From Japan
ぴゃぴゃぴゃ
5.0 out of 5 stars 生きがいを考える小説
Reviewed in Japan on June 26, 2024
Verified Purchase
堀北雄介が、戦う相手を捏造し、目的と手段を見誤り、目標をコロコロ変え空回っているが、自分もそういう時はあるし、何とも言えない気まずさがある。
生きがいがまだ真に見つかっていない自分には心に刺さる小説でした。
11 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
橋本
4.0 out of 5 stars いいです
Reviewed in Japan on April 19, 2026
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
いいです
Helpful
Report
Translate review to English
Kindleユーザー
5.0 out of 5 stars 自分自身にも突き刺さる
Reviewed in Japan on July 28, 2025
Verified Purchase
ある人に対して感じた印象が、最後まで読むとガラリと変わってしまう。
表面的な物事や一面的な部分をみているだけでは分からない人の欲望や本心、周囲の人間によって変わる人の立場、絶対的な自分自身というものが簡単に覆ってしまうのだという恐怖を感じた。でも、最後の章で対立を必死で超えようとする青年の言葉に身につまされる気持ちになりました。螺旋シリーズの他の本も読むのが楽しみです。
10 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
ももんがー
5.0 out of 5 stars 読むのに体力を消費しますが、読むのが止まらない。
Reviewed in Japan on January 6, 2023
Verified Purchase
日々の仕事のループから、なぜ何を、皆が多分考えることが導入から、
ああそんな奴いたなぁと物語が加速していく。
そして大人になっても。。。
いい感じに心を抉ってきますが、最後の最後、どうなるのか。
作家の朝井さんの他の作品が読みたくなりました。
12 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
imoi
3.0 out of 5 stars 読むのに疲れました笑
Reviewed in Japan on June 27, 2019
Verified Purchase
登場人物の背景や言動、行動が伏線となって最後によくまとまっていたと感じます。
「価値観」や「生きがい」が強く主張してくる現代で、著者の感じている違和感や皮肉に共感しました。
賢いから情報発信するんじゃなくて、賢いことを呟いたら価値ある自分になれるんじゃないか。!
って思ってるえせインフルエンサーに読んでほしいですね。
ただ、長いです。物語の真相が見え始める後半まで楽しめるかが読み手を選ぶと思います。
14 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
customer
5.0 out of 5 stars どんな時に読むのが良いのかうまく勧められないが、ふとタイトルが気になった時に自分のタイミングで読んで欲しい
Reviewed in Japan on January 30, 2025
Format: PaperbackVerified Purchase
どんな時に読むのが良いのかうまく勧められないが、ふとタイトルが気になった時に自分のタイミングで読んで欲しい
15 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
小梅
4.0 out of 5 stars ⚠️ネタバレあり
Reviewed in Japan on May 13, 2026
Format: Paperback
「どうして私たちは、自分のために生きることをこれほどまでに難しいと感じてしまうのか。死ぬまでの時間を、“生きていていい時間”にしたいという思いが、私たちを複雑にする。」
初めて朝井リョウ氏の本を読んだ。
言葉の節々の描写が丁寧でありながら独創的で、多くの読者に支持されている理由を実感した。
ミステリー小説ではないにもかかわらず、読後にもう一度初めから読み直したいと思えた小説は初めてだった。
読んでいる間、私はずっと「死にがいを求めて生きる」とはどういうことなのかを考えていた。
本作には、明確に強調されたメッセージがあるわけではない。
しかし、登場人物たちの気づきや発見を通して、私の中でも少しずつ解釈が形になっていった。
世間では、「生きがいを持って何かに取り組んでいる」と前向きに語られることが多い。
けれど本作を読んで、生きがいとは必ずしも健全なものだけではないと感じた。それは、自分が存在してもいいと思うために何かを突き詰め、その対象に依存してしまう状態でもあるのではないか。
登場人物の中でも、特にめぐみはその気づきを読者に多く与える存在だったように思う。
彼女の心境の変化や気づきは、当事者目線で直接描かれているわけではない。
それでも読者にしっかり伝わってくるところに、朝井氏の力量の高さを感じた。
また、山族と海族の対立は、物語の中心そのものというよりも、人が自分の存在価値を守るために、他者との差異や敵対構造にすがってしまう姿を示すための要素だったのではないかと感じた。
そこから私は、本作が「死にがいを求めて生きる私たちが本当に向き合うべきものは、目の前にいる異なる他者との対話や協調なのではないか」と問いかけているように受け取った。
2 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
watawata
5.0 out of 5 stars 職人技に感謝
Reviewed in Japan on May 7, 2019
Verified Purchase
企画ありきでつまらなくなりそうなのに、おもしろくて一気読み。
本屋さんで立ち読みしていなかったら、手を出さなかったと思う。が、そのままだったらもったいなかった。
書き手の職人芸というか、プロフェッショナルの技というか。。。
休日のひとときを純粋に楽しくすごせました。ありがとうございます。
7 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
アル野パカ夫
4.0 out of 5 stars 怖くて寂しかった。雄介の気持ちが分かってしまった。
Reviewed in Japan on February 8, 2023
Verified Purchase
順位を付ける事や周りから勝手に決めつけられてしまう事は、やっぱり必要なんだと思った。そうされる事で自分の立ち位置が分かって、喜びだったり怒りだったり反応する事があるから、こんな自分だと分かるものなんだろうと思った。
良くも悪くも関わり合いながら人は生きる。ありのままでいいと言う言葉は、きれいに聞こえるけど残酷に思えて来た。最初から自分の中にちゃんとした基準なんてある訳がないから、競争や決め付けとか周りからの押し付けを奪われて、ぶつかる壁がないから自分を自分と決める範囲や基準が分からなくなって、対立を求めてそこで初めて自分を確認する、それが雄介だったんだろうか。
何だか闇なのか深さなのか分からないけど、終わらない逃げられない辛さで胸が苦しいしお腹がぐるぐるして嫌になる。
死ねないから生きてて、って事は、死にがいを求めてるって事なのかな。中学生の頃を思い出した。そうやって生きてた気がする。
こんな読後感は初めてだ。頭と心がぐるぐる不安で何だか気持ちが悪いけど、読む前よりは明らかに生きる事に対しての自分の感覚が少しだけ広くて優しくなったような。不思議だ。もっと上手くこの気持ちを言葉にできたらいいのにな、悔しい。
読んで良かった。朝井リョウさん、ありがとう。螺旋プロジェクト、いろいろ読んでみたい。
23 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
ゆうけい
4.0 out of 5 stars 螺旋プロジェクトのルールの中で平成の閉塞感を見事に描いた佳作
Reviewed in Japan on July 17, 2019
Format: PaperbackVerified Purchase
螺旋プロジェクト第一回配本がこの朝井リョウの「死にがいを求めて生きているの」、「桐島、部活やめるってよ」に勝るとも劣らないキッチュな題名だが、内容は、螺旋プロジェクトで担当した「平成」という時代の、なんとも言いようのない閉塞感の中で生きる若者を描き、出色の出来栄えであった。
この登場人物たちは、平成の世の中だけあって、戦争(兵役)もないし食うに困るようなことはない。でも高度成長期〜バブル期を経て訪れた、競争や対立を無理に押し隠したなんとも言いようのない閉塞感の中で生きている。
例えば運動会の棒倒しの禁止しかり。
テストの成績順の貼り出し取りやめしかり。
神輿担ぎが男なら当たり前、女なら褒められる、それってあり?という男側の不満感しかり。
競争社会からのドロップアウトを(不都合な真実は隠して)美化するマスコミしかり。
そのような空気感を巧みに物語る中で、真の主人公である二人の男性、南水智也と堀北雄介の、小学生時代から、中学、大学と成長していく姿が描かれる。
登場人物の語りの中で徐々に明瞭となる二人の性格と人生観の違いを丹念に追いかける緻密な語り口も見事なら、冒頭頭部外傷により植物状態となった智也を雄介が毎日のように見舞う、その“歪な真実”を終盤から最終章にかけ一気に暴いていく剛腕にも舌を巻く。
さらには、お約束の「三つのルール」がきっちりとはめ込まれており、プロジェクトの一番バッターとしては出色の構成。あえて文句をつけるとすれば、そのルールである、「海族」と「山族」の対立を「歪な真実」の根幹にもってこなければならず、この作品の方向性が最後に大きくブレたのが誠に惜しい、と思った。
18 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
Translated by Amazon
See original
chikuwabu
2.0 out of 5 stars 朝井リョウという才能の無駄遣い。
Reviewed in Japan on June 25, 2019
Format: PaperbackVerified Purchase
朝井リョウさんのファンです。とても期待して読みました。
少年時代、学生時代のこころの見えないほどの動きをしっかり掴み取り、表現しています。
たぶん自分も同じようなことを感じながらも、その時言葉で表せなかった感情を、朝井さんは瑞々しく言葉に定着させています。相変わらずうまいなぁと思いました。
平成というフラットな時代での息苦しさ、自己存在の不確かさを抱えて生きる若者を見事に描いています。
しかし。
物語の土台となるテーマが海族と山族の対立というのがあまりにも陳腐。
売れない映像ディレクターが出てくるあたりから、物語はご都合主義で、失速していきます。
前半読んでいる途中で、「螺旋プロジェクト」なるチラシが目に入りました。
なんだこの安っぽいプロジェクト、というのが素直な感想で、
古代から未来まで時空を超えて海族と山族の戦いを何人もの著者で紡ぐ壮大なプロジェクトって、少年ジャンプか。
小説が売れない時代に、三流広告代理店が安易に考えそうな仕掛けですね。
朝井さんは、真面目にも海族、山族の話をきちんと回収していきます。それが、この小説をダメにしています。
朝井さんは、プロジェクトとの犠牲になった気がします。トップバッターですし。
平成が終わるときに、平成を生きた二人の若者。ずっと隣にいながらも、永遠に分かり合えないふたつの魂。
それだけで、いいじゃないですか。海族と山族ってと何だよ、こんなくだらないプロジェクトに巻き込まれないで、朝井さんだけの世界で、完結していれば、どれだけ素晴らしい小説になっただろうと夢想します。
朝井さんの次回作は読みますが、螺旋プロジェクトなるものは、もう読みません。
ほんとに、がっかり。
67 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
Amazon Customer
4.0 out of 5 stars 平和な時代の苦悩
Reviewed in Japan on May 25, 2019
Format: PaperbackVerified Purchase
平穏な、 平成 という時代に生きた私たちは、どんな苦悩になやまされたか、著者の言葉が、私の心を大きく揺さ振った。最終章の、主人公の一字一句は、著者がもがきながら自身の頭で答えを探し出そうとしていたように感じた。感動…。
2 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
ピコ
5.0 out of 5 stars オンリーワン信仰の呪縛
Reviewed in Japan on November 20, 2022
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
平成時代、親子でオンリーワンの呪縛に息苦しさを感じ、何者かに成らねばと自分の人生にカウントダウンする我が子の姿と登場人物が重なって見えました。海山伝説の形をとっていても底には朝井リョウがしっかり流れていると思いました。
12 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
KI
2.0 out of 5 stars 25点
Reviewed in Japan on November 25, 2025
Format: Paperback Bunko
"平成"を生きる若者たちが背負った自滅と祈りの物語
とあるが。
何者でもない普通の人間が、何者かになろうとしてもがく物語?
しかしもがいているというよりは…。
革命家気取りだが、やってることは「おままごと」程度の薄っぺらくて中身のない若者が順々に登場してくる。
今でいう「インフルエンサー」程度にも及ばない、ただの有象無象でしかなく、痛々しくて見てるのがしんどい。
またいくらローカル番組とはいえそんな有象無象を「次代の旗手」みたいな感じで取り上げるTV局も次元が低すぎて意味不明。
螺旋プロジェクトだかなんだか知らんが、海族・山族とかいう現実味のなさすぎるオカルトとこじつけてくるのも必然性に乏しく冷めるだけ。
主人公格のうちで唯一それなりの若者である南水君は、漫画のような事故で植物状態。
まぁ植物状態になってなくても、何も変わらんだろうが。
朝井リョウさんの著作は今まで読む機会がなく、とにかくなんか一冊読んでみたいなーと思って手に取った一冊がこれだったが、他もこの程度なら時間の無駄になるだけだ。
最初の一冊にしたのは間違いだったかな?
Helpful
Report
Translate review to English
a
4.0 out of 5 stars 後半のスピード感
Reviewed in Japan on July 8, 2019
Verified Purchase
前半をさっさと読んで後半を読んでほしい。展開の加速度がすごい。登場人物の個性、性格、事情はよくあるものだと思うけど、最後のあたりは読む手が止められなかった。続きが気になるので、螺旋プロジェクトの他の本も読みたくなった。
7 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
ゆめぽち
1.0 out of 5 stars 私はにがて。
Reviewed in Japan on June 18, 2026
Format: Paperback
長い。とにかく長い。
タイトルに興味をもって読みましたが、私は、他の螺旋シリーズを読みたいという気にはなりませんでした。
海族山族あたりから、ん?と思いながら、智也が植物状態になった理由を知りたいがためにすごく頑張って読みました。頑張って読みましたが、植物状態になってしまった理由も残念で。
他のシリーズを読んだらまた感想は変わるのかもしれませんが、今はその気力はありません。ごめんなさい。
Helpful
Report
Translate review to English
夜間不幸
4.0 out of 5 stars 空白を空虚に埋める
Reviewed in Japan on March 30, 2019
Format: PaperbackVerified Purchase
朝井リョウさんらしいなあ、というのが偽らざる感想です。「螺旋プロジェクト」の中の作品。人は必ずしも生きる目的を自発的に持っているとは限らない。持っているかのようにフェイクの自分を作って生き続ける人もいる。本当には生きがいが見つからない、あるいは定まらな人たちの中で起こる葛藤を、平成世代のもつ空白感のようなものと合わせて表現しています。
14 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
Amazon カスタマー
5.0 out of 5 stars この人生に意味はあるのか?
Reviewed in Japan on February 20, 2022
Verified Purchase
人生の意味について深く考えるきっかけをくれる物語。
その答えは、この本には書かれていないんだけど。
答えが出ない問題に向き合うことが、人生の意味なのかもしれませんね。
8 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
Amazon カスタマー
5.0 out of 5 stars ありがとうございました
Reviewed in Japan on January 16, 2022
Format: PaperbackVerified Purchase
気に入りました
2 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
晴耕雨読
5.0 out of 5 stars 息苦しい『今』という時代
Reviewed in Japan on June 15, 2019
Format: PaperbackVerified Purchase
競争をなくし、序列化をなくし、フラットな社会で自分らしく生きる…
平成の最初の10年がそのような方向へ向かった時代だとすれば、残りの20年はそれが儚い夢で逢ったことが露わになった時代です。
結局、人間は自己のアイデンティティを他者との差異の間にしか見出せません。
「建前」上(あくまで建前です)フラットになったがゆえに、日本人は自己を見失い、喪失した自己を取り戻すために一層他者との差異を嗅ぎまわるようになりました。
そして、差異を見出してはことさらに騒ぎ立て、自己を正当化するようになりました。
この本には、そんな日本の息苦しい今という時代が鮮やかに描かれています。
今の日本を見事な切り口で切り取っています。
智也と雄介を中心に、その周辺の人々。
その誰かに、誰もが自分と重なる部分がいくつも見いだせるのではないでしょうか。
自分を省みずにはいられなくなります。
そんな力を持った一冊です。
15 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
Translated by Amazon
See original
慈悲
5.0 out of 5 stars 飲み干しました
Reviewed in Japan on July 31, 2019
Format: PaperbackVerified Purchase
初めて朝井リョウさんの作品を読みました。
本屋さんで手に取らず、あわてて注文したので届いて本の厚みにまず驚きました。
若い人が書いた、という勝手な思い込みで、60代の私には最後まで読み終えるか、体力も心配になりましたが、結果は一息で飲み干しました。
読み終えたのには、作戦がいくつか。
ひとつには人物ごとに章がわかれていること、ふたつめにはキーワードが繰り返し出てくること、登場人物が一部マンガ的?ではあるけれどとてもよく書かれていること。
なによりも、終盤の病室までにいろいろな人間関係のからみが見事にほどけてくるあたり、これほどの長編なのに冒頭のくだりがつい先程のことのように思えるのは、作者の力量の素晴らしさと思います。
「まわりが変わっていくのに変わらない」その裏返しは
まわりは変わらないのに自分はこんなに、なのでしょうか?
最後のページで救いが見えましたが、まだわからないままです。
11 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
アベ
2.0 out of 5 stars 必要?
Reviewed in Japan on December 12, 2022
Verified Purchase
海族と山族という設定が正直煩わしく感じた。人物1人1人の奥行きがいまいち感じられなかった。
11 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
Amazon カスタマー
5.0 out of 5 stars 隠したい鬱々とした思いを引っ張り出された
Reviewed in Japan on April 4, 2019
Verified Purchase
1994年生まれ。ゆとり世代ど真ん中を生き、現在24歳。仕事もこんつめてできず、熱中できる趣味もなく、
SNSばかり見る毎日に、ぼんやりと「生きがい」を求めていたとき、このタイトルを見つけて即購入した。
あ〜死にがいだ、生きてていいんだと思える何かがほしいのだ、とき山族のように熱狂する人を冷めた目で見つつも、どこかうらやましくて、こんな人になれたら人生おもしろくなるのかなと思いつつ、今日もSNSに流れてくる熱狂組をサラサラ流し見している。このしょうもないプライドや自我、承認欲求なんて捨て去りたい。もう一度読み直します。
54 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
まー
1.0 out of 5 stars ダメだった
Reviewed in Japan on April 25, 2023
Format: Paperback BunkoVerified Purchase
自分には合いませんでした。久しぶりに読破するのがきつかった本です。
3 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
ぺだいよちゃ
5.0 out of 5 stars 新しい視点を得ました
Reviewed in Japan on August 10, 2024
Format: Paperback
生きがい、役割がほしい、自分の存在価値…。未だに悩み、もう抜け出したいという思いも抱えながら、自己否定を続ける日々に何か答えをと手にとった本でした。
結果、答えという答えは見つかりませんでしたが、皆言わないだけで自分だけではないのだなというところに落ち着きました。。
人間関係、対立の背景にある「時代」という、より大きく複雑で掴みづらい要因が「生きづらさ」の正体ではないかというのは自分にとって新しい視点でした。
螺旋プロジェクトに沿いつつも、よくここまで心を抉られる物語を書けるものだなと読み進めるほどに強く感じました。
プロジェクト自体は気に入りましたが、もしそういう枠組み抜きでこの物語を書いたらどうなるのだろうという純粋な興味もありました。
個人的に深く刺さった一冊でした…!!!
4 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
ミクマリ
5.0 out of 5 stars なぜ生きがいなど求めてしまうのか?
Reviewed in Japan on September 3, 2022
Format: Paperback
どうして人は生きがいを持たなければいけないと思ってしまうのだろう?
それは他人との比較があるから。何かに夢中になっている時私はそれを楽しいとすら思っていない。楽しいとかこれは生きがいだとか思った時点で、それは少し離れた目線になる。自分で自分を評価する目線が生まれる。だから人は他人と自分を比較することになる。そしていつしか、その視点は自分の夢中よりも意味を持つようになる。大切になる。そうしてそれを他人に評価されたりなんかすると、ますますそれは暴走し肥大する。
夢中になっていたものなど、そもそも夢中というぐらいだから中身などない。でもだからこそいいものなのに、それは他人の視点から見れば意味のないものに思える。だから他人(他人という名の自分の視点)から評価されそうなものを人は選び取るようになる。
でもそれは結局長続きしない、満足できない、夢中になれない、だからまた別のものを探す、、、永遠のループ。
なんて苦しいんだろうと思う。
この本はそのような問いに真摯に向き合っているように思える。
私はこの本のコンセプトなど全く知らず題名に惹かれて読みましたが全然問題なかったです。
6 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
ガイちゃん
5.0 out of 5 stars 平成の”生きる”とは
Reviewed in Japan on March 10, 2019
Format: Paperback
朝井リョウさんの著作はすべて読んでいる。
螺旋プロジェクトの対象作品であり、海族と山族の対立という土台と平成という舞台が与えられている。それがあった上で、私が本著を読んで光って見えた熟語は”自滅”と”反発”。
対立を減らす風潮の平成を生きた私たちは、集団の中にグラデーションが生じ、生きがいをより考えなければならなかった。そんな中で自滅をしてしまう人もいれば反発によりやりたいことを見つけるひともいる。その全ては違いに起因し、繰り返しの渦中でしかない。
「なんで智也と雄介は仲が良いのだろうか」
様々な視点から紡がれる話は、いつの間にか私の興味をある一人の人間に向けさせられる。
まるでミステリー小説のような構成の物語に、私が突き付けられたのは、やはり人は対立すること、摩擦すること、反発すること。
そして、もしそこに私個人の想像を含ませるなら、それらを飼いならすということ。
これまでの朝井さんの著作の中でも特に密度の濃いお話でした。
61 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
インサイダーきのこ
3.0 out of 5 stars やりたいことがない人間
Reviewed in Japan on June 23, 2023
Format: Paperback Bunko
物語は雄介と智也という性格正反対の奇妙な2人の友人関係を、少年時代から第三者の視点で追いかけていくような構成。
作中の雄介のセリフには共感できるセリフも多い。
「自分のためにやりたいことも、誰かのためにやりたいことも、何もない。」
何か熱中できること、情熱を持っている人間への羨望。生きがいのなさ。命を持て余す。
生きているだけでいい、なんて言葉で時々癒やされた気分になるけど、すぐに現実に呑まれて忘れて、
その繰り返し。そこから抜け出せない人間はどうすればよいのか。雄介は立ち向かう相手を捏造しつづけることでそれを見つけようとする。
と、共感できる部分があった雄介だが、最後の方では単なる虚言癖人間のように描かれているのは非常に残念。
Helpful
Report
Translate review to English
Amazon Customer
3.0 out of 5 stars わからんでもない心情。
Reviewed in Japan on September 13, 2023
Format: Paperback Bunko
雄介の心情はわからんでもないけど、旧帝に合格できるくらいの学力と中学時代に女子から告白される容姿があって何やってんだか。と思った。
あと本作にとってプロジェクトのルール1は正直邪魔でしかなかった。
One person found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
久保
4.0 out of 5 stars えぐられる…!
Reviewed in Japan on October 13, 2020
『どうしても生きてる』を読んだ後からの、この本。
浅井リョウさんの本はメンタルがえぐられるので、健康な時に読むのを全力でおすすめ。
自分に向き合いたい、競争を知らない若者よ、この本を読んで一日寝込もう。
そして立ち上がろう。
男性の友情ってのも、いろいろねじくれてることもあるんだなぁと思いました。
序盤で出てくる看護師が、終盤の方で言う台詞の空気読まなさがたまらないです(いろんな意味で)
螺旋プロジェクトについてはよく存じませんが、海族山族絡ませない方が、物語として良かったと思うので、星4つ。
2 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
Translated by Amazon
See original
th
5.0 out of 5 stars 生きがいが無くても。
Reviewed in Japan on November 5, 2022
Format: Paperback
生きがいが無くても、意味が無くても、誰かとつながってしまっている。絶望の中でも生きるしかありません、救いはないようであります。最高の一冊。
、、、最後の2ページはある意味ホラーを感じました笑
8 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
fifi
5.0 out of 5 stars 本の中に自分が混ざっているような気がした。
Reviewed in Japan on December 4, 2022
Format: Paperback
読み始めてすぐ、学生時代の頃がよぎり、手を止めたくなったが、止まらないくらい面白かった。
自分がまるで別の人格で本の中にいるようだった。
2 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
亀
1.0 out of 5 stars 読みづらい
Reviewed in Japan on September 24, 2024
読みづらい文体だし、結局何なのと言いたくなる。
7の安藤与志樹の編くらいまでは興味を待てたが、弓削の編あたりから段々つまらなくなってきた。
特に最後の南水の回想めいた章は、ジレンマに苦しんでいますというのをダラダラ(言葉は悪いが)つづったとしか思えない。
この作家、無理やり対立軸作っている気がしてならない。
One person found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
hiro3
2.0 out of 5 stars うーん。。。今ひとつ。
Reviewed in Japan on August 29, 2023
Format: Paperback Bunko
螺旋プロジェクトの一環なんですね。。。。
One person found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
MAOW
5.0 out of 5 stars おぞましく現実を見つめた小説
Reviewed in Japan on May 1, 2020
螺旋プロジェクトの一作ですが、
浅井リョウさんはこのプロジェクト、鬱陶しく思ってたんじゃないのかな?w
途中、「海とか山とか関係あるか!」って切れ気味に投げ出してるしw
でも伝えてくるメッセージは相変わらず鋭い。
世間を捨てたつもりになってもそれは世間ありきの行動だし
興味ない振りをしてもそこにいるだけでその他大勢として巻き込まれてしまう。
どうしたって逃げられない。世間と繋がってしまっている、人とのつながりを良きことではなく、諦め・絶望として描いていたのが新しかった。
その中で、自分の中のどうしようもない嫌悪感とも戦いながら、それでも圧倒的他者を理解していくことの必要性を説いていました。
そして何より、生きる目的がない人が到達する死にがいという発想。当てはまる部分があるだけに、胸に刺さりました。
2 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
RISA
1.0 out of 5 stars 面白くない
Reviewed in Japan on May 26, 2024
どうしてこんなに評価が高いのか不思議。
登場人物誰一人として魅力を感じない。
読み進めるのにこんなに苦労したのは久しぶり。疲れた。。
One person found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
日向
5.0 out of 5 stars 時代が移り変わる今、読んで良かった作品。
Reviewed in Japan on April 17, 2019
Format: Paperback
朝井リョウさんの作品らしく後半になりさらに一気に読み進め、数日で読み終えてしまった。
どこか現実離れしているようで、限りなく自分の目の前で起きている物語。
点と点が繋がる期待感と心地よさと、直接的ではないにしろ様々な区切りによる差別や分断、偏見について考えることとなった。
そして私自身、右か左か、上か下か自ら線を引いてしまう瞬間がある。本書を読み、寧ろ自ら進んで引いてしまう自分がいることにも気づかされた。
自分にとって不都合な誰かをその背景にある色で判断しない ということはわかっていても難しいものです。
自分だけが言い続けても、これまでの歴史が作り上げてきた慣例は何も変わらないのではないかと思う局面は幾度もあり、その度に諦めたくなる。
でも、今日は何かが変わる前日なのかもしれない。私達の世代でいろんなことが変わるのかもしれない と抗い続けることは今をつくる私たちの使命なのかもしれない。そんなことを思った。
こんな素晴らしい言葉を紡ぐことができる著者が本当に羨ましい。聡明でこんなにも強く優しい言葉で諦めないと言えたなら、まだここでいきることを続けていける気がした。
6 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
ちゃむ
3.0 out of 5 stars 概ね楽しく読んだ
Reviewed in Japan on April 2, 2019
Format: Paperback
充分に面白いが、ちょっと入りそこなった
強いて対立する事はないが、無理して引っ付く事もないんじゃない?と。
途中経過では雄介が圧倒的に「嫌な奴」だったけど、読後「割と、どっちもどっち」?感だった
「止めないと」が、雄介の「為」ではなく、「我々海族の為」に変換されてしまった。亜矢奈と合わせて「1対2」の図になったからかなあ。我ながら意外
禁忌にするのと、無理して融和しようとするのって、何か、似てる
君ら、「他の事はどうでもいい」って位に好きな事を見つけろ
わざわざ蹴飛ばしに行かなきゃそれでいい。位にしとけ
と、思った
概ね楽しみました
8 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
がっちん
4.0 out of 5 stars いろいろ考えさせられる
Reviewed in Japan on April 6, 2020
Format: Paperback
読後にこの作品が螺旋プロジェクトという企画物と知りました。
朝井リョウさんの小説は初めて読みましたが、すっごくおもしろくて引き込まれました。が、ラストでまさかのオカルト系?!展開でびっくり。それはそれでおもしろかったです。
私の生きがいって何だろうと考えてしまいました。でも生きがいに囚われていると苦しそう。いい意味でテキトーに楽しくやっていきたいなぁ。
Helpful
Report
Translate review to English
もあぞう
5.0 out of 5 stars 螺旋プロジェクトの妙
Reviewed in Japan on April 17, 2019
これまた朝井リョウやってくれたな…という作品。
今までも「朝井リョウは怖い」と思ってたけど、これを読んで本当に芯から震えた。
そこ、言っちゃう?ってところを、わざわざ引っ張り出して言葉紡いで突きつけられる恐怖。
自分が思ったり、意識しないようにしてやってることを、ぐるっと1回転させてむき出しにして外側から見せられてる感じ。あまりにも自分の闇に近すぎて気持ち悪くなる。でもそれが「朝井リョウ」だし「平成」って感じがする。
「螺旋プロジェクト」によって、おそらくいつもの朝井作品にはないスパイスがかかってますよね。そのおかげで物語の深さがすごいところまできてる気がする。プロジェクトの共通項を使って、ここまで時代を切り取ることができる朝井リョウに心底驚嘆する作品。
読んで損なし。
13 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
Translated by Amazon
See original
Kuto
5.0 out of 5 stars It's a great work even though the feeling after reading it is terrible
Reviewed in Japan on April 9, 2019
Format: Paperback
The seemingly plain landscape makes me feel uneasy as I read on, and I understand the meaning of the title at the end.
along with “?” on the way The meaning of the episode is connected all at once.
It's been a while since I was made to read it.
It's a great work even though the feeling after reading it is terrible.
9 people found this helpful
Helpful
Report
Translated from Japanese by Amazon
See original ·Report translation
くま
3.0 out of 5 stars 朝井リョウは何を焦っているのか
Reviewed in Japan on August 12, 2019
Format: Paperback
初、朝井リョウ。物心ついた頃からゲームやSNSがあって、ゆとり教育やら同調圧力があるのを当たり前の社会だと思って生きてきた世代の、それでも対立と和解をどう解決して行くのか、探って行く物語。のように思えた。納得できなかった。以下、なぜかを述べる。
「俺は、死ぬまでの時間に役割が欲しいだけなんだよ。死ぬまでの時間を、生きていい時間にしたいだけなんだ。自分のためにも誰かのためにもやりたいことなんてないんだから、その時々で立ち向かう相手を捏造し続けるしかない」(398p)
「自分のためにも誰かのためにもやりたいことなんてない」なんて、平成生まれのこの子は、どうしてそんな風に自分のことを思ってしまうんだろう。どうして、いつも誰かにどう見られるかが、何かの基準になるのだろう?こんなに若いのに、何を焦っているんだろう?丁寧にその心理を幼少の頃から辿っているはずなのに、やはり私にはピンとこない。
組み体操のピラミッド存続問題やRAVERSや大学寮存続問題、無人島仙人問題など、現実にあった問題からモチーフを「強引に」自分のテーマに引き入れる書き方は、感心しなかった。揶揄はしていないが、あの事柄をある程度知っている人にとっては、揶揄されていると怒るかもしれないような書き方もあった。安藤くんじゃないけど、この作者に対しても「こうやって喋って満足するだけのおままごとはもう、終わり」にしよう、と言いたくなる書き方もあった。朝井リョウは何を焦っているんだろう? 自分に求められている「役割」を過剰に意識し過ぎているんじゃないか?こんな風にホントにあったことをなぞるならば、表層だけを見るんじゃなくて、「核」の部分を描いて欲しい。その表現、作者は、その部分で1番もがいているのかもしれない。そこは伝わってくる。でも、まだ足りない。決定的に何かが足りない。人気作家だけど、こんな感じならば、認めるわけにはいかない。
2 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
えり
3.0 out of 5 stars It's long.
Reviewed in Japan on June 22, 2019
Format: Paperback
It was easy to read as usual, and I expected a bit at the beginning. I wonder if it's unavoidable to be long. Anyway, the theme is the theme (but in the end, I don't really know what the theme is). In any case, wasn't it okay for only young people? My father, who is a tondemologist, and my grandpa who lives on an uninhabited island like a mouse man, and an eccentric with no room to spare, were so tired.
8 people found this helpful
Helpful
Report
Translated from Japanese by Amazon
See original ·Report translation
ジャスティンビーバー
5.0 out of 5 stars Heisei's Light and Darkness
Reviewed in Japan on March 25, 2019
I sympathized with it so much that I got goose bumps. In the era when SNS was at its peak, it accurately expressed the confusion of this era, such as the desire for approval, purpose of life, meaning of life, etc., and it was full of the uniqueness of Asai Ryo. It seemed like I was being gouged out of a side of myself that made me want to turn my eyes away, so I went crazy reading it. I want people in the neighborhood, such as pro bloggers, influencers, and unemployed professionals who are popular these days, to read this book. And how do you feel? I want to know.
12 people found this helpful
Helpful
Report
Translated from Japanese by Amazon
See original ·Report translation
ゴリ
2.0 out of 5 stars Like a new book in the shape of a novel
Reviewed in Japan on June 7, 2019
Format: Paperback
There are a few conversations where what the author wants to say and convey is pushed to the fore. There are ideas for conversation scenes that don't make you think so, but it still got cold.
The fineness of the composition is amazing. However, even its appeal was maliciously perceived as merely a tool to make the author's claims convincing.
It looks like a new book in the shape of a novel I couldn't taste the story.
I thought it would be accepted by Ryo Asai's fans.
6 people found this helpful
Helpful
Report
Translated from Japanese by Amazon
See original ·Report translation
あきな
2.0 out of 5 stars 面白いが
Reviewed in Japan on June 30, 2019
Format: Paperback
面白いが、とにかく長い。無理矢理に長く引き延ばしている印象。
密度の濃い内容だけにもったいない。
3 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
レタス
1.0 out of 5 stars 期待外れ
Reviewed in Japan on July 8, 2019
Format: Paperback
螺旋プロジェクトということで手に取ってみたが、まったくの期待外れ。
まず文章が冗長でテンポも悪い。生きがいについて考えさせたいのかもしれないが、
キャラクターに全く魅力が無く、説教臭さだけが鼻に付いた。
12 people found this helpful
Helpful
Report
Translate review to English
イップ
3.0 out of 5 stars 思いきって100頁削っても良かった
Reviewed in Japan on September 16, 2022
Verified Purchase
舌長。とても重いテーマだから作者も試行錯誤で書き進めたのだろう。物語が病室から始まり、その患者の世話をしている看護師の女性から始まる。そして次のキャラクターが違う舞台で登場する。周りまわってこの最初の女性看護師にたどり着くのだが、その構成がとても難儀な展開だと思う。浅井リョウの描く世界・テーマは好きだが、この作品はちょっと言葉だけが上滑りしてしまった気がする。
2 people found this helpful
Helpful
Report