私のところにきて、ノイローゼから救われた者、病気が快癒した者、さまざまですが、その根本は、すべて自己保存にもとづく怒りや、憎しみが発端となっています。そうして、あの世の悪霊に憑依され、二重、三重人格となり、自分を失った方々です。悪霊に憑依されると、元の自分に戻ることは普通ではなかなかむずかしい。精神病院を退院してもまた舞い戻るケースが多い。これらは、悪霊に一度憑依されると、憑依の道筋ができ、その道筋を完全にふさぐには絶えざる努力と勇気がいるからです。といったこうした病気にならない人は憑依されていないかというと、そうではなく、憑依している時間が短いというだけのことです。 ですから、自己保存の心が強い人は、実は誰も彼もが悪霊の影響を受けており、鬱病にならない者は、鬱病の気を持ち、いつでも病気になり得る要素があるということです。闘争、闘争に明け暮れる人たちの背後には、必ずといってよいほど、阿修羅という悪霊がおり、それらがけしかけているのです。 読者の皆さん、自分の心が今まで、どのように動いてきたか、また動いているか、ひとつ反省をしてみてください。そうして、そうした心が動いていたとすれば、今すぐにでもその心を改めていただきたいと想います。それは、あなたご自身の生活ばかりか、家族、隣人、社会全体の幸せのためであり、また、今生の生活とは比較にならない長い長い期間の、あなたの死後の生活の安らぎを保障するものであるからです。本書「はしがき」より
Product description
出版社からのコメント
心の病気は、本人の心の在り方とあの世の霊の働きによることが多い。 本書は、社会の混乱や精神病の核心に触れ、著者が体験を通して解明したあの世の霊と人々の心に関する生々しい記録である。あなたの心も狙われている!
内容(「BOOK」データベースより)
心の病気は本人の心の在り方と、あの世の霊の働きによることが多い。本書は社会の混乱や精神病の核心に触れ、著者が体験を通して解明したあの世の霊と人々の心に関する生々しい記録である。
著者について
幼少の頃から霊的体験を重ねるとともに、電子工学、物理、天文、医学などを学び、人間の心と肉体の関わりを解き明かした。さらに深い探究の結果、魂の転生輪廻を発見するに至る。以来『心の原点』『人間・釈迦』4部作、『原説般若心経』など多数の著書や講演活動を通じて、人間の心の偉大性を説いた。コンピュータ機器の製作事業を営むかたわら経営者の指導にもあたった。GLAでは社会の調和をめざす多くの人々が集い、氏の教えを実践している。 長野県生まれ、1976年6月、自らの予言通りの生涯を終えた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋/信次
幼少の頃から霊的体験を重ねるとともに、電子工学、物理、天文、医学などを学び、人間の心と肉体の関わりを解き明かした。さらに深い探究の結果、魂の転生輪廻を発見するに至る。以来、多数の著書や講演活動を通じて、人間の心の偉大性を説いた。コンピューター機器の製作事業を営むかたわら、経営者の指導にもあたった。長野県生まれ。1976年6月、自らの予言通りの生涯を終えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Read less
Product Details
Publisher : 三宝出版; 新書 edition (May 25, 2017)
Publication date : May 25, 2017
Language : Japanese
Paperback Shinsho : 315 pages
From Japan
プッシュ
5.0 out of 5 stars 不思議な世界‼️
Reviewed in Japan on July 11, 2017
Verified Purchase
少し怖い内容ですが、解決方法もしっかりと提示されてるのでOKだと思う。
心の針を上に‼️上に‼️
3 people found this helpful
Helpful
Report abuse
Translate review to English
Amazonカスタマー
4.0 out of 5 stars ただのオカルトでない、魂の救いを視点とした悪霊へのアプローチ本
Reviewed in Japan on August 30, 2020
この本は正直、ちょっと怖いですが、まず読みたくなったのが
これでした。
私が青春時代に夢中になった人が、高橋信次です。
最も、新興宗教の中で、高橋信次がシルバー・バーチなど
スピリチュアリズムを学んでいた、という話しもあるほど、
既存宗教にとらわれない、宗教で飯を食わない、
八正道の実践などを説いてくれたのが堅実な印象でした。
ただ、具体的にどう正しく禅に入るのか、など
正しいの定義が抽象的で、多くの信徒はそこで行き詰ったと
思います。
また、晩年は自らをエル・ランティだと、
本来の目指すべき八正道の実践とは関係ない
ことを言い出したのは少し残念に感じています。
大川隆法は、まさに高橋信次のパクリで、しかもお下品な内容での
霊言集でした。大川さんやその側近ライターが高橋信次を学んだ元信徒
だったのでしょう。
高橋信次は素晴らしい本「心の原点」や「人間釈迦」など
を残してくれましたが、
大川さんや千乃裕子、幸福の科学を真似するように
現代向けに進化したGLA、弟子の一人で元三宝出版社長の
堀田和成などの変な宗派も生まれてしまいました。(個人の感想)
比較的、高橋信次の意志を引き継いで、
正統派として頑張ったのが園頭広周さんでしたが、
段々、パワーが衰え、志半ばのまま逝かれました。
高橋信次の名著とともに、ホワイト・イーグルなどの
スピリチュアリズム本は勿論、
高橋信次の教えの具体性欠如を補完する意味でも、
また比較宗教の視点からも電子書籍の
「大科学者スウェーデンボルグの天国と地獄Q&A」を
あわせて読まれることをおススメします。
Helpful
Report abuse
Translate review to English
ロロ
5.0 out of 5 stars 興味深い
Reviewed in Japan on August 13, 2019
なかなか興味深い本でした。
悪霊が云々、除霊が云々、は詳しく知りませんが、欲深く生きれば悪霊がとりつく、またそういった人間を弄びたくて、雲の上から悪魔たちがいつも人間たちを狙っている、
っていうのは宗教的な表現を省いても伝えたい事は納得です。
知人に不倫をして蛇に取り憑かれた方いました。
自営業ですが、不思議と客足がぱったり。
プライベートでも良くないことの連発だったらしいです。
見える人に蛇がとりついている、とお寺を紹介されてとってもらったところ、
不思議と客足が戻ってきたと。
不義なことをすると取り憑かれるからもうやめなさい、と僧侶の方に言われたそうです。
本の中で少し著者のエゴも見え隠れするところがありますが、それを割り引いて読めば、少し人生の本質的なものが見えてくるように思いました。
2 people found this helpful
Helpful
Report abuse
Translate review to English