Taechang Kim | 성서 코란 불전, 원전으로부터 종교의 본질을 찾는다.
Taechang Kim
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Taechang Kim
다음 문장에 매료되어 독서. 여러 가지 시사와 자극을 받았다.
"이 책은 '종교'의 관점보다는 '종교학'의 관점에서 쓰여있다.
'종교'는 믿는 것, 실천하는 것이지만 '종교학'은 그것을 공명하면서 비판적으로 바라 보는 것이다.
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이 책에서는 교회의 신앙 도구로서의 기능을 컴팩트하게하기 위해 서문에서 '기도'와 '념불'을 간략하게 소개한다.
이 장은 하나님을 중심으로 한 일신교와 깨달음을 중심으로 한 불교의 질감의 차이를 알기위한 지침이되었습니다.
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제1장-3장에서는 유대교, 기독교, 이슬람교의 교전인 구신약성경과 꾸란을 다룬다. 제4-5장에서는 불전을 살펴본다.
파리어로 쓰여진 초기 불전과 한역의 대승 불전 사이에는 차이가 많기 때문에 두 장으로 나누어 나타냈다.
6 장에서는 동유라시아의 다신교 교전 (에 준하는 것)을 소개한다.
힌두교의 베다 - 우파니 샤드, 중국에서 태어난 논어, 노자 도덕경, 일본 열도에서 태어난 축사 및 고사기입니다.
세계에는 수많은 종교적 전통이 있습니다.
신종교도 많다. 그러므로 교전의 수가 이들에 다할 것은 아니다. 하지만 일단 이만큼 바라보면 현대세계 종교문화에 대한 기초적인 이해를 위해서는 충분하지 않을까."
"本書は '宗教' の視点というよりも '宗教学' の視点で書かれている. '宗教' は信じるもの、実践するものだが、
'宗教学' はそれをー共鳴しつつも批判的にー眺めるものである. 本書では、序章において、教典の信仰ツールとしての機能をコンパクト化したものとして、'祈り' や
''念仏' を簡単に紹介する. この章は神を中心とする一神教と悟りを中心とする仏教の肌合いの違いを知るための手引きともなっている.
第一章ー三章ではユダヤ教、キリスト教、イスラム教の教典である旧新約聖書とコーランを取り上げる. 第四-五章では仏典を見ていく.
パーリ語で書かれた初期仏典と漢訳の大乗仏典との間には違いも多いので、二章に分けて示した. 第六章では、東ユーラシアの多神教の教典(に準するもの)を紹介する. ヒンドゥー教のヴェーダないしウパニシャッド、中国に生まれた論語や老子道徳経、日本列島に生まれた祝詞や古事記である.
世界には無数の宗教的伝統がある. 新宗教も多い. だから教典の数がこれらに尽きるわけではない. しかし、とりあえずこれだけ眺めておけば、現代世界の宗教文化についての基礎的な理解のためには十分なのではないだろうか."( pp. ii-iii )
中村 圭志
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聖書、コーラン、仏典 - 原典から宗教の本質をさぐる (中公新書) 新書 – 2017/10/18
中村 圭志 (著)
4.3 5つ星のうち4.3 28個の評価
宗教にはそれぞれ教典がある。開祖やその弟子たち、あるいは教団によって書かれ、編まれ、受け継がれた「教え」の原点だ。時代と場所に応じて教義が変わっても、常に立ち帰る場所として教典がある。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教から、ヒンドゥー教や神道、儒教・道教まで。歴史を超えて受け継がれてきた教典はどのように生まれ、なにを私たちに伝えようとしているのか。信仰の原点に迫るやさしい宗教ガイド。
本の長さ
319ページ
言語
日本語
出版社
中央公論新社
発売日
2017/10/18
内容(「BOOK」データベースより)
宗教にはそれぞれ教典がある。開祖やその弟子たち、あるいは教団によって書かれ、編まれ、受け継がれた「教えの原点」だ。時代が変わり、教義が揺れる時に、人々が立ち返る場所としての原典ともいえよう。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教から、ヒンドゥー教や神道、儒教・道教まで。歴史を超えて受け継がれてきた教典はどのように生まれ、何を私たちに伝えようとしているのか。信仰の核心に迫る新しい宗教ガイド。
著者について
1958年北海道生まれ.東京大学大学院人文学研究科博士課程満期退学.宗教学・宗教史学.宗教学者・編集者・翻訳家.著書に『教養としての宗教入門』(中公新書)ほか,『教養としての仏教入門』(幻冬舎新書)『教養としてよむ世界の教典』『信じない人のための〈宗教〉講義』(みすず書房)『信じない人のための〈法華経〉講座』(文春新書)『信じない人のためのイエスと福音書ガイド』(みすず書房)『宗教のレトリック』(トランスビュー)他.島薗進氏らとの共著に『はじめて学ぶ宗教』(有斐閣)などもある.
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中村/圭志
1958年北海道生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(宗教学・宗教史学)。宗教研究者、翻訳家、昭和女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
出版社 : 中央公論新社 (2017/10/18)
発売日 : 2017/10/18
言語 : 日本語
日本から
ウシン・ソージスト
5つ星のうち4.0 読む価値があります
2017年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『教養としての宗教入門』(中公新書)が読み物ふうの宗教
入門であり、続く本書が教科書ふうの宗教入門・教典編であ
ると、著者自ら、「おわりに」で語っています。
コンパクトなガイドブックとして、宗教学の視点から、主要
宗教の教典を取り上げて行きます。
かなり幅広い対象となっていますが、大きな格差が生じてい
ます。
それを表す各頁数は以下となります。
旧約聖書=42頁、新約聖書=64頁、コーラン=24頁、パーリ
仏典=50頁、大乗仏典=56頁、ヒンドゥー教典=11頁、儒教
教典=7頁、道教教典=5頁、神道の祝詞・神話=7頁
著者の熱も頁数に比例し、上座部と大乗に分けた仏教が詳し
さでも圧倒的です。
それに比べて最少の道教では、『老子道徳教』や『荘子』は
判っても、宗教としての道教の姿が全く見えて来ませんでし
た。
仏教を中心とし、新旧の聖書、そしてクルアーンの解説まで
で満足すべきなのでしょう。
それ以外はオマケと考えることです。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
===
Amazon カスタマー
5つ星のうち4.0 たいへんわかりやすい
2018年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宗教はひとつだけを勉強しているとどんどん視野が狭くなってしまう。こういうふうに、比較宗教学的に、俯瞰した目で、そもそもの原典をひもといてみるのはとても意義があることだし、改めて勉強になった。ここを入り口に、俯瞰的な目線を忘れずに宗教を掘り下げていきたいと思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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わかりやすい
5つ星のうち5.0 わかりやすい入門書
2020年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
考え方を整理する本として、身近な入門書になりました。イメージを漠然と比較出来る様になりました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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三日月のビール
VINEメンバー
5つ星のうち5.0 比較がとても分かりやすい
2018年8月28日に日本でレビュー済み
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さくっとよむことができました。仏教やキリスト教については、なんとなく日常生活のなかで触れることもありますが、イスラム教についてはほとんど知識がなく、良い勉強になりました。3つ並べて比較するのはいいですね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Bitter and Sweet
5つ星のうち4.0 教典の全体像を知るために便利
2018年3月31日に日本でレビュー済み
一応、これまでに聖書の福音書と代表的な大乗仏教の教典、儒教のメジャーな本は読んだ。
私のようにいきなり岩波文庫を読むのも悪くないが、この本で全体像をつかんでおいた方が理解の度合いが深まる。
カトリック系の学校で宗教の時間のある中高生はキリスト教の部分だけでも読むと良い。
宗教の先生の説明とかなり違った説明があると思われる。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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christian
5つ星のうち5.0 キリスト教、仏教、の理解に好適
2020年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宗教全般にmacro的に理解するに好著。偏りがなく分かりやすい。キリスト教に精通されているし。
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