2025/07/22

不倫は家庭の常備薬 : 田辺 聖子 1989

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田辺 聖子田辺 聖子

不倫は家庭の常備薬 Tankobon Hardcover – July 1, 1989
by 田辺 聖子 (Author)
4.1 4.1 out of 5 stars (30)
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田辺 聖子
1928年3月27日大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。56年「虹」で大阪市民文芸賞。64年「感傷旅行」で第50回芥川賞、『花衣ぬぐやまつわる…』で女流文学賞、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞する。2008年文化勲章受章(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 愛してよろしいですか? (ISBN-13: 978-4087465785 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

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From Japan

  • Reviewed in Japan on July 9, 2014
    読みやすくて面白かったです。湿っぽい陰気なフリン話じゃなくて良かった。ウィットに富んだ男女の掛け合いが絶妙、明るめの楽しめるお話ばかりで一番好きかもしれない。短編と思いきや……で、一人ニヤニヤして半日たらずで読んでしまった。また読み直そう。田辺先生のちゃんとした倫理観にホッと納得。オビがついてて良かった。タイトルを隠せたので(笑)
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  • Reviewed in Japan on April 30, 2015
    題名もどういう意味?って思いました。
    結婚していても男性も女性も配偶者以外の人を好きになってしまう可能性はありますよね。
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  • Reviewed in Japan on September 4, 2011
    ずっと読み進めていってはっと気づく。登場人物が、みんなどこかで繋がっているのです。思わず読み返しながら、紙と鉛筆で関係の図を書いてしまいました。
    どの男も女も、中年〜老年を楽しんでいて、これを読んでいたら年をとるのが怖くなくなります(田辺氏の小説はそういう気分にさせられるものが多いのですが)。いえむしろ、年をとるのが楽しみになるというか、不倫の是非はともかく、いくつになっても女を磨いておかなくては、と変なところに気合が入ります。
    不倫という、決して誉められた話じゃないのに、なぜか楽しく読めてしまう小説です。
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