2023/06/04

Amazon.co.jp: 〈死者/生者〉論 ―傾聴・鎮魂・翻訳― : 鈴木 岩弓, 磯前 順一, 佐藤 弘夫: Japanese Books

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〈死者/生者〉論 ―傾聴・鎮魂・翻訳― Tankobon Hardcover – Illustrated, March 7, 2018
by 鈴木 岩弓 (編集), 磯前 順一 (編集), 佐藤 弘夫 (編集)
3.0 3.0 out of 5 stars 1 rating


Paperback
¥3,520
Points Earned: 128pt

宗教学や民俗学の領域においてすらタブー視されてきた「死」は1980年代以降「脳死問題」を契機に社会の表層へ浮上した。葬儀や墓制のあり方にも変化が顕れる中、2011年に東日本大震災が発生。大規模な「死」に直面した被災地周辺では、さまざまな人生模様が繰り広げられる。本書は、そうした被災地の人々と直接・間接に触れ合った「場」を基点として〈死者/生者〉の関係を追究した共同研究(宗教学・思想史学・臨床医学・東洋医学)の成果である。
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384 pages

Product description

出版社からのコメント
死者たちのざわめきに耳を傾け、生者の言葉へと翻訳する。震災を契機に立ち現われた死生学の前線。
内容(「BOOK」データベースより)
東日本大震災の犠牲者への鎮魂を通じて、死者と生者が苦しみを共有するための方法を模索し、戦後の日本社会が排除してきた声に耳を傾け、魂の奥底にある言葉を翻訳する技術と理論を、医療・宗教・民俗・思想史の観点から解き明かす。

著者について
共編者略歴
鈴木 岩弓(スズキ・イワユミ)
1951年東京都生。東北大学総長特命教授・同大学名誉教授。国際日本文化研究センター客員教授。東北大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。宗教民俗学・死生学専攻。
主著:『いま、この日本の家族――絆のゆくえ』(共編・弘文堂)、『講座 東北の歴史』第六巻(共編・清文堂)、『変容する死の文化――現代東アジアの葬送と墓制』(共編・東京大学出版会)。
磯前 順一(イソマエ・ジュンイチ)
1961年茨城県生。国際日本文化センター教授。文学博士(東京大学)。宗教・歴史研究。
主著:『死者のざわめき――被災地信仰論』(河出書房新社)、『閾の思考――他者・外部性・故郷』(法政大学出版局)、『喪失とノスタルジア』(みすず書房)。
佐藤 弘夫(サトウ・ヒロオ)
1953年宮城県生。東北大学大学院文学研究科教授。国際日本文化研究センター共同研究員。文学博士(東北大学)。日本思想史研究。
主著:『死者の花嫁』(幻戯書房)、『ヒトガミ信仰の系譜』『死者のゆくえ』(岩田書院)、『鎌倉仏教』(ちくま学芸文庫)。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鈴木/岩弓
1951年東京都生まれ。東北大学総長特命教授・同大学名誉教授。国際日本文化研究センター客員教授。東北大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。宗教民俗学・死生学専攻

磯前/順一
1961年茨城県生まれ。国際日本文化研究センター教授。文学博士(東京大学)。宗教・歴史研究

佐藤/弘夫
1953年宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科教授。国際日本文化研究センター共同研究員。文学博士(東北大学)。日本思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Product Details
Publisher ‏ : ‎ ぺりかん社 (March 7, 2018)
Publication date ‏ : ‎ March 7, 2018
Language ‏ : ‎ Japanese
Tankobon Hardcover ‏ : ‎ 384 pages
ISBN-10 ‏ : ‎ 4831515043
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4831515049Amazon Bestseller: #583,182 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)#685 in Philosophy of Life & DeathCustomer Reviews:
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狭間

3.0 out of 5 stars 目次Reviewed in Japan on March 2, 2023

見えないものを語るために

第1部 沈黙の声を聴く―傾聴とは何か
死者のざわめき
声にならない声を聴く
生者のざわめきを聴く

第2部 支え合う死者と生者―鎮魂とは何か
死んだら終りですか?
2.5人称の死者
死者たちの団欒

第3部 生き残った者の生―翻訳とは何か
生き残るものの論理 声が届くこと
謎めいた死者のまなざし、そしてざわめく声
彼らが幸せでいられるなら―声・権利・責任
声を聴く者の倫理