2022/11/21

Little Forest (film) - Wikipedia

Little Forest (film) - Wikipedia

리틀 포레스트 (2018년 영화)

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Picto infobox cinema.png
리틀 포레스트
리틀포레스트2018 포스터.jpg
감독임순례
각본황성구
원작
이가라시 다이스케의 
출연
촬영이승훈
편집김선민
음악이준오
제작사영화사 수박
배급사메가박스(주)플러스엠
개봉일
  • 2018년 2월 28일
시간103분
국가대한민국
언어한국어

"리틀 포레스트"는 2018년에 개봉한 대한민국의 영화다. 일본 작가 이가라시 다이스케의 동명 만화를 원작으로 한다.[1] 리틀 포레스트는 대한민국에서 1,509,097명의 관객을 동원했다.[2]

줄거리[편집]

고단한 도시의 삶에 지쳐 고향으로 내려온 혜원이 사계절의 자연 속에서 오랜 친구인 재하와 은숙, 그리고 직접 만든 음식을 통해 과거의 기억과 상처를 치유해 나간다.

캐스팅[편집]

  • 김태리: 송혜원 역
  • 류준열: 이재하 역
  • 문소리: 엄마 역
  • 진기주: 주은숙 역
  • 전국향: 복순 고모 역
  • 장재희: 어린 혜원 역
  • 강혜은: 혜원 친구 역
  • 강민지: 혜원 친구 역
  • 김현지: 재하 전 여자친구 역
  • 홍성덕: 편의점 취객 역
  • 김예슬: 편의점 워킹걸 역
  • 박종휘: 편의점 직원 역
  • 오수엽: 편의점 알바생 역
  • 김기홍: 한국사 강사 역
  • 이성준: 창고관리인 역
  • 최성순: 나무의자 할머니 역
  • 조석탑: 닭할아버지 역
  • 이순자: 동네 할머니 1 / 잔소리 할머니 역
  • 하혜자: 동네 할머니 2 역
  • 이태영: 이사온 아이 역
  • 강민경: 이사온 아이 역
  • 남상백: 농협부장역
  • 전상진: 농협직원 역
  • 김철환: 농협직원 역
  • 김수현: 농협직원 역
  • 이은숙: 농협직원 역
  • 옥수분: 농협직원 역
  • 국지용: 훈이 친구 역
  • 오동현: 훈이 친구 역
  • 김호: 재하직장상사 역
  • 임진영: 푸드트럭 사장 역
  • 박종찬: 푸드트럭 커플 역
  • 박민지: 푸드트럭 커플 역
  • 박원상: 우체부 역 (특별출연)
  • 정준원: 훈이 역 (특별출연)
  • 김태준: 컵밥고시생 역

촬영[편집]

2017년 1월 메가박스는 "임순례 감독의 신작 '리틀 포레스트'가 경북 한 마을에서 첫 촬영을 시작했다"라고 밝혔을 뿐 구체적인 장소는 그동안 철저히 비밀에 부쳤다. 이후 2017년 5월 11일, 겨울 장면에 이어 봄 장면을 경북 의성군 사곡면 오상리 마늘밭 일원에서 여주인공 김태리와 스탭을 공개했다.[3][4]

수상 경력[편집]

같이 보기[편집]

각주[편집]

  1.  김은하 (2016년 9월 19일). “임순례 감독, 신작 '리틀 포레스트'에 김태리 캐스팅! 내년 1월 크랭크인”. 아주경제. 2017년 9월 18일에 확인함.
  2.  “리틀포레스트”. 《다음 영화》. 2021년 11월 2일에 확인함.
  3.  김진호 (2017년 5월 11일). “임순례 감독의 신작 '리틀 포레스트' 촬영지 공개”. 뉴시스. 2017년 9월 18일에 확인함.
  4.  김태진 (2017년 5월 10일). “영화 배경지 된 의성 마늘밭`산수유마을”. 매일신문. 2017년 9월 18일에 확인함.

외부 링크[편집]


Little Forest

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Little Forest
Little Forest by Daisuke Igarashi v1 cover.jpg
The cover of the first volume of Little Forest
リトル・フォレスト
(Ritoru Foresuto)
GenreSlice of life
Manga
Written byDaisuke Igarashi
Published byKodansha
MagazineMonthly Afternoon
DemographicSeinen
Original runDecember 2002 – July 2005
Volumes2
Live-action film
Directed byJunichi Mori
Written byJunichi Mori
ReleasedAugust 30, 2014 (Part 1)
February 14, 2015 (Part 2)

Little Forest (リトル・フォレストRitoru Foresuto) is a Japanese slice of life manga series written and illustrated by Daisuke Igarashi. It was adapted into a two-part Japanese live action film released on August 30, 2014, and on February 14, 2015.[1][2] Part 1 film "Little Forest: Summer/Autumn" was screened in the Culinary Zinema (Film and gastronomy) section at the 2014 San Sebastián International Film Festival,[3] part 2 film "Little Forest: Winter/Spring" was screened in the Kulinarisches Kino (Culinary Cinema) section at the 2015 Berlin International Film Festival.[4] It was also adapted into a Korean live action film which released on February 28, 2018,[5] and into a South Korean TV series which premiered on August 12, 2019.

Contents

Plot[edit]

The manga is set in the Tōhoku region. It is about a young girl who returned to Tōhoku, her hometown, after a series of heartbreaking encounters that had happened to her life in the big city. She returned to her and her mother's old house, farming the land and living in accordance with the changing four seasons. Later, she received a letter from her mother and decided to try to "make it" in the city again before settling down and living as a farmer permanently in Tōhoku.

Characters[edit]

Japanese film production[edit]

Principal photography for the film lasted one year. Ōshū, Iwate was one of the places shot on location. The band Flower Flower, led by singer-songwriter Yui, wrote four theme songs for the films, one for each season.[8]

Reception[edit]

The manga was one of the finalists at the 10th Tezuka Osamu Cultural Prize.[9]

References[edit]

  1. ^ "Igarashi Daisuke's Little Forest Manga Gets Live-Action Film"Anime News Network. January 18, 2014. Retrieved January 19, 2014.
  2. ^ "橋本愛、海女の次は山? 「あまちゃん」舞台・岩手県で新作映画...異例の4部作に"Cinema café (in Japanese). January 18, 2014. Retrieved January 18, 2020.
  3. ^ "All the films of the 62nd edition"San Sebastian Film Festival. Retrieved 2019-03-04.
  4. ^ "Little Forest"Programme. Berlin International Film Festival. Aug 25, 2015. Retrieved 2019-03-04.
  5. ^ "韓国版『リトル・フォレスト』日本版とココが違う!"Cinema Today (in Japanese). February 21, 2018. Retrieved January 18, 2020.
  6. ^ "Hashimoto Ai cast in 'Little Forest' movie alongside Amachan costar"tokyohive. 6Theory Media, LLC. January 18, 2014. Retrieved January 18, 2020.
  7. Jump up to:a b c d e "五十嵐大介「リトル・フォレスト」映画化、主演は橋本愛"Natalie.mu (in Japanese). January 18, 2014. Retrieved January 18, 2020.
  8. ^ "FLOWER FLOWER、五十嵐大介原作映画に主題歌4曲" [Flower Flower writes four theme songs for a film for Daisuke Igarashi's works.] (in Japanese). Natalie. June 4, 2014. Retrieved August 30, 2014.
  9. ^ "10th Osamu Tezuka Cultural Award Finalists Announced"Anime News Network. April 8, 2006. Retrieved January 19, 2014.

External links[edit]

リトル・フォレスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

リトル・フォレスト』(little forest)は、五十嵐大介による日本漫画作品、本作を原作とした映画が複数製作されている。2002年12月から2005年7月にかけて講談社の『月刊アフタヌーン』にて連載された。作者自身が岩手県衣川村(現:奥州市)で生活した際の実体験をもとに[1]、大自然に囲まれた小さな集落で暮らす一人の女性の姿が描かれている。

あらすじ[編集]

評価[編集]

南信長は、料理そのものから調理・食事シーンに至るまで、「あらゆる意味でシズル感満点」の描写がなされた漫画の例として本作を挙げ、作者自身の体験に基づいた「リアルな手触り」がそこにはあると評している[2]

書誌情報[編集]

日本映画[編集]

リトル・フォレスト
夏/秋 冬/春
little forest
監督森淳一
脚本森淳一
原作五十嵐大介
製作守屋圭一郎
石田聡子
河合勇人(企画)
製作総指揮高橋敏弘
出演者橋本愛
三浦貴大
松岡茉優
温水洋一
桐島かれん
音楽宮内優里
主題歌FLOWER FLOWER
夏編 - 「夏」
秋編 - 「秋」
冬編 - 「冬」
春編 - 「春」
撮影小野寺幸浩
編集瀧田隆一
制作会社ロボット
製作会社「リトル・フォレスト」製作委員会
配給松竹メディア事業部
公開夏・秋編 - 日本の旗 2014年8月30日
冬・春編 - 日本の旗 2015年2月14日
上映時間夏・秋編 - 111分(夏56分53秒、秋54分44秒[3]
冬・春編 - 120分(冬62分28秒、春58分04秒[4]
製作国日本の旗 日本
言語日本語
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監督森淳一、主演橋本愛により『夏』『秋』『冬』『春』の4部作として映画化された[5]。公開時には夏編と秋編、冬編と春編がそれぞれ併せて一度に上映された。先に上映される作品のエンドロールが流れた後、続けて次の季節の作品が上映される。

夏・秋編は2014年8月30日に全国30館で公開開始。冬・春編は2015年2月14日公開。

夏・秋編は第18回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門の審査委員会推薦作品に選出されている[6]

日本国外の映画祭では2014年9月19日より開催された第62回サン・セバスチャン国際映画祭のキュリナリーシネマ部門に夏・秋編が出品され、ディナー付上映が行われた[7][8]。2015年2月10日には第65回ベルリン国際映画祭キュリナリー・シネマ部門で夏編と冬編が公式上映された[9]

映画版あらすじ[編集]

[編集]

スーパーも大型店からも離れた東北の小さな集落・小森に住むいち子は、田畑を耕し自給自足に近い生活をしている。畑仕事の合間、いち子は夏の湿気対策のため点火した薪ストーブパンを焼き、自家製の米サワー[注 1]を友人のユウ太と分けあったりする。いち子は都会で男の人と暮らしたが馴染めず小森に戻ってきていて、この村だけでなく都会にもあったグミの木と彼との思い出を回想して実を採り酸っぱいジャムを煮る。いち子の作る料理は母の福子から教えられたもので、ウスターソースヌテラも自分で作ってしまう彼女のもとで育ったいち子は、それらが街で商品として売られていることを知らずに驚くことが多かったため、言葉よりも体が感じたことを信じ、何でも自分でやってみないと気がすまない気性の持ち主になった。ミズとろろが食欲をそそる季節には、いち子はユウ太と養魚場でアルバイトをし、キャンプ場のシゲユキからイワナ焼き魚味噌汁を御馳走になる。ユウ太もまた都会から戻ってきていたが、彼は都会の人々の、自分自身の言葉を持たず、食べるものも「他人に殺させておいて、殺し方に文句をつける」ような空虚さを嫌悪している。いち子は彼と比べて自分は都会から「逃げてきた」のだと思う。雨の多い小森ではいち子の好きなトマトが育ちにくく、まわりの農家ではビニールハウス栽培をしているが、いち子はハウスを建てると自分がこの土地に居ついてしまうようだという葛藤があり、効率の悪い露地栽培を続けている。

[編集]

秋が訪れると小森の人々は山の動物たちと競争しながら自然の恵みを味わう。いち子はアケビの実を食べたあと皮をサブジ風の炒め物にし、稲刈りの時期には去年の米と堅いクルミ炊き込みご飯をお弁当にし、キャンプ場で獲った季節最後のイワナを南蛮漬けにする。集落の人々の間では一時の渋皮煮が流行してそれぞれの味を競い、冬を前にサツマイモサトイモなどの保存に工夫を凝らす。いち子は合鴨農法のために飼われている合鴨を自ら絞め、解体し、料理をつくる。台所に立ちながら、いち子は5年前に突然家を出ていった母のことを思う。いち子は母の雑草をほったらかしにする農作業や料理はずぼらだと思っていたが、同じ青菜のソテーを作っても母のものほどおいしくならない。あるときいち子は、母が青菜の筋取りをし、丁寧に料理をしていたことに気付き、いい加減だったのは自分のほうだと思う。霜が降りるころのある日、母からの手紙が届く。

[編集]

いち子の母は時折訪れる外国人の客人のために赤と緑の2色の生地に分かれたクリスマスケーキを焼くことがあった。いち子は自分なりにアレンジして黒米の甘酒とカボチャで紫と黄色のケーキを焼き、キッコとユウ太を招いて「年忘れお茶会」をする。正月を迎える頃の一番の御馳走は、分校餅つき大会で食べる、つきたての砂糖醤油仕立ての納豆もちで、分校が閉校になった今は家庭のもちつき機でつきたてを楽しむ。小森の冬は深い雪に覆われ雪かきに追われる厳しいものだが、外気で凍らせた凍み大根や秋から保存する干し柿をおいしくするのも冬の寒さである。いち子は街にいた頃、節約のために部屋でラディッシュを育てた。バイト先の男の子のために味噌焼きおにぎりと母直伝の卵焼き、ラディッシュの即席漬けで弁当を作るが、彼が他の女の子からもらった手編みのマフラーをバカにしているのを聞いて渡せないまま終わった思い出がある。ストレスを感じたときは甘い餡子入りおやき饅頭アズキのマフィンを作って食べ解消するが、タイミングが大切なアズキ栽培や餡子作りに、いち子は昔小森を出るのが早すぎたのだと思う。ある日いち子はキッコに他人と向きあって来なかったことを指摘され気まずさを抱えたまま、ふと思いついて小麦ふすま入りのはっとを作り[注 2]、寝かせながら雪かきに出かける。家に帰るとキッコは仲直りに手作りのカレーを持ってきて、いち子ははっとの生地をチャパティ風に焼き、二人で一緒に食べる。冬に食べるための塩漬けのワラビが足りなくなり、いち子は自分は働き者の小森の人々と違って「かばねやみ」(怠け者)なのだと思う。ユウ太にも、大事なことから目を逸らしていると指摘されてしまう。冬の空はいち子の心のように、青空と黒い雲の二つに割れている。

[編集]

小森の春はの満開とともに山菜の旬と田植えの季節が一度にやってくる。いち子も山へ入り、タランボなどを摘んで天ぷらにする。しかし春になっても大雪に見舞われることがある。母が失踪したときも大雪だったのに、いち子は雪かきを手伝わず、ばっけを摘んでおいてくれるよう頼んで出かけた。母はばっけ味噌を残して家を出た。いち子は一人になってからの労働の大変さに母の苦労を想い、自分は母にとって本当に家族といえたのだろうかと考える。春は雑草として耕作の邪魔になるつくしを山ほど採って佃煮にするが、下ごしらえの苦労にひきかえできあがる量は僅かである。それでも自然の恵みといってロマンを語るユウ太に対し、いち子は自分はこういう男性に弱いと思う。薪割りの手伝いにきたキッコに、いち子はノビルと結球しなかった白菜の蕾菜、塩マスパスタを作ってふるまい、その後キッコが薪割りをしながら語る職場の愚痴を聞く。キッコは山から下りた祖父に悪口を叱られ気が抜けるが、ストレスは解消する。いち子は、シンプルな味付けやかき揚げがおいしい春キャベツでケーキ作りを思いつく。世界初の発想と思い込み有頂天になったいち子だが、味見したユウ太の感想は「お好み焼き」だった。失踪前、母はジャガイモを混ぜたパンが得意だったがいち子には20歳になるまで作り方を教えないと言った。秋に届いた手紙には失踪の言い訳と近況が書かれていたが、パンのレシピはなく、人生は同じところを廻るようで円ではなく螺旋状なのだというようなことが綴られていた。いち子は秋に収穫するジャガイモを今年は植えないと決意し、小森を離れる。その後いち子が残したタマネギの畑を守るキッコとユウ太は、街でも自分の居場所を見つけて戻ってくるくらいでないと小森に失礼だからといって去った彼女のことを、すぐに戻って来るだろうと語り合う。

5年後、いち子は結婚相手とともに小森に帰ってきて、キッコはユウ太との間に子どもをもうけている。旧分校のステージで、いち子が人々の前で神楽舞を披露し、それに全編からの場面を重ねて物語は終わり、エンドロールは小森の人々の日常生活を映して終了する。

キャスト[編集]

夏/秋[編集]

キャスト出典[3]

冬/春[編集]

  • いち子 - 橋本愛
  • いち子(小学生) - 篠川桃音
  • 福子 - 桐島かれん
  • ユウ太 - 三浦貴大
  • キッコ - 松岡茉優
  • キッコ(小学生) - 照井麻友(冬編のみ)
  • みのお(キッコの祖父) - 岩手太郎(春編のみ)
  • キッコの祖母 - 北上奈緒
  • シゲユキ - 温水洋一
  • ウィリアム - イアン・ムーア(冬編のみ)
  • 近所の主婦1 - 佐藤さち子
  • 近所の主婦2 - 千葉登喜代
  • 郵便屋 - 小島康志(冬編のみ)
  • スーパーのアルバイト男性 - 栗原吾郎(冬編のみ)
  • アルバイトA - 坂場元(冬編のみ)
  • アルバイトB - 渡辺佑太朗(冬編のみ)

キャスト出典[4]

製作[編集]

原作を読んだROBOTの守屋圭一郎が森淳一に監督と脚本を依頼。いち子役には、何かと必死に戦っているとの感じがしたとの理由により、当初より橋本愛を考えていた[3]。いち子の友人のキッコ役は、橋本とは公私で仲が良く、『桐島、部活やめるってよ』、『あまちゃん』に続く3度目の共演となる松岡茉優[10]。主題歌は、守屋がプロデューサーを務めていた2006年の映画『タイヨウのうた』で、主演と主題歌を務めていたシンガーソングライターのyuiに依頼。yuiは自らが参加するバンドFLOWER FLOWERとしてそれぞれの季節のイメージに合わせた「春」「夏」「秋」「冬」の4曲を書き下ろした[11]

撮影場所は主に原作と同じ岩手県奥州市衣川区大森で、いち子の家の場面はモデルとなった家に住人が居るため同市前沢区にあった納屋を改造して使用した。2013年7月の夏編を皮切りに約1年をかけて撮影。作物の実る時期の調整のため、スタッフが奥州市で部屋を借りて1年間情報を伝え続けた。また、岩手出身の小野寺幸浩が実家に泊まり里山風景の撮影を行った[3]。映画の見どころとなる料理の指導は野村友里率いるeatripチーム[12]。実際の農業シーン、調理シーンは橋本が自ら行っている[13]。春編の神楽のシーンも、事前に橋本が東京から岩手に通い、約1か月をかけて神楽保存会より指導を受けた上で、吹き替えなしで踊っている[4]

スタッフ[編集]

  • 監督・脚本 - 森淳一
  • 原作 - 五十嵐大介
  • 音楽 - 宮内優里
  • フードディレクション - eatrip 野村友里、山本有紀子
  • 主題歌 - FLOWER FLOWER「夏」「秋」「冬」「春」(gr8!records)
  • 制作 - 大角正、加太孝明、中村理一郎、宮本直人、鈴木伸育、松田陽三、板東浩二、宮田三清
  • エグゼクティブプロデューサー - 高橋敏弘
  • プロデューサー - 守屋圭一郎、石田聡子
  • 企画 - 河合勇人
  • 撮影 - 小野寺幸浩
  • 照明 - たかだつぐひら
  • 美術 - 禪洲幸久
  • 録音 - 田中博信
  • 装飾 - うてなまさたか、高木理己
  • 小道具 - 阿部仁美
  • スタイリスト - 宮本茉莉
  • ヘアメイク - 小林真之
  • キャスティング - 緒方慶子
  • 編集 - 瀧田隆一
  • VFXスーパーバイザー - 樋口良
  • 助監督 - 水野貴之
  • 制作担当 - 金子賢太郎
  • ラインプロデューサー - 山下秀治
  • 配給 - 松竹メディア事業部
  • 企画・制作プロダクション - ロボット
  • 製作 - 「リトル・フォレスト」製作委員会(松竹、ロボット、電通GYAO講談社読売新聞社アクティブ・シネ・クラブ

関連商品[編集]

ホームメディア
  • 夏/秋 - 2015年1月28日発売。Blu-ray版およびDVD版の2種類。
  • 冬/春 - 2015年7月29日発売。Blu-ray版およびDVD版の2種類。
映像配信
4部作全編を約138分にまとめた特別編集版『リトル・フォレスト 四季』がGYAO!にて限定配信された[14]
音楽商品
FLOWER FLOWER』(しき)
主題歌4曲ほかを収録したミニアルバム。2015年2月18日発売。2月11日より先行配信された。
  • 初回生産限定盤(DVD付き)SRCL-8738〜9
    • DVDには映画映像を使用した主題歌4曲のミュージック・ビデオを収録。
  • 通常盤 SRCL-8470
    • 楽曲のみ主題歌ほか計5曲を収録。

韓国映画[編集]

リトル・フォレスト 春夏秋冬
리틀 포레스트
監督イム・スルレ
脚本ファン・ソング
原作五十嵐大介
出演者キム・テリ
リュ・ジュンヨル
チン・ギジュ
音楽イ・ジュンオ
撮影イム・スンフン
編集キム・ソンミン
制作会社映画社スバク
配給大韓民国の旗 メガボックス
日本の旗 クロックワークス
公開大韓民国の旗 2018年2月28日
日本の旗 2019年5月17日
上映時間103分
製作国大韓民国の旗 韓国
言語朝鮮語
テンプレートを表示

(リトル・フォレスト しゅんかしゅうとう、리틀 포레스트)は、2018年公開の韓国映画[15][16]日本での公開は2019年[17]

あらすじ(韓国映画)[編集]

キャスト(韓国映画)[編集]

スタッフ(韓国映画)[編集]

  • 監督 - イム・スルレ
  • 原作 - 五十嵐大介
  • 脚本 - ファン・ソング
  • 撮影 - イム・スンフン
  • 音楽 - イ・ジュンオ
  • 編集 - キム・ソンミン

受賞歴(韓国映画)[編集]

  • 第38回韓国映画評論家協会賞 - ヨンピョン11選
  • 第5回韓国映画制作家協会賞 - 監督賞(イム・スルレ[18]
  • 第18回ディレクターズ・カット・アワード - 今年の特別言及[19]
  • 第18回ディレクターズ・カット・アワード - 今年の女性演技者賞(キム・テリ[19]
  • 第2回申フィルム芸術映画祭 - チェ・ウンヒ俳優賞(キム・テリ)[20]
  • 第18回大韓民国青少年映画祭 - 女性俳優部門 人気映画人賞(キム・テリ)[21]
  • 第13回大韓民国大学映画祭 - 演技賞(キム・テリ)[22]
  • 第24回春史大賞映画祭 - 女性新人賞(チン・ギジュ[23]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ カクテルではなく甘酒を発酵させて絞ったソフトドリンクである。
  2. ^ 劇場パンフレットではひっつみとされている。

出典[編集]

  1. ^ 島田一志. “vol.05 自然と人のつながりを描く 五十嵐大介”. 草冠通信. 草冠. 2015年2月13日閲覧。
  2. ^ 南 (2013, pp. 42–44)
  3. a b c d little forest 夏・秋編パンフレット(松竹株式会社事業部)
  4. a b c little forest 冬・春編パンフレット(松竹株式会社事業部)
  5. ^ 五十嵐大介「リトル・フォレスト」映画化、主演は橋本愛コミックナタリー2014年1月18日
  6. ^ 映画『リトル・フォレスト 夏編・秋編』平成26年度(第18回)文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品に選出CINEMA TOPICS ONLINE2014年11月28日
  7. ^ Culinary Zinemaサン・セバスチャン国際映画祭サイト
  8. ^ 「リトル・フォレスト」サン・セバスチャン映画祭でディナー付きプレミア上映映画.com2014年10月1日
  9. ^ 橋本愛、華やかなアンティークの着物姿でベルリン映画祭に初参加映画.com2015年2月12日
  10. ^ 松岡茉優が明かす盟友・橋本愛への思い 貪欲な姿勢がもたらす規格外の可能性映画.com、2014年8月29日
  11. ^ 映画「リトル・フォレスト」主題歌:yui率いるFLOWER FLOWER新曲4曲書きおろし
  12. ^ 橋本愛「リトル・フォレスト」主演で農業に挑戦!「あまちゃん」ロケ地・岩手で松岡茉優とタッグ映画.com2014年1月14日
  13. ^ 農業少女・橋本愛、カモをさばく!主演映画『リトル・フォレスト』映像が初公開シネマトゥディ2014年3月6日
  14. ^ リトル・フォレスト 四季、GYAO!、2015年9月19日閲覧。
  15. ^ 五十嵐大介「リトル・フォレスト」が韓国で映画化、2019年初夏に公開”. コミックナタリー (2018年9月20日). 2019年1月11日閲覧。
  16. ^ 韓国版『リトル・フォレスト』日本版とココが違う!”. シネマトゥデイ (2018年2月21日). 2019年1月11日閲覧。
  17. ^ キム・テリが田舎で生き生きと暮らす、韓国版「リトル・フォレスト」予告”. 映画ナタリー (2019年2月8日). 2019年2月8日閲覧。
  18. ^ “チュ・ジフン&ハン・ジミン「第5回韓国映画制作家協会賞」で主演賞を受賞…“今この瞬間、映画を撮っているよう””Kstyle (LINE). (2018年12月19日) 2018年12月19日閲覧。
  19. a b “EXO ディオからキム・テリまで…監督たちが選ぶ“今年の俳優”に!「第18回ディレクターズ・カット・アワード」受賞者に選定”Kstyle (LINE). (2018年12月12日) 2018年12月12日閲覧。
  20. ^ “배우 김태리, 신필름예술영화제 최은희배우상 받는다”여성신문. (2018年8月30日) 2018年8月30日閲覧。
  21. ^ “차태현, 김태리 청소년이 뽑은 인기스타”금강일보. (2018年11月1日) 2018年11月1日閲覧。
  22. ^ “"영화·영상 전공 대학생들의 축제"···제13회 대한민국 대학영화제 열렸다”insight. (2018年11月24日) 2018年11月24日閲覧。
  23. ^ “チョ・ヨジョン&チュ・ジフン「第24回春史映画祭」で男女主演賞を受賞…「パラサイト 半地下の家族」は4冠王を達成”Kstyle (LINE). (2019年7月19日) 2019年7月19日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]



Little Forest (film)

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Little Forest
Little Forest (리틀 포레스트).jpg
Theatrical release poster
Hangul리틀 포레스트
Revised RomanizationLiteul Poleseuteu
Directed byYim Soon-rye
Screenplay byHwang Seong-gu
Based onLittle Forest
by Daisuke Igarashi
Produced byJenna Ku
StarringKim Tae-ri
Ryu Jun-yeol
Moon So-ri
Jin Ki-joo
CinematographyLee Seung-hoon
Edited byKim Seon-min
Music byLee Jun-oh
Production
company
Watermelon Pictures
Distributed byMegabox Plus M
Release date
  • February 28, 2018
Running time
103 minutes
CountrySouth Korea
LanguageKorean
BudgetUS$1.4 million[1]
Box officeUS$11.1 million[2]

Little Forest is a 2018 South Korean drama film directed by Yim Soon-rye and based on a manga series of the same name by Daisuke Igarashi which was first published in 2002.[3][4]

After failing to pass the national qualification exam to become a teacher, Hye-won (Kim Tae-ri) abandons her part-time job in Seoul to return to the small village where she was raised.

Synopsis[edit]

The story of a young woman who returns to her childhood home, in a traditional Korean village, after leaving for the big city in pursuit of what turned out to be an elusive dream. When she returns home, her mother isn't there - but her mother's "Little Forest", the many ways in which a single mother successfully made a home for her much loved child, unfurl with a long succession of lovingly sketched details involving mostly food preparation.

The unfurling moments are lightly but lovingly shared with two childhood friends, one of whom also abandoned their elusive dream of success in the big city (Seoul) and the other who is still pursuing the small town equivalent of that elusive dream—without ever leaving home.

Cast[edit]

Production[edit]

Principal photography began on January 21, 2017. It took place in a small village in South Gyeongsang Province. Filming wrapped up on October 26, 2017.[8]

The film was produced with a cost of US$1.4 million.[9]

Reception[edit]

Box office[edit]

The film came in second place at the Korean box office on the opening day by attracting 131,337 audiences.[10] During the first weekend since the film was released at 832 screens, Little Forest drew 372,394 moviegoers accounting for 22.3 percent of the weekend's ticket sales.[11] This accumulated to a total of 686,000 ticket sales at the end of first five days.[12]

By March 10, 2018, within 11 days since its premiere the film was watched by more than 1 million moviegoers, with US$7.5 million in takings.[13]

During the second weekend the film was viewed by 262,953 audiences and fell to third place at the Korean box office.[14][15]

Little Forest remained in the third place at the Korean box office after three weekends, attracting 127,456 moviegoers during the weekend and increasing the total ticket sales to 1.35 million at the end of three weeks.[16][17]

Throughout the fourth weekend, the film attracted 60,162 moviegoers and dropped to fourth place at the weekend box office.[18][19]

Critical response[edit]

The Korea Herald reviewed Little Forest as "a small film with no villain, no real tension, and no real conflict", stating that the director tries to "shows us that maybe letting go can give us exactly what we’ve wanted."[20]

Awards and nominations[edit]

AwardsCategoryRecipientResultRef.
54th Baeksang Arts AwardsBest ActressKim Tae-riNominated[21]
Best New ActressJin Ki-jooNominated
27th Buil Film AwardsBest ActressKim Tae-riNominated[22][23]
Best New ActressJin Ki-jooNominated
55th Grand Bell AwardsNominated[24]
2nd The Seoul AwardsNominated[25]
38th Korean Association of Film Critics AwardsTop 11 FilmsLittle ForestWon[26]
39th Blue Dragon Film AwardsBest FilmNominated[27]
Best DirectorYim Soon-ryeNominated
Best ActressKim Tae-riNominated
Best EditingKim Sun-minNominated
Best Art DirectionYoon Na-raNominated
5th Korean Film Producers Association AwardsBest DirectorYim Soon-ryeWon[28]
18th Director's Cut AwardsBest ActressKim Tae-riWon[29]
24th Chunsa Film Art AwardsBest DirectorYim Soon-ryeNominated
Best ActressKim Tae-riNominated
Best New ActressJin Ki-jooWon

References[edit]

  1. ^ "Cast Of "Little Forest" Celebrates Reaching Over 1 Million Moviegoers"Soompi.
  2. ^ "Little Forest (2018)"Korean Film Biz Zone.
  3. ^ "'The Handmaiden' starlet to act in 'Little Forest'"Kpop Herald.
  4. ^ "MOON So-ri Joins KIM Tae-ri in LITTLE FOREST"Korean Film Biz Zone.
  5. ^ "도시에 지쳐 시골로 간 김태리... 나는 절대 갈 수 없다"오마이스타. 2019-06-13. Retrieved 2019-06-23.
  6. ^ "영화 "김태리·류준열 주연, 청춘들의 사계절 이야기!" - 한국강사신문"www.lecturernews.com (in Korean). Retrieved 2019-06-23.
  7. ^ "문소리 "딸, 남편 영화보다 '리틀 포레스트' 제일 좋아해" [인터뷰 종합]"www.xportsnews.com (in Korean). 2019-05-07. Retrieved 2019-06-23.
  8. ^ "'Little Forest' starring Kim Tae-ri wraps up shooting"Kpop Herald.
  9. ^ "'리틀 포레스트' 100만 돌파, 류준열X김태리X진기주 '떡케이크 인증샷'"SE Daily (in Korean).
  10. ^ Kim Bo-ra. "[美친box] '궁합'·'리틀', 韓영화 나란히 1·2위..'블랙팬서' 3위"OSEN (in Korean).
  11. ^ Shim Sun-ah (March 5, 2018). "Two Korean films dominate box office"Yonhap News Agency.
  12. ^ Jin Min-ji (March 5, 2018). "After weeks of action, audiences flock to comedy"Korea JoongAng Daily.
  13. ^ "'리틀 포레스트' 개봉 11일 만에 100만 돌파… 장기 흥행 돌입"JoongAng Ilbo. Retrieved March 10, 2018.
  14. ^ Shim Sun-ah (March 12, 2018). "Domestic thriller beats 'Tomb Raider' reboot at S. Korean box office"Yonhap News Agency.
  15. ^ Jin Min-ji (March 13, 2018). "Thriller 'The Vanished' beats 'Tomb Raider' reboot"Korea JoongAng Daily.
  16. ^ Shim Sun-ah (March 19, 2018). "Domestic romantic drama leads box office in first weekend"Yonhap News Agency. Retrieved 2018-03-20.
  17. ^ Jin Min-ji (March 20, 2018). "Domestic romantic drama leads box office in first weekend"Korea Joongang Daily. Retrieved 2018-03-20.
  18. ^ Shim Sun-ah (March 26, 2018). "'Pacific Rim Uprising' is new No. 1 at box office"Yonhap News Agency. Retrieved 2018-03-27.
  19. ^ Jin Min-ji (March 27, 2018). "'Pacific Rim Uprising' quietly lands atop box office"Korea Joongang Daily. Retrieved 2018-03-27.
  20. ^ Yoon Min-sik (February 21, 2018). "[Herald Review] Sanctuary in the 'Little Forest'"The Korea Herald.
  21. ^ "제54회 백상예술대상, TV·영화 각 부문별 수상 후보자 공개"JTBC (in Korean). April 6, 2018.
  22. ^ "[23회 부산국제영화제] 부일영화상"Busan Daily (in Korean). 20 September 2018.
  23. ^ "5관왕 '공작', '허스토리'와 함께 부산 품었다(종합) [27회 부일영화상]"MK Sports (in Korean). 5 October 2018.
  24. ^ "제55회 대종상, 각 부문 후보 공개…'공작' 12개 최다부문 노미네이트"Sports Seoul (in Korean). September 21, 2018.
  25. ^ "'제2회 더 서울어워즈' 10월27일 개최, 드라마-영화 각 부문별 후보공개"iMBC (in Korean). September 28, 2018.
  26. ^ "[공식]이성민·한지민 '영평상' 남녀주연상…'1987' 작품상"Sports Chosun (in Korean). October 22, 2018.
  27. ^ "청룡영화상 후보 발표, '1987' 최다·'공작'도 9개부문 후보"Newsen (in Korean). November 1, 2018.
  28. ^ "주지훈·한지민, 한국영화제작가협회상 남녀주연상 영광"Newsen (in Korean). 11 December 2018.
  29. ^ "EXO's D.O., Kim Tae Ri, and more win awards at the '18th Director's Cut Awards!"Allkpop. 14 December 2018.

External links[edit]