2023/09/15

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鎌田東二

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鎌田 東二(かまた とうじ、1951年3月20日 - )は、日本哲学者宗教学者学位は、博士(文学)筑波大学論文博士・2001年)。京都大学名誉教授。放送大学客員教授、日本臨床宗教師会副会長。

神職の資格を持ち、神道ソングライターとして作曲活動も行っている。水神 祥(みなかみ あきら)の筆名で小説も書く。

略歴[編集]

職歴[編集]

このほか、早稲田大学國學院大學・ 上智大学非常勤講師東京自由大学運営委員長、猿田彦大神フォーラム世話人代表、有限会社ムーンサルトプロジェクト取締役等も務める。

所属学会[編集]

受賞歴[編集]

  • 1983年 神道宗教学会研究奨励賞
  • 1985年 あらまき賞新人賞受賞
  • 1990年 日本保育学会研究奨励賞(共同研究)

著作[編集]

単著[編集]

  • 『水神伝説』(水神祥名義、泰流社) 1984
  • 『神界のフィールドワーク 霊学と民俗学の生成』(創林社) 1985、のち青弓社 1987、のちちくま学芸文庫 1999
  • 「翁童論」四部作(新曜社
    1. 『翁童論 子どもと老人の精神誌』 1988
    2. 『老いと死のフォークロア 翁童論2』 1990
    3. 『エッジの思想 イニシエーションなき時代を生きぬくために 翁童論3』 2000
    4. 『翁童のコスモロジー 翁童論4』 2000
  • 『記号と言霊』(青弓社) 1990
  • 『場所の記憶 日本という身体』(岩波書店) 1990
  • 『聖トポロジー 地霊の変容 意識と場所1』(河出書房新社) 1990
  • 『異界のフォノロジー 純粋国学理性批判序説 意識と場所2』(河出書房新社) 1990
  • 『人体科学事始め 気を科学する』(読売新聞社) 1993
  • 『身体の宇宙誌』(講談社学術文庫) 1994
  • 『宗教と霊性』(角川選書) 1995
  • 『聖地への旅 精神地理学事始』(青弓社) 1999
  • 『神と仏の精神史 神神習合論序説』(春秋社) 2000
  • ウズメサルタヒコの神話学』(大和書房) 2000
  • 神道とは何か 自然の霊性を感じて生きる』(PHP新書) 2000
  • 『元始音霊 縄文の響き』(春秋社) 2001:CDブック
  • 宮沢賢治銀河鉄道の夜」精読』(岩波現代文庫) 2001
  • 平山省斎と明治の神道』(春秋社) 2002
  • 平田篤胤の神界フィールドワーク』(作品社) 2002
  • 『神道のスピリチュアリティ』(作品社) 2003
  • 『呪殺・魔境論』(集英社) 2004
    • 改訂版『「呪い」を解く』(文春文庫) 2013
  • 『神様たちと暮らす本』(PHP研究所) 2005
  • 『霊性の文学誌』(作品社) 2005
    • 増補版『霊性の文学 言霊の力』(角川ソフィア文庫) 2010、のち改題『霊性の文学 霊的人間』(角川ソフィア文庫) 2010
  • 『霊的人間 魂のアルケオロジー』(作品社) 2006
  • 『聖地感覚』(角川学芸出版) 2008、のち角川ソフィア文庫 2013
  • 『神様に出会える 聖地めぐりガイド ものがたり「古事記」併録』(朝日新聞出版) 2009
  • 『神と仏の出逢う国』(角川選書) 2009
  • 『超訳 古事記』(ミシマ社) 2009
  • 『現代神道論 霊性と生態智の探究』(春秋社) 2011
  • 『古事記ワンダーランド』(角川選書) 2012 
  • 『歌と宗教 歌うこと。そして祈ること』(ポプラ新書) 2014
  • 『世直しの思想』(春秋社) 2016
  • 世阿弥 身心変容技法の思想』(青土社) 2016
  • 『日本人は死んだらどこへ行くのか』(PHP新書) 2017
  • 『言霊の思想』(青土社) 2017
  • 『常世の時軸』(思潮社) 2018
  • 『夢通分娩 詩集』(土曜美術社出版販売) 2019
  • 『狂天慟地 詩集』(土曜美術社出版販売) 2019
  • 南方熊楠と宮沢賢治 日本的スピリチュアリティの系譜』(平凡社新書) 2020

主な共編著[編集]

  • 『魂のネットワーキング 日本精神史の深域』(松澤正博対談、泰流社) 1986
  • 『オカルト・ジャパン』(山折哲雄対談、平凡社) 1987
  • 神秘学カタログ』(荒俣宏共編、河出書房新社、『文藝』別冊) 1987
  • 『他者の言葉・折口信夫』(村井紀、五月社) 1990
  • 『憑霊の人間学 根源的な宗教体験としてのシャーマニズム』(佐々木宏幹、青弓社) 1991
  • 『言霊の天地』(中上健次主婦の友社) 1993
  • 『翁童信仰』(雄山閣出版) 1993
  • 『天河曼陀羅 超宗教への水路』(津村喬共編、春秋社) 1994
  • 『謎のサルタヒコ』(創元社) 1997
  • 『旅のトポロジー』(夏石番矢復本一郎共編、雄山閣出版) 1998
  • 『隠された神サルタヒコ』(大和書房) 1999
  • 『霊性のネットワーク』(喜納昌吉共著、青弓社、寺子屋ブックス) 1999
  • 『神道用語の基礎知識』(角川選書) 1999
  • 美輪明宏という生き方』(嶽本野ばら松本郁子有為エンジェル三橋順子共著、青弓社) 2000
  • ケルトと日本』(鶴岡真弓共編、角川選書) 2000
  • 『サルタヒコの旅』(創元社) 2001
  • 『霊性の時代 これからの精神のかたち』(加藤清[要曖昧さ回避]、春秋社) 2001
  • 『心の中の「星」を探す旅 わたしって本当は何だろう』(鏡リュウジ共著、PHP研究所) 2002
  • 『日本の精神性と宗教』(河合隼雄橋本武人山折哲雄共著、創元社) 2006
  • 『霊の発見』(五木寛之共著、平凡社) 2006、のち角川文庫 2010、のち学研M文庫 2013、のち徳間文庫カレッジ 2016
  • 『思想の身体 霊の巻』(春秋社) 2007
  • 『神楽感覚 環太平洋モンゴロイドユニットの音楽世界』(細野晴臣共著、作品社) 2008
  • 『京都「癒しの道」案内』(河合俊雄共著、朝日新書) 2008
  • 『モノ学の冒険』(創元社) 2009
  • 『火・水(KAMI) - 新しい死生学への挑戦』(近藤高弘共著、晃洋書房) 2010
  • 『満月交感 ムーンサルトレター』上・下(一条真也共著、水曜社) 2011、のち再刊 2015
  • 『日本の聖地文化 寒川神社相模国の古社』(創元社) 2012
  • 『原子力と宗教 日本人への問い』(玄侑宗久共著、角川学芸出版(新書判)) 2012
  • 『究極 日本の聖地』(角川書店) 2014
  • 「講座スピリチュアル学」全7巻(企画・編、ビイングネットプレス、地球人選書) 2014 - 2016
    1. 『スピリチュアルケア』
    2. 『スピリチュアリティと医療・健康』
    3. 『スピリチュアリティと平和』
    4. 『スピリチュアリティと環境』
    5. 『スピリチュアリティと教育』
    6. 『スピリチュアリティと芸術・芸能』
    7. 『スピリチュアリティと宗教』
  • 『死と生 恐山至高対談』(南直哉共著、東京堂出版) 2017
  • 『身心変容のワザ - 技法と伝承 身体と心の状態を変容させる技法と伝承の諸相』 (編、サンガ、身心変容技法シリーズ) 2018
  • 『天河大辨財天社の宇宙 神道の未来へ』(柿坂神酒之祐共著、春秋社) 2018
  • 『グリーフケアの時代 「喪失の悲しみ」に寄り添う』(島薗進佐久間庸和共著、弘文堂) 2019

脚注[編集]

関連人物[編集]

外部リンク[編集]