2023/05/03

霊気(れいき)とは? 意味や使い方 - コトバンク

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霊気(読み)れいき

精選版 日本国語大辞典 「霊気」の意味・読み・例文・類語

れい‐き【霊気】

〘名〙 (「れいぎ」とも) 霊妙な気。神秘的な気配・雰囲気。霊氛(れいふん)。
※権記‐長保二年(1000)五月二五日「霊気自初託主人、聞難渋之勅語、怒目張口、忿怒非常也」
※仮名草子・恨の介(1609‐17頃)下「弓矢のれいぎ」 〔管子‐内業〕

りょう‐げ リャウ‥【霊気】
〘名〙 生霊や死霊の類。もののけ。つきもの。
※宇津保(970‐999頃)国譲中「物とふにはりゃうけとぞ。されば真言院の律師のもとに、消息いひ遣はしつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉 「霊気」の意味・読み・例文・類語

りょう‐げ〔リヤウ‐〕【霊気】
もののけ。つきもの。
「―などいひて、物参らずなむありつるを」〈宇津保・国譲中〉

れい‐き【霊気】神秘的な気配・雰囲気。「神域の霊気にふれる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「霊気」の読み・字形・画数・意味

【霊気】れいき
霊妙の気。〔管子、内業〕靈氣心に在り、一來一す。其の細は無く、其の大は外無し。

字通「霊」の項目を見る

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