2023/05/23

향연 -Wikipedia Symposium (Plato)

잔치-Wikipedia


饗宴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

饗宴』(きょうえん、古希ΣυμπόσιονシュンポシオンSymposium)は、プラトンの中期対話篇の1つ。副題は「エロースἔρως、erōs)について」[1][2]

構成[編集]

パレロンの位置。図の中央下。
ダイバーの墓フレスコ画に描かれたシュンポシオン。

登場人物[編集]

後代話者[編集]

回想部話者[編集]

時代・場面設定[編集]

紀元前400年[4]頃のアテナイ。アポロドロスは友人に、紀元前416年[4]にあった饗宴の話を教えてほしいとせがまれる。

アポロドロスは、ついこの間も、別の知人からその話をせがまれたことを明かしつつ、その饗宴は自分達が子供の頃のかなり昔の話であり、自分も直接そこにいたわけではないが、そこに居合わせたキュダテナイオン区のアリストデモスというソクラテスの友人・敬愛者から、詳しい話を聞いて知っていること、また、その知人にパレロンの自宅からアテナイ市内までのを歩きがてら、語って聞かせたので、話す準備はできていることを述べつつ、アリストデモスが述べたままに、回想が語られる。

紀元前416年、アテナイの悲劇詩人アガトンが悲劇のコンクールで初優勝した翌日、アガトンの邸宅での祝賀饗宴に招かれているソクラテスが、身なりを整えているところに、アリストデモスは出くわし、一緒についていくことになった。アガトンの邸宅に着くと、既に友人達が集っており、ちょうど食事をするところだった。食事を終え、エリュクシマコスが今夜は演説で時を過ごそうと提案、論題を「エロース」に設定し、順々に演説を行っていくことになる。

翌朝、ソクラテスが帰るまでが描かれる。

内容[編集]

対話篇は大きく三つの部分にわかれる。

  1. エロース賛美の演説 - エリュクシマコスの提案で、愛の神エロースを賛美する演説を行うこととなる。パイドロス、他の数人(省略)、パウサニアス、エリュクシマコス、アリストパネス、アガトンが順に演説を行う。
  2. ソクラテスの演説 - ソクラテスは自分の説ではなく、マンティネイア出身の婦人ディオティマに聞いた説として、愛の教説を語る。
    愛(エロース)とは欠乏と富裕から生まれ、その両方の性質を備えている。ゆえに不死のものではないが、神的な性質を備え、不死を欲求する。すなわち愛は自身の存在を永遠なものにしようとする欲求である。これは自らに似たものに自らを刻印し、再生産することによって行われる。このような生産的な性質をもつ愛には幾つかの段階があり、生物的な再生産から、他者への教育による再生産へと向かう。愛は真によいものである知(ソピアー)に向かうものであるから、愛知者(ピロソポス)である。愛がもとめるべきもっとも美しいものは、永遠なる美のイデアであり、美のイデアを求めることが最も優れている。美の大海に出たものは、イデアを見、驚異に満たされる。これを求めることこそがもっとも高次の愛である。(以上、ディオティマの説)
  3. アルキビアデスの乱入 - ソクラテスの信奉者である若いアルキビアデスが登場する。アルキビアデスはすでに酔っており、ソクラテスが自分をいかに愛さなかったか、自分がソクラテスを愛者[5]にしようとしていかに拒まれたか、また戦場でソクラテスの態度がいかに立派なものであったかを語る。これはいままで抽象的に展開されてきた愛を体現した人として、プラトンが師の肖像を描こうとした部分といえる。

アルキビアデスの乱入のあと饗宴は混乱し、夜通し騒いだ後みなが宴席で寝静まったところに、ソクラテスは酔い乱れることもなく、体育場へ出て行く。

導入[編集]

紀元前400年頃のアテナイ。アポロドロスは友人(グラウコン)に、かつてアガトン、ソクラテス、アルキビアデス等が饗宴でエロースについての演説を行った話を聞きたいとせがまれる。アポロドロスは、ついこの間も、知人に頼まれて話をしたばかりなので、準備はできていること、また、この話は自分達がまだ子供の頃の話で、そこに居合わせたソクラテスの友人アリストデモスから聞かされた話だと前置きしつつ、話を始める。

回想部導入[編集]

紀元前416年のアテナイ。悲劇詩人アガトンが悲劇のコンクールで初優勝した翌日、アリストデモスは、沐浴を終えて靴を履いたソクラテスに出逢う。アガトンの自宅での饗宴に呼ばれているのだという。そして、アリストデモスも一緒について行くことになった。

アガトンの自宅に着くと、既に友人達が集っており、給仕たちが慌ただしく食事の用意をしていた。アガトンがアリストデモスに、ソクラテスはどうしたのか尋ねると、アリストデモスは先程まで一緒だったのにと不思議がる。給仕が外に見に行くと、隣の家の玄関前で立ったまま考え込んでいるという。アリストデモスは、いつものことだから放っておけばいいと言う。

皆が食事を始め、半ば済んだ頃に、ようやくソクラテスがやって来た。皆が食後にを飲み始めると、パウサニアスが、昨日酒を飲み過ぎたので多少の休養が欲しい、どうしたら気楽に酒が飲めるかと問う。アリストパネスも賛同する。エリュクシマコスがアガトンに問うと、アガトンも賛同した。エリュクシマコスは、酒豪のアガトンがそう言うなら好都合だし、医術的にも酩酊は有害なので、今日は演説をご馳走に時を過ごすことを提案。一同、賛成する。

エリュクシマコスは、パイドロスからよく聞かされる「愛の神エロースが、詩人たちから無視・疎外され過ぎている」という意見を引き合いに出し、エロース賛美の演説を右回りで一人ずつ行っていこうと提案。一同、賛成する。

最初の演説は、パイドロスが引き受けた。

パイドロスの演説[編集]

パイドロスは、

  • エロースは、カオスの中からガイアと共に出現した、原初神・最古の神々である。
  • エロースは、我々人間を突き動かす最大福祉の源泉である。
  • 結論、エロースは、神々の最年長者であり、人類にとって最も権威のある指導者である。

といった旨の演説を行う。 次に、他の2 〜 3人が順々に演説を行ったが、アリストデモスは忘れてしまった。

次に、パウサニアスが演説した。

パウサニアスの演説[編集]

パウサニアスは、

  • パイドロスが「エロース」を無差別に、一緒くたにして扱ってしまっているのはよくない、そこには区別がある。
    • 「エロース」と「アプロディーテー」()は一体的な関係。
    • 「アプロディーテー」には、「ウーラニアー」(の女)[6]という異名・性格と、「パンデーモス」(万人向けの神)[7]という異名・性格の区別がある。
      • 「パンデーモス」(万人向けの神)としての愛は、「万人向け」の名の通り、またゼウスディオーネーという男女両性から生まれ、もう一方の「ウーラニアー」より遅く生まれた年少であるその出自性格を反映して、凡俗な「肉体に対する愛」(肉欲)であり、魂をかえりみず、少年にも、婦人にも向けられる。
      • 「ウーラニアー」(天の女)としての愛は、ウーラノスの男根から生まれた年長としてのその出自・性格を反映して、男性のみに、その強さと理性のみに向けられる。
        • パイデラスティア(少年愛)においても、この区別(「肉体」を愛するか、「魂」を愛するか)がある。
        • この関係が、「魂」のために、その「徳」「智慧」のために結ばれる時、アテナイではノモス(慣習)においても、誉とされる。
        • したがって、「徳」を促す「ウーラニアー」(天の女)としてのエロースは、美しく、価値があり、他の「パンデーモス」(万人向けの神)としてのエロースとは区別されつつ、特権的に賛美されるべきである。

といった旨の、プロディコスの弟子らしく言葉・概念の区別にこだわった演説を披露する。 次はアリストパネスの番だったが、しゃっくりが止まらず、代わりにエリュクシマコスが先に演説を行う。

エリュクシマコスの演説[編集]

エリュクシマコスは、

  • パウサニアスのエロースには二種類ある(「ウーラニアー」(天の女)と「パンデーモス」(万人向けの神))という意見に同意する。
  • 前者は節制・調和をもたらし、後者は放縦・不和をもたらす。
  • エロースは人間の魂の内にのみ存在するものではなく、その他あらゆる事物の内に存在する。
  • 医術、体育農業音楽季節天体占術など、あらゆることにエロースは最大の威力を持っている。

という主旨の医者らしい演説を行う。

アリストパネスの演説[編集]

続いてアリストパネスが、

  • 世人はエロースの威力を全く理解していない、エロースは人間の最大の友、助力者、苦悩の医者である。
  • 原始時代人間は男と女と男女(両性具有)の三種があり、それらはいずれも背中合わせで二体一身(男男、女女、男女)だった。
  • 彼らは力も気概も強く神々に挑戦したので、ゼウスによって半分に切られ、顔の向きも反対にされた、その切断面の絞り痕(あと)がヘソである。
  • こうして半身としての我々人間は互いに求め合うようになり、そのかつての完全体に対する憧憬と追求がエロースと呼ばれているものである。
  • したがって、このに従っていれば、本来の自分に戻れる最良の愛人を見出すことができる。

という主旨の喜劇詩人らしい演説を行う。

アガトンの演説[編集]

続いてアガトンが、

  • これまでの演説者はエロースがもたらす副次的な福利ばかりを讃美し、エロースの性質自体を語らなかったので、まずそちらを先に行う。
  • 第一にエロースは全ての神の内で最も美しい。
    • エロースは神々の中で最年少者。常に青年と共にいるし、もし太古より彼がいたなら古い神話の神々の争いは生じていないはずだから。
    • またエロースは柔軟である。神々と人間の心情と魂、それも比較的柔和なそれに宿るから。
    • またエロースはしなやかである。いずれの魂の中にも忍び込み出で去るし、優雅な物腰をしているから。
  • 第二にエロースは全ての神の内で最も優れている(徳を持っている)。なぜなら強制によらず、万人が万事において進んでエロースに奉仕するから。
    • 国家君主たる国法も従う「公正」、他の快楽・情欲も支配する「自制」、勇敢なアレースすら愛によって抑えつける優越した「勇敢」を持っている。
    • また「智慧」も優れている。エロースは巧妙なる詩人で、何人も詩人にしてしまうほどの芸術的創作において優れた創造者である。
    • 一切生物の創造にも関与し、射術・医術・予言術のアポローン、音楽のムーサ、鍛冶術のヘーパイストス、機織術のアテーナー、神々と人類の統治におけるゼウスも皆彼の弟子であり、かつて「アナンケー」(必然)に支配されていた神々の世界もエロースが入り来てその「美に対する愛」によってはじめて秩序立ちあらゆる善事が発生するに至った。
  • このようにエロースは自ら美しく優れた者であり、他の者にもまた同じような長所をもたらす。
  • エロースは平和、静けさ、休息、熟寝、親しみをもたらし、会合や祝祭・円舞・供牲を先導する。柔和、好意、慈悲、歓喜、温柔、華麗、優雅、憧憬、欲求をもたらす美しく優れた指導者。

という主旨の演説を行い、聴衆の喝采を受ける。

ソクラテスとアガトンの問答[編集]

最後の演説者であるソクラテスは、これまでの讃美演説が、対象の真実などお構いなしに考えつく限りの美しい語句を付与して自分たちを讃美する者にみせかけているだけだと皮肉を言い、そうした讃美演説はしたくないしできないと言い出す。そして自己流の真実を語る演説を行うことと、演説の前にいくつかアガトンに質問する許可を得る。

ソクラテスはアガトンと以下のような合意を伴う問答を行う。

  • エロースの性質は「あるもの」へと向かう愛・欲求である。
  • その「あるもの」とは、「自分が持たないもの、自分に欠けているもの」である。
  • 他方で、エロースは「美」に対する愛である。
  • ゆえにエロースは「美を欠いていて、それを持っていない」。
  • また、「善きもの」は「美しい」。
  • ゆえにエロースは「善きものも欠いている」。

ソクラテスの演説[編集]

続いてソクラテスは、かつてマンティネイアMantineia)のディオティマという女性に聴いた話という体裁で、当時のソクラテスとディオティマの問答を再現した演説を始める。主な内容は以下の通り。

  • エロースの性質について
    • エロースは美しくも善くもなく、また醜くも悪くもない中間的なもの。
    • ゆえにエロースは神ではなく神霊(ダイモーン)である。
    • エロースは人間と神々の間に介在し、通訳・伝達・結合を担う数多くの神霊の一つ。
    • エロースは父ポロス(術策の神)と母ペニヤ(窮乏)の間に生まれ、アプロディーテーの随伴者・僕となった。
    • エロースは両親の性質を受け継ぎ、貧乏で武骨で汚く家無しであり、また美しい者・善い者を待ち伏せする勇敢・猪突的・豪強・非凡な狩人であり、常に策をめぐらし、知見(プロネーシス)の追求に熱心であり、生涯を通じて愛知者(ピロソポス)であると同時に比類なき魔術師・毒薬調合者・ソフィストである。
    • またエロースは死なき者(神々)でも滅ぶべき者(人間・動物)のようでもなく、時には一月の内に花咲き・生き・死ぬが、術策が成功すれば再び生まれ返る、しかし取得したものは絶えず消え失せてしまうので、困窮することもなければ富裕になることもなく、(満足した)智者でも(満足した)無知者でもなく、智慧と無知の中間にいる。
  • エロースがもたらす利益について
    • 美しいもの善いものを愛することは、それが自分のものになり、幸福(エウダイモーン)となることを欲求している。
    • これは万人に当てはまることであり、人間は「善きものを永久に所有すること」を愛求していると言える。
    • そうしたエロース(愛)を熱心に追求し、熾烈な努力を示す者が「進む道・採る行動」は、「肉体上も心霊上も美しいものの中に、生産すること」である。
      • あらゆる人間は肉体にも心霊にも胚種を持っていて、一定の年頃になると生産することを欲求する。
      • 生殖・懐胎・出産もその一種であり、生産欲と胚種に満ち溢れている者は、美しい者に対して強烈な昂奮を感じる。
      • そうした営みは滅ぶべき者(人間・動物)にとっての滅びざるもの、一種の永劫なるもの、不滅なるものとなるのであり、愛の目的は不死であるとも言える。
      • 生殖とは古い者の代わりに他の新しい者を残して行くことであり、それは同一個体の新陳代謝と同様である。
      • これは肉体のみならず心霊においても同様であり、気質・性格・意見・欲情・歓楽・悲哀・恐怖も個人の中で生じては滅するを繰り返すし、知識もまた忘却(消失)と復習(再生)によって保持される。
      • このようにして一切の滅ぶべき者(人間・動物)は維持されて行くが、それは同一不変ということではなく、自分と同種の他の若者を後に残して行くということであり、そういう仕方によって滅ぶべき者(人間・動物)は不死に与(あず)かる。
    • 肉体の上に旺盛な生産欲を持つ者は婦人に向かい、子をこしらえることで不死・思い出・幸福を未来永劫確保しようとするが、知見(プロネーシス)やその他あらゆる種類の徳に満ち溢れた、心霊に生産欲を持つ者は、それを生産・継承できるような美しい者を求める。肉体のみならず魂も美しい者を非常に歓迎し、徳や行いについての弁舌を滔々と浴びせてこれを教育しようとする。
    • その結果、この「より美しくより不死な子供(徳)」を共有する両者は、肉親よりもはるかに親密な共同の念と強固な友情によって結び付けられる。
  • 愛現象の秘義
    • この目的に向かって正しい道を進もうとする者は、まず最初に一つの美しい肉体を愛し、その中に美しい思想を産みつけなくてはならない。
    • しかし次には、一つの肉体の美は他の肉体の美と姉妹関係にあり、あらゆる肉体の美が同一不二であることを悟り、ある一人に対する熱烈な情熱は見下すべき取るに足らないものとして冷ますようにしなくてはならない。
    • その次には、心霊上の美を肉体上の美よりも価値の高いものと考えるようになることが必要。そして職業活動や制度の内にも美を見出し、それら全ての美は互いに親類として結びついていること、肉体上の美には僅かな価値しかないことを認めなくてはならない。
    • その次には、学問的認識に向かい、認識上の美をも看取することができ、一人の人間や一つの職業活動とかに愛着・隷従し狭量な人となることがなくなるようにしなくてはならない。
    • そして愛の道の極致に近づく時、突如として生ずることも滅することも増すことも減ることもない独立自存して永久に独特無二の「美そのもの」を観得する。
    • そこに到達してこそ人生に生き甲斐があるのであり、「真の徳」を産出するに成功したと言えるし、神(不死なる者)の友となり、不死となる特権が賦与されるにふさわしい。
  • 以上のディオティマの話を聞いて、ソクラテスは説得された。そしてこの宝を得るために、エロース以上の助力者を見出すことは難しいし、人は皆エロースを尊重せねばならない。ソクラテス自身も愛の道を尊び熱心に練習しているし、他人にもその勧告をしている。またいつまでもエロースの偉力と勇気を微力の及ぶ限り讃美する。

以上の演説を聴いて、一同は賞賛した。

アルキビアデスの乱入と演説[編集]

するとそこにアガトンを祝うために酔っ払ったアルキビアデスが従者たちと共に遅れてやって来た。アルキビアデスは皆に迎えられ、アガトンに祝いのリボンを巻く。その後振り返ってソクラテスを見つけ驚いて叫ぶ。

アルキビアデスはソクラテスにもリボンを巻き、皆に酒を勧める。エリュクシマコスがアルキビアデスに今夜の経緯を伝え、エロース讃美の演説をするよう促すが、アルキビアデスは代わりにソクラテス讃美の演説をすると言い出す。

アルキビアデスは、表面的な装いと異なりソクラテスの自制心と勇敢さがいかに甚だしいものであるかを、自分がどんなに誘惑しても落とせなかったことや、ポティダイアの戦いでの活躍を例に出し、賞賛する演説を行う。

演説を終えてアルキビアデスとソクラテスとアガトンが雑談をしていると、大勢の酔っ払い客がやって来て家中大騒ぎとなり、解散となった。

終幕[編集]

翌朝(回想者である)アリストデモスが目を覚ますと、ソクラテスとアガトンとアリストパネスの3人がまだ起きていて、大杯を回して飲みながら議論をしていた。

「喜劇と悲劇を同一人物が作ることは可能か、真に芸術的な悲劇詩人は同時に喜劇詩人でもあるか」についての議論で、ソクラテスは肯定、アガトンとアリストパネスは否定の立場だった。しかしソクラテスの議論の容認を余儀なくされる段階になって、アリストパネスとアガトンは眠りに落ちてしまった。

ソクラテスは2人を寝付かせてから立ち去ったので、アリストデモスが付いていくと、ソクラテスはいつも通りリュケイオンへ行き、沐浴してから一日そこで過ごし、夕方になってから家路についた。

補足[編集]

人間の起源[編集]

エロースに関する演説では、ソクラテスの同時代人の文体と思想がさまざまに模倣されている。特に有名なものは、アリストパネスのくだりである。

人間はもともと背中合わせの一体(アンドロギュノス)であったが、神によって2体に切り離された。このため人間は互いに失われた半身を求め、男らしい男は男を求め、女らしい女は女を求め、多くの中途半端な人間は互いに異性を求めるのだ、というもの。この部分はテクストの文脈を離れてしばしば参照される有名な部分である。配偶者のことをone's better half, one's other half(魂の半身)というのは、この説話に由来する。

『ヒュペリオーン』への影響[編集]

ソクラテスが言及するディオティマは、「恋のことでもその他のことでも、何にでも通じる知者」とされる。ヘルダーリンの『ヒュペーリオン』に登場するディオティーマの造形はこれに多く拠っている。ディオティマは紀元前430年頃にはアテナイにいた実在の人物のように書かれているが、一般にプラトンの創作の人物であると考えられている。ただしフェミニズム哲学では、ディオティマの実在性を主張し、女性哲学者としての地位を与えようとする試みがある[要出典]

主な日本語訳[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 下薗勇磨「プラトン『饗宴』の考察 : ガリソンのデューイ主義を手引きに」『創価大学人文論集』第26号、創価大学人文学会、2014年、41-71頁、ISSN 0915-3365NAID 120005820107
  2. ^ 意訳的に「について」(角川・山本訳など)や「について」(新潮・森訳など)と訳される場合もある。
  3. ^ プラトンの次兄で、『国家』『パルメニデス』にも登場する、グラウコンか。
  4. a b c 『饗宴』 久保勉訳 岩波文庫 p45
  5. ^ 当時のアテナイでは、パイデラスティアー(paiderastia少年愛)という年齢が上のものが下のものを愛人とし、さまざまな庇護や社会についての知識を与えるのが通例であった。
  6. ^ ヘシオドスの『神統記』を典拠とした、「天空神ウーラノスの陰茎から生まれた」という説。
  7. ^ ゼウスとディオーネーの娘として生まれたという説の場合。

関連項目[編集]

===

잔치

출처 : 무료 백과 사전 "Wikipedia (Wikipedia)"

饗宴』(쿄엔, 고희 : Συμπόσιον , 쉴포시온 ,  : Symposium )은 플라톤 의 중기 대화편 중 하나. 부제는 「에로스 ( ἔρως , erōs)에 대해」[1] [2] .

구성 편집 ]

팔레론 의 위치. 그림의 중앙 아래.
다이버의 무덤 의 프레스코화 에 그려진 슌포시온.

등장인물 편집 ]

후대화자 편집 ]

회상부 화자 편집 ]

시대·장면 설정 편집 ]

기원전 400년 [4] 경의 아테나이 . 아폴로드로스는 친구에게 기원전 416년 [4] 에 있던 향연의 이야기를 가르쳐 주었으면 한다.

아폴로드로스는, 마침내, 다른 지인으로부터 그 이야기를 떠올랐다는 것을 밝히면서, 그 향연은 자신들이 어린 시절의 꽤 옛 이야기이며, 자신도 직접 거기  있었던 것은 아니지만 거기에 머물렀던 쿠다테나이온구의 아리스토데모스라는 소크라테스의 친구·경애자로부터, 자세한 이야기를 듣고 알고 있는 것, 또, 그 지인에게 팔레론의 집에서 아테나이 시내까지의 길을 걸어 다니면서 , 라고 들었으므로, 말할 준비가 되어 있다고 말하면서, 아리스토데모스가 말한대로 회상이 말해진다.

기원전 416년 , 아테나이의 비극 시인 아가톤 이 비극의 콩쿨에서 첫 우승한 다음날, 아가톤의 저택에서 축하 향연에 초대되고 있는 소크라테스가, 옷차림을 정돈하고 있는 곳에, 아리스토데모스는 우연히 만나고 함께 됐다. 아가톤의 저택에 도착하면, 이미 친구들이 모여 있어, 딱 식사를 하는 곳이었다. 식사를 마치고, 엘릭시마코스가 오늘 밤은 연설에서 시간을 보내려고 제안, 논제를 '엘로스'로 설정하고 차례로 연설을 가게 된다 .

다음날 아침 소크라테스가 돌아올 때까지 그려진다.

내용 편집 ]

대화편은 크게 세 부분으로 나뉜다.

  1. 에로스 찬양의 연설 - 에뤼쿠시마코스의 제안으로 사랑의 신 에로스를 찬양하는 연설을 하게 된다. 파이도로스, 몇몇 다른 사람(생략), 파우사니아스, 엘릭시마코스, 아리스토파네스, 아가톤이 순차적으로 연설을 한다.
  2. 소크라테스의 연설 - 소크라테스는 자신의 설이 아니라, 만티네이아 출신의 여성 디오티마에게 들은 설로서 사랑 의 교설을 말한다.
    사랑(에로스)은 결핍과 부유로부터 태어나, 양쪽 모두의 성질을 갖추고 있다. 그러므로 불사의 것은 아니지만 신적인 성질을 갖추고 불사를 욕구한다. 즉 사랑은 자신의 존재를 영원한 것으로 만들려는 욕망이다. 이것은 스스로를 닮은 것에 스스로를 각인하고 재생산함으로써 행해진다. 이러한 생산적인 성질을 가진 사랑에는 여러 단계가 있으며, 생물적인 재생산에서 다른 사람에게의 교육에 의한 재생산으로 향한다. 사랑은 진정으로 좋은 것인 지(소피아)로 향하는 것이기 때문에 아이치자(피로소포스)이다. 사랑이 멈추어야 할 가장 아름다운 것은 영원한 아름다움의 아이디어이며, 아름다움의 아이디어를 요구 하는 것이 가장 뛰어납니다. 아름다움의 바다에 나온 것은 아이디어를 보고 경이로 채워진다. 이것을 요구하는 것이야말로 가장 고차의 사랑이다. (이상, 디오티마의 설)
  3. 아르키비아데스의 난입 - 소크라테스의 신봉자인 젊은 아르키비아데스가 등장한다. 아르키비아데스는 이미 술에 취해 있었고, 소크라테스가 자신을 어떻게 사랑하지 않았는지, 자신이 소크라테스를 애자[5]로 만들려고 하는 방법을 거절했는지, 또 전장에서 소크라테스의 태도가 얼마나 훌륭한 것인지를 말한다 . 이것은 지금까지 추상적으로 전개되어 온 사랑을 구현한 사람으로서 플라톤이 스승의 초상화를 그리려고 한 부분이라고 할 수 있다.

아르키비아데스의 난입 후 향연은 혼란스럽고, 밤새도록 떠들썩한 후 모두가 연석에서 잠들어진 곳에, 소크라테스는 술에 취하지 않고, 체육장에 나간다.

소개 편집 ]

기원전 400 년경 아테나이. 아폴로드로스는 친구(그라우콘)에게, 일찍이 아가톤, 소크라테스, 아르키비아데스 등이 향연에서 에로스에 대한 연설을 실시한 이야기를 듣고 싶어한다. 아폴로드로스는, 마침내, 지인에게 부탁해 이야기를 했을 뿐이므로, 준비는 되어 있는 것, 또, 이 이야기는 자신들이 아직 어릴 적의 이야기로, 거기에 머물렀던 소크라테스의 친구 아리스토 데모스 부터 들은 이야기라고 전치하면서 이야기를 시작한다.

회상부 도입 편집 ]

BC 416년 아테나이. 비극시인 아가톤이 비극의 콩쿨에서 첫 우승한 다음날, 아리스토 데모스는 목욕을 마치고 신발을 신은 소크라테스에 만난다. 아가톤의 자택에서의 향연에 불리고 있다고 한다. 그리고 아리스토 데모스도 함께 가게 되었다.

아가톤의 집에 도착하면 이미 친구들이 모여 급사들이 당황스럽게 식사 준비  하고 있었다 . 아가톤이 아리스토데모스에게 소크라테스는 어떻게 했는지 물어보면 아리스토데모스는 아까까지 함께 있었는데 신기하다. 급사가 밖에 보러 가면, 옆집의 현관 앞에서 서 있는 채로 생각하고 있다고 한다. 아리스토 데모스는 언제나 그렇기 때문에 내버려두면 좋다고 한다.

모두가 식사를 시작하고 중반 끝났을 무렵, 드디어 소크라테스가 왔다. 모두가 식후에 술을 마시기 시작하면, 파우사니아스가, 어제 술을 너무 많이 마셨기 때문에 다소의 휴양을 갖고 싶다, 어떻게 하면 편하게 술을 마실 수 있을까 묻는다. 아리스토파네스도 찬동한다. 엘릭시마코스가 아가톤에 묻자 아가톤도 찬동했다. 엘릭시마코스는  호의 아가톤이 그렇게 말한다면 편리하고, 의술적으로도 酩酊는 유해하기 때문에 오늘은 연설을 치료에 시간을 보내는 것을 제안. 일동, 찬성한다.

엘릭시마코스는 파이드로스에서 자주 듣는 '사랑의 신 에로스가 시인들로부터 무시·소외당하고 있다'는 의견을 끌어내고 에로스 찬양의 연설을 오른쪽으로 한 사람씩 가려고 제안. 일동, 찬성한다.

첫 연설은 파이도로스가 맡았다.

파이도로스의 연설 편집 ]

파이 드 로스는

  • 에로스는 카오스 안에서 가이아 와 함께 출현한 원초신·최고의 신들 이다.
  • 엘로스는 우리 인간을 쫓아내는 최대 복지의 원천이다.
    • 특히, 파이데라스티아 (소년애)에 관련된 쌍방에 있어서, 아름답게 사는 원천이 된다.
  • 결론 에로스는 신들의 최연장자이며 인류 에게 가장 권위있는 지도자이다.

라는 취지의 연설을 실시한다. 다음으로 다른 2~3명이 차례로 연설을 했지만 아리스토데모스는 잊어버렸다.

다음으로, 파우사니아스가 연설했다.

파우사니아스의 연설 편집 ]

파우사니아스는

  • 파이도로스가 '에로스'를 무차별로, 함께 묶어서 다루고 있는 것은 좋지 않다, 거기에는 구별이 있다.
    • 「에로스」와 「아프로디테」( 사랑 의  )는 일체적인 관계.
    • '아프로디테이'에는 ' 우라니아 '( 하늘 의 여자) [6] 라는 이명·성격과 '판데이모스'(만명을 위한 신) [7] 라는 이명·성격의 구별이 있다.
      • '판데이모스'(만인을 위한 신)로서의 사랑은 '만인을 위한'의 이름대로, 또 제우스와 디오네라는 남녀 양성에서 태어나 다른 '우라니아'보다 늦게 태어난 연소  그 출자성격 을 반영해, 범속한 「육체에 대한 사랑」(육욕)이며, 영혼을 바꾸지 않고, 소년에게도, 부인 에게도 향한다 .
      • 「우라니아」(하늘의 여자)로서의 사랑은, 우라노스 의 남근으로부터 태어난 연장으로서의 그 출자·성격을 반영해, 남성에게만, 그 힘과 이성만 을 향한다 .
        • 파이델라스티아 (소년애)에서도 이 구별('육체'를 사랑할지, '영혼'을 사랑할지)이 있다.
        • 이 관계가 '영혼'을 위해 그 '덕' '지혜'를 위해 묶일 때 아테나이에서는 노모스(관습)에서도 칭찬된다.
        • 따라서 '덕'을 촉구하는 '우라니아'(하늘의 여자)로서의 에로스는 아름답고 가치가 있으며, 다른 '판데이모스'(만인을 위한 신)로서의 에로스와는 구별되면서 특권적으로 강복되어야 한다.

라고 하는 취지의, 프로디코스 의 제자답게 말・개념의 구별을 고집한 연설을 피로한다. 다음은 아리스토파네스의 차례였지만, 딸꾹질이 멈추지 않고 대신에 엘릭시마코스가 먼저 연설을 한다.

엘릭시마코스의 연설 편집 ]

엘릭시마코스는

  • 파우사니아스의 에로스에는 두 종류가 있다(「우라니아」(하늘의 여자)와 「판데이모스」(만명을 위한 신))라는 의견에 동의한다.
  • 전자는 절제·조화를 가져오고, 후자는 방종·불화를 가져온다.
  • 에로스는 인간의 영혼에만 존재하는 것이 아니라 다른 모든 사물 내에 존재한다.
  • 의술, 체육 , 농업 , 음악 , 계절 , 천체 , 점술 등 모든 것에 에로스는 최대의 위력을 가지고 있다.

라는 주지의 의사다운 연설을 한다.

아리스토파네스 연설 편집 ]

계속해서 아리스토파네스가,

  • 세인은 에로스의 위력을 전혀 이해하지 못하고, 에로스는 인간의 가장 큰 친구, 조력자, 고뇌의 의사이다.
  • 원시 시대 의 인간 은 남자와 여자와 남녀( 양성구 있음 )의 3종이 있었고, 그들은 모두 등 맞추기로 2체 일신(남남, 여녀, 남녀)이었다.
  • 그들은 힘도 기개도 강하게 신들에게 도전했기 때문에 제우스  의해 절반으로 자르고 얼굴의 방향도 반대로 된 그 절단면의 조리개 흔적이 헤 소이다 .
  • 이렇게 해서 반신으로서의 우리 인간은 서로 요구하게 되고, 그 과거의 완전체에 대한 동경과 추구가 에로스라고 불리는 것이다.
  • 따라서 이 신을 따르면 본래 자신에게 돌아갈 수 있는 최상의 애인을 찾아낼 수 있다.

라는 주지의 희극시인다운 연설을 한다.

아가톤의 연설 편집 ]

계속해서 아가톤이,

  • 지금까지의 연설자는 에로스가 가져오는 부차적인 복리만을 찬양하고, 에로스의 성질 자체를 말하지 않았기 때문에, 우선 그쪽을 먼저 실시한다.
  • 첫째, 에로스는 모든 신들 중에서 가장 아름답습니다.
    • 에로스는 신들 중에서 최연소자. 항상 청년과 함께 있고, 만약 태고보다 그가 있었다면 낡은 신화의 신들의 싸움은 생기지 않았을 것이다.
    • 또한 에로스는 유연하다. 신들과 인간의 심정과 영혼, 그것도 비교적 온화한 그것에 머물기 때문에.
    • 또한 에로스는 유연하다. 어느 영혼 속에도 몰래 들어가고 떠나 우아한 허리를 하고 있으니까.
  • 둘째, 에로스는 모든 신들 중에서 가장 우수하다 (덕을 가지고 있다). 왜냐하면 강제에 관계없이 만인이 만사에서 진행되어 에로스에 봉사하기 때문.
    • 국가 의 군주 인 국법도 따르는 '공정', 다른 쾌락·정욕도 지배하는 '자제', 용감한 어레이스조차 사랑에 의해 억제되는 우월한 '용감'을 가지고 있다 .
    • 또 '지혜'도 뛰어나다. 에로스는 교묘한 시인으로, 몇 명이나 시인으로 해 버릴 정도의 예술적 창작에 있어서 뛰어난 창조자이다.
    • 일체 생물의 창조에도 관여하고, 사술·의술·예언술의 아폴론, 음악 의 무사 , 대장장이의 헤파이스트스 , 기직술의 아 테이너 , 신들과 인류의 통치에 있어서의 제우스 도 모두 그의 제자이며, 한때 “ 아난케」(필연)에 지배되고 있던 신들의 세계도 에로스가 들어오고 그 「미에 대한 사랑」에 의해서 처음으로 질서서 모든 선사가 발생하게 되었다.
  • 이와 같이 에로스는 스스로 아름답고 뛰어난 사람이며, 다른 사람에게도 비슷한 장점을 가져온다.
  • 에로스는 평화 , 평온함, 휴식, 숙면, 친근함을 가져와 회의와 축제·엔무·공생을 선도한다. 유화, 호의, 자비, 환희, 온유, 화려, 우아, 동경, 욕망을 가져다주는 아름답고 우수한 지도자.

라는 주지의 연설을 실시해, 청중의 갈채를 받는다.

소크라테스와 아가톤의 질문 편집 ]

마지막 연설자인 소크라테스는 지금까지의 찬양 연설이 대상의 진실 등 상관없이 생각하는 아름다운 어구를 부여하고 자신들을 찬양하는 자에게 보여주고 있을 뿐이라고 아이러니를 말했다 , 그런 찬양 연설은 하고 싶지 않고 할 수 없다고 말한다. 그리고 자기류의 진실을 말하는 연설을 하는 것과 연설 전에 몇몇 아가톤에게 질문하는 허가를 얻는다.

소크라테스는 아가톤과 다음과 같은 합의를 수반하는 문답을 실시한다.

  • 에로스의 성질은 「있는 것」으로 향하는 사랑·욕구이다.
  • 그 「있는 것」이란 「자신이 가지지 않는 것, 자신이 부족한 것」이다.
  • 다른 한편으로, 에로스는 "아름다움"에 대한 사랑이다.
  • 그러므로 에로스는 "아름다움이 부족하고 그것을 가지고 있지 않다".
  • 또, 「선한 것」은 「아름다운」.
  • 그러므로 에로스는 "선한 것도 부족하다".

소크라테스 연설 편집 ]

이어 소크라테스는 한때 만티네이아 ( Mantineia )의 디오티마 라는 여성 에게 들은 이야기라는 체재로 당시 소크라테스와 디오티마의 문답을 재현한 연설을 시작한다. 주요 내용은 다음과 같습니다.

  • 에로스의 성격에 대해
    • 에로스는 아름답거나 선하지도 않고, 추악도 나쁘지도 않은 중간적인 것.
    • 그러므로 에로스는 신이 아니라 신령(다이몽)이다.
    • 에로스는 인간과 신들 사이에 개재하여 통역·전달·결합을 담당하는 수많은 신령의 하나.
    • 엘로스는 아버지 포로스 (술책의 신)와 어머니 페냐 (궁핍) 사이에 태어나 아프로디테 의 수반자·나가 되었다.
    • 에로스는 부모의 성질을 계승해, 가난하고 무골로 더럽게 집 없음이며, 또 아름다운 사람·선한 사람을 매복하는 용감·이돌적·호강·비범한 사냥꾼이며, 항상 책을 둘러싸고, 지견 ( 프로네시스 ) 의 추구에 열심이며, 평생을 통해 아이치자(피로소포스)인 동시에 비교할 수 없는 마술사·독약 조합자· 소피스트 이다.
    • 또 에로스는 죽지 않는 자(신들)에서도 멸해야 할 자(인간· 동물 )인 것 같지 않고, 때로는 1월 안에 꽃 피고·살아가 죽지만, 술책 이 성공하면 다시 태어나지만, 취득한 것 는 끊임없이 사라져 버리기 때문에, 곤궁함도 없으면 부유하게 되는 일도 없고, (만족한) 지자도(만족한) 무지자도 아니고, 지혜와 무지의 중간에 있다.
  • 에로스가 가져오는 이익에 대해
    • 아름다운 것 선한 것을 사랑하는 것은, 그것이 자신의 것이 되고, 행복 (에우다이몬)이 되기를 욕망하고 있다.
    • 이것은 만명에게 적용되는 것이며, 인간은 "선한 것을 영구적으로 소유하는 것"을 애구하고 있다고 말할 수 있다.
    • 그러한 에로스(사랑)를 열심히 추구하고 치열한 노력을 보이는 자가 '진행하는 길·채는 행동'은 '육체상도 심령상도 아름다운 것 속에 생산하는 것'이다.
      • 모든 인간은 육체에도 심령에도 배종을 가지고 있어 일정한 해가 되면 생산하는 것을 욕구한다.
      • 생식·회태·출산도 그 일종이며, 생산욕과 배종으로 가득 넘치고 있는 사람은, 아름다운 사람에 대해서 강렬한 호분을 느낀다.
      • 그러한 행위는 멸망해야 할 자(인간·동물)에게 있어서 멸망하지 않는 것, 일종의 영원한 것, 불멸하는 것이 되는 것이며, 사랑의 목적은 불사라고도 할 수 있다.
      • 생식은 오래된 사람 대신 다른 새로운 사람을 떠나는 것이며, 그것은 동일한 개체의 물질 대사와 유사 합니다 .
      • 이것은 육체뿐만 아니라 심령에서도 마찬가지이며, 기질·성격·의견·욕정·환락·비애·공포도 개인 안에서 생겨서는 멸하는 것을 반복하고, 지식도 또한 망각(소실)과 복습(재생 )에 의해 유지된다.
      • 이렇게 해서 일절의 멸할 사람(인간·동물)은 유지되어 가지만, 그것은 동일 불변이라고 하는 것이 아니라, 자신과 동종의 다른 젊은이를 나중에 남겨 가는 것이며, 그러한 방법에 의해 멸한다 해야 할 자(인간·동물)는 불사에 걸린다.
    • 육체 위에 왕성한 생산욕을 가진 사람은 부인에게 향해, 아이를 문지르는 것으로 불사·추억·행복을 미래 영원 확보하려고 하지만, 지견(프로네시스)나 그 외 모든 종류의 덕으로 가득 찬, 심령에 생산욕을 가진 사람은 그것을 생산·계승할 수 있는 아름다운 사람을 요구한다. 육체뿐만 아니라 영혼도 아름다운 사람을 매우 환영하고, 덕과 행위에 대한 변설을 가볍게 받고 이것을 교육하려고 한다.
    • 그 결과, 이 “더 아름답고 더 불사한 아이(덕)”를 공유하는 양자는, 육친보다 훨씬 친밀한 공동의 염념과 견고한 우정에 의해 연결된다.
  • 사랑 현상의 비밀
    • 이 목적을 향해 올바른 길을 나아가려는 자는 먼저 하나의 아름다운 육체를 사랑하고 그 안에 아름다운 사상을 낳아야 한다 .
    • 그러나 다음으로, 하나의 육체의 아름다움은 다른 육체의 아름다움과 자매 관계에 있으며, 모든 육체의 아름다움이 동일하지 않다는 것을 깨닫고, 어떤 한 사람에 대한 열렬한 열정은 내려야 할 것에 부족한 것 로 식히도록 해야 한다.
    • 그 다음에는, 심령상의 아름다움을 육체상의 아름다움보다 가치가 높은 것으로 생각하게 되는 것이 필요. 그리고 직업활동이나 제도 안에서도 아름다움을 찾아내고, 그 모든 아름다움은 서로 친척으로 연결되어 있는 것, 육체상의 아름다움에는 약간의 가치밖에 없다는 것을 인정해야 한다.
    • 그 다음에는, 학문적 인식을 향해, 인식상의 아름다움도 간취할 수 있어, 한 사람의 인간이나 하나의 직업 활동이라든지 애착·예종해 협량인 사람이 되는 것이 없어지게 하고 안 된다.
    • 그리고 사랑의 길의 극치에 가까워질 때 갑자기 생기거나 멸하는 것도 늘어나거나 줄어들지 않는 독립 자존심으로 영원히 독특무2의 '미 그 자체'를 관득한다.
    • 거기에 도달해야 인생에 살고 있는 보람이 있는 것이며, '진정한 덕'을 산출하는데 성공했다고 할 수 있고, 신(불사하는 자)의 친구가 되어 불사가 되는 특권이 부여되기에 어울린다.
  • 이상 디오티마의 이야기를 듣고, 소크라테스는 설득되었다. 그리고 이 보물을 얻기 위해서, 에로스 이상의 조력자를 찾아내는 것은 어렵고, 사람은 모두 에로스를 존중해야 한다. 소크라테스 자신도 사랑의 길을 존중하고 열심히 연습하고 있으며, 다른 사람에게도 그 권고를 하고 있다. 또 언제까지나 에로스의 위력과 용기를 미력이 미치는 한 찬양한다.

이상의 연설을 듣고, 일동은 칭찬했다.

아르키비아 데스의 난입과 연설 편집 ]

그러자 거기에 아가톤을 축하하기 위해 취한 아르키비아데스가 종자들과 함께 늦어 왔다. 아르키비아 데스는 모두에게 맞이하고 아가톤에 축하 리본을 감는다. 그 후 되돌아보고 소크라테스를 찾아 놀라서 외친다.

아르키비아 데스는 소크라테스에도 리본을 감아 모두에게 술을 권한다. 엘릭시마코스가 아르키비아 데스에게 오늘 밤의 경위를 전하고 에로스 찬미의 연설을 하도록 촉구하지만, 아르키비아 데스는 대신 소크라테스 찬미의 연설을 한다고 말한다.

아르키비아 데스는, 표면적인 옷차림과 달리 소크라테스의 자제심과 용감함이 얼마나 심한 것인지를, 자신이 아무리 유혹해도 떨어뜨릴 수 없었던 일이나, 포티다이아의 싸움에서의 활약을 예로 들어, 칭찬 한다 연설을 한다.

연설을 마치고 아르키비아데스와 소크라테스와 아가톤이 잡담을 하고 있으면, 많은 술취한 손님이 와서 집안 떠들썩하게 되어 해산이 되었다.

종막 편집 ]

이튿날 아침(회상자인) 아리스토데모스가 일어나자 소크라테스와 아가톤과 아리스토파네스의 3명이 아직 일어나고 있어, 큰잔을 돌려 마시면서 논의를 하고 있었다.

"희극과 비극을 동일 인물이 만드는 것은 가능한가, 진정으로 예술적인 비극 시인은 동시에 희극 시인이기도 하는가"에 대한 논의에서 소크라테스는 긍정, 아가톤과 아리스토파네스는 부정의 입장이었다. 그러나 소크라테스의 논의의 용인을 강요당하는 단계가 되어, 아리스토파네스와 아가톤은 잠들어 버렸다.

소크라테스는 2명을 잠들게 하고 나서 떠났기 때문에, 아리스토데모스가 붙어가자, 소크라테스는 언제나대로 루케이온에 가, 목욕하고 나서 하루 거기서 보내고, 저녁이 되고 나서 가로에 붙었다 .

보충 편집 ]

인간의 기원 편집 ]

에로스에 관한 연설에서는, 소크라테스의 동시대인의 문체와 사상이 여러가지 모방되고 있다. 특히 유명한 것은 아리스토파네스의 주름이다.

인간은 원래 등받이의 일체(안드로규노스)였지만, 신에 의해 2체로 분리되었다. 이 때문에 인간은 서로 잃어버린 반신을 요구하고, 남자다운 남자는 남자를 요구하고, 여자다운 여자는 여자를 요구하고, 많은 중도반단한 인간은 서로 이성을 요구하는 것이다. 이 부분은 텍스트의 맥락에서 멀리 참조되는 유명한 부분입니다. 배우자를 one 's better half, one's other half (영혼의 반신)라는 것은 이 설화에서 유래한다.

"휴페리온"에 미치는 영향 편집 ]

소크라테스가 언급하는 디오티마는 "사랑이든 다른 것든, 무엇이든 통하는 지자"로 여겨진다. 헤더린 의 ' 휴페리온 '에 등장하는 디오티마의 조형은 이에 많이 걸려 있다. 디오티마는 기원전 430년경에는 아테나이에 있던 실제 인물처럼 쓰여져 있지만, 일반적으로 플라톤의 창작의 인물이라고 생각되고 있다. 다만 페미니즘 철학에서는 디오티마의 실재성을 주장하고 여성철학자로서의 지위를 주려고 하는 시도가 있다[ 요 출전 ] .

주요 일본어 번역 편집 ]

각주 편집 ]

  1. ↑ 시모토 유마 「플라톤 『향연』의 고찰 : 가리슨의 듀이주의를 안내해」 『창가 대학 인문 논집』 제26호, 창가 대학 인문학회, 2014년, 41-71페이지, ISSN  0915-3365 , NA5 20 . 
  2.  의역적으로 「사랑 에 대해서」(카도카와·야마모토역 등)나 「사랑 에 대해서」(신시오・모리역 등)로 번역되는 경우도 있다.
  3.  플라톤의 다음 형으로, 「국가」 「파르메니데스」에도 등장하는, 그라우콘인가.
  4. ↑ c 『향연』쿠보 공역 이와 나미 문고 p45
  5.  당시의 아테나이에서는, 파이데라스티아(paiderastia 소년 사랑 )라고 하는 연령이 위의 것이 아래의 것을 애인으로 해, 다양한 비호나 사회에 대한 지식을 주는 것이 통례였다.
  6. 헤시오도스 의 『신통기』를 전거로 한, 「천공신 우라노스의 남근에서 태어났다」라고 하는 설.
  7.  제우스와 디오네의 딸로 태어났다는 설의 경우.

관련 항목 편집 ]


===

향연

위키백과, 우리 모두의 백과사전.

Symposion beginning. Editio princeps.jpg

향연(饗宴, 고대 그리스어Συμπόσιον)》은 플라톤의 중기 대화편 중 하나로서 《파이돈》에 이어 써졌다고 추측된다. 이 글은 말하자면 플라톤의 '연애론'이라 해도 좋을 것이다.

내용[편집]

기원전 416년 아테네의 비극 작가인 아가톤이 비극 콘테스트에서 우승했는데, 축하연이 그의 저택에서 개최된다. 이 자리에 파이드로스아리스토파네스소크라테스알키비아데스 등 약 8명이 등장, 연회에서 각자가 에로스(사랑) 찬미의 연설을 하게 된다. 플라톤은 여기서 아리스토파네스의 안드로기노스족(남녀가 등과 등을 마주 대어 일체가 되어 있는 인간의 조상)론(論)을 교묘하게 인용해 가면서 소크라테스의 에로스론으로 유도한다.

소크라테스는 옛날 현녀(賢女) 디오티마에게서 배웠던 일을 그녀와의 대화 형식으로 연설한다. 그에 의하면 인간은 정신적으로나 육체적으로나 임신을 하고 있어 낳기를 바란다. 그 뜻은 사람은 어느 누구도 육체적 또는 정신적으로도 죽기 싫어하는 욕망을 가지고 있다는 것이다. 그런데 출산의 대상은 추(醜) 속이 아니라 미(美) 속인 것이다. 이 미에의 생산욕, 이것이 에로스(사랑)이다. 사랑의 첫 단계는 육체의 미 속에 낳는 것이고 그것은 육체에서의 불사(不死)를 구하는 일이며, 아기라고 하는 형태로 실현된다. 그 다음에 정신의 미 속에 낳는 것을 추구하게 되며 또 추구하지 않으면 안 된다. 이 단계에 이르면 육체의 미 따위는 근소한 가치밖에 없다는 사실을 사람들은 알게 된다. 그리하여 사람은 정신의 미라고 하는 대양(大洋)을 향하며, 아름답고 장대한 언론이나 사상을 낳고 결국에는 인간에게 있어서 가장 행복한 영역, 영원히 존재하여 생성 소멸하지도 않고 어떤 면에서는 아름답지만 다른 면에서는 추악스러운 일도 없이, 때로는 아름답고 때로는 추하다는 것도 아닌, 항상 불변하여 단일한 에이도스(姿)를 갖는 미 자체를 알 수 있게 되는 것이다. 이러한 미 자체를 보면서 그와 더불어 있으며 거기에서 사람은 참다운 덕을 낳고 불멸하면서도 행복하게 된다는 것이다. 즉 에로스는 처음에는 육체의 미, 다음에는 정신의 미, 그리고 최후에는 미 자체의 세계로 사람들을 높여 불사(不死)하는 보물을 얻게 하는 조력자였다. 그러한 에로스를 찬미한다는 것은 지극히 당연하다고 소크라테스는 말하는 것이다. 여기에서 플라톤의 이데아 사상이 에이도스라든가 미 자체라는 언어로 표현된다. 최후로 알키비아데스가 애지(愛知)에 살고 있는 소크라테스야말로 정신의 미 속에서 생산하고 미 자체를 직감하는 진정한 사랑의 구현자라고 소크라테스를 찬미한다. 여기서 찬미하는 알키비아데스는 플라톤 자신이라고도 할 수 있을것이다. 결국 플라톤의 에로스는 이데아의 사랑에 있어서 완성된다. 이것이 참된 플라토닉 러브일 것이다.

리뷰[편집]

각주[편집]

읽어보기[편집]

  • 《향연 - 원제 Symposion 정암학당 플라톤 전집 10》, 강철웅(옮김), 이제이북스, 2014.
  • 《플라톤의 향연 / 파이드로스 / 리시스 - 원제 Symposion / Phaidros / Lysis》, 박종현(옮김), 서광사, 2016.
  • 《소크라테스의 변론/크리톤/파이돈 - 원제 Apologia Sokratous, Kriton, Phaidon》, 천병희(옮김), 도서출판 숲, 2017.
===

Symposium (Plato)

From Wikipedia, the free encyclopedia
Symposium
Symposion beginning. Editio princeps.jpg
AuthorPlato
Original titleΣυμπόσιον
TranslatorThomas Taylor
Benjamin Jowett
Harold North Fowler
Edith Hamilton
Seth Benardete
Alexander Nehamas and Paul Woodruff
Robin Waterfield
Christopher Gill
CountryClassical Athens
LanguageAncient Greek
GenrephilosophyPlatonic dialogue
Set inAthens, 416 BC
Publication date
c. 385–370 BC
Published in English
1795
Media typeManuscript
184.1
LC ClassB385.A5 N44
Original text
Συμπόσιον at Greek Wikisource
TranslationSymposium at Wikisource

The Symposium (Ancient GreekΣυμπόσιονSympósion [sympósi̯on]) is a philosophical text by Plato, dated c. 385–370 BC.[1][2] It depicts a friendly contest of extemporaneous speeches given by a group of notable men attending a banquet. The men include the philosopher Socrates, the general and political figure Alcibiades, and the comic playwright Aristophanes. The speeches are to be given in praise of Eros, the god of love and desire.

In the Symposium, Eros is recognized both as erotic lover and as a phenomenon capable of inspiring courage, valor, great deeds and works, and vanquishing man's natural fear of death. It is seen as transcending its earthly origins and attaining spiritual heights. The extraordinary elevation of the concept of love raises a question of whether some of the most extreme extents of meaning might be intended as humor or farce. Eros is almost always translated as "love", and the English word has its own varieties and ambiguities that provide additional challenges to the effort to understand the Eros of ancient Athens.[3][4][5]

This dialogue is one of Plato's major works, and is appreciated for both its philosophical content and its literary qualities.[5]

Literary form[edit]

The Symposium is a dialogue – a form used by Plato in more than 30 works – however unlike in many of his other works the majority of it is a series of speeches from different characters. Socrates is renowned for his dialogic approach to knowledge (often referred to as the Socratic Method), which involves posing questions that encourage others to think deeply about what they care about and articulate their ideas. In the Symposium, the dialectic exists among the speeches: in seeing how the ideas conflict from speech-to-speech, and in the effort to resolve the contradictions and see the philosophy that underlies them all.[6] Some of the characters are historical, but this is not a report of historical events. There is no reason to doubt that they were composed entirely by Plato[citation needed]. The reader, understanding that Plato was not governed by the historical record, can read the Symposium, and ask why the author, Plato, arranged the story the way he did, and what he meant by including the various aspects of setting, composition, characters, and theme, etc.[7][8]

For a very long time, it was widely believed that Socrates was presented in the dialogues by his admiring disciple, Plato, as an ideal philosopher and ideal human being[citation needed]. It was thought that what Socrates said was what Plato agreed with or approved of. Then in the late 20th century, another interpretation began to challenge that idea. This new idea considers that the Symposium is intended to criticize Socrates and his philosophy, and to reject certain aspects of his behavior. It also considers that Socratic philosophy may have lost touch with the actual individual as it devoted itself to abstract principles.[9]

The above view, attributed to Martha Nussbaum, can, however, be challenged in favor of the traditional one. The portrayal of Socrates in the Symposium (for instance his refusal to give in to Alcibiades' sexual advances) is consistent with the account of Socrates put forward by Xenophon and the theories that Socrates defends throughout the Platonic corpus. Plato shows off his master as a man of high moral standards, unstirred by baser urges and fully committed to the study and practice of proper self-government in both individuals and communities (the so-called "royal science"). The dialogue's ending contrasts Socrates' intellectual and emotional self-mastery with Alcibiades' debauchery and lack of moderation to explain the latter's reckless political career, disastrous military campaigns, and eventual demise. Alcibiades is corrupted by his physical beauty and its advantages; he ultimately fails to ascend to the Form of Beauty through philosophy.

One critic, James Arieti, considers that the Symposium resembles a drama, with emotional and dramatic events occurring especially when Alcibiades crashes the banquet. Arieti suggests that it should be studied more as a drama, with a focus on character and actions, and less as an exploration of philosophical ideas. This suggests that the characters speak, as in a play, not as the author, but as themselves. This theory, Arieti has found, reveals how much each of the speakers of the Symposium resembles the god, Eros, that they each are describing. It may be Plato's point to suggest that when humankind talks about god, they are drawn towards creating that god in their own image.[10]

Andrew Dalby considers the opening pages of the Symposium the best depiction in any ancient Greek source of the way texts are transmitted by oral tradition without writing. It shows how an oral text may have no simple origin, and how it can be passed along by repeated tellings, and by different narrators, and how it can be sometimes verified, and sometimes corrupted.[11] The story of the symposium is being told by Apollodorus to his friend. Apollodorus was not himself at the banquet, but heard the story from Aristodemus, a man who was there. Also, Apollodorus was able to confirm parts of the story with Socrates himself, who was one of the speakers at the banquet.[12] A story that Socrates narrates, when it is his turn to speak, was told to Socrates by a woman named Diotima, a philosopher and a priestess.[8]

Setting and historical context[edit]

The event depicted in the Symposium is a banquet attended by a group of men, who have come to the symposium, which was, in ancient Greece, a traditional part of the same banquet that took place after the meal, when drinking for pleasure was accompanied by music, dancing, recitals, or conversation.[13] The setting means that the participants would be drinking wine, meaning that the men might be induced to say things they would not say elsewhere or when sober. They might speak more frankly, or take more risks, or else be prone to hubris—they might even be inspired to make speeches that are particularly heartfelt and noble.[14] This is, of course, excluding Socrates, as Alcibiades claims in his speech that "no one has ever seen Socrates drunk" (C. Gill, p. 61). Implying that these are subjects which Socrates holds personally dear regardless, as evident elsewhere in the book as well, like with his account of the conversation between himself and Diotima of Mantinea.

Eryximachus has challenged the men to deliver, each, in turn, an encomium—in this case, a speech in praise of Love (Eros). Though other participants comply with this challenge, Socrates notably refuses to participate in such an act of praise and instead takes a very different approach to the topic. The party takes place at the house of the tragedian Agathon in Athens.

It is considered that the work was written no earlier than 385 BCE, and the party to which it makes reference has been fixed in 416 BCE, the year in which the host Agathon had the dramatic triumph mentioned in the text. The disastrous expedition to Syracuse, of which Alcibiades was a commander, took place the following year,[15] after which Alcibiades deserted to SpartaAthens' archenemy.

Walter Hamilton remarks that Plato takes care to portray Alcibiades and Socrates and their relationship in a way that makes it clear that Socrates had not been a bad influence on Alcibiades. Plato does this to free his teacher from the guilt of corrupting the minds of prominent youths, which had, in fact, earned Socrates the death sentence in 399 BC.[8]

As a response to Aristophanes[edit]

Aristophanes' comedy, The Frogs (405 BC), attacks the new tragedy of Agathon and Euripides, and opposes it to the old tragedy of Aeschylus. In The FrogsDionysus, the god of theatre and wine, descends into Hades and observes a heated dispute between Aeschylus and Euripides over who is the best in tragedy. Dionysus is engaged to be the judge, and decides the outcome, not based on the merits of the two tragedians, but based on their political stance regarding the political figure, Alcibiades. Since Aeschylus prefers Alcibiades, Dionysus declares Aeschylus the winner.

That contest provides the basic structure on which the Symposium is modeled as a kind of sequel: In the Symposium, Agathon has just celebrated a victory the day before and is now hosting another kind of debate, this time it is between a tragedian, a comic poet, and Socrates. At the beginning of the Symposium, Agathon asserts that "Dionysus will be the judge", and Dionysus is, though Alcibiades performs as a surrogate for the god. So the character, Alcibiades, who was the deciding factor in the debate in The Frogs, becomes the judge in the Symposium, and he now rules in favor of Socrates, who had been attacked by Aristophanes in The Clouds. The Symposium is a response to The Frogs, and shows Socrates winning not only over Aristophanes, who was the author of both The Frogs, and The Clouds, but also over the tragic poet who was portrayed in that comedy as the victor.[16][17][18]

Synopsis[edit]

The dialogue's seven main characters, who deliver major speeches, are:

  • Phaedrus (speech begins 178a):[19] an Athenian aristocrat associated with the inner-circle of the philosopher Socrates, familiar from Phaedrus and other dialogues
  • Pausanias (speech begins 180c): the legal expert
  • Eryximachus (speech begins 186a): a physician
  • Aristophanes (speech begins 189c): the eminent comic playwright
  • Agathon (speech begins 195a): a tragic poet, host of the banquet, that celebrates the triumph of his first tragedy
  • Socrates (speech begins 201d): the eminent philosopher and Plato's teacher
  • Alcibiades (speech begins 214e): a prominent Athenian statesman, orator, and general

The story of the banquet is narrated by Apollodorus, but before the narration proper begins, it is shown that Apollodorus is telling the story to a friend of his that is not named, and also that the story of this banquet has been told before by others, as well as previously by Apollodorus himself. This section previews the story of the banquet, letting the reader know what to expect, and it provides information regarding the context and the date. The banquet was hosted by the poet Agathon to celebrate his first victory in a dramatic competition: the Dionysia of 416 BCE. Apollodorus was not present at the event, which occurred when he was a boy, but he heard the story from Aristodemus, who was present. Apollodorus later checked parts of the story with Socrates, who was also there. In this brief introductory passage, it is shown that the narrator, Apollodorus, has a reputation for being somewhat mad, that he is a passionate follower of Socrates, and that he spends his days either listening to Socrates or else telling others of what he has learned from Socrates. The story, as told by Apollodorus, then moves to the banquet at Agathon's home, where Agathon challenges each of the men to speak in praise of the Greek god, Eros.[8]

Plato's Symposium, depiction by Anselm Feuerbach

Socrates is late to arrive because he became lost in thought on the way. When they are done eating, Eryximachus takes the suggestion made by Phaedrus, that they should all make a speech in praise of Eros, the god of love and desire. It will be a competition of speeches to be judged by Dionysus. It is anticipated that the speeches will ultimately be bested by Socrates, who speaks last.[citation needed]

Phaedrus starts by pointing out that Eros is the oldest of the gods, and that Eros promotes virtue in people.[20] Next, Pausanias contrasts common desire with a "heavenly" love between an older man and a young man (before the age when his beard starts to grow), in which the two exchange sexual pleasure while the older man imparts wisdom to the younger one. He distinguishes between this virtuous love, and the love of an older man for a young (immature) boy, which he says should be forbidden on the grounds that love should be based on qualities of intelligence and virtue that are not yet part of a boy's makeup and may not develop. Eryximachus has the next speech (although he has switched with Aristophanes) and suggests that Eros encourages "sophrosyne", or soundness of mind and character, and is not only about human behavior, but also occurs in music, medicine, and many other areas of life.

The fourth speech is from Aristophanes, who tells a comic, fantastical story about how humans were at one time two people conjoined, but this was seen as threatening to the gods, so Zeus cut everyone in half just like fish is cut in two parts. The irony in his storytelling is obvious (he praises the "confidence, courage and manliness" of males searching for males "and there is good evidence for this in the fact that only males of this type, when they are grown up, prove to be real men in politics" – which is highly ironical for such a critic of the times' politicians as Aristophanes himself).[21] Love is the desire we have to find our other half, in order to become whole. Agathon follows Aristophanes, and his speech sees Eros as youthful, beautiful, and wise; and as the source of all human virtues.

Before Socrates gives his speech he asks some questions of Agathon regarding the nature of love. Socrates then relates a story he was told by a wise woman called Diotima. According to her, Eros is not a god but is a spirit that mediates between humans and their objects of desire. Love itself is not wise or beautiful but is the desire for those things. Love is expressed through propagation and reproduction: either physical love or the exchanging and reproducing of ideas. The greatest knowledge, Diotima says, is knowledge of the "form of beauty", which humans must try to achieve.

When Socrates is nearly done, Alcibiades crashes in, terribly drunk, and delivers an encomium to Socrates himself. No matter how hard he has tried, he says, he has never been able to seduce Socrates, because Socrates has no interest in physical pleasure. Despite this speech, Agathon lies down next to Socrates, much to Alcibiades' chagrin. The party becomes wild and drunken, with the symposium coming to an end. Many of the main characters take the opportunity to depart and return home. Aristodemus goes to sleep. When he wakes up the next morning and prepares to leave the house, Socrates is still awake, proclaiming to Agathon and Aristophanes that a skillful playwright should be able to write comedy as well as tragedy (223d). When Agathon and Aristophanes fall asleep, Socrates rises up and walks to the Lyceum to wash and tend to his daily business as usual, not going home to sleep until that evening (223d).[22][8]

Phaedrus[edit]

Phaedrus opens by citing HesiodAcusilaus and Parmenides for the claim that Eros is the oldest of the gods. He confers great benefits, inspiring a lover to earn the admiration of his beloved, for example by showing bravery on the battlefield, since nothing shames a man more than to be seen by his beloved committing an inglorious act (178d–179b). "A handful of such men, fighting side by side, would defeat practically the whole world."[23] Lovers sometimes sacrifice their lives for their beloved. As evidence for this, he mentions some mythological heroes and lovers. Even Achilles, who was the beloved of Patroclus, sacrificed himself to avenge his lover, and Alcestis was willing to die for her husband Admetus.

Phaedrus concludes his short speech in proper rhetorical fashion, reiterating his statements that love is one of the most ancient gods, the most honored, the most powerful in helping men gain honor and blessedness – and sacrificing one's self for love will result in rewards from the gods.

Pausanias[edit]

fresco taken from the north wall of the Tomb of the Diver (from Paestum, Italy, c. 475 BC): a symposium scene

Pausanias, the legal expert of the group, introduces a distinction between a nobler and a baser kind of love, which anticipates Socrates' discourse. The base lover is in search of sexual gratification, and his objects are women and boys. He is inspired by Aphrodite Pandemos (Aphrodite common to the whole city). The noble lover directs his affection towards young men, establishing lifelong relationships, productive of the benefits described by Phaedrus. This love is related to Aphrodite Urania (Heavenly Aphrodite) and is based on honoring one's partner's intelligence and wisdom.

He then analyses the attitudes of different city-states relative to homosexuality. The first distinction he makes is between the cities that clearly establish what is and what is not admitted, and those that are not so explicitly clear, like Athens. In the first group there are cities favorable to homosexuality, like ElisBoeotia and Sparta, or unfavorable to it like Ionia and Persia. The case of Athens is analyzed with many examples of what would be acceptable and what would not, and at the end, he makes the assertion that Athens' code of behavior favors the nobler type of love and discourages the baser.[23]

Eryximachus[edit]

Eryximachus speaks next, though it is Aristophanes' turn, as the latter has not recovered from his hiccups enough to take his place in the sequence. First Eryximachus starts out by claiming that love affects everything in the universe, including plants and animals, believing that once love is attained it should be protected.[24] The god of Love not only directs everything on the human plane, but also on the divine (186b). Two forms of love occur in the human body – one is healthy, the other unhealthy (186bc). Love might be capable of curing the diseased. Love governs medicine, music, and astronomy (187a), and regulates hot and cold and wet and dry, which when in balance result in health (188a). Eryximachus here evokes the theory of the humor. He concludes: "Love as a whole has ... total ... power ... and is the source of all happiness. It enables us to associate, and be friends, with each other and with the gods" (188d Transl. Gill). He comes across as someone who cannot resist the temptation to praise his own profession: "a good practitioner knows how to treat the body and how to transform its desires" (186d).

Aristophanes[edit]

Walter Hamilton regards Aristophanes' speech, which comes next, as one of Plato's most brilliant literary achievements.[25] The speech has become a focus of subsequent scholarly debate - it is seen sometimes as mere comic relief, and sometimes as satire: the creation myth Aristophanes puts forward to account for sexuality may be read as poking fun at the myths concerning the origins of humanity, numerous in classical Greek mythology.

Before starting his speech, Aristophanes warns the group that his eulogy to love may be more absurd than funny. His speech gives an explanation of why people in love say they feel "whole" when they have found their love-partner. He begins by explaining that people must understand human nature before they can interpret the origins of love and how it affects their own times. This is, he says because in primal times people had doubled bodies, with faces and limbs turned away from one another. As spherical creatures who wheeled around like clowns doing cartwheels (190a), these original people were very powerful. There were three sexes: the all-male, the all-female, and the "androgynous" (half male, half female). The males were said to have descended from the sun, the females from the earth and the androgynous couples from the moon. These creatures tried to scale the heights of Olympus and planned to set upon the gods (190b-c). Zeus thought about blasting them with thunderbolts but did not want to deprive himself of their devotions and offerings, so he decided to cripple them by chopping them in half, in effect separating each entity's two bodies.

Ever since that time, people run around saying they are looking for their other half because they are really trying to recover their primal nature. The women who were separated from women run after their own kind - whence lesbians. The men split from other men also run after their own kind and love being embraced by other men (191e). Those that come from original androgynous beings are the men and women who engage in heterosexual love. Aristophanes says some people think homosexuals are shameless, but he thinks they are the bravest, most manly of all, as evidenced by the facts: only homosexuals grow up to be politicians (192a), and many heterosexuals are adulterous and unfaithful (191e). Aristophanes then claims that when two people who were separated from each other find each other, they never again want to be separated (192c). This feeling is like a riddle, and cannot be explained. Aristophanes ends on a cautionary note. He says that men should fear the gods, and not neglect to worship them, lest they wield the ax again and we have to go about hopping on one leg, split apart once again (193a). If humans work with the god of Love, they will escape this fate and instead find wholeness.

Agathon[edit]

His speech may be regarded as self-consciously poetic and rhetorical, composed in the way of the sophists,[23] gently mocked by Socrates.[26]

Agathon complains that the previous speakers have made the mistake of congratulating mankind on the blessings of love, failing to give due praise to the god himself (194e). He says that love is the youngest of the gods and is an enemy of old age (195b). He says that the god of love shuns the very sight of senility and clings to youth. Agathon says love is dainty and likes to tiptoe through the flowers and never settles where there is no "bud to bloom" (196b). It would seem that none of the characters at the party, with the possible exception of Agathon himself, would be candidates for love's companionship. Socrates, probably the oldest member of the party, seems certain to be ruled out. He also implies that love creates justice, moderation, courage, and wisdom. These are the cardinal virtues in ancient Greece. Although devoid of philosophical content, the speech Plato puts in the mouth of Agathon is a beautiful formal one, and Agathon contributes to the Platonic love theory with the idea that the object of love is beauty.[23]

Socrates[edit]

Socrates turns politely to Agathon and, after expressing admiration for his speech, asks whether he could examine his positions further. What follows is a series of questions and answers, typical of Plato's earlier dialogues, featuring Socrates' famous method of dialectics. First, he asks Agathon whether it is reasonable for someone to desire what they already have, like for example someone who is in perfect health to wish he were healthy (200a-e). Agathon agrees with Socrates that this would be irrational, but is quickly reminded of his own definition of Love's true desires: youth and beauty. Putting the two together then, for Love to desire youth he must not have it himself, thus making him old, and for him to desire beauty, he himself must be ugly. Agathon has no choice but to agree.

After this exchange, Socrates switches to storytelling, a departure from the earlier dialogues where he is mostly heard refuting his opponent's arguments through rational debating.[27] Socrates tells of a conversation he had with a woman from Mantinea, called Diotima, who plays the same inquiring/instructing role that Socrates played with Agathon.[23]

Diotima first explains that Love is neither a god, as was previously claimed by the other guests, nor a mortal but a daemon, a spirit halfway between god and man, who was born during a banquet thrown by the gods to celebrate the birth of Aphrodite. One of the guests was Porus, the god of resource or plenty, who was passed out from drinking too much nectar, and it so happened that another deity arrived, Poverty, who came to the banquet to beg, and upon seeing Porus lying unconscious took the chance to sleep with him, conceiving a child in the process: Love. Having been born at Aphrodite's birthday party, he became her follower and servant, but through his real origins Love acquired a kind of double nature. From his mother, Love became poor, ugly, and with no place to sleep (203c-d), while from his father he inherited the knowledge of beauty, as well as the cunningness to pursue it. Being of an intermediary nature, Love is also halfway between wisdom and ignorance, knowing just enough to understand his ignorance and try to overcome it. Beauty then is the perennial philosopher, the "lover of wisdom" (the Greek word "philia" being one of the four words for love).

After describing Love's origins, that provide clues to its nature, Diotima asks Socrates why is it, as he had previously agreed, that love is always that "of beautiful things" (204b). For if love affects everyone indiscriminately, then why is it that only some appear to pursue beauty throughout their lives? Socrates does not have the answer and so Diotima reveals it: Beauty is not the end but the means to something greater, the achievement of a certain reproduction and birth (206c), the only claim that mortals can have on immortality. This is true for men as well as animals that seek an appropriate place to give birth, preferring to roam in pain until they find it. Some men are pregnant in body alone and, just like animals, enjoy the company of women with whom they can have children that will pass on their existence. Others are pregnant in both body and mind, and instead of children they carry wisdom, virtue, and above all, the art of civic order (209a). Beauty is also their guide, but it will be towards the knowledge needed to accomplish their spiritual births.

In conclusion, Diotima gives Socrates a guide on how a man of this class should be brought up from a young age. First, he should start by loving a particular body he finds beautiful, but as time goes by, he will relax his passion and pass to the love of all bodies. From this point, he will pass to the love of beautiful minds, and then to that of knowledge. Finally, he will reach the ultimate goal, which is to witness beauty in itself, rather than representations (211a-b), the true Form of Beauty in Platonic terms.

This speech, in the interpretation of Marsilio Ficino in De Amore (1484), is the origin of the concept of Platonic love.

Alcibiades[edit]

Detail of Alcibiades from the painting Alcibiades Being Taught by Socrates (1776) by François-André Vincent

Entering upon the scene late and inebriated, Alcibiades pays tribute to Socrates. Like Agathon and Aristophanes, Alcibiades is a historical person from ancient Athens. A year after the events of the Symposium, his political enemies would drive him to flee Athens under fear of being sentenced to death for sacrilege and turn traitor to the Spartans.[28] By his own admission, he is very handsome.

Finding himself seated on a couch with Socrates and Agathon, Alcibiades exclaims that Socrates, again, has managed to sit next to the most handsome man in the room. Socrates asks Agathon to protect him from the jealous rage of Alcibiades, asking Alcibiades to forgive him (213d). Wondering why everyone seems sober, Alcibiades is informed of the night's agreement (213e, c); after Socrates was ending his drunken ramblings, Alcibiades hopes that no one will believe a word Socrates was talking about, Alcibiades proposes to offer an encomium to Socrates (214c-e).

Alcibiades begins by comparing Socrates to a statue of Silenus; the statue is ugly and hollow, and inside it is full of tiny golden statues of the gods (215a-b). Alcibiades then compares Socrates to a satyr. Satyrs were often portrayed with the sexual appetite, manners, and features of wild beasts, and often with a large erection.

Alcibiades states that when he hears Socrates speak, he feels overwhelmed. The words of Socrates are the only ones to have ever upset him so deeply that his soul started to realize that his aristocratic life was no better than a slave's (215e). Socrates is the only man who has ever made Alcibiades feel shame (216b). Yet all this is the least of it (216c) – Alcibiades was intrigued to allow himself to follow Socrates (216d). Most people, he continues, do not know what Socrates is like on the inside:

But once I caught him when he was open like Silenus' statues, and I had a glimpse of the figures he keeps hidden within: they were so godlike – so bright and beautiful, so utterly amazing – that I no longer had a choice. I just had to do whatever he told me.

— Symposium 216e–217a

He was deeply curious towards Socrates' intelligence and wisdom, but Alcibiades really wanted him sexually at the time that Socrates, a man that gave only platonic love to everyone he has encountered, gave up teaching everything he knew towards Alcibiades because of his pride, lust, and immoral conduct upon him(217a). Yet Socrates made no move, and Alcibiades began to pursue Socrates "as if I were the lover and he my young prey!" (217c). When Socrates continually rebuffed him, Alcibiades began to fantasize a view towards Socrates as the only true and worthy lover he had ever had. So he told Socrates that it seemed to him now that nothing could be more important than becoming the best man he could be, and Socrates was best fit to help him reach that aim (218c-d). Socrates responded that if he did have this power, why would he exchange his true (inner) beauty for the image of beauty that Alcibiades would provide. Furthermore, Alcibiades was wrong and Socrates knows there is no use in him (218e–219a). Alcibiades spent the night sleeping beside Socrates yet, in his deep humiliation, Alcibiades made no sexual attempt (219b-d).

In his speech, Alcibiades goes on to describe Socrates' virtues, his incomparable valour in battle, his immunity to cold or fear. On one occasion he even saved Alcibiades' life and then refused to accept honours for it (219e–221c). Socrates, he concludes, is unique in his ideas and accomplishments, unrivaled by any man from the past or present (221c).

Authors and works cited in the Symposium[edit]

See also[edit]

References[edit]

  1. ^ Cobb, p. 11.
  2. ^ Leitao, p. 183.
  3. ^ Cobb, p. 4.
  4. ^ Strauss, Leo. On Plato's Symposium. University of Chicago Press (2001). ISBN 0226776859
  5. Jump up to:a b Plato. Cobb, William S. trans. & editor. The Symposium and the Phaedrus: Plato's Erotic Dialogues. SUNY Press, 1993. ISBN 978-0791416174.
  6. ^ Plato. Plato's Symposium. Bloom, Allan. "The Ladder of Love". University of Chicago Press (2001). ISBN 978-0226042756. pp. 57–58.
  7. ^ Cobb, p. 3.
  8. Jump up to:a b c d e Plato, The Symposium. Translation and introduction by Walter Hamilton. Penguin Classics. 1951. ISBN 978-0140440249
  9. ^ Nussbaum, Martha C. p. 165
  10. ^ Arieti, p. 18
  11. ^ (Dalby 2006, p. 19–24).
  12. ^ Plato. Edman, Irwin, editor. The Works of Plato. Modern Library. The Jowett translation. Simon and Schuster 1928.
  13. ^ Garnsey, Peter. Food and Society in Classical Antiquity. (Cambridge University Press, 1999) ISBN 978-0521645881
  14. ^ Strauss, Leo. On Plato's Symposium. University of Chicago Press (2001). ISBN 0226776859. p. 12.
  15. ^ Mary P. Nichols, Philosophy and Empire: On Socrates and Alcibiades in Plato's "Symposium", Polity, Vol. 39, No. 4 (Oct., 2007), pp. 502–521.
  16. ^ Strauss, Leo. On Plato's Symposium. University of Chicago Press (2001). ISBN 0226776859. p. 26.
  17. ^ Cooper, Laurence D. Eros in Plato, Rousseau, and Nietzsche: The Politics of Infinity. Penn State Press, 2010. ISBN 978-0271046143. p. 59.
  18. ^ Aristophanes. Aristophanes: Frogs and Other Plays. Oxford University Press, 2015. ISBN 978-0191066245.
  19. ^ References to the text of the Symposium are given in Stephanus pagination, the standard reference system for Plato. This numbering system will be found in the margin of nearly all editions and translations.
  20. ^ F. C. White, Virtue in Plato's "Symposium", The Classical Quarterly, New Series, Vol. 54, No. 2 (Dec. 2004), pp. 366–378.
  21. ^ Plato, transl. M.C.Howatson (2008). Plato, the Symposium. Cambridge University Press. p. 192a. ISBN 978-0521864404.
  22. ^ Strauss, Leo. On Plato's Symposium. University of Chicago Press (2001). ISBN 0226776859. p. 12.
  23. Jump up to:a b c d e Translation by W. Hamilton.
  24. ^ Ludwig Edelstein, The Role of Eryximachus in Plato's Symposium, Transactions and Proceedings of the American Philological Association, Vol. 76 (1945), pp. 85–103.
  25. ^ Plato (1965). The Symposium. Penguin classics. Translated by Hamilton, Walter. Penguin Books. p. 16. Retrieved 21 October 2022[...] the speech which Plato assigns to Aristophanes constitutes almost the most brilliant of all his achievements as a literary artist.
  26. ^ Rebecca Stanton notes a deliberate blurring of genre boundaries here ("Aristophanes gives a tragic speech, Agathon a comic/parodic one") and that Socrates later urges a similar coalescence:[1].
  27. ^ Vlastos, Gregory. Socrates: Ironist and Moral Philosopher (p. 33). Cambridge University Press. Kindle Edition.
  28. ^ Thucydides, 6.74
  29. ^ Cited by Pausanias for the assertion that Achilles was Patroclus's older lover.
  30. ^ Symposium 221b
  31. ^ Perhaps (see note about Aeschylus).

Sources[edit]

  • Arieti, James A. Interpreting Plato: The Dialogues As Drama. Rowman & Littlefield Publishers (1991). ISBN 978-0847676637
  • Cobb, William S., "The Symposium" in The Symposium and the Phaedrus: Plato's Erotic Dialogues, State Univ of New York Pr (1993). ISBN 978-0791416174.
  • Leitao, David D., The Pregnant Male as Myth and Metaphor in Classical Greek Literature, Cambridge Univ Pr (2012). ISBN 978-1107017283
  • Nussbaum, Martha C. The Fragility of Goodness: Luck and Ethics in Greek Tragedy and Philosophy. Cambridge University Press (2001). ISBN 978-0521794725

Current texts, translations, commentaries

  • Plato, The Symposium, trans. by W. Hamilton. Harmondsworth: Penguin, 1951.
  • Plato, The Symposium, Greek text with commentary by Kenneth Dover. Cambridge: Cambridge University Press, 1980. ISBN 0521295238.
  • Plato, The Symposium, Greek text with trans. by Tom Griffith. Berkeley: University of California Press, 1989. ISBN 0520066952.
  • Plato, The Symposium, trans. with commentary by R. E. Allen. New Haven: Yale University Press, 1993. ISBN 0300056990.
  • Plato, The Symposium, trans. by Christopher Gill. London: Penguin, 2003. ISBN 0140449272.
  • Plato, The Symposium, trans. by Alexander Nehamas and Paul Woodruff (from Plato: Complete Works, ed. by John M. Cooper, pp. 457–506. ISBN 0872203492); available separately: ISBN 0872200760.
  • Plato, The Symposium, trans. by Robin Waterfield. Oxford: Oxford University Press, 1998. ISBN 0192834274.
  • Plato, The Symposium, trans. by Avi Sharon. Newburyport, MA: Focus Publishing, 1998. ISBN 0941051560.
  • Plato, The Symposium, trans. by Seth Benardete with essays by Seth Benardete and Allan Bloom. Chicago: University of Chicago Press, 2001. ISBN 0226042758.
  • Plato, The Symposium, trans. by Percy Bysshe Shelley, Provincetown, Pagan Press, 2001, ISBN 0943742129.
  • Plato, The Symposium, trans. by M. C. Howatson edited by Frisbee C. C. Sheffield, Cambridge University Press, 2008, ISBN 978-0521682985

Online translations

Further reading[edit]

  • Blondell, Ruby and Luc Brisson and others, Plato's Symposium: Issues in Interpretation and Reception. Center for Hellenic Studies, 2007. ISBN 0674023757.
  • Dalby, Andrew (2006), Rediscovering Homer, New York & London: Norton, ISBN 0393057887
  • Hunter, RichardPlato's Symposium (Oxford Approaches to Classical Literature). Oxford: Oxford University Press, 2004. ISBN 0195160800.
  • Lilar, SuzanneLe Couple (1963), Paris, Grasset; Translated as Aspects of Love in Western Society in 1965, with a foreword by Jonathan Griffin, New York, McGraw-Hill, LCCN 65-19851.
  • Lilar, Suzanne (1967), A propos de Sartre et de l'amour Paris: Grasset.
  • Scott, Gary Alan, and William A. Welton, "Erotic Wisdom: philosophy and intermediacy in Plato's Symposium". State University of New York Press, 2008. ISBN 0791475832.
  • Sheffield, Frisbee (2009), Plato's Symposium: The Ethics of Desire (Oxford Classical Monograph)
  • Strauss, LeoLeo Strauss on Plato's Symposium. Chicago: University of Chicago Press, 2001. ISBN 0226776859
  • Worthen, Thomas D., "Socrates and Aristodemos, the automaton agathoi of the Symposium: Gentlemen go to parties on their own say-so," New England Classical Journal 26.5 (1999), 15–21.
  • Thucydides, History of the Peloponnesian War, trans. Rex Warner. Penguin, 1954.

External links[edit]


===