2016/10/20

ありがとうございます。 新渡戸稲造武士道の売国者

ありがとうございます。 新渡戸稲造武士道の売国者

新渡戸稲造武士道の売国者

久しぶりに、このブログを更新していますw


 ↑
久しぶりに、こういう手の本を読んだので。
といっても、途中までで、既に延滞になってるので、
今日返さねば。。。。

出だしはなかなか真実をついていて、面白かったです。
が、なかだれしてきて・・・
新渡戸稲造の武士道自体読んだこともないので、
比較した内容になっていても、いまいち、ピンとこない。

内容的には、パキッと言い切った語調が辛口でなかなかいいのですが、
Amazonのレビューを見ると、嫌いな人は嫌いなのかも。。。
しかし、興味深い、面白い本です。おススメです。

結局110ページまでしか読めませんでしたが、
その中から、印象に残った箇所をピックアップ^^
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・一神論を原理とするキリスト教は、自らの教徒以外の者を殺す
「人殺し」の宗教である。近世になって、欧米帝国主義の侵略の
尖兵になったのがキリスト教の宣教師たちである。

日本をキリスト教国にすることは、日本民族が培ってきた文化、
生活様式を破壊し、欧米の従属国にすることと同義である。
「多神教」の日本人にとっては「一神教」の文化を理解することは難しい。


・黒人奴隷に関しては「奴隷解放の父」と呼ばれているリンカーンで
あったが、米国の先住民であるネイティブ・アメリカンに対しては
終始、徹底的排除の方針を続け、大量殺戮を指揮していた。

リンカーンが師と仰いだヘンリー・クレイは一貫した先住民排除論者だった。
クレイは、「人類全体からのインディアンの消滅は世界的には大きな
損失ではない。私には、彼らが人類として保存されるだけの価値があると
は思えない」と述べている。

米国北部のネイティブ・アメリカンを殺戮した後に、生き残った先住民
たちを居留地に強制収容することを、第16代合衆国大統領になった
リンカーンは、1860年11月に支持した。

この年の夏、生き残った先住民たちは狩猟禁止の居留地に強制移住させ
られていた。また、条約で保障された年金(食糧)の給付を止められて、
飢餓状態に陥ったミネソタ州の狩猟民族、ダコタ・スー族は、
大統領直轄の先住民管理局に年金の支払いを要求した。

これを無視されたために大暴動が起こり、リンカーン大統領は大暴動
鎮圧を命じ、ダコタ族の暴動は武力鎮圧された。スー族2千名のうち、
女子供を含む392名が軍事裁判にかけられた。

 リンカーンは南北戦争前の状態を配慮して、ミネソタ州に200万
ドルの連邦融資を持ちかけ、38名の先住民を死刑にすることで
ミネソタ州と妥協した。そして12月、38名の先住民の一斉同時
絞首刑が執行された。

この時、リンカーンはダコタ族への年金給付を停止した。さらに、
ミネソタ州にあるダコタ族の居留地を強制没収し、残っていた
ダコタ族の皆殺しが行われた。

 1863年、リンカーンは南西部のナバホ族先住民の討伐を命じた。
この土地には金鉱があるとみなされていた。ナバホ族に対しては
殺人、強姦、放火など徹底的な焦土作戦が行われ、トウモロコシ畑や
小麦畑を焼き尽くし、馬、ラバ、羊、ヤギなどを奪い取った。

1864年、さらにリンカーンは、ナバホ族8500名を3百マイル
離れた東にあるアパッチ族の強制収容所へ徒歩連行するように命じた。
この強制連行の途上で数百名の死者が出た。

 リンカーンの有名な演説に出てくる「人民」には、ネイティブ・
アメリカンは含まれていなかったのだ。

 コロンブスがアメリカに到着した時、北米大陸には1千万人の
先住民が存在した。白人の入植によってネイティブ・アメリカンは
殺害されて減り続け、ついには100万人以下になった。また、
多くの先住民は白人の持ち込んだ疫病にかかって死んでいった。
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・新渡戸は、二十世紀の全世界の大悲願である「生存の保証」の
否定を徹底的に行った共産主義運動のイデオロギストたるマルクスの
名前を挙げている。だが、ロスチャイルド閥の使用人であった
マルクスを「知っている」という博識ぶりを誇示しているに過ぎない。

マルクス・レーニン主義を基準にしたソ連共産党を乗っ取ったのが
スターリンである。スターリンは、殺さなくてもよい一億人の命を
奪い取り、人類史上最悪の「生存の保障」の否定を行った。

このマルクス・レーニン主義こそ、キリスト教に見られる「一神教」の
亜流だったのだ。

 そしてマルクス・レーニン主義は、「宗教はアヘンである」と、
信教を否定した。「世界は労働者の祖国」であるとして、全世界の
労働者を騙して、皇帝、工場主、富農などを皆殺しにしていった。

ロシアの財閥を奪ったソ連共産党は、聖書の教えである「騙して、
皆殺しにして、財産を奪え」を実行したのだ。ユダヤ教・キリスト教
からマルクス主義が生まれたことに留意しなければならない。

マルクスは「宗教はアヘンである」と主張した。そこで共産主義は
「無神論」を強制することになった。ロシアの共産主義革命は聖書の
教えを忠実に実行したのだ。

 『旧約聖書』の「創世記」(三十四章)には、割礼を受けさせて
おいて皆殺しにし、町中を略奪するユダヤ民族の強烈な「選民意識」が
記述されている。また、「ヨシュア記」にも「民族抹殺物語」が
記されている。

人殺し、皆殺しを続けている『旧約聖書』を経典にしているユダヤ教、
そしてユダヤ教の教えを受けて成立したキリスト教は、「騙して、
皆殺しにして、財産を奪え」、そして、「その奪った財産の一割を
教会に喜捨せよ」と教える人殺しの宗教、戦争の宗教である。

人類の歴史はユダヤ教徒とキリスト教徒によってもたらされた流血の
歴史であり、それは現在も続いている。



・1274年の蒙古の襲来は、鎌倉武士の奮戦と折からの台風の猛威に
よって日本本土への侵入が阻止された。しかし、幕末は黒船の来航が
引き金になって、明治新政府が成立した。

島国であり、世界の端にある日本は、太平洋戦争で主に米軍による
皆殺しを受けるまで、他民族によって大量に殺戮された歴史がなかった。
そのため日本民族は、さほど「愛国心」を強く意識することなく生きてきた。

 言うまでもなく、人類の歴史は皆殺しの歴史である。対米英戦に負ける
まで、他民族による皆殺しのない日本は例外的な国だったのだ。
こうした歴史がないため、日本人は他国からの侵略に対して全く
危機意識が乏しい。

敗戦後も米国の従属国になったまま、70年近くが経っても米国から
独立する運動が公然とは生じず、それを指導する者も出現しない。

 このまま危機意識の乏しさが続くと、今度こそ、ユダヤ・ロスチャイルド
によって、日本人の持つ富は根こそぎ搾り取られてしまいかねない。


・安藤昌益は、万人が生産労働に従事し、自給自足の生活をすることを
理想化し、封建社会を「支配階級が他人の労働成果を貪る差別の体系で
ある」としている。安藤は、封建社会を徹底的に批判した。

「孔子や孟子はいうまでもなく『諸子百家』に至るもの、すべての
支配階級の略奪を合理化したのである」と述べ、儒教や仏教などの
思想を、「差別と支配を合理化するもの」として否定した。
無神論を述べた日本の啓蒙思想家であった。