「生命」と「いのち」 を考える②
- 2015/04/28
- 00:00
お話は、緩和ケアについて。
緩和ケアとは、
苦痛を和らげることを目的に行われる医療的ケア
なわけだけど、
身体的な苦しみは緩和できるが、
スピリチュアルな苦しみには
医療だけでは限界がある
苦しみとは
希望と現実のギャップ
そして
スピリチュアルの苦しみとは
存在と意味の消滅からくる苦しみ
生きるのに必要なのは、
目標(夢)・支え・自由
ここで例に出されたのが、
アニメアタックNO.1のテーマソング
♪苦しくったって~
悲しくったって~
チームの仲間がいるんだもん♪
・・・と、
仲間という支えと、
試合に勝つという目標をもっているから頑張れると謡っている
スピリチュアルな苦しみは
一人一人違うわけだけど、
苦しんでいる時、
わかろうとしてくれる人の存在が支えになる
普段のコミュニケーションでもそうだけど、
やっぱり、相手をわかろうとする気持ちが大切なのだなぁ
また支えとなった側も
大切な人との死別で
スピリチュアルな苦しみが残る。
その苦しみを緩和し、
立ち直る支援を行うのがグリーフケアというもの。
これは、
セミナー第二回目以降のテーマにもなってくる。
では、
「生命」と「いのち」の違いは何か。
生命とは、生き物の生命現象で、
生物の死によって無くなるもの。
いのちは、生物個体の死によっても消えず、
心に残るもの。
例として紹介されたのは
映画「ブタがいた教室」
大阪府の小学校で
実際に900日間かけて行った授業を基にした映画。
クラスで子豚を飼うこととなり、Pちゃんと名付け可愛がるうちに
生徒たちは徐々に、
家畜としてではなく、
ペットとして愛着を抱くようになる
が、
卒業の時は迫り、
Pちゃんをどうするかクラス皆で話し合い、
意見は「食べる」「食べない」に二分される。
泣き出す生徒も多く、
その話し合いのシーンは、
リアルにセリフなしのディベートになっているそう。
人は生きるために
生き物の死を犠牲にしているわけだけど、
スーパーで買う豚肉は「生命」で、
ここでいうPちゃんは「いのち」
心の中に残っていくいのちは
その死を通して、
生きることの大切さや意義を考える機会となるのだ。
最後にスクリーンには
JUJUがカバーした
MY LITTLE LOVERの
『Hello, Again~昔からある場所』の
ミュージックビデオが流れる。
♪記憶の中でずっと二人は生きていける
君の声が今も胸に響くよ♪
会場の至る所からすすり泣く声
目頭を押さえるおじいちゃんおばあちゃん達。
前から大好きな歌なのだけど、
今日のいのちのお話を聞いてからだと、
歌詞と映像によるストーリーが
ダイレクトに胸に突き刺さり、号泣・・・
先生、グッと纏めるわぁ~(ノД`)・゜・。
本日の参加者は、
ご高齢の世代が大半だったわけだけど、
いのちを考える機会として、
若者世代にも是非聞いてほしいと思う涙あり、笑いあり、学びありのご講話でした。
第二回目は、5月17日(日)13:30~。
テーマは
緩和ケア入門~地域を支える医療センターでの遺族の悲嘆のケアも含めて
場所は同じく善西寺の本堂にて行われます。
セミナー終了後、
場所を本堂から集会場へと移し、
有志の方々で山中先生を囲む。
質疑応答や、
より具体的かつ個人的な話等、
各々のお悩み相談。
参加者の方々にお茶をお淹れし、
私もお話に参加させて頂く
和菓子屋和の最中、
やっぱり美味しい
挙げられた相談に、
一人一人、丁寧に答えて下さる山中先生
こうして、
お医者さんとじっくり話せる機会は、
診察以外では中々ないので、
とても貴重な時間になりました
緩和ケアとは、
苦痛を和らげることを目的に行われる医療的ケア
なわけだけど、
身体的な苦しみは緩和できるが、
スピリチュアルな苦しみには
医療だけでは限界がある
苦しみとは
希望と現実のギャップ
そして
スピリチュアルの苦しみとは
存在と意味の消滅からくる苦しみ
生きるのに必要なのは、
目標(夢)・支え・自由
ここで例に出されたのが、
アニメアタックNO.1のテーマソング
♪苦しくったって~
悲しくったって~
チームの仲間がいるんだもん♪
・・・と、
仲間という支えと、
試合に勝つという目標をもっているから頑張れると謡っている
スピリチュアルな苦しみは
一人一人違うわけだけど、
苦しんでいる時、
わかろうとしてくれる人の存在が支えになる
普段のコミュニケーションでもそうだけど、
やっぱり、相手をわかろうとする気持ちが大切なのだなぁ
また支えとなった側も
大切な人との死別で
スピリチュアルな苦しみが残る。
その苦しみを緩和し、
立ち直る支援を行うのがグリーフケアというもの。
これは、
セミナー第二回目以降のテーマにもなってくる。
では、
「生命」と「いのち」の違いは何か。
生命とは、生き物の生命現象で、
生物の死によって無くなるもの。
いのちは、生物個体の死によっても消えず、
心に残るもの。
例として紹介されたのは
映画「ブタがいた教室」
大阪府の小学校で
実際に900日間かけて行った授業を基にした映画。
クラスで子豚を飼うこととなり、Pちゃんと名付け可愛がるうちに
生徒たちは徐々に、
家畜としてではなく、
ペットとして愛着を抱くようになる
が、
卒業の時は迫り、
Pちゃんをどうするかクラス皆で話し合い、
意見は「食べる」「食べない」に二分される。
泣き出す生徒も多く、
その話し合いのシーンは、
リアルにセリフなしのディベートになっているそう。
人は生きるために
生き物の死を犠牲にしているわけだけど、
スーパーで買う豚肉は「生命」で、
ここでいうPちゃんは「いのち」
心の中に残っていくいのちは
その死を通して、
生きることの大切さや意義を考える機会となるのだ。
最後にスクリーンには
JUJUがカバーした
MY LITTLE LOVERの
『Hello, Again~昔からある場所』の
ミュージックビデオが流れる。
♪記憶の中でずっと二人は生きていける
君の声が今も胸に響くよ♪
会場の至る所からすすり泣く声
目頭を押さえるおじいちゃんおばあちゃん達。
前から大好きな歌なのだけど、
今日のいのちのお話を聞いてからだと、
歌詞と映像によるストーリーが
ダイレクトに胸に突き刺さり、号泣・・・
先生、グッと纏めるわぁ~(ノД`)・゜・。
本日の参加者は、
ご高齢の世代が大半だったわけだけど、
いのちを考える機会として、
若者世代にも是非聞いてほしいと思う涙あり、笑いあり、学びありのご講話でした。
第二回目は、5月17日(日)13:30~。
テーマは
緩和ケア入門~地域を支える医療センターでの遺族の悲嘆のケアも含めて
場所は同じく善西寺の本堂にて行われます。
セミナー終了後、
場所を本堂から集会場へと移し、
有志の方々で山中先生を囲む。
質疑応答や、
より具体的かつ個人的な話等、
各々のお悩み相談。
参加者の方々にお茶をお淹れし、
私もお話に参加させて頂く
和菓子屋和の最中、
やっぱり美味しい
挙げられた相談に、
一人一人、丁寧に答えて下さる山中先生
こうして、
お医者さんとじっくり話せる機会は、
診察以外では中々ないので、
とても貴重な時間になりました