2023/05/03

Taechang Kim |帯津 良一 obitsu ryoichi

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obitsu ryoichi
直接会って対話を交わして見て気持ちの良い人.
日本一のホリステイック医学の大家. 1936年生まれだから自分より2歳年下. 
数多い著書の中でも本書の魅力は同世代的感覚に共鳴するところが多いからである. 特に、次の三つの文言は自分自身の想いと殆ど一致する. また
"あれはだめ、これはだと窮屈に生きるより、
やりたいことをやるのが、すてきな年の重ね方." ( p. 162 )
その直後に続く一言.
"あれこれとらわれず、もっと自由に". ( p. 163)
そして
"理想を持って、死ぬまで進み続けて、志半ばで倒れるのが、かっこいい." (p.167)
90代老年期の粋な生き方の真髄である.







Cool Way, Disease and Anxiety Birdies. "/Brainstorming" Every Day Great Tankobon Softcover – October 30, 2014
by 帯津 良一 (著)
4.2 out of 5 stars 13 ratings

その健康法は、ほんとうに健康になるのか?
病気になったら、どんな気持ちで向き合えばいいの?
人生の不安や心配事にどう対処したらいいの?
「老い」は避けるべきもの?
「死」が怖い気持ちは抑えられるの?

「常識のワク」にとらわれず、ありのままの自分で生きるのために必要なことは、「あきらめない」こと、そして「こだわらない」こと。
挫折していい。不安定でいい。怖くていい。それでも、人は凛として生きていける。
50年以上、がん治療の最前線で「いのち」と向き合ってきた名医が伝授する、生きるのがすーっと楽になる人生の極意!

■■第一章 挫折を知る人ほど、大輪の花を咲かせる
挫折は宝物。人の痛みがわかるすてきな人になれる。
エリート意識を捨てると、人と人の距離が近くなる。
不器用な人ほど、こころやいのちに敬虔な人になれる。 ほか

■■第二章 あきらめない、こだわらない
あきらめない気持ちがあるかぎり、奇跡は起こる。
「絶対に効く」治療法もなければ、「絶対に効かない」治療法もない。
気分が落ち込むと、治る病気も治らなくなる。視点を変えて、こころを切り替える。
「いつでも死ねる」覚悟が、生きる力を強くする。 ほか

■■第三章 日々、ときめいて生きる
どんなに嫌なことがあっても、一日の終わりにはすっぱりと忘れて、新しい自分と交代する。
今日が最後の一日。そうやって生きると、一瞬一瞬が輝いてくる。
まだ起こってないことを心配するのはエネルギーの無駄。
弱みをさらけ出すと、自分やまわりの状況が変わってくる。 ほか

■■第四章 上手に恋する「粋な人」
ときめきを感じるのは、仕事を終えて一息をつくとき。五分でも、ゆっくりと味わう。
最高の食事療法は、ときめきをもって食べること。
家族とは、ときどき会うほうが、「遠きが花の香り」でうれしいもの。
すべての困難は、自分の人生をドラマチックにするために起こる。 ほか

■■第五章 凛として老いる
あれはだめ、これはだめと窮屈に生きるより、やりたいことをやるのが、すてきな年の重ね方。
理想を持って、死ぬまで進み続けて、志半ばで倒れるのが、かっこいい。
ときには流れに身をゆだねることで、人生がうまくいくこともある。
悩んだときは、思いきって直観に頼る。 ほか