2022/12/15

Amazon.co.jp: スピリチュアリティの社会学―現代世界の宗教性の探求 (SEKAISHISO SEMINAR) : 伊藤 雅之, 樫尾 直樹, 弓山 達也: Japanese Books

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スピリチュアリティの社会学―現代世界の宗教性の探求 (SEKAISHISO SEMINAR) Tankobon Hardcover – October 1, 2004
by 伊藤 雅之 (著), 樫尾 直樹 (著), 弓山 達也 (著)
2.3 out of 5 stars 2 ratings


序 スピリチュアリティ研究の最前線

第I部 グルーバル化するスピリチュアリティ  1 新しいスピリチュアリティ文化の生成と発展  2 匿名的で、かつ「親密」なかかわり  3 世界標準の断酒法  4 グローバル化文化とローカル性の<あいだ>

第II部 新しい<民族>が生み出すスピリチュアリティ  5 宗教的共同性が生成する場  6 シェアされるスピリチュアリティと意識変容  7 ことばが生きられ、信仰がかたちづくられるとき  8 スピリチュアリティ、ある<つながり>の感覚の創出

第III部 カルトとスピリチュアリティ・クライシス  9 スピリチュアリティの目覚めとその危機  10 教団発展の戦略と「カルト」問題  11 精神世界におけるカルト化  12 価値相対主義への応答


303 pages


現代スピリチュアリティ文化論――ヨーガ、マインドフルネスからポジティブ心理学まで

伊藤雅之
4.6 out of 5 stars 13
Tankobon Hardcover
¥2,750¥2,750
83pt (3%)¥2,686 shipping

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現代人のためのヨーガ・スートラ (GAIA BOOKS)

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樫尾 直樹
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文化と霊性

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Product description

著者からのコメント
<スピリチュアリティ>をキーワードに、現代世界の宗教意識や宗教体験、そしてこれからの新しい共同性のあり方を探究しています。
宗教研究の方法論的革新を目指し、新らたな宗教研究の地平を切り拓く試みをしています。
ニューエイジ、教団宗教、カルトと、組織性の緩やかなところからシビアなところへといった具合に、組織性の強度を基準として現代の宗教性を整理しながら、それぞれの位相で観察される<スピリチュアリティ>のあり方ーポジティブなものもネガティブなものもーを記述、分析、解釈した画期的な本です。
各執筆者すべてが自らのフィールドワークに基づいて書き起こしているところも本書の魅力のひとつです。
そうしたフィールドワークの現場のエピソードも「フィールドこばれ話」として収録されています。
その他コラムも充実。
内容(「BOOK」データベースより)
「スピリチュアリティ」を鍵概念に、宗教研究の方法的革新を企図し、現代の宗教意識と共同性を探る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊藤/雅之
1964年生まれ。ペンシルヴァニア大学社会学部大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、愛知学院大学文学部助教授

樫尾/直樹
1963年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、慶応義塾大学文学部助教授

弓山/達也
1963年生まれ。大正大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、大正大学人間学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Product Details
Publisher ‏ : ‎ 世界思想社 (October 1, 2004)
Publication date ‏ : ‎ October 1, 2004
Language ‏ : ‎ Japanese
Tankobon Hardcover ‏ : ‎ 303 pages
ISBN-10 ‏ : ‎ 4790710939
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4790710936Amazon Bestseller: #724,543 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)#851 in Theology (Japanese Books)
#3,493 in Introduction to ReligionCustomer Reviews:
2.3 out of 5 stars 2 ratings

伊藤雅之



伊藤雅之 愛知学院大学文学部宗教文化学科教授 

1964年、名古屋市生まれ。1998年、米国ペンシルバニア大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士(Ph.D.)。日本学術振興会特別研究員(所属研究機関:東京大学大学院人文社会系研究科宗教学研究室)を経て、2001年より現職。日本マインドフルネス普及協会理事、日本ポジティブサイコロジー医学会評議委員、日本宗教学会評議委員。

専門は宗教社会学、特に現代世界に広がるスピリチュアリティ文化(ヨーガやマインドフルネスなど)に関する研究をおこなう。また、ヨーガ哲学やマインドフルネスに関する講演・ワークショップを各地で開催している。

おもな著書に『現代社会とスピリチュアリティ』(渓水社、2003年)、『現代スピリチュアリティ文化論ーーヨーガ、マインドフルネスからポジティブ心理学まで』(明石書店、2021年9月)、編著に『スピリチュアリティの社会学』(樫尾直樹、弓山達也と共編、世界思想社、2004年)、訳書に『宗教社会学』(マクガイア著、明石書店、共訳、2008年)、『現代人のためのヨーガ・スートラ』(メーレ著、産調出版、監訳、2009年)などがある。


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amayama

3.0 out of 5 stars 好著、ただし宣言されるほど革新的ではないReviewed in Japan on May 18, 2005

ほめ言葉から――
「スピリチュアリティ」なる言葉には 強い違和感があった。
それがオカルトであること、が理由ではない。 むしろ 第一に
本質において完全に個人主義
 (人とのつながりが大事と言いつつ、結局は 自分探し)
 (私の幸せ、せいぜい身近な人の幸せ がすべて といった)
 (共同性を個人が利用するかのような、道具主義的な傾向)
 (そして この目的にとって それはたしかに有効なのだ)
これと完全に連動して、グローバルな体制批判がない
 (先進諸国の都市インテリ・エリートの神秘主義)
 (第三世界の都市スラム街や僻地農村 その「現実」への無関心)
 (正確には、優しいまなざしを装った不関与、愛を語るだけ語る不活動)
 (せいぜいエコロジーどまりの。ただし、ごくまれに例外あり)
だから、私自身は 一連のスピリチュアリティ文化とは 一線を画してきた。
これに加えて、第二に
スピリチュアリティ研究者とスピリチュアリティ文化人との区別がしづらいこと。
 (研究者も その世界にどっぷり という強い印象)
 (批判の観点がない、とは言わないが、弱い、かなり弱い)
 (研究者自らが「グル」になろうとしているかのような・・・)
本書は、この第二の違和感をかなり低減してくれた。
スピリチュアリティ研究も まんざら捨てたものではない、と。
 (この点、とくに弓山達也さんのオウム論が印象的だった)
スピリチュアリティ文化が宗教論にとって重要なのは分かっていたから、
これを契機に 他の本も読んでみよう と思うようになった。
難点は――
「宗教社会学」が「宗教研究」全体を代表するかのような語り口
 (端的に、勉強不足の執筆者がいる)
 (たとえば、その方、京大系宗教哲学を読んだことがあるか?)
執筆陣が意気ごむほど、革新的な「宗教研究」ではない
 (仮想敵である「かつての宗教研究」とは誰のどの作品のこと?)
 (この本自体、宗教社会学の小気味いい小著、という程度なのでは?)

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