2023/07/01

Amazon.com: Buddanooshietoindonoshisou: MaedaSengakuKouenroku (KouruSensho) (Japanese Edition) eBook : Maeda Sengaku: Kindle Store

Amazon.com: Buddanooshietoindonoshisou: MaedaSengakuKouenroku (KouruSensho) (Japanese Edition) eBook : Maeda Sengaku: Kindle Store



Read sample




Buddanooshietoindonoshisou: MaedaSengakuKouenroku (KouruSensho) (Japanese Edition) Kindle Edition
Japanese Edition by Maeda Sengaku (Author) Format: Kindle Edition


4.0 4.0 out of 5 stars 16 ratings







See all formats and editions


Kindle
from $2.99Read with Our Free App









恩師・中村元の学問と精神を継承し、インド思想の世界を出来るかぎり分かりやすい言葉で語り続けてきた前田專學氏の講話集。インド思想を形作るバラモン教やヒンドゥー教の教えや神々は日本では馴染みが薄いと思われがちだが、それは仏教に継承され現代の日本に確実に根付いている。バラモン教の思想はどう仏教に引き継がれたのか。日本の歴史と精神に大きな影響を与えつづけたインドの宗教的・思想的伝統とは何か。市民に向けて語られた講話を中心に5篇を収録。師である中村元への思いにあふれる、かつてないわかりやすいインド思想と仏教の話。

第一章 日本人の心に根づいたインド思想
第二章 インドにおける業論―業報輪廻―
第三章 インド古代思想と大乗経典の成立
第四章 中村元先生と仏教
第五章 現代社会とブッダのことば

著者略歴

前田 專學(まえだ せんがく)

1931年、愛知県名古屋市生まれ。1955年東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業、1961年米国ペンシルヴァニア大学大学院東洋学科修了。Ph.D、文学博士。
米国ペンシルヴァニア大学助教授を経て、東京大学教授、武蔵野女子大学教授を歴任し、インド哲学・仏教学の第一人者として長年教鞭を執る。1989年日本学士院賞受賞。2002年勳三等旭日中綬章受章。2014年インド共和国パドマ・シュリー勲章受章。
現在、公益財団法人 中村元東方研究所理事長・東方学院長、中村元記念館館長、東京大学名誉教授、武蔵野大学名誉教授、史跡足利学校庠主
『ヴェーダーンタの哲学―シャンカラを中心として―』(平楽寺書店、1980年)『インド的思考』(春秋社、1991年)『ブッダ―その生涯と思想―』(春秋社、2012年)『インド思想入門―ヴェーダとウパニシャッド―』(春秋社、2016年)など、著書多数
Read less



Print length

127 pages
Language

Japanese



















Next page

Available on these devices






















Product details
ASIN ‏ : ‎ B01N32LJ6C
Publisher ‏ : ‎ KouruShobo (January 9, 2017)
Publication date ‏ : ‎ January 9, 2017
Language ‏ : ‎ Japanese
File size ‏ : ‎ 295 KB
Simultaneous device usage ‏ : ‎ Unlimited
Text-to-Speech ‏ : ‎ Enabled
Enhanced typesetting ‏ : ‎ Enabled
X-Ray ‏ : ‎ Not Enabled
Word Wise ‏ : ‎ Not Enabled
Sticky notes ‏ : ‎ On Kindle Scribe
Print length ‏ : ‎ 127 pagesCustomer Reviews:
4.0 4.0 out of 5 stars 16 ratings





Videos
Help others learn more about this product by uploading a video!Upload your video









How would you rate your experience shopping for books on Amazon today?







Very poor
Neutral
Great






Customer reviews
4.0 out of 5 stars
4 out of 5
16 global ratings


5 star 46%
4 star 20%
3 star 20%
2 star 14%
1 star 0% (0%)
0%

How customer reviews and ratings work

Review this product
Share your thoughts with other customers
Write a customer review

Sponsored



Top reviews

Top review from the United States


V.K

5.0 out of 5 stars Fantastic BookReviewed in the United States on January 6, 2019
Verified Purchase
A great book! It helped me enhance my understanding of Buddhism in Japan, and it's history. The author seemed very well versed with Vedism and Hinduism and its Buddhism's historical development. A very well written book. Moreover, the book works with Kindle's dictionary, which is very handy for a bi-lingual like me. I find myself in able to find such treasures. Thanks to the Author Mr. Maeda-san. Please make more of your books in Kindle format.



HelpfulReport

See all reviews


Top reviews from other countries
Translate all reviews to English


鹿野苑
4.0 out of 5 stars インド思想の基本をしるのにいい本Reviewed in Japan on October 1, 2020
Verified Purchase

 仏教の土台となった釈尊の時代のインド思想について基本的なことを知るのにいい本。輪廻、解脱、無我説などに関して、どういう背景があったのかなどバラモン教・ヒンドゥー教の思想にも触れての解説がある。
 著者は中村元先生にご縁のある方。難しくなく、初心者の方でも読める内容。
 基礎知識取得に一度読んでみるのもいいと思う。

One person found this helpfulReport
Translate review to English


ほうしゅー
5.0 out of 5 stars とても読みやすいインド思想の入門書Reviewed in Japan on January 11, 2017
Verified Purchase

 「東洋の思想を、できるだけ多くの人に、分かりやすいことばで」という姿勢のもと、恐らく日本でもっとも親しまれているインド思想学者となった中村元。その中村の東大の講座と、自ら設立した「寺子屋」東方学院を引き継ぎ、師と同じ姿勢でインド思想研究の興隆と普及に努めた前田專學氏による講演録である。難解と受け取られがちなインド思想であるが、市民向け講座の講演を中心としていることも相まって、その語り口はとてもやさしく、専門で学んでいなくても理解しやすい内容となっている。

 やや踏み込むのを許されるのであれば、本書のポイントは大きく二つあると感じられる。

 第一に、仏教を支える思想とされる業・輪廻の思想について、それが『ヴェーダ』や『ウパニシャッド』に代表されるインド思想の流れの中で生み出されたものであるという点である。「ゴータマ・ブッダが、果たして業や輪廻を語ったか?」という点については、論者によって様々な見解があり、一致を見ていない。そうしたなかで、インド思想の研究者である著者が、「ブッダは業や輪廻を説いておらず、後から加えられたものではないか」と指摘している点は、大きく注目される点である。

 第二に、「ブッダのおしえにおいて最も大切なポイントは何か?」という点について、著者は「生涯ブッダに仕えた身である」と自認する恩師・中村元の「如是我聞」として、中村氏自らの墓碑銘に刻んだ「ブッダのことば」に代表される「慈しみ」ではないかと指摘している。この指摘を踏まえながら、自分が学んできた仏教の教えを見直してみる機縁とするのも、本書の愉しみの一つではなかろうか。

 
Read less

10 people found this helpfulReport