2019/09/10

gen-japan (Global Ecovillage Network Japan の投稿者)



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作者別: gen-japan

「豊かな地域とは豊かな人生から」山崎亮さんのお話し
投稿日: 2019年7月26日カテゴリー: forumgaiaイベント




コミュニティデザインの山崎亮さん

◆人生哲学と経済を語る

7月14日、ユネスコ認証の教育プログラム「ガイアエデュケーション」の公開講座がアズワン鈴鹿コミュニティにある鈴鹿カルチャーステーションで開催されました。講師は、コミュニティデザインの山崎亮さん。著名人とあって、会場には100人を超える参加者が詰めかけ熱心に耳を傾けました。「医療・福祉・介護は地域づくりのカギ」というお題が一応ありましたが、会場の雰囲気に合わせて話をするという山崎さんのスタイル。蓋をあけてみると、
「今日は本当に珍しい。自分のプロジェクトを一つもしゃべらなかった。年に1回か2回くらいだと思う」という講演になったのでした。パソコンに収めた3200枚のデータの事例を紹介することもなく、「豊かな人生とは何か」を、ソローの『森の生活』を例に、山崎さんの理想とする生活や人生の在り方を語ってくれたのです。

続きはこちらから → http://as-one.main.jp/sb/log/eid1089.html
心から敬愛する若き友Gerone
投稿日: 2019年6月26日カテゴリー: その他


先週グローバルエコビレッジ(GEN)インターナショナルと、アジアのコアメンバーに、新しい学びのスタイル、サイエンズメソッドの最新資料を送った。昨年、初めてのワンニサットアシュラムの広い敷地を、迷子になりそうだったけれど、丁寧に案内してくれる姿が印象的だった。その彼女がこんなに早く反応してくれるなんて、うれしい限りです。

フィリピン出身で、アジアからヨーロッパを舞台に、その若さにもかかわらず、落ち着いたファシリテーションで、参加者みんなの意欲を引き出してきた、プロフェッシナルブリモ素敵だったけれど、注意深く参加者の様子を見守りながら、労をいとわず静かに手を打つ姿がこころに残っています。
いまフランスで、新たに地球温暖化を抑止するためのプロジェクトに参加しているという便りに続いて、スイスで8月に開催されるサイエンズのコースに参加したいという連絡が届くなんて、本当にうれしいな!!


今年はドイツ語でセカンドグレードの、自分を知るためのコースの開催なので、入門編を受けていることが参加条件なのです。

でも、あなたのことを話したら、日本からインストラクターで参加する、サイエンズ研究所の小野雅司とマルセリンが、ぜひ会いに来ないかな、と言っているので、会場までバスでいけるのだったら、ぜひ訪ねてほしい。
固定観念に気付き、フィクションを信じ込む脳のシステムからほんとの自分を解放して、何でも話し合えるお互いで、新しい持続可能な社会をつくっていきたい

また今度会って、ゆっくり話そうね

ScienZ Method

Dearest Gerone!

I am sincerely pleased to know you are much interested in the ScienZ Method course in Switzerland !  You are now very near to the venue, arn’t you?

I would like to introduce you to Mr. Masashi Ono and Ms. Marceline. You can contact them

This year, the second grade course in German will be held in Switzerland in August, but I recommend you to stay there to meet the trainers, Mr. Masashi Ono (Japanese) and Ms. Marceline (Swiss) will stay there after the German course end.
——

Masashi Ono , my close friend, is a main member of the innovation team of the Method, based on 19 years research through Community manifesting of As One Network Suzuka Community in Japan, But also he has given the lectures at a university and EDE courses in Japan and Brasil. He has been instructing people in the ScienZ School Courses in Japan, Korea and Brazil for long years.
I talked about you and your will to him
I really hope you will meet him directly.

Marceline, she is one of my close friends, She can speak in English, French, Japanese, Portuguese and some others.

I really would like to talk with you soon, on our mutual dream which will be solved from human problems. We will be able to free from belief system in our brain to fix just idea as facts by misunderstanding on human

I wish that the first grade course will be held in Europe soon.
See you soon!!

Sincerely yours
Hiroko Katayama
県知事からGEN-Japanにエール
投稿日: 2019年6月8日カテゴリー: gaiatopicsお知らせ


三重県 鈴木英敬知事から、開催から3年目に入ったGEN-Japanのユネスコ認証・Global Action Program、ガイアエデュケーション Gaia Education と、実施会場アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティに対して、長期的な視野に立った取り組みとしてエールをいただきました。三重県からは、ガイアエデュケーションの地域づくり公開講座に後援をいただいており、鈴木知事からは毎年祝辞をいただいています。今回、ようやく直接そのお礼を伝えすることができました。
鈴鹿市の市議会議員山中智博さんにも付き添っていただき、心強かったです。皆様にただただ感謝。2019年5月27日 — at 三重県庁.


Prefectural Governor Eikei Suzuki, (second from left) sends Ale to GEN-Japan’s EDE and As One Network Suzuka Community, as one of the long-term implementation in Japan. He has sent our EDE his congratulations since 2017. Today I could directly say “Thank you!” to him. Suzuka City-council member, Tomohiro Yamanaka, accompanied us. Thanks to all!! at the prefectural office. May 27th, 2019.
http://gen-jp.org/
http://as-one.main.jp/suzuka/English/
山崎亮のコミュニティデザイン@地域づくり公開講座
投稿日: 2019年6月3日カテゴリー: gaiaイベント




~介護・医療が地域をつなぐ~
「医療・福祉・介護は地域づくりのカギ」

日 時:7月14日(日)13:00受付 
第一部 13:30~15:45 講演
第二部 16:00~17:00 参加者交流会(自由参加)

会 場:アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ
鈴鹿カルチャーステーション(鈴鹿市阿古曽町14-28)
*鈴鹿市の中央部にある、もともと家具展示場だった建物がリノベーション、オープンスペースになった会場です。

定 員:80人(受付順)
参加費:無料
申込先:フォーム→ https://forms.gle/qTkchtQCjJCdEk8j9

講師:山崎亮
studio-L代表、コミュニティデザイン。医療・福祉・介護は地域づくりのカギ
1973年愛知県生まれ。三宅祥介からデザイン、浅野房世からマネジメントを学び、2005年にstudio-Lを設立。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザイン、市民参加型のプロジェクトや、地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わっています。

併せて、アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティのローカリゼーション活動に関心のある方向けに、公開講座を含むスタディツアーが開催されます。ご関心のある方はこの機会に是非ご参加ください。

ツアーお申込み→ http://as-one.main.jp/HP/tour.html

主催:NPO法人えこびれっじネット日本GEN-Japan
後援:三重県、鈴鹿市、鈴鹿市教育委員会、鈴鹿市社会福祉協議会、公益財団法人鈴鹿国際交流協会、NPO法人市民ネットワークすずかのぶどう、GEN(グローバルエコビレッジネットワーク)、Gaia Education
協力:アズワンネットワーク、理想の暮らしを語る会、おふくろさん弁当、鈴鹿カルチャーステーション
2015年に行われたCOP21の記事の振り返り
投稿日: 2019年5月14日カテゴリー: お知らせ



2015年11月30日から12月11日まで、フランス・パリで開催された気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)の会場で、グローバル・エコビレッジ・ネットワーク(GEN)は、世界60か所のエコビレッジを紹介し、コミュニティをベースにした未来への社会づくりの提言を行いました。
GEN-Japanが候補として推薦したアズワンコミュニティも取り上げ、気候変動という地球規模の人類存続にかかわる問題を解決する具体的な提案として紹介されました。

旧GEN-JapanのHPでも紹介されていますが、改めてこちらにもリンクをはりました。御覧ください。
以下が、日本語訳の記事です。
その1 https://genjp2015.wixsite.com/japan/single-post/2016/02/12/COP21-1
その2 https://genjp2015.wixsite.com/japan/single-post/2016/02/15CPO21-2

原文→ http://gen.ecovillage.org/en/node/8393
エクハルト・ハーン博士へのインタビュー 
投稿日: 2019年4月29日カテゴリー: genお知らせ



左から辻信一氏、エクハルト・ハーン氏、片山弘子氏

持続可能な都市と人間
片山弘子

はじめに
2019年3月、ドイツからエクハルト・ハーン博士が、アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ(以下、アズワン鈴鹿コミュニティと記載)を訪れた。アズワン鈴鹿コミュニティは2001年以来、社会実験として持続可能な都市型コミュニティの実現を試み続けている。エクハルト・ハーン博士は、環境調和型の都市計画の先駆的研究と、多くのパイロット事業で世界的に知られ日本国内にも彼に学ぶ専門家は多い。77歳の今も、博士のチャレンジングな仕事は注目され続けている。
2009年に博士が初めてこのコミュニティを訪れた当時には、あたりには目立ったシンボル的な建物は見当たらなかった。見学し終わった博士から、エコステーションを設けてはどうかとアドバイスがあり、翌2010年に既存の家具展示場を改造した鈴鹿カルチャーステーションが開設された。エコステーションとは、博士の研究成果の一つである。つまり地域住民と新たな社会づくりの情報や実践が出会い、無理なく持続可能性への理解が広がるための結節点として意図されている。
GEN-Japanは、2019「人類の生き残りをかけた、新たなエコビレッジづくりの胎動」として講演会シリーズ1) と鈴鹿カルチャーステーションの開設および博士との交流10周年を記念して、鈴鹿での記念講演会を開催した。博士が紹介するような持続可能な未来社会の実現という観点からは、アズワン鈴鹿コミュニティには、まだ手つかずの課題が多い。にもかかわらず、博士がこの社会実験に関心を持ち続けているのはなぜだろうか。記念講演直後の博士に、GEN-Japan代表の片山弘子がインタビューを行った。



未来都市は細胞型になる!
~なぜ10年にわたってアズワン鈴鹿コミュニティを訪れ観察し続けているのか~

■人間性に焦点を当てることが重要課題

GEN-Japan:ヴュンズドルフプロジェクト2) のご紹介、どうもありがとうございました。博士は持続可能な社会の実現において、特に人間性に焦点を当てることが本質的な重要課題であると言及されました。特に、「エコステーション」の考え方と実践は、博士の長年にわたる研究と実践から生み出された独自のもので、ここ鈴鹿カルチャーステーションは日本で初めてその理念をベースに作られた場所です。
さて、博士は2009年以来、アズワン鈴鹿コミュニティに毎年滞在して観察し続けてきましたが、なぜこの小さなコミュニティにそれほど注目しているのでしょうか。その理由を話していただけますか。

ハーン博士:そうですね、ほぼ毎年10年間ここに訪ねてきたわけですが、その理由をお話しできるのは、私にとってとても幸せなことです。私は持続可能な都市計画の研究と実践に長年携わってきましたが、一言でいえば、持続可能な未来の都市は、生命の姿のように細胞型都市になると考えています。
それにはいろいろ要素がある中で、特に人間性の観点からアズワン鈴鹿コミュニティは極めて興味深い社会実験であると考えています。このプロジェクトとの出会いは、たまたまヤマギシ村で出会っていた何人かがそこを独立して、街の環境の中で新たに発展的な実践をしようとしたタイミングに遭遇したことからです。おかげでこのような斬新な試みをフォローアップするという、他に例のない体験をすることになりました。

新しい社会づくりに最も重要なポイントになるのが、それを行う人間自身です。現在のアズワン鈴鹿コミュニティには100人以上のメンバーがいますが、その間柄は極めて親しく、そして前向きです。その関係性に支えられて多くの試験的な試みが執り行えるのです。もちろん全部が成功しているわけではなく、あるものは失敗に終わっています。特にここで大事だと思うのは、はじめは十分な成果を上げられなかった新しいアイディアを、メンバーたちがいかに取り扱っているかという点です。総じて彼らは沢山の面白い取り組みをしています。

■人の幸福を目的とした社会・経済の試み

また、私にとって大変興味深いのは、彼らの行っている都市農業が、生態学的にも環境調和的にも面白いだけでなく、社会的あるいは経済的にも成功している点です。彼らは都市空間の中で農業生産を行うだけでなく、新しい会社を作って農産品加工も行っています。そのうえこの会社の内容が全く新しいのです。
つまり、幸福になることを目的にして、上下関係なしにいかに人々が共に働けるかという行き方は、持続可能な未来社会の実現には欠かせない重要な挑戦です。つまり、彼らが、Human way つまり、人らしいやり方でこのことを実践していることが事実であるだけでなく、彼らがどのようにそれをスタートし、試験するのかというプロセス・方法でもあります。これほど挑戦的な課題ですが、私の知る限りにおいて、十分成功しているといえます。

そしてさらにまた興味深いアカデミーとネットワーク組織をスタートさせて、日本国内だけでなく、国際的にも主に韓国とブラジルとつながり始めています。多くの若者が社会実験としてのアズワン鈴鹿コミュニティに学ぼうとしてサイエンズ・アカデミー3) に参加しています。ほかの場所を私は見たことがありませんが、私の知る範囲では現在ブラジルと韓国でこれから始まろうと着手されています。

■オープンな Five Minutes City

これらはいかに脱化石燃料の社会を新たな方法で組織できるか、一つのアプローチです、(行き方の一つであり、何故なら世界にはほかの方法もあるからですが)、社会的あるいは経済的な方向性という面でも農業分野でも少しずつ、そして常に新しい考え方と試験が行われています。以上のことは、毎年継続して鈴鹿を訪れながら大変興味深く見ています。まさに生きているグループだといえるのは、閉じられたコミュニティではなくて、彼らの試みとは異なる考え方に対してもオープンな点です。
今年、私とGEN-Japanとアズワンコ鈴鹿ミュニティのメンバーの3人で、市の教育委員会を訪ね、ドイツでのプロジェクトの概要を紹介したり、公開講座や講演会の可能性なども話しました。自治体との協力関係の良さも興味深い点です。彼らは行政の考えに対してもオープンです。

これらは新たな細胞型都市の構造を考察している私の問いに、改めてぴったりと合うわけです。なぜなら、このコミュニティが、細胞のような構造に基づいているからです。彼らの産業、社会的貢献活動や、コミュニティ内部での生活、私たちはそれを「5分間の単位細胞」あるいは「5分間の街」と呼んでいますが、自転車や徒歩でお互いに行きかう、すべてがお互いに繋がりあっている姿です。以上のように、いろいろな要素において、大きく一歩を踏み出しているといえます。

そして何より強調したいのは、ここで私が出会った人々です。彼らを約15年前から知っていたのですが、その間にもいろいろ状況は変化しているにもかかわらず、私たちは変わらぬ友情で結ばれています。彼らとは、プロジェクトの良い面だけではなく、十分成功していないものや改革される必要のある面についても、オープンに話し合うことができています。どこであれ、このようなオープンな状態にあることは、たいへん重要であると考えていますが、他では見たことがありません。
 以上のことから、私はこの社会実験と、このグループをフォローする機会を得られたことは、本当に幸運だと感じています。このような機会は、これまでの人生で知りえた最も興味深いことの一つでしょう。

■環境調和型コミュニティとアズワンの試み

GEN-Japan:沢山の興味深いコメントをありがとうございました。その中でも、環境調和型都市の専門家として、博士が特に強い印象を持っている点を伺いたいですですが、いかがでしょう。この10年間で特に強く印象に残ったのは何ですか。

ハーン博士:すでにいろいろな観点からお話ししましたが、その中で最も強く印象に残っているのは何か、その問いに答えるのは、容易ではありませんが、そうですね、アカデミーに来ている若者たちから受けた印象を紹介したいです。日本国内だけでなく、ブラジルや韓国からきている若者です。彼らはサイエンズ・アカデミーに参加しているのですが、サイエンズ4) とはこのプロジェクトの理論的あるいは方法的な基盤となっているもので、私も少しですがサイエンズの理論とサイエンズメソッドを知っています。しかし、理論的には多くのアプローチがあるのです。国内外からきている若者たちとのディスカッションをした後に印象に残ったのは、このメソッドが彼らに方向性を与えているということです。つまり、彼ら自身を見出し、立場や位置を知り、新しいタイプの持続可能性社会を生み出そうと、より強く感じています。そこに、この理論がどのようなものであるかが代弁されています。

私は何年もサイエンズ研究所5) の小野さんをはじめとする、この理論と方法をここで十分発展させてきた人たちと、その点について議論を続けてきました。このメソッドがどのように生み出されてきたかも理解していますし、もちろん部分的には十分に機能していない点も理解しています。そして、このコミュニティの社会構造が常に少しずつ変化しているのが見えます。独善的ではなく、常に柔軟であり変化し続け、サイエンズの理論と方法において新しい経験が総合的に一つにまとまることが可能になっています。


たとえば、お金を介在させないJoyシステム6) がとどまることのない変化と展開の中にあるか。また彼らの事業である弁当屋7) については、これは最も面白いように私には見えるのです。私が実際を十分には理解していないとはいえ、この弁当会社全体のコンセプトを実現してきた素晴らしい人物が、彼が他に強い影響を持つという理由で、この会社から別の部門に移動しました。
つまり、この会社は十分成功しているのですが、その中にある種の上下関係ができてしまった、それで彼は今弁当会社から移動し、より個人的に自分自身を耕そうとしているだけでなく、次の若い人たちが会社の経営主体となっていくために席をあけたのです。そのことがこれからどのように機能し、また後継者たちが会社の構造をどのように変化させていくか、非常に興味深い。固定ではなく、常に柔軟であり生きている。

わたしはアズワン鈴鹿コミュニティに心から願うのは、この、実際にオープンであり柔軟であるという方法で、進み続けてほしいということです。なぜなら、持続可能な未来のための新しい社会構造を生み出すには、この種の柔軟性が必要であるからです。

持続可能な未来にとって重要な多くの要素が、アズワン鈴鹿コミュニティではまだ手つかずで遅れていることも、私たちの議論の中で明らかになっています。しかし、それは十分理解できます。なぜなら、理想の実現には、段階が必要だからです。一度に何もかも実行することはできない。ですから、優先順位を設ける必要があります。アズワン鈴鹿コミュニティの現時点での優先課題は十分に明らかです。しかしもちろん、現実に持続可能な未来を生み出すためには、遅れている課題をどう明示的に前面に打ち出せるか、この点が実際の発展への疑問であり、彼らの創造的なプロセスによって一歩ずつ進み続けることを期待しているところです。

GEN-Japan:ハーン博士、このようなお話を直接伺うことができて、大変光栄です。どうもありがとうございました。そして博士のこれからいよいよ実行段階に向かわれている、ベルリン南部の国際キャンパス・ヴュンズドルフ・プロジェクトのご成功をお祈りしています。

注記

1) http://gen-jp.org/2019/02/27/1411/、http://gen-jp.org/2019/03/29/3-31-2/
2) 季刊「BIOCITY」第78号2019.4発刊 「エコシティ・国際キャンパス・ヴュンズドルフ」(糸長浩二監訳・片山弘子訳)https://www.fujisan.co.jp/product/1281680841/new/
3) サイエンズ・アカデミー: アズワンネットワーク活動の一つ。2018年4月創設。世界中どこでも誰とでも、何でも話し合い、自分らしく生き、その場を創っていける人材を養成する。http://as-one.main.jp/zaidan/HP/index.html
4) サイエンズ:SCIENZ。Scientific Investigation of Essential Nature+Zeroゼロからの本質の科学的探究。
5) サイエンズ研究所:2001年からアズワン鈴鹿コミュニティを創る経過の中で誕生し、サイエンズスクール、アズワンネットワーク活動に並ぶ、新しい社会実現のための社会システム。人間及び社会に関する本質の探究に基づいて、常に現状の分析・解明・検討を行いながら、その内容をネットワーク活動やサイエンズスクールで試験しながら研究している。http://www.scien-z.org/
6) Joy:アズワン鈴鹿コミュニティで内部経済として試験中のお金を介在させない経済システム。http://as-one.main.jp/HP/suzuka7.html
7) おふくろさん弁当:アズワン鈴鹿コミュニティの産業部門の一つ。『本当にあった!こんな会社――規則も命令も上司も責任もない、幸せを運ぶ会社』2016年刊 ISBN978-4-9909136-0-1 http://as-one.main.jp/HP/ofukuro_book.html
水城雄@2019ガイアエデュケーション5月度公開講座
投稿日: 2019年4月28日カテゴリー: gaiaイベント






コミュニケーションの奥に大切なものがある
~自分とつながる、地域とつながる~

5月18日 第一部 13:30~15:45 講演
     第二部 16:00~17:00 参加者交流会(自由参加)

職場や学校、家族やパートナーなど、あらゆる場面での人間関係の向上を願う人たちへ

5月の公開講座は、水城雄さんを講師に迎え、共感的コミュニケーション(NVC)の日本での活動を紹介しながら、総合的なワークを行います。
アメリカ生まれの共感的コミュニケーションを、日本人に分かりやすい言葉づかいで、心で感じて体験するための公開講座です。
また組織運営や紛争解決にも効果をあげている様子について、お話を聴くことができます。

会 場:アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ
    鈴鹿カルチャーステーション
    鈴鹿市阿古曽町14-28
   *鈴鹿市の中央部にある、もともと家具展示場だった建物がリノベーションされて、
オープンスペースとして広く使われている会場です。

参加費:無料
申込先:059-389-6603
    フォーム→ https://forms.gle/TtKMvryNyisqxPMp6

【水城雄氏プロフィール】
ピアニスト 作家 現代朗読協会主宰  
音読療法協会オーガナイザー
NVCジャパンのメンバーとして各地で共感的コミュニケーションを伝えている。

【水城さんからのメッセージ】

「共感的コミュニケーション(NVC)の目的はだれかと共感的につながることですが、自分自身とのつながりがもっとも大切と考えています。自分につながれていない状態で相手につながることはできませんし、無理におこなったとしてもよい関係性は生まれません。
NVCでは、自分自身とつながることを、自分のニーズを知るというアプローチで行います。いまこの瞬間の自分のありようを把握することですが、ともすればそれらが<観念>になってしまいがちです。

今回の公開講座では、<つながったつもり><共感した感じ>に陥らないために、深い身体感覚やいきいきした生身の状態をともなったワークを行います。
言葉による思考を手放し、<いまここ>に存在している自分のありようにアプローチするために、やさしく有効な方法を実際に経験していただきます。」

——————
【スタディツアーガイア5月公開講座】
また、アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティのローカリゼーション活動に関心のある方向けに、公開講座を含むスタディツアーが開催されます。​ご関心のある方はこの機会に是非ご参加ください。

●ツアー参加者集合時間と場所 12:00PM アズワン鈴鹿コミュニティ カルチャーステーション
⇒ http://as-one.main.jp/HP/tour.html

主催:NPO法人えこびれっじネット日本GEN-Japan
後援:三重県、鈴鹿市、鈴鹿市教育委員会、鈴鹿市社会福祉協議会、公益財団法人鈴鹿国際交流協会、NPO法人市民ネットワークすずかのぶどう、Global Ecovillage Network、GaiaEducation
半年間の共に学んだ仲間のつながり
投稿日: 2019年4月1日カテゴリー: gaia


先日、「ゆめのたね放送局」の「こっからーマカルチャー」の番組(2/26と3/5、インターネットラジオ)に、ガイア1期生で、森林セラピストの安田恵さんとGEN-japan代表の片山弘子さんがゲスト出演しました。番組パーソナリティは池田麻矢さん。ガイア一期生です。その3人がガイアの魅力を語っていました。
お話の一部をここに紹介します。


インターネットラジオ局「ゆめのたね放送局」(関西チャンネル火曜日21:30-22:00)
写真左から、MAYAさん、弘子さん、恵さん

◆半年間の共に学んだ仲間のつながり



MAYA 地球環境が変わってきたことを肌で感じながら、その問題に関して、人と人のつながりがとっても大事。それを取り戻すために話し合いが大切だというお話しを前回していただきました。それを土台にした教育プログラムのガイアエデュケーションについて今回ふれてくださるということです。
恵 ガイアエデュケーションは4つのキーワードで学んでいくプログラムでした。



弘子 1つ目が私たちはどんな世界に生きているのか、という「世界観」、2つ目が私とあなたと呼び合っていますが、それを超えるものって何だろう?という「社会」、3つ目が、私とあなたを超えるお互いであるとき、どんな暮らしになるんだろう、という「経済」、4つ目が環境技術。
この世界観、社会、経済、環境の4つを総合的に学ぶ、ホリスティックな学び方なんですね。

恵 私たちの受けたガイアは、半年間、2泊3日が5回と3泊4日の、サイエンズメソッドによる話し合いをベースとした学びだったというのが大きな違いだったんです。

弘子 サイエンズメソッドというのは話し合いの方式ということではなく、話し合いが出来るようになる条件をつくる方法なんですね。

弘子 世界の問題、地球問題から始まって、親子の問題、夫婦の問題とかあるわけですが、これまで、当たり前に思っていることを、お互いに信じ込んでいるために話し合いが出来なくなるってことがあるわけです。
そこを相手の方にこころを寄せて、聞きたくなる。自分の正しさをちょっと横において、ゼロになる状態。心に隙間が出来ることが一番大きい方法なんです。

恵 ガイアでは、そのサイエンズメソッドのちょっとしたエッセンスを使って半年間学ぶんですね。サイエンズメソッドの何がいいかというと、矢印が内向きなんですよね。
相手がどうかってことではなく、聞いたことが実際どうなんだろうとか、地球のこと、環境のこと経済のことのお題で静かに自分の内側をみつめる。
それを半年間続けたってことが私はすごいなって思っていて、参加者どうしが一か月後にどう変化してたかとか、それがやっぱよかった。お互いの変化変容をお互いが認め合えた。

4月に始めるんだけど、その時はお互いに知らないものどうしだから様子をうかがったりとか、本心で話が出来る環境にはまだなってなくって、探り合いから始まるんだけど、夏ぐらいからぐっと近づいた感じがした。

今まで自分がいた環境では、遠慮したり自分が我慢してたけど、私も、ここではちょっと言えないこともあった、でもだからこそ、今、すごくつながれてる気がする。

◆本心に気づいていくってすごい!

恵 ガイアは世界中で60か国以上で開催されている教育プログラムですよね。

弘子 そうです。つまり、文化も歴史もみな違うわけですし、メンバーも違うわけです。そのメンバーが先ほどの世界観を4つの分野で最高のプログラムをつくって、ガイアの本部とユネスコに申請していきます。独自のプログラムになっていきます。でも、方向性は一緒です。

恵 すごいっていっちゃったけど、プログラムの中身よりも半年間の中で、自分が本当に心の窓を開き合ってさらけ出す、私も何回も泣いたんですよね。スタッフの一人が、めぐちゃんそれって本心なの?って聞かれて、それに気づいていくってすごいなって。

弘子 本心でさらけだすっていうと怖いですよね。
子どものときにありのまま言うと、わがままだとか、みんなから外れるとかある。親は、自分の子が好き勝手すると周りからどう思われるかってことで、子どもを叱る。ありのままを表現するってことが失われている。それは世界的なことなんです。そのありのままを素直に言うってことにとても恐怖を覚えるってことにみんな共通してるんです。

恵 私も子どもがいるんで、PTAだったり自治会だったり、そういうところの話し合いって体裁を気にしたり、こういうこと言ったら後でどう思われるだろうかって思って、思うように言えないんですよね。
舞台が世界とか国と国になると、本当は話し合いが出来たら、今いろんな問題があるし、自然災害も含めて、それが減るんじゃないかなって率直に思いますね。

弘子 自分が本当はどう思っているか、自分の素直な気持ちをつかめるかどうか、が大きいんですよね。
そうは言ってもお金を稼がなければならない、せねばならない、という考えの方がかぶさってしまって、責任がかぶさって、出来ないとか、まだ起きてない先のことに対して、恐怖を覚えるとか、自分の気持ちを押し殺す方に働いて、自分と本当につながってないために、人と繋がれないし、自然とも社会ともつながれない。そういう問題の根源が一点にしぼられるわけですね。

そういう時に本心はどうですか?って質問されたときに、私たちの中に、本心ってこうだろうっていう思い込みがすごく入っていて、それをどんどん解き明かしていって、半年後に本当に進化変化していく姿が見れたのはが大きかった。

◆世界とつながるー共同創造

恵 わたしは何でもするタイプなんですが、一人で出来ちゃう。でも、一人では出来ない。
一人だからこそ、人とつながれる豊かさが分かったんですよ。一人でやることよりもみんなとつながることの方がより大きなものが、よりスピードがあるが実感があった。それがガイアの強みであり、すごさ、それが日本人だけでなく、世界でつながれたら、それこそ、共同創造ということばが生きるじゃないかな、と思ったんです。

弘子 自分の本当の気持ちを素直に相手の方に言えるようになる。
自分のホントの気持ちに気づくことにも私たちは時間がかかるんです。
それに気づかれて、それを伝えると、相手の反応もたちまち変わるってことも経験されたんですね。

実は、一人一人が自分の本心に気づくということは幸せなことなんだなと思う。
素敵な笑顔になっていく。一人気づくと空気が変わる。嬉しいんです、自分のことでなくても。

(記事編集:いわた)
新たなエコビレッジづくりの胎動@新大阪
投稿日: 2019年3月29日カテゴリー: forumイベント




~環境先進国ドイツ市民に学ぶ・私たち人類の生き残りをかけて~

 過度な経済活動によって、予想以上の速さで気候変動が進み、世界各地でかつてない自然災害が続くようになりました。
 日本でも、市民主体で安心できるコミュニティを作ろうという人たちが、力を合わせて具体的に動き始めています。
 NPO 法人えこびれっじネット日本GEN-Japan はそのような思いの人たちをネットワークし、各地に個性豊かな、持続可能な地域が実現できるようにサポートを続けています。
 今回、環境先進国ドイツからエクハルト・ハーン博士をお招きし、日本のマスコミにはまだ取り上げられたことがない、市民による新たな街づくりの活動を紹介します。同時に日本の新しい動きも取り上げながら、これから10年の方向性を、私たちの生き残りをかけて一緒に考えていきます。 

「ドイツ最新事情ーエコビレッジ・エコカレッジと難民との共存」
  エクハルト・ハーン(ドルトムント大学教授)
 *環境先進国としてはもちろんのこと、さらに、ベルリンの壁の教訓から多くの難民を受け入れ、パートナーとして共に新しい社会創造に向けて動き始めているドイツ

「新たなエコビレッジづくりの胎動-人類の生き残りをかけて」
  内藤正明(京都大学名誉教授)

「アズワンネットワーク鈴鹿の試みから」
  小野雅司(サイエンズ研究所)
 *都市をそのまま新しい社会にしていくモデルとしてCOP21 で紹介されたアズワンネットワーク鈴鹿コミュニティの最新情報

「GEN-Japanガイアエデュケーションの報告とこれから」
  片山弘子(GEN-Japan代表理事) 
 *2017年から日本でもスタートしたユネスコ認証教育プログラムの概要と、修了生たちが始めている各地の動きの紹介

場 所: KOKOPLAZA (新大阪駅東口より徒歩7分) 
     https://kokoplaza.net/access/
     〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目13-13
日 時: 2019年3月31日(日)
     13:30~17:00 (13:00~受付)
参加費: 2000円 (GEN-JP会員、学生1000円)
定 員: 50名
申込先: https://goo.gl/forms/Xl3x1zNOb2kU2Aya2

講演者:
●エクハルト・ハーン(ドルトムント大学教授) 
ベルリンの復興計画、EU環境部会アドバイザーなど歴任後、現在ドルトムント大学院大学教授。従来型の都市計画や建築を見直し、人間行動学をベースに、話し合いから始まる環境調和型コミュニティづくりを提案。日本文化の中に自然と人間の共生への可能性を見ている。

●内藤正明(京都大学名誉教授)
国立環境研究所等歴任後、現在滋賀県琵琶湖環境科学研究センター長、NPO法人循環共生社会システム研究所代表。京都・滋賀・兵庫で環境政策に関わる。鈴鹿カルチャーステーション名誉館長。著書『持続可能な社会システム』岩波書店 『まんがで学ぶエコロジー』昭和堂

●小野雅司(サイエンズ研究所研究員)
人と社会の本来の姿を明らかにする研究活動と同時に、コミュニティづくりに関する教育プログラムに携わり、また、日本、韓国、ブラジルなど各地のコミュニティづくりの実践的サポートを進める。

●片山弘子(NPO法人えこびれっじネット日本 GEN-Japan代表)
2009年から鈴鹿コミュニティに在住し、サイエンズメソッドによる教育プログラムの創設運営に従事。2017年から、GEN-Japan代表として、ユネスコ認証の教育プログラム「ガイアエデュケーション」を主催している。

GENとGEN-Japan
Global Ecovillage Network International は、1995年に発足し、国連のECOSOC(社会経済理事会)の諮問団体として、持続可能な社会にむけた世界各地の典型事例のネットワークと紹介、人材養成をし、世界人類が持続可能な社会に生きられることを目的とした慈善団体です。GEN-Japanは、その日本の事務局として2016年に発足し、アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティに事務所を置きながら、ユネスコ認証の教育プログラム・ガイアエデュケーションの実施、日本の事例と世界をつなぐネットワーク活動を行っています。

主催:NPO法人えこびれっじネット日本GEN-Japan
共催:NPO法人鈴鹿循環共生パーティー(SJP)、アズワンネットワーク
後援:NPO法人循環共生社会システム研究所(KIESS)、Global Ecovillage Network(GEN) International
エコシティ・国際キャンパスプロジェクト
投稿日: 2019年3月7日カテゴリー: genイベント



〜ベルリン郊外・軍施設跡地を難民と市民によるエコシティへ〜 

日 時:2019 年 4 月6日(土)18:00~20:00
会 場:アーツ千代田 3331 B105 マルチスペース
    https://www.3331.jp/rentalspace/03.html
主 催:BIOCITY
共 催:NPO 法人 エコロジー・アーキスケープ
定 員:40 名
参加費:2000 円
事前申し込み: BIOCITY・ブックエンド
   (藤元由記子 y-fujimoto@bookend.co.jp)

エクハルト・ハーン先生は、長年環境と都市の調和、エコロジカルな都市計画とその実践、市民主導でのボトムアップ型まちづくり、エコステーション、エコシティのデザインと創造に貢献してきている。また、世界的なエコビレッジのネットワーク組織 GEN にも関わり、日本での講演も数多く行ってきている。
今回は、ドイツにおける SDGs の動向と、ベルリン近郊のヴュンスドルフにある 80ha の軍事施設跡地を、市民、地域企業も深く関わり、かつ難民を含む研修生 10000 人を受け入れ、再教育とスキルアップと仕事づくりの複合的なテーマを抱えた、難民救済と定住づくりという SDGs をテーマとしたエコシティ・国際キャンパス・ヴュンスドルフプロジェクトの概要と意義について講演をして頂き、その後、参加者の皆さんと交流会を開催します。

コーディネータ
糸長浩司(日本大学特任教授、BIOCITY 監修者、NPO法人エコロジー・アーキスケープ理事長)

<エクハルト・ハーン/Ekhart Hahn>
ドルトムント大学名誉教授、都市計画家。
1983年~ベルリン再開発・環境調和型都市研究所所長、
1990年~ECOCITY 研究所所長。
1998年~ドルトムント大学都市生態学教授、EU 環境部会アドバイザーなど国際的環境プロジェクトの要職を歴任、グローバルエコビレッジネットワーク(GEN)の活動等『BIOCITY』での執筆等
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GEN serves as umbrella organization for ecovillages, transition town initiatives, intentional communities, and ecologically-minded individuals worldwide.

GEN is a registered charity: SC043796 and has a consultative status in UN-ECOSOC

GENは公的に登録された慈善団体 SC043796で、国連経済社会理事会ECOSOC(エコソック)の諮問団体です。
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Introduction to Ecovillage Design Education (EDE)



Introduction to Ecovillage Design Education (EDE)



INTRODUCTION TO ECOVILLAGE DESIGN EDUCATION (EDE)

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INTRODUCTION TO ECOVILLAGE DESIGN EDUCATION (EDE)


The Global Ecovillage Network (Australia) is excited to offer an introduction course in Ecovillage Design Education – Community Sustainability in Tasmania on the beautiful Tasman Peninsula.

This EDE Intro Course will take people through the Social, Economic, Environment and Spiritual elements required for a successful community and bring new awareness to how we as communities can function sustainably and wholly into the future.

This will be an experience-based course that will explore eco and intentional communities incorporating aspects of Transition Towns, Permaculture, Social Design and Deep Ecology and the latest processes, design and knowledge.

Facilitated by an experienced team with a wealth of knowledge from Ecovillages around the world.

The course is set in Tasman Ecovillage, an established community 1.5 hours from Hobart and incorporates the community as part of the course

COST $1350 - $1850 (depending on accommodation type)

Includes all meals and onsite accommodation for the week
November 05, 2016 at 12pm – November 12, 2016
Tasman Ecovillage
1583 Nubeena Rd
Nubeena, Tasmania 7184
Australia
Google map and directions$1,350.00 AUD
Shane Sylvanspring
shane@planningsustainablesolutions.com
0412119073
TICKETS
$1,350.00 AUD · Purchase tickets


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JASON K. FONTAINE JASON K. FONTAINE COMMENTED 1 YEAR AGO
In what way does this course will be helpful to a person like me who have done MBA. I would like to know more details about this course and I came to know that https://australianwritings.net blog is conducting classes online on this course. Do that course is recognized by your university and the certificate has value to it.

LAURA GARNER COMMENTED 2 YEARS AGO
Planning your existence with a profession in inside outline can give you the lifetime reward of living with a vocation you adore. Inside outline vocations are for the imaginative person who additionally can deal with the innovativeness http://www.pro-academic.co.uk/write-my-essay/ sensibly and appreciates working with materials. To be an effective inside creator, you should likewise have the capacity to impart the innovative and sensible parts of your outline to customers.

WENDY ARMSTRONG IS HOSTING. 3 YEARS AGO

WENDY ARMSTRONG PUBLISHED THIS PAGE IN EVENTS 3 YEARS AGO

Ecovillage Design Education - Findhorn College



Ecovillage Design Education - Findhorn College



Ecovillage Design Education


Dates
6 Jun – 3 Jul 2020

Location

The Park, Findhorn Ecovillage

Accommodation

Residential

Price
£2,700
£2,450
£2,175

Apply Now

Four weeks’ beginner to intermediate training unique in its emphasis on design tools & skills applied through an action learning design team experience
This design team format provides you with an opportunity to develop your design, facilitation and collaboration skills which can be adapted to your project, career or community setting
Inspired by Gaia Education’s Ecovillage Design Education (EDE) curriculum, drawing on the expertise of educators from some of the most successful ecovillages and transition projects around the world.Certified by


The Findhorn EDE will take you on a journey through the interwoven dimensions of Sustainability, broadly these are Social, Ecological, Economic and Worldview. These dimensions provide a comprehensive overview of the components that underpin all Ecovillages.

Design Studio focus is woven throughout the schedule, offering you an applied learning opportunity in the context of the Findhorn Ecovillage. These projects are based on real-life scenarios of the Findhorn Ecovillage and focus on the challenges and improvements needed for each project. Participant’s choice of project will reflect the issues most relevant to the action needed in your home communities as well as your personal learning needs. Small design teams will be co-formed, where you will work with other participants that share both similar and different skill and interest. As part of the Social dimension of ecovillage design, each team will develop agreements to define and adjust their collaborative process along.

Previous participants have become change agents and sustainability designers, taking active roles in transitioning their projects, institutions, and neighborhoods toward more sustainable patterns of production and consumption, as well as leading more joyful, meaningful and healthier lives.


Erasmus+

Until 2020, you may be eligible for funding via Erasmus+, if you are an EU resident and are affiliated with a registered organisation in your home country. The following links may help you get started:
http://ec.europa.eu/courses/erasmus-plus/national-agencies_en.htm
http://ec.europa.eu/education/index_en.htm
http://www.erasmusplus.org.uk/sites/default/files/erasmus-plus-course-guide_en.pdf

Please contact us for the necessary details you will need to complete your Erasmus+ application.



I found this course to be
exciting, broad, insightful, fun,
with an excellent range of
learning methods used. I now
understand sustainability in
the context of the social,
economic and spiritual perspectives
as well as the ecological.Klina, EDE Participant



The course catered to a diversity
of learning styles and there
was an holistic approach to all
topics. This has been an
outstanding course and I believe
that the quality of the trainers,
the content, and the enthusiasm
of the participants made it so.Stephen, EDE Participant
Trainers
Ariane Burgess


Ariane has been engaged ever since arriving to the Ecovillage. She holds an MSc in Integrative EcoSocial Design and Leadership through Gaia University and is currently an advisor and coach for students. She is a certified CTI Leader and trained coach. In the aftermath of 9/11, she designed and installed The Labyrinth for Contemplation in Battery Park, New York. Ariane runs a consultancy, Regenerative Living and Leading, providing people with tools to support their communities in this rapidly changing world.
Lisa Shaw


Lisa is an artist, designer and environmental educator. She is a partner in the Ecovillage Institute, and Biomatrix Water, an ecological design and engineering company based at Findhorn. She has worked on water restoration projects in India, China, Bolivia, Russia and the UK, educating for the restoration and sustainable use of water and soil. She co-founded Lookfar Connections, an environmental education cooperative and led the ‘Arts in Community’ course for the Findhorn College’s undergraduate semester course.
Michael Shaw


Michael is a residential Ecovillage community member and is respected for numerous contributions to the Ecovillage including his extensive experience of serving on governance circles. Trained as an engineer specialising in ecological design, Michael is a founder of Biomatrix Water, delivering waterway restoration projects internationally. In his long term service in the Findhorn Foundaiton Michael Chaired the Trustees circle for over a decade. Michael helped found the Ten Stones community in Vermont and the Soillse co-housing project in Findhorn. He has co-authored two wastewater treatment patents and generously shares his experience and knowledge with Universities and students on the College’s sustainability courses.
Alex Walker


Alex is Chairman of Ekopia Ltd., a Development Trust that has raised substantial investment capital for Ecovillage projects in retailing, ecological accommodation and wind energy, and operates both a local currency scheme and a land trust in west Moray. He is also a consultant working in the fields of sustainability and social enterprise. His main interests are in creating community-based enterprises for both renewable energy and affordable housing projects. Alex also lectures widely in the UK on the prospects for a low carbon economy and the philosophy of sustainability. He was the chairman of Development Trusts Association Scotland, is a member of the Rural Development Council, which advises the Scottish Cabinet Secretary for Rural Affairs and the Environment, and a he is a Director of Findhorn Wind Park Ltd.
Kosha Joubert


Kosha is an international facilitator, trainer, manager and consultant. She has worked extensively in the fields of curriculum development, international collaboration and sustainable development. Kosha currently serves as Executive Director of the Global Ecovillage Network (GEN-International). She has been a driving force behind the emergence of GEN-Africa as an independent region and the strengthening of the global aspect of GEN. Kosha is one of the GEESE (Global Ecovillage Educators for a Sustainable Earth), who met in the Findhorn Ecovillage in 2004 and subsequently contributed to the EDE-curriculum and founded Gaia Education.
Course Fees
Fees:
£2,700
£2,450
£2,175

The fee includes tuition, outings, materials, food, and accommodation. The higher fee helps support others to attend, the middle fee covers costs and enables course development, the low fee is the minimum cost of the course.
Application Information

£100 deposit is required to process your application and secure your place on this training.

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Fryers Forest Eco-village - Holmgren Design

Fryers Forest Eco-village - Holmgren Design



Fryers Forest Eco-village

David Holmgren at Fryer's Forest in 2001
David Holmgren at Fryer’s Forest in 2001
Fryers Forest is a rural eco-village in central Victoria consisting of 11 residential titles (1 acre each) clustered within 300 acres of common native forest. In the mid 1990’s Samantha and Haridas Fairchild joined forces with David Holmgren and Su Dennett to develop the Fryers Forest eco-village using permaculture ethics and design principles. Since 1999 the Fryers Forest Owners Corporation has represented the lot owners in management of the community land and assets as well as governance of the private lots.
In the absence of a Fryers Forest Community website, Holmgren Design provides the following historical and limited information about the residential lots and round timber and firewood sales.

ECO-VILLAGE RESIDENTIAL LOTS

The first lots were sold by the developer (Fryers Forest Research and Development) in 1998 and the last was sold in 2006. Since then most lots have been developed and some have changed hands. Eight of the original couples are still residents and some second generation “foresters” maintain a strong connection to the place. The planning of the subdivision, infrastructure of roads, water supply and services as well as the community rules and guidelines were established using permaculture principles. Holmgren Design Services provided planning and design expertise as well as management throughout this process.
Fryers Forest Plan
Fryers Forest Land Management Plan
All of the 11 residential lots were sold by an informal “word of mouth getting to know you” approach. The inclusion here of the following flyer text is to provide general information rather than to directly recruit new community members.

WHAT FRYERS FOREST VILLAGE COMMUNITY MEMBERS GET:

1. Freehold title to rural residential block (approx. 1 acre) with the following features:
  • gravity fed dam water supply with allocation of 1.0 Megalitre
  • maintained road access
  • underground mains power with potential for solar grid feedback
  • telephone
  • planning permit
  • well drained sheltered site with good sun exposure
  • good views and privacy easements from adjacent blocks
Fryer's Forest Creek Crossing
1998 – Entering the village precinct at Fryers Forest over the Nuggerty Creek crossing with box wood rails from thinned forest.
2. Share ownership (one eleventh) of 120 ha (300 acres) of common land which provides the following amenities:
  • substantial water supply dams and amenity lake
  • extensive vehicle and pedestrian access system
  • serviced community building site and stage one construction fund
  • recreational parkland and managed common forest
  • opportunities for part livelihoods from working the common land
  • access to future timber, stone and agricultural produce at low prices
  • secluded location surrounded by state park catchment
  • Village Council with body corporate land management plan
  • increasing timber and capital values
3. Allotment and architectural design advice from Holmgren Design Services plus owners’ manual with detailed information and guidelines based on permaculture design principles.
4. Initial stock of dry firewood, bush timber and topsoil (from common land).

Fryer's Forest polesSUSTAINABLE FORESTRY

The common land at the Fryers Forest Community is being husbanded to encourage the growth of larger retained trees by thinning smaller and stunted trees. This provides yields of firewood and durable post and pole timbers. Wood is sold from the property to customers in the central Victorian and Melbourne region as part of a long term sustainable management which will improve both the ecological and timber asset values of the community land.

Introduction to Trauma - Brooklyn Institute for Social Research

Introduction to Trauma - Brooklyn Institute for Social Research

Introduction to Trauma
Instructor: Loren Dent
BISR Central
68 Jay Street, #308
Brooklyn, NY 11201


The rhetoric of trauma has saturated the medical, academic and political spheres in the past two decades, exemplified by the rapid rise of interdisciplinary trauma studies. In contemporary parlance, trauma is qualified as being acute, collective, complex, vicarious and intergenerational, and is implicated in clinical and political concerns ranging from Post-Traumatic Stress Disorder to free speech debates. What is trauma, and how does it function both personally and collectively–at the level of culture, civil society, and politics?

This course will offer a critical introduction to the discourse of trauma as it relates to psychopathology, identity, and history. We will conceptualize trauma by tracing its history within psychoanalysis and empirical psychology, beginning with competing theories of traumatic hysteria between Sigmund Freud and Pierre Janet, and continuing to more recent relational and intersubjective accounts of trauma. Students will be encouraged to think through the implications of various theories of trauma on identity and subjective pain. Questions relating to both the origin of trauma in a given individual and the genealogy of trauma discourse will be addressed, as well as the critical problems that arise in thinking of collective traumas such as war, genocide and racism. 


Readings will include the work of 

  • Freud and Janet, 
  • Jean Laplanche, 
  • Philip Bromberg, 
  • Ricardo Ainslie, 
  • Dori Laub, 
  •  Bessel Van Der Kolk and 
  • Ruth Leys.



Course Schedule

Sunday, 2:00-5:00pm
September 22 — October 13, 2019
4 weeks


$315.00

Registration Open

평화연구 현황

평화연구 현황



평화연구의 현황과 학문적 유통
- 이론연구에서 운동으로...‘인간 안보’ 개념 강조돼 -

평화학(Science of Peace)이란 용어가 처음 사용된 건 1930년대의 독일학자 발트드 리히트에 의해서다. 그리고 이것이 평화연구(Peace Rearch)란 말로 정착된 건 1950년대 이후 냉전기에 스칸디나비아 지역학자들의 뛰어난 연구들을 거치면서다.

그러나 국내에 평화학이 하나의 학문으로 본격적으로 고개를 들이밀기 시작한 것은 그보다 훨씬 후인 1980년대 초반이다. 오슬로 국제평화연구소를 중심으로 요한 갈퉁 같은 평화학의 거목들과 실천적, 이론적 교섭이 쌓여가면서 평화를 인식론, 역사론, 국제관계론, 운동론(교육론) 등 여러 가지 계통을 세워 다뤄야 할 학문으로 간주하려는 경향이 자리잡기 시작했다. 삶의 모든 국면에서 '구조적 폭력'을 추방하는 적극적 평화를 주장한 갈퉁의 대표적 주저 '평화적 수단에 의한 평화'(들녘 刊)도 지난 2001년 국내에 번역 소개된 바 있다.

1990년대 이후 저변확대

이처럼 평화학은 학문의 역사가 짧다. 하지만 1990년대 이후 국내 평화연구는 그 저변이 빠르게 확대되고 있다. 특히 김대중 정부의 햇볕정책 이후 남북 평화체제 모색을 중심으로 한 국내정세론 및 국제관계학적 평화연구가 많이 이뤄지고 있으며, 전쟁과 테러의 위협이 국내의 삶에 밀접해지면서 관련 학술, 문화행사도 빈번해지고 있다. 그 과정에서 평화에 대한 학술적 접근도 체계화 양상을 띠고 있다.

하지만 평화학의 학문적 생산과 소통망에 대한 점검은 이뤄진 바가 없다. 이것은 아직까지 개별적 평화연구들이 충분한 상호텍스트성을 갖지 못했다는 걸 말해준다. 평화연구에서 중복과 동어반복이 많은 것도 이런 학문적 관계망이 형성되지 않은 영향이 크다고 할 것이다.

사실 사회과학을 표방한 큼지막한 연구소에서는 직간접적으로 평화문제를 다루고 있다. 예를 들면 고려대 아세아문제연구소나, 경남대 극동문제연구소, 연세대 동서문제연구소, 일민국제관계연구원 등이 국가간 교섭, 갈등, 지역분쟁, 평화체제와 관련된 연구를 내놓고 있다. 그리고 한림대 민족통합연구소, 원광대 통일문제연구소 등 민족통일 관련 연구소들도 마찬가지다. 국내 대부분 평화연구는 이런 식으로 동아시아나 남북관계의 특정한 정치적 상황을 개선하고자 하는 정책 연구가 주류를 이뤄왔다.

연구자 집단

1984년 경희대 평화복지대학원이 처음 생겨나면서 보편적 평화가 전면에 내걸리기 시작됐다. 평화복지대학원은 평화학 전공의 석사과정을 개설해 매 학기 석사를 배출하고 있으며, 이들 인력을 부설 연구소인 국제평화연구소를 통해 흡수, 평화연구를 재생산하는 구조를 정착시켜가고 있다. ‘Peace Forum'과 '평화연구'라는 학술지도 지속적으로 펴내고 있다.

지난 1989년 설립된 고려대 평화연구소(소장 최상용 고려대 정치학과 교수)는 본격적인 평화연구의 메카라 할 수 있다. 12명의 전임 연구인력으로 학술세미나와 학술지 '평화연구'(11호 발간)를 내는 등 체계적으로 활동한다. 주요연구영역을 보면 '평화문제 일반에 대한 철학적·이론적·역사적 연구', '한반도 평화통일의 조건과 방법 연구' 등 보편적 연구와 특수과제를 구분해서 설정하고 있는 게 눈에 띈다. 좀더 작은 단위로는 한국평화학회 회장을 역임한 하영선 서울대 교수(외교학)가 이끄는 국제관계연구회의 활동이 눈길을 끈다.

평화연구의 새로운 패러다임

냉전이 끝나면서 안보학이 인류라는 새로운 단위를 중심으로 패러다임적 재구성을 취하면서 평화학과 만나고 있다. 바로 '인간 안보'(human security)라는 개념을 통해서 말이다. 국제적, 국가적 차원의 평화에서 인간 개개인의 평화연구로 나아가는 게 평화학의 최근 추세라 할 수 있다. 이것은 필연적으로 평화학을 인권연구와 만나게 하고, 운동적 차원과 결합시킨다. 실제로 냉전 이후 평화학의 큰 특징 중의 하나로 평화교육의 중요성이 강조되는 것도 같은 맥락이다. 한국인권재단과 극동문제연구소가 협력해서 펴낸 '한반도의 평화와 인권(전2권)'(사람생각 刊)이 대표적 사례다. 시민단체에 의한 학술적 성과도 이쪽으로 분류가 가능하다. 평화네트워크 정욱식 대표가 최근 펴낸 '2003년 한반도의 전쟁과 평화'는 남북 평화체제의 현안에 초점을 맞춘다.

한편 기독교계나 불교계의 평화이념을 연구하면서 이를 '영성적 평화'를 추구하는 문화운동으로 발전시켜나가는 양상도 있다. 지난 2001년에 기독교계 대학교수들과 종교계 인사를 중심으로 '한국평화학회'도 만들어져서 활동중이다.

평화교육

평화교육을 보면 경희대 평화복지대학원의 평화안보학과 안에 평화학 석사과정이 있다. 그리고 2001년 전남대에 5·18연구소가 주축으로 민주, 인권, 평화를 전공하는 석박사과정이 생겼으며, 지난해에는 '단월드'(단학선원)가 천안에 국제평화대학원대학을 세워 평화 교육의 본격화를 외쳤다. 여기선 해외 평화관련 학자들을 객원교수로 적극 유치하고 향후 국제평화연구소를 세울 예정인데, 일단 단학선원이 준 종교집단으로 인식돼 있어 그 이미지를 벗으려고 노력중이다. 이 밖에 원광대 정치외교학과, 부산대 정치외교학과, 동국대 국제관계학과, 한신대 국제관계학과, 서울대 외교학과 등이 평화학을 전공과목으로 개설하고 있다.

대표적인 학자와 남은 과제들

국내 평화연구와 평화학을 상징하는 인물은 단연 리영희 한양대 석좌교수다. 리 교수는 평화를 억압당한 국내의 구조적 상황을 냉철하게 분석하고 고발해온 선구적인 연구자다. 그 아래의 중진급 연구자로는 정치사상 영역에서 평화연구를 오랫동안 해온 최상용 고려대 교수가 손꼽힌다. 이재봉 원광대 교수는 평화사상을 비롯 폭넓은 분야로 이동하며 논문들을 펴냈고, 이삼열 숭실대 교수는 평화이론 쪽에서 가장 선봉에 선 학자다. 그리고 평화체제와 군축에 관계된 연구에서는 이삼성 한림대 교수, 박건영 가톨릭대 교수, 이철기 동국대 교수 등이 몇편의 주목할 만한 논문을 쓰고 있다. 평화교육에서는 강순원 한신대 교수가 많이 거론된다. 그 외에 김명섭 한신대 교수, 이신화 고려대 교수, 김기정 연세대 교수 등 프로젝트성 연구로 평화에 관심을 갖기 시작하는 학자들이 늘고 있는 상황이라 평화연구자들의 저변은 계속 확대되고 있다.

평화학은 가치중립적 순수학문이 아니라 현실에 개입하는 실천적 학문이다. 김명섭 한신대 교수는 국내 평화연구에서 "영성적, 문화적, 환경적 측면의 평화, 몸의 평화, 이공계 연구와 평화학의 접맥, 전쟁유산의 평화적 활용, 여성과 평화" 등이 과제로 남아있다고 밝힌다. 평화운동가로 '멋진 통일운동 신나는 평화운동'(책세상 刊)을 쓴 김창수 씨는 "본격적인 평화연구가 부족하다는 얘기가 팽배해 있다. 우리나라의 전통 평화사상들을 좀더 체계화시키면서 서구의 이론하고 접목시키는 노력을 해야한다. 지금은 외국이론 소개 수준이고, '소극적/적극적 평화' 등의 개념도 모두 서구에서 만들어진 개념이다. 그리고 평화학이 굉장히 빨리 발전을 하고 있는데 우리나라가 처해있는 안보적 상황 때문에 이를 적극적으로 소화하지 못하는 경우도 있다. 그런 개념들을 한국적 상황에 맞는 개념으로 정립해야 한다. 그리고 평화학이란 옷을 입은 안보·군사연구도 빨리 없어져야 평화학이 명확한 방향을 설정할 수 있다"라고 평화학의 과제를 주문했다.

[교수신문] 2003년 08월 23일

이재봉 평화학에 관해

평화학에 관해

이재봉 (원광대학교 정치외교학/평화학 교수, 평화연구소장)


1. 평화학의 개념과 성격, 역사와 현황

평화학 (peace science, peace studies)은 동서고금을 통해 모든 인류의 궁극적인 목표라고 할 수 있는 평화에 관해 연구하고 이를 실현하기 위한 학문이다. 전쟁을 비롯한 모든 종류의 폭력을 배제하고 평화를 추구하기 위한 학문이기 때문에 ‘가치 중립적’이 아니라 ‘가치 지향적 학문’이다. 흔히 정치학이나 국제관계학의 한 분야로 생각하기 쉽지만 정치학, 경제학, 사회학을 비롯한 사회과학뿐만 아니라 인문과학, 자연과학 등 거의 모든 전문 분야에서 다루고 연구할 수 있는 ‘학제간 학문’이다.

평화학은 제 2차 세계대전 이후 북미와 유럽에서 발전되기 시작했다. 두 차례의 세계대전을 통한 대량 학살을 막기 위한 목적이었다. 특히 제 2차 세계대전에서의 핵무기 사용과 전후 냉전 체제에서의 핵무기 개발 경쟁에 대한 대응으로 1957년 캐나다에서 러셀 (Russell)과 아인슈타인 (Einstein)을 중심으로 국제학술회의가 열린 뒤부터 북미와 유럽에 평화연구 기관들이 연이어 세워지고 평화연구 학술지가 발간되기 시작했다.

1959년 미국에서는 불딩 (Boulding)과 래포포드 (Rapoport)의 주도로 미시건 대학에 갈등해결연구센터가 창설되고 Journal of Conflict Resolution이 발간되기 시작했다. 1959년엔 노르웨이에 갈퉁 (Galtung)의 주도로 오슬로평화연구소가 창립되고 곧 Journal of Peach Research가 발간되었다. 1961년엔 캐나다에 캐나다평화연구소가 세워졌고, 1963년엔 미국에 평화연구국제협회가 발족되었다. 나아가 1963년 스위스에서 퀘이커교의 후원으로 국제평화연구회의가 개최되었고, 이를 바탕으로 1964년 국제평화연구회 (International Peace Research Association, IPRA)가 창립되었다.

아시아에서는 일본과 인도에서 가장 먼저 평화학이 발전되기 시작했다. 일본은 세계 최초로 그리고 아직까지 유일하게 핵무기 피해를 당한 경험 때문에 구미의 평화학과 평화운동을 일찍 받아들였다. 인도에서는 간디의 ‘비폭력 저항’ 운동과 전통을 바탕으로 평화운동이 발전해왔다. 참고로, 간디는 저항을 하지 않은 ‘무저항’주의자가 아니라 적극적으로 저항한 ‘비폭력’ 저항주의자였다.

한국에서는 1980년대부터 평화학을 본격적으로 받아들이기 시작했다. 1984년 경희대학교에 평화복지대학원이 설립되었고 부설 연구소로 국제평화연구소가 들어섰으며, 1989년엔 고려대학교에 평화연구소가 세워졌다. 1990년대부터 다수의 대학에 평화학 강좌가 개설되기 시작했다. 나아가 2003년엔 평화학 전문 교육기관으로 천안에 국제평화대학원대학교가 문을 열었는데, 2008년 국제뇌교육종합대학원대학교로 이름이 바뀌었다.

2. 평화와 폭력의 개념과 종류

우리가 일상적으로 일컫는 평화, 또는 정치학이나 국제관계학을 비롯한 전통적 사회과학에서 말하는 평화는 대개 전쟁이 없는 상태로 정의된다. 그러나 질병이 없다고 건강하다고 말하기 어렵듯이, 전쟁이 없다고 해서 평화롭다고 말하기 곤란하다. 전쟁은 폭력의 한 형태일 뿐이다.

따라서 1960년대 초부터 서구에서 발전되기 시작한 평화학 또는 평화연구에서는 평화를 전쟁뿐만 아니라 모든 종류의 폭력이 없는 상태로 정의한다. 전쟁을 비롯해 사람의 목숨을 빼앗거나 신체에 피해를 가하는 직접적/물리적/신체적 폭력뿐만 아니라, 사회적 불평등이나 차별 같은 간접적/구조적/제도적 폭력까지 없어야 진정한 평화가 이룩될 수 있다는 인식이 깔려있는 것이다.

이에 따라 평화학자 또는 평화연구자들은 평화를 크게 두 가지로 나누어, 물리적 폭력이 없는 상태를 ‘소극적 평화 (negative peace)’라 부르고, 구조적 폭력까지 없는 상태를 ‘적극적 평화 (positive peace)’라 일컫는다. 이를 다른 말로 바꾼다면, 전자는 ‘국가 안보 (national security) 개념의 평화’ 또는 ‘좁은 의미의 평화’로, 후자는 ‘인간 안보 (human security) 개념의 평화’ 또는 ‘넓은 의미의 평화’로 부를 수 있을 것이다.

이렇듯 평화를 모든 종류의 폭력이 없는 상태로 정의한다면, 폭력의 개념을 구체적으로 정리해볼 필요가 있다. 폭력은 일반적으로 사람이나 재물에 물리적 피해를 가하는 인간의 공격적 행위를 일컫는다. 그러나 폭력에 관하여 연구하는 사회과학자들 중에는 사회적 통념에 따라 폭력의 개념을 “제도화된 행위 유형으로부터의 일탈”로 한정하는 경향이 있다. 폭력의 개념을 비합법적이거나 공인되지 않는 무력의 사용으로만 규정하는 것이다. 그들은 국법을 어기거나 국가를 대표하는 기관에 대한 물리적 폭력 행위에 연구의 초점을 맞추면서, 그러한 물리적 폭력을 초래한 법률과 정부에 의한 구조적 폭력은 연구 대상으로 삼지 않는다.

그러나 실질적으로 폭력은 지배 세력이 그들의 권력이나 기득권을 유지하기 위하여 흔하게 그리고 효과적으로 행사하고 있으며, 피지배층은 그들이 처한 상황을 개선하기 위하여 덜 흔하게 그리고 덜 효과적으로 사용하고 있다. 지배 세력의 통치 또는 ‘위로부터의 폭력 (violence from above)’이 피지배층의 저항 또는 ‘아래로부터의 폭력 (violence from below)’을 부르는 것이다. 여기에서 지배 세력의 구조적 폭력은 크고 체계적이지만 지속적이기 때문에 잘 드러나지 않으며 드러나더라도 정당하다고 묵인되기 쉽다. 그러나 피지배층의 물리적 폭력은 작고 국지적이지만 일시적이기 때문에 쉽게 눈에 띄고 불법 행위로 간주되는 특징이 있다.

사회과학이 일반적으로 폭력의 개념을 피지배층의 불법 행위에 초점을 맞추면서 법률과 제도들에 의해 가해지는 피해를 무시하는 경향에 처음으로 반발을 보인 집단이 갈퉁을 비롯한 서구의 평화연구자들이었다. 갈퉁은 폭력을 “인간의 기본적인 욕구에 대한 피할 수 있는 모독”이라고 정의함으로써, 목숨을 잃더라도 그것이 피할 수 없는 경우라면 폭력이 행사되지 않았음을 강조한다. 예를 들어, 어떤 사람이 병을 얻거나 사고를 당한 후 병원비가 없다는 등의 이유로 의사의 적절한 치료를 받지 못해 죽었다면, 이 죽음은 피할 수 있었기 때문에 구조적 폭력이 있었다고 볼 수 있다. 그러나 의사의 적절한 치료에도 불구하고 현재의 의료 자원과 기술로는 고칠 수 없는 질병이나 치명적인 사고 때문에 죽었다면, 이 경우는 피할 수 없는 죽음이었기 때문에 폭력이 있었다고 할 수 없다는 것이다.

그는 인간의 기본적인 욕구를 생존에 대한 욕구 (survival needs), 복지에 대한 욕구 (well-being needs), 정체성에 대한 욕구 (identity needs), 그리고 자유에 대한 욕구 (freedom needs)의 네 가지로 분류하고 있다. 이것은 데이비스 (Davies)가 정치적 폭력을 분석하며 임상심리학자 매슬로우 (Maslow)의 연구를 인용하여 인간의 기본적인 욕구를 신체적 욕구 (physical needs), 사회적‧애정적 욕구 (social-affectional needs), 자존 또는 품위에 대한 욕구 (self-esteem or dignity needs), 그리고 자아실현에 대한 욕구 (self-actualization needs) 등 네 가지로 분류한 것과 비슷하다.

첫째, 생존에 대한 욕구를 모독하는 행위는 목숨을 앗아가는 것과 같은 폭력이다. 무엇 보다 먼저 전쟁이나 사형제도 등을 들 수 있다. 둘째, 복지에 대한 욕구를 모독하는 행위는 생명을 불구로 만드는 것과 같은 폭력으로 경제제재나 봉쇄가 이에 포함된다. 예를 들어, 경제 제재는 직접적이고 즉각적으로 목숨을 빼앗지는 않지만, 식품이나 의약품이 적절하게 공급되지 못하게 함으로써 천천히 그러나 의도적으로 생명을 박탈하는 행위와 마찬가지다. 셋째, 정체성에 대한 욕구를 모독하는 행위는 소외시키는 것과 같은 폭력이다. 이러한 예로는 여성이나 소수 민족 등 어느 특정 부류의 사람들을 차별하는 행위를 들 수 있다. 넷째, 자유에 대한 욕구를 모독하는 행위는 억압하는 것과 같은 폭력으로 감금이나 추방 등이 이에 포함된다.

그리고 갈퉁은 구조적 폭력을 “[인간이 지금과 다른 상태로] 될 수 있었던 잠재력과 현재 처해있는 상태와의 차이를 제공하는 요인 (the cause of the difference between the potential and the actual, between what could have been and what is)”으로 정의한다. 이에 덧붙여 잠재력과 현 상태의 간격을 넓히는 요인이나 그 간격을 좁히는 데 방해가 되는 요인도 물론 구조적 폭력으로 간주한다. 여기에는 자원의 불평등한 분배를 비롯한 착취 (exploitation), 피지배층의 자율성이나 자치권 확보를 저지하는 침투 (penetration), 피지배층을 서로 격리시키는 분열 (fragmentation), 그리고 피지배층에 대한 탈사회화 같은 소외화 (marginalization) 등 크게 네 가지 범주가 포함된다.

예를 들어, 사회적 자원의 불공평한 분배로 어떤 사람들의 기본적 욕구에 대한 박탈이 방치된다면 폭력은 이미 사회 구조에 내재된 것이다. 이 경우 지배 세력이나 자본가들을 비롯해 폭력의 구조화를 통해 이득을 취할 수 있는 집단들은 그들의 기득권을 지키기 위해 현상을 유지하려고 힘쓰게 되며, 피지배층이 자신들의 해방을 추구한다면 이를 막기 위한 지배 세력의 구조적 폭력은 지속되고 강화될 것이다.

여기에서 정치적 폭력에 관한 연구를 하는 정치심리학자들에 의한 좁은 의미의 폭력과 적극적 평화를 추구하는 평화학자들에 의한 넓은 의미의 폭력 사이에 근본적인 개념의 차이가 발견된다. 데이비스는 사람들이 기대하는 것과 실제로 얻는 것 사이에 ‘참을 수 없는 격차 (intolerable gap)’가 생기거나 피지배층의 가장 기본적인 욕구가 지배 세력에 의해 충족되지 않으면 데모나 혁명 같은 정치적 폭력이 발생하기 쉽다고 했다. 파이어러벤드 (Feierabend) 부부는 사회적 기대치와 사회적 만족도 혹은 성취도 사이의 격차를 나타내는 ‘체계적 좌절 (systemic frustration)’이 공격적이고 폭력적인 정치 행위를 유발한다고 했다. 그리고 거어 (Gurr)는 사람들이 당연히 받아야 할 것과 실제로 얻을 수 있는 것 사이의 격차를 뜻하는 ‘상대적 박탈 (relative deprivation)’이 시민의 폭력을 초래하는 주된 요인이라고 보았다. 또한 갈퉁 자신도 구조적 폭력이라는 개념을 쓰기 전에는 사람들이 원하는 것과 실제로 성취하는 것의 격차 등을 나타내는 ‘계층 불균형 (rank disequilibrium)’이 범죄나 혁명 등의 공격적 행위를 유발하게 된다고 했다. 즉, 정치심리학자들은 사람들이 기대하는 것과 실제로 성취하는 것 사이의 격차 또는 기본적인 욕구가 좌절되는 것이 정치적 폭력의 요인이라고 분석한 반면, 평화학자들은 그러한 격차를 발생시키거나 욕구를 좌절시키는 요인이랄 수 있는 사회적 불공평 자체가 구조적 폭력이라고 정의하는 것이다.

갈퉁은 구조적 폭력이란 개념을 처음으로 사용한 뒤 약 20년만에 문화적 폭력이란 개념을 소개했다. 그는 문화적 폭력을 “직접적 폭력이나 구조적 폭력을 정당화하거나 합법화하는 데 사용될 수 있는 문화의 측면”이라고 정의하면서 이에 종교와 사상, 언어와 예술, 그리고 과학과 학문 등의 폭력성을 포함시키고 있다. 종교나 예술 혹은 학문 등을 통해 직접적 폭력 행위나 구조적 폭력의 실체가 정당하다거나 최소한 잘못된 것은 아니라고 간주하게 함으로써 폭력의 사용이 합법화되거나 일반적으로 용인되는 것이 문화적 폭력이라는 것이다. 그리고 문화적 폭력의 한 가지 중요한 유형은 구조적 폭력의 희생자들이 현 상태를 타파하기 위해 항거하는 경우 지배 세력은 사회의 안정을 꾀한다는 구실로 그들을 범법자 혹은 불순 세력으로 낙인찍어 그들을 비난하며 그들에 대한 폭력을 정당화하는 것이다.

이상과 같은 세 가지 유형의 폭력은 서로 별개의 것이 아니라 밀접하게 연관되어 있어서 명확하게 경계선을 긋기가 쉽지 않다. 폭력은 폭력을 낳는다는 말처럼 어느 한 종류의 폭력은 다른 종류의 폭력을 초래하기 때문이다. 예를 들어, 물리적 폭력이 반복되고 확산되면 폭력적 사회구조가 제도화한다. 이에 따라 폭력적 문화가 내면화하면 구조적 폭력이 생활과 습관처럼 굳어져버리는 문화적 폭력이 된다. 따라서 직접적/물리적/신체적 폭력은 사건 (event)과 같고, 간접적/구조적/제도적 폭력은 절차 (process)와 같으며, 문화적 폭력은 상수 (invariant) 또는 영속적인 것 (permanence)과 같다고 할 수 있다.

이 가운데 직접적/물리적/신체적 폭력은 구체적 행위자에 의해서 물리적으로 자행되기 때문에 동적이고 잘 드러나며, 그것이 불법적이거나 비도덕적이라는 인식을 준다. 이에 반해 간접적/구조적/제도적 폭력은 법이나 제도 등에 의해 구조적으로 자행되기 때문에 전자보다 훨씬 심각한 폭력성을 내포해도 정적이고 쉽게 눈에 띄지 않으며, 사회구조에 내재하기 때문에 당연한 것으로 간주된다. 나아가 문화적 폭력은 폭력이 생활이나 습관이 되어버린 상태이기 때문에, 폭력이 폭력인지조차 인식하지 못하게 되고 폭력의 피해자가 가해자가 되기도 한다. 우리가 대체로 물리적 폭력에 대해서는 크게 비난하면서도, 구조적 폭력에는 별로 관심을 갖지 못하고, 문화적 폭력은 인식조차 하지 못하는 배경이다. 게다가 직접적/물리적/신체적 폭력은 육체를 불구로 만들지만, 간접적/구조적/제도적 폭력이나 문화적 폭력은 정신이나 의식을 마비로 이끌기 쉽다.

3. 한국 사회의 독특하고 심각한 구조적 폭력

(1) 사상에 대한 폭력: 국가보안법의 남용과 오용 및 극심한 반공주의에 따른 인간성 파괴

사상이란 사람의 마음 속에 들어 있는 인생관이나 세계관 또는 정치적 신조나 사회적 견해를 뜻한다. 사상이 안에 머무르지 않고 밖으로 나타나면 언론, 출판, 집회, 결사의 자유와 결합되며, 진리 탐구와 연결되면 학문의 자유로, 신앙으로 이어지면 종교의 자유로 발전된다. 따라서 “사상의 자유는 모든 정신적, 정치적 자유의 원리적 기초이며 기본권 중의 기본권”인 것이다.

그러나 우리는 개인의 자유를 핵심으로 삼는 자유민주주의를 지향하는 사회에 살면서도 무려 60년이 지나도록 사상의 자유를 포함한 기본적 인권을 박탈당하고 있다. 사상 때문에 분단과 전쟁을 겪으며, 사회주의를 지향하는 북한과 대치하고 있다는 구실에서다. 남한에서는 헌법 제 1조에서부터 자유민주주의를 내세우지만 가장 기본적인 자유조차 크게 제한하고 있으며, 북한에서는 나라 이름에서부터 인민민주주의를 앞세우지만 인민의 기본적인 생활조차 제대로 지켜 주지 못하는 어처구니없는 현실을 보게 된다.

개인의 자유를 가장 중시한다는 정치 체제 아래서 인간의 가장 기본적인 권리인 사상의 자유가 제한당하는 폭력적 사회 구조가 만들어지는 모순은 일차적으로 국가 보안법의 남용과 오용 그리고 그에 따라 사회에 널리 퍼져 있는 극심한 반공주의와 ‘적색 공포증’ 때문이다.

따라서 국가 보안법은 사상의 자유와 그와 연결된 언론, 출판, 집회, 결사를 포함한 표현의 자유를 근본적으로 박탈하며, 학문과 문화의 발전을 해치고 종교활동 및 평화운동까지 위축시키며 온 사회를 ‘창살없는 감옥’으로 이끄는 구조적 폭력이다. 반공은 궁극적으로 자유민주주의를 지키기 위한 것이지만, 국가보안법은 “자유민주주의를 외치며 가장 비자유주의적이고 비민주주의적 방법으로” 인간성을 파괴하고 사회의 발전을 방해하며, 통일의 한쪽 주체인 북한을 반국가단체로 규정함으로써 민족 통일을 가로 막고 분단 체제의 모순을 심화하는 구조적 폭력인 것이다. 나아가 이러한 구조적 폭력이 남북한이 대치하고 있는 분단 상태에서는 당연한 것처럼 여기도록 이끌고, 반공을 위해서라면 다른 가치는 다소 희생되어도 좋다는 사회 분위기를 만들어 가는 것은 문화적 폭력이라고 할 수 있다.

(2) 여성에 대한 폭력: 유교사상과 가부장제의 전통이 빚어내는 여성 차별

여성은 인구의 절반이다. 절반의 인구가 다양한 방법으로 폭력을 당하거나 스스로에게 폭력을 가하고 있다. 개인의 능력이나 자질에 관계없이 오로지 여성이라는 이유로 폭력을 당하거나 가하고 있는 것이다. 여성에 대한 폭력은 동서고금을 통해 나타난 현상이지만, 한국 사회에서는 유교적 가부장제의 전통과 영향에 따라 여성에 대한 폭력이 문화가 되어버렸고, 그러한 폭력적 문화 (violent culture)는 다시 문화적 폭력 (cultural violence)으로 이어졌다.

첫째, 여성에 대한 직접적/물리적/신체적 폭력은 남성의 완력과 만용이 여성에게 물리적으로 휘두르는 폭력이다. 이러한 폭력의 사례는 가정에서 매맞는 아내를 통해 찾아볼 수 있고, 사회에서는 성폭력 등으로 드러난다.

둘째, 여성에 대한 간접적/구조적/제도적 폭력은 각종 법률과 제도를 포함한 사회구조를 통해 여성들이 당하는 차별과 그에 따른 사회적 불평등을 일컫는다. 예를 들어, 여성들의 사회 진출 욕구가 늘어도 취업하기가 어렵고, 일자리를 잡아도 직종이나 작업 조건, 직업 안정성 및 승진 기회, 그리고 임금 등에서 극심한 차별을 받기 쉽다.

셋째, 여성에 대한 문화적 폭력은 여성에 대한 직접적 폭력이나 구조적 폭력을 정당화하거나 재생산하는 문화를 일컫는다. 학문과 예술, 그리고 종교와 전통 등을 통해 여성에 대한 차별과 남녀불평등이 당연하게 여겨지거나 조장되어 그러한 폭력이 생활과 습관으로 되어버리는 현상이다.

따라서 여성에 대한 물리적 폭력은 주로 남성에 의해, 구조적 폭력은 주로 사회제도와 법률에 의해, 문화적 폭력은 여성 스스로에 의해서도 가해지고 있는 것이다.

4. 평화학과 평화운동의 목표와 방법: 폭력 없는 세상으로 가는 길

평화학 또는 평화운동에서는 목표로서의 평화뿐만 아니라 수단으로서의 평화도 중시한다. 누구든지 목표로서의 평화는 중시하면서도 수단 또는 과정으로서의 평화에는 소홀하기 쉬운데, 평화는 어떠한 경우에라도 평화적 수단으로 성취해야 한다는 것이다. 예를 들어, 목적이 수단을 정당화할 수 없듯이, 평화를 위해 전쟁을 일으키는 모순을 용인할 수 없다는 뜻이다.

평화를 평화적으로 또는 비폭력적으로 성취하기 위한 운동은 세계 곳곳에서 일어나고 있다. 폭력 없는 세상을 이루기 위한 획기적 사례를 들자면 사형제 폐지, 병역 의무에 대한 양심적 거부 인정, 군대 폐지, 비폭력 민방위대 설립, 전쟁세 폐지, 대량 살상 무기 폐기, 지뢰 제거 등을 들 수 있다. 이 가운데 처음 세 가지만 아래에 소개한다.

첫째, 2009년까지 세계 약 200개국 가운데 이탈리아 (1947), 독일 (1949), 영국 (1973), 프랑스 (1981) 등 94개국이 모든 범죄에 대하여 사형제를 완전히 폐지하였다. 사형제를 폐지한 나라가 1987년까지는 28개, 그리고 1990년까지는 39개에 머물렀는데 2000년대 들어 두 배 이상으로 크게 늘어난 것이다. 이에 덧붙여 10개 나라는 일반 범죄에 대해서는 사형제를 폐지하고 계엄이나 전쟁 등 특별한 상황에서만 부분적으로 사형제를 유지하고 있다. 또한 35개국에서는 사형제를 법적으로는 폐지하지 않고 있지만, 10년 이상 단 한 번도 사형을 집행하지 않은 실질적 폐지국이다. 이에 반하여 미국 (미시건, 뉴욕 등 15개 주에서는 폐지), 중국, 일본 등 68개국에서 사형제를 법적으로 유지하며 지속적으로 살인을 저지르고 있다.

둘째, 강력한 군대를 유지하고 있으면서도 국가가 징병에 대한 인민의 양심적 거부를 인정하는 나라가 적지 않다. 1998년 현재 미국, 러시아, 프랑스, 독일, 이스라엘 등 47개국이 병역 의무에 대한 양심적 거부를 인정하고 있다. 이러한 나라가 1972년에는 28개국, 1988년에는 31개국이었지만 꾸준히 늘고 있는 것이다. 참고로 독일이 분단되어 있을 때 서독이 동독과 대치하고 있으면서도 1949년의 기본법 제 4조에서 “어느 누구도 자신의 양심에 반하여 무기를 지니고 전쟁 업무에 강요받지 않을 것이다”고 밝힌 것은 주목할 만하다.

셋째, 2001년 현재 27개국은 군대를 가지고 있지 않다. 이 가운데 코스타리카, 도미니카, 그레나다, 아이티, 파나마 등 19개 나라는 군대도 없고 다른 나라와 방위 조약조차 맺지 않고 있으며, 아이슬랜드, 모나코 등 8개 나라는 군대를 갖고 있지 않는 반면 미국이나 프랑스 등과 방위 조약을 맺고 있다. 그리고 적어도 18개 이상의 속령 (屬領)은 그에 대한 통치권을 주장하는 나라와의 협약이나 국제 조약에 의해 어떠한 병력도 두지 않고 있다. 군대가 국가의 방위나 정체성 또는 사회 통제를 위해 없어서는 안될 것으로 간주하는 나라들에서는 군대의 폐지가 매우 놀랄만한 일일 것이다. 그러나 비록 군대를 가지고 있지 않은 나라들이 모두 약소국들이고 어떤 나라들은 방위를 동맹국에 의존하고 있을지라도, 그들은 분명히 군대가 없는 나라를 만들 수 있다는 가능성을 보여주고 있다.

국가인권위원회, [2010 인권대학], 1-14쪽.