小泉一郎
小泉一郎(こいずみ いちろう、1912年-1991年10月21日)は、英文学者。 茨城県水戸市生まれ。1937年東京帝国大学文学部英文科卒、41年同大学院(旧制)満期修了、副手、水戸高等学校教授、茨城大学文理学部助教授、東京女子大学教授、学習院大学文学部教授。1983年定年退任、名誉教授。
著書[ソースを編集]
- 『英文の読み方 現代英文についての演習』培風館 1960
- 『神と人とのあいだ 近代日本文学試論』笠間書院 笠間選書 1975
翻訳[ソースを編集]
- エリザベス・グレイ・ヴァイニング『皇太子の窓』文芸春秋新社 1953
- キャスリン・レイン『ブレイク』英文学ハンドブックー「作家と作品」シリーズ 研究社出版 1957
- 『エマソン選集 第3 生活について』日本教文社 1961
- 『エマソン選集 第7 たましいの記録』日本教文社 1961
- 『ポオ全集 第1巻』ハンス・プファアルの無類の冒険 約束ごと メッツェンガーシュタイン 東京創元新社 1963
- 『ポオ全集 第2巻』催眠術の啓示 ミイラとの論争 ヴァルドマアル氏の病症の真相 フォン・ケンペレンと彼の発見 東京創元新社 1963
- 『世界文学全集 第14 (ポオ,ホーソン)「アッシャー家の崩 大渦の底へ 黒猫」講談社 1969
- トマス・ケリー『内なる光 信仰の遺言』小泉文子共訳 教文館 1999
参考[ソースを編集]
- 『神と人とのあいだ』著者紹介
- 朝日新聞訃報