティと宗教のあり方とその方向性について、徹底討論する。
今日の唯物論的な知やライフスタイルは限界にきている。本書は、二十一世紀型の新しい学問/科学のフロンティアを切り開く、知のブレイクスルーとなるであろう。
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Print length

404 pages
Language

Japanese













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Product description

著者について
樫尾直樹 1963年生まれ。慶應義塾大学文学部准教授。東京大学大学院人文科学研究科宗教学・宗教史学専攻博士課程修了。 本山一博 1962年生まれ。玉光神社権宮司。東京工業大学理工学研究科後期博士課程単位取得退学。 稲盛和夫 1932年生まれ。1959年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、1997年より名誉会長。1984年、第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年、日本航空会長に就任、2013年より名誉会長。 影山教俊 1951年、東京生まれ。立正大学仏教学部卒、同大学院文学部修士課程修了、南カリフォルニア大学大学院日本校博士課程人間行動学科修了。「『天台小止観』の心理学的、生理学的研究」で米国カリフォルニア州公認カリフォルニア大学「人間行動科学博士(Ph.D.)」。遠壽院大荒行堂第五行成満、同副伝師となる。日蓮宗釈迦寺住職。著書『仏教の身体技法――止観と心理療法、仏教医学』『寺と仏教の大改革』ほか。 神尾学 1956年生まれ。ホリスティック・リーディング研究所代表。東京大学工学部・教育学部、同大学院体育学・健康教育学専攻修了。 小林正弥 1963年生まれ。千葉大学人文社会科学研究科教授。地球環境福祉研究センター長。 佐久間秀範 1954年生まれ。筑波大学人文社会系哲学・思想専攻教授。東京大学大学院博士課程単位取得退学。哲学博士、博士(文学)。 津城寛文 1956年生まれ。筑波大学哲学・思想専攻教授。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(宗教学)。 村上和雄 1936年生まれ。(財)国際科学振興財団バイオ研究所所長。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士、筑波大学名誉教授。 本山博 1925年生まれ。宗教心理学研究所・本山生命物理研究所所長。カリフォルニア人間科学大学院大学(カリフォルニア州認可校)学長。文学博士(哲学、生理心理学)。 著書『超感覚的なものとその世界』はユネスコ哲学部門優良図書に推薦。著書:『本山博著作集』(全13巻別巻2、宗教心理出版)ほか多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
樫尾/直樹
1963年生まれ。慶應義塾大学文学部准教授。東京大学大学院人文科学研究科宗教学・宗教史学専攻博士課程修了

本山/一博
1962年生まれ。玉光神社権宮司。東京工業大学理工学研究科後期博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


Product Details
Publisher ‏ : ‎ 国書刊行会 (September 11, 2013)
Publication date ‏ : ‎ September 11, 2013
Language ‏ : ‎ Japanese
Tankobon Hardcover ‏ : ‎ 404 pages
ISBN-10 ‏ : ‎ 4336057370
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4336057372Amazon Bestseller: #763,974 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)#3,887 in Philosophy (Japanese Books)
#6,852 in Introduction to PhilosophyCustomer Reviews:
3.2 out of 5 stars 5 ratings

稲盛 和夫



1932年、鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。また、 84年には第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年2月より日本航空会長に就任。京都商工会議所名誉会頭。ス ウェーデン王立科学技術アカデミー海外特別会員。ワシントン・カーネギー協会名誉理事。全米工学アカデミー海外会員。1984年には稲盛財団を設立し理事 長に就任(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『地球文明の危機(倫理編) 新たな倫理をどう構築するか』(ISBN-10:4492223096)が刊行された当時に掲載されていたものです)

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桃水

4.0 out of 5 stars カリフォルニアから稲盛和夫の胃ガンを透視した本山博Reviewed in Japan on January 22, 2020

京セラやJALでおなじみの稲盛和夫が胃ガンの疑いで日本で精密検査を受けているとき、本山博は遠く離れたカリフォルニアでほぼ同時期に稲盛和夫の体調の重大な変化を感知し、患部の正確な位置まで図示してファックスで知らせていた。無論、本山博は稲盛和夫がガンの疑いで精密検査を受けていることなど知らない。
このようなエピソードが稲盛和夫本人の口から語られていて、改めて本山博の地球を包み込むような広大な超感覚的知覚力の凄さを感じさせる。本書を読んで一番印象に残っているエピソードだ。
余談ではあるが、このような高次元かつ広範囲に及ぶ超感覚的知覚力は、何もヨガやクンダリニーの専売特許ではなく、例えば一心に念仏を唱えるという極めてシンプルな方法でも、それを極めれば開発されうる能力であるらしい。その実例が、笹本戒浄の『礼拝儀講話』という本にいくつも紹介されているので、興味のある方は是非読まれるとよろしいと思う。

本山博の名前はもっともっと多くの人に知られるべきだと思う。
本山博に興味をお持ちの方は、本書の他にも本山博本人の書いた本を片っ端から読んでいくのがいいと思う。
本書を読んで、学術的に本山博について論ずることに意味があるのではなく、一つでも二つでも本山博の教えを実践することに意味があることを再認識させられた。

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Teru Sun

5.0 out of 5 stars 本山博を考察Reviewed in Japan on February 8, 2014

本書は2012年6月に本山博を講演者として迎え、慶応義塾大学三田キャンパス北館で行われた〈地球時代のスピリチュアリティと宗教:本山博氏の仕事をめぐって〉と題したシンポジウムでなされた講演内容がすべてまとめられたものです。

シンポジウムでの内容は、小林正弥(第1章)、樫尾直樹(第3章)、影山教俊(第5章)、本山博(第8章)、小林・樫尾・影山の鼎談(第10章)となっていて。その他の章は本山氏と親交がある先生方の考察論文と稲盛和夫と村上和雄へのインタビューが掲載されています。

実際に講演会を拝聴しに行ったので改めて文章として読むと聴いた時とは、また違った面から理解を深める事ができた気がします。残念なのは、本山博氏が独特の言葉遣いで聴衆をドッと笑わせたりしたような様子やその場の雰囲気までは文章では表現できないところがあるところです。

本山博の学問や哲学について各々の先生方の考察や捉え方が網羅されているので、いまいち本山博氏を理解できずにいる場合の見取り図のような位置づけの内容として読むに値するものだと感じます。

本山博氏は講演で「魂は在る」という考えを淡々と述べていましたが、経絡や気の流れなどの微弱な電流をとらえる事で、その人それぞれの魂の質や状態が分かるとも語っています。PSI(サイ)と気の関係の研究で日本とフィリピンの霊能者(本山氏の母とトニー)の波形を比べた事例が本書に載せられているので興味がある方は一読の価値があります。

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kazu

5.0 out of 5 stars 本山先生の学問的評価集Reviewed in Japan on January 3, 2014

本山先生の著書の中では、珍しく各大学の先生が「魂」の形而上学的な論文を執筆されていますが、大学の文学部的論文となるとこのようになるのかと思い、感心しました。その中で本山先生の講演がいかに我々にとって分かりやすいものであったのかを再認識しております。また、稲盛先生のインタービューも稲盛先生の著書のダイジェスト版を読むような感じで大変感銘を受けています。惜しむらくは、最初の形而上学的論文はかなり難しい用語(定義が不明確)が並び一つ一つを理解するのは至難の業ですが、各先生が使う用語に解説があればよかったかも知れません。

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