世界的ベストセラーとなった『武士道・BUSHIDO』の著者・新渡戸稲造。
第一次世界大戦後に設立された国際連盟では、その知識・教養をかわれ、国際連盟の事務次官に就任します。
オーランド諸島を巡っての領土紛争問題では、その解決に大いに貢献し、「新渡戸裁定」として、今も世界から賞賛を受けています。
新渡戸裁定とはどのようなものだったのか。現代にも通じる領土問題に、新渡戸稲造が出した答えとは。
そして、そこから見えてくる「真の愛国心」とは。
新渡戸稲造研究の第一人者・佐藤全弘氏に、その内容を語っていただきます。