2019/01/08

200万都市が有機野菜で自給できるわけ―都市農業大国キューバ・リポート


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吉田 太郎
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200万都市が有機野菜で自給できるわけ―都市農業大国キューバ・リポート 単行本 – 2002/8/1
吉田 太郎 (著)

5つ星のうち 4.4 11件のカスタマーレビュー




有機農業が国を変えた―小さなキューバの大きな実験

吉田 太郎
5つ星のうち 4.0 5
単行本
¥ 2,376

文明は農業で動く

吉田太郎
5つ星のうち 5.0 1
単行本(ソフトカバー)
¥ 2,160

世界がキューバ医療を手本にするわけ

吉田 太郎
5つ星のうち 4.1 12
単行本(ソフトカバー)
¥ 2,160

タネと内臓‐有機野菜と腸内細菌が日本を変える

吉田 太郎
5つ星のうち 5.0 3
単行本(ソフトカバー)
¥ 1,728

「没落先進国」キューバを日本が手本にしたいわけ

吉田太郎
5つ星のうち 2.8 5
単行本
¥ 2,160
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目次 

はじめに キューバへのプロローグ

1 食糧危機を救ったキューバの都市農業
2 園芸都市ハバナ、かく誕生せり
3 緑の都市を目指して
4 持続可能な都市を可能とする仕組みづくり
5 21世紀の都市は園芸化する
---------------

商品の説明

著者からのコメント

持続可能な社会への転換を都市農業、エネルギー、交通、福祉、教育など多方面から描く ソ連崩壊とアメリカの経済危機の中で一切の貿易先を失ったキューバが目指したのは、有機農業、自然エネルギー、自転車、東洋医学などのオルターナティブを用いて自給することでした。

わずか10年という短期間でなぜ持続可能社会への転換が進んだのか。転換の鍵を担ったキーマンへの取材を通じて、行財政改革、NPО育成、コミュニティの活性化、環境教育の導入など「社会システム」の面からキューバの転換を描きました。
それは閉塞状況に陥いり、多くの問題を抱えた日本にとっても参考になることが大きいと思っているからです。
内容(「BOOK」データベースより)

有機農業、自転車、風車、太陽電池、自然医療…エコロジストたちが長年、夢見てきたユートピアが、現実のものとして、国家規模でカリブ海に突如として出現した。ソ連圏の崩壊とアメリカの経済封鎖により、食糧、石油、医薬品が途絶する中で、彼らが選択したのは、環境と調和した社会への変身だった。日本の不況を上回る未曾有の経済崩壊の中で、エネルギー・環境・食糧・教育・医療問題を、彼らはどう切り抜けていったのか。貧しくとも陽気に、助け合いながら、国家存亡の危機へ挑戦していった人びとの歩みから見えてきたのは、「自給する都市」というもう一つの未来絵図だった。キューバから見えてくるこの未来図は、私たちにもきっと、大きなヒントと元気を与えてくれるにちがいない。商品の説明をすべて表示する


登録情報

単行本: 405ページ
出版社: 築地書館 (2002/8/1)
言語: 日本語
ISBN-10: 4806712493
ISBN-13: 978-4806712497
発売日: 2002/8/1
梱包サイズ: 18.6 x 12.8 x 3 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 11件のカスタマーレビュー
Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 457,221位 (本の売れ筋ランキングを見る)
12位 ─  > 科学・テクノロジー > 農学 > 外国農業
45205位 ─  > ビジネス・経済


¥ 2,376

日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!

高野 誠鮮
5つ星のうち 4.8 13
単行本(ソフトカバー)
¥ 1,512

文明は農業で動く

吉田太郎
5つ星のうち 5.0 1

11件のカスタマーレビュー

5つ星のうち4.4
5つ星のうち4.4
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11件中1 - 8件目のレビューを表示
トップレビュー

BACH

5つ星のうち5.0極端な話、人生観が変わるほどの作品です2017年2月11日
形式: 単行本Amazonで購入

比較するほど農業を知らないが、化学肥料の土地では(先進国のほとんどがそうです)
生き物のエネルギーが弱まることだけはよく知っています。
よって警鐘を鳴らすこの本は貴重です。

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No,X

5つ星のうち4.0よい本である。2015年3月17日
形式: 単行本Amazonで購入

以前テレビでキューバの農業についてみたことがあって、関心があり買った。農業のあり方として参考になる本である。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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jack

5つ星のうち5.0図書館で借りてネットで買いました2013年9月8日
形式: 単行本Amazonで購入

図書館で借り気に入り購入しました。やすく変え満足しています。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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柳野 健

5つ星のうち5.0歴史が迫った社会実験2011年2月10日
形式: 単行本Amazonで購入

 キューバが陥った状況は、未来の日本を襲うかも知れない。

 ソ連の崩壊、アメリカによる総力経済制裁 によって、資源・医薬品・食糧等が入ってこなくなった。病死・餓死の恐れさえ出てきた。こちらが本当の「キューバ危機」だろう。これを、どのようにして乗り切ったのかは、本書のリポートで明らかにされる。
 カストロはベジタリアンになり、閣僚たちは都市農業の研究に熱中した。弱者・病人は最優先に守られ、市民たちの参加によって都市有機農業は発展し、ハバナ220万人都市他キューバは、危機から脱する。
 大切なのは、人間関係性の絆の蓄積(ソーシャル・キャピタル)だろう。以下のエピソードが心に強く残る。
「電気は全部止まり、夜は真っ暗でした。ですが、病院だけは煌々と明かりが灯っていました。乏しい資源をかき集めて市民の命を守ろうとしている。明かりはその象徴のように思えたのです。限られた資源と予算をどこに投資すれば国民は豊かになれるか。チェスの手を考えるように熟慮している。苦闘する政府を信頼する気になりました」(ミゲル・バヨナ氏)
 
 結果として、市民の多くが菜園で自給することで家計を助けると同時に、自然を相手に生産活動をする充実と、菜園を通して市民相互のコミュニティーが醸成されるたのしさという「真の豊かさ」を得た。天の配剤だろう。
 殺伐感が忍び寄る日本にとって重要なヒントかも知れない。
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本が好き

5つ星のうち4.0都市農業という可能性をキューバから学ぶ2007年2月11日
形式: 単行本

 カリブ海に浮かぶ島国キューバ、日本にとってなじみが薄い国ですが、アメリカの経済封鎖に対して生き残るために

有機農法での都市農業という新しい視点で取り組んで一人の餓死者も出さずに難局を切り抜けた現状を熱くレポートし

ています。

 また、自然と共に生きる循環型社会の一つの理想系が日本の江戸時代にあったこともレポートされています。

「森なき都市は病んでおり、樹木なき大地は干からびる」のホセ・マルティの思想は、日本古来の自然との共生の思想

と一致しています。

 食料自給率の低い日本にとって参考になる視点が沢山ある本です。
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hirotaka223

5つ星のうち4.0環境先進国キューバ2002年11月16日
形式: 単行本

 タイトルから農政の本、と思うかもしれませんが、これは持続可能な国づくりの環境政策本として読むべきです。
ドイツやデンマークなど環境先進国や環境首都などと言われる国は比較的、
資産の多い国や真面目な国という印象が
多いのですが、そんなイメージとはかけ離れたキューバの取り組みに
国づくりのモデルが見えるかもしれません。
 良い面中心に書かれているので、実際に旅行してみると期待はずれの
部分もあるとは言いますが、資源のない国・日本で輸入が止まった場合の
何が起きるか何が出来るかシュミレーションする上で参考になります。
 著者が東京都の職員という背景も興味深い。
 

17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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0084230

5つ星のうち5.0キューバの農業、思想をモデルにするような世界が近いと思わされます。2004年2月9日
形式: 単行本

国家ぐるみで最も循環型社会が進んだキューバのレポート。大学の教科書のように、項目だてて纏められているため、少し読むのが大変かもしれませんが、有機農業にご興味ある方、農業に取り組まれている方にはとても参考になる本です。「21世紀のモデル農業は有機農業大国キューバにある。」と言われていることに深く納得できます。
日本の食料自給率の低さを考えると、衝撃的な内容です。日本で生活していると、無尽蔵に食料があるように錯覚しますが、エネルギー換算で60%以上が海外からの輸入に依存しているのが現実であり、BSE、鳥インフルエンザの普及によって、輸入がストップすることで外食産業が苦しんでいるのを見ると不思議な気分になります。
東京都の住民だけで1400万人以上いますので、一概に日本に落とし込んで考えるのは危険な面がありますが、今後の日本が目指すべき自給自足のあり方を示す必読の書になるはずです。
現実は本書ほど甘くないでしょうが、カストロが生きているうちに、一度キューバに視察に行きたいと思わされます。

22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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casanegra

VINEメンバー
5つ星のうち5.0スローライフの可能性2004年8月1日
形式: 単行本

2003年1月に読んだのですが、未だに印象に残る本です。
本物の都市計画とは何ぞやと考えさせられます。
資源の乏しい国でここまでの事ができ、スローライフを
システムとして確立できるのかという驚きがあります。
国土が狭く、都市のヒートアイランド現象に直面する
日本でも参考になる事例ではないでしょうか。
石油をジャブジャブ使う農業とは違った手法があるという事ですね。

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『タネと内臓』吉田太郎著 - 田舎の本屋さん

『タネと内臓』吉田太郎著 - 田舎の本屋さん

ネと内臓

有機野菜と腸内細菌が日本を変える
著者吉田太郎 著
定価1,728円 (税込)
ISBNコード9784806715740
発行日2018/12
出版築地書館
判型/頁数B6 150ページ
在庫あり
この本のジャンル

解説

世界中で激増する肥満、アトピー、花粉症、アレルギー、学習障害、うつ病などが、
腸内細菌の乱れに장내 세균의 혼란에あることがわかってきている。
けれども、日々私たちと子どもたちが口にする食べ物が、善玉菌を殺し「腸活」の最大の障壁となっていることは意外に知られていない。

 遺伝子組み換え大国アメリカはもちろん、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、ロシア、中国、韓国まで、世界中の母親や農家が、農薬漬けの農業を見直して種子を守り、農作物や加工食品の質を問い直す農政大転換が始まっている。

なぜ、日本だけ主要農産物種子法が廃止され、発がん物質として世界が忌避する農薬の食品への残留基準が規制緩和されていくのか。緩和の事実がなぜ日本の大手メディアでは報道されないのか。

 世界の潮流に逆行する奇妙な日本の農政や食品安全政策に対して、タネと内臓の深いつながりへの気づきから、警鐘を鳴らす。
一人ひとりが日々実践できる問題解決への道筋を示す本。
=============

目次

第1章 タネはいのち―アニメの巨匠が描いた世界
第2章 タネから垣間見える、もうひとつの世界の潮流
第3章 米国発の反遺伝子組み換え食品革命―消費を通じて世の中を変える
第4章 フランス発のアグロエコロジー―小さな百姓と町の八百屋が最強のビジネスに
第5章 ロシアの遺伝子組み換え食品フリーゾーン宣言―武器や石油より有機農産物で稼げ
第6章 ブラジル発の食料・栄養保障―ミネラル重視の食で健康を守る
第7章 究極のデトックス―腸内細菌が健全化すれば心身ともに健やかに
第8章 タネと内臓씨앗과 내장―人類史の九九%は狩猟採集民だった

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タネと内臓‐有機野菜と腸内細菌が日本を変える 単行本(ソフトカバー) – 2018/12/3
吉田 太郎
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商品の説明

内容紹介

世界中で激増する肥満、アトピー、花粉症、アレルギー、学習障害、うつ病などが、腸内細菌の乱れにあることがわかってきている。
けれども、日々私たちと子どもたちが口にする食べ物が、善玉菌を殺し「腸活」の最大の障壁となっていることは意外に知られていない。

遺伝子組み換え大国アメリカはもちろん、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、ロシア、中国、韓国まで、世界中の母親や農家が、農薬漬けの農業を見直して種子を守り、農作物や加工食品の質を問い直す農政大転換が始まっている。

なぜ、日本だけ主要農産物種子法が廃止され、発がん物質として世界が忌避する農薬の食品への残留基準が規制緩和されていくのか。緩和の事実がなぜ日本の大手メディアでは報道されないのか。

世界の潮流に逆行する奇妙な日本の農政や食品安全政策に対して、タネと内臓の深いつながりへの気づきから、警鐘を鳴らす。
一人ひとりが日々実践できる問題解決への道筋を示す本。

[推薦の言葉]
有機農業実践47年。
これまでの実践が、間違いないという確かな手ごたえを感じつつこの本を読んだ。
食に不安を持つすべての国民に読んでほしい内容である。
――金子美登(有機農家 埼玉県小川町 霜里農場)

世界全体が、そしてヒトの身体とココロと生命とが、
なみうって、ゆれる現代。人類の生存条件が賭けられた、
遺伝子環境と水文(すいもん)環境激変のなか、待望の著書が誕生した!
地球人の「農・食・住」に関する、希望のものがたりが今日はじまる。
――色平哲郎(佐久総合病院医師)

大病を食生活で克服した著者が、タネと内臓の知られざる謎に迫る。
メディアが報道しない、タネを巡る攻防は刺激的だ。
身体で考えた情報は、それが対岸の火事ではないことを実感させてくれる。
――島村菜津(ノンフィクション作家・『スローフードな人生! 』著者)


[目次]
まえがき

第1章 タネはいのち――アニメの巨匠が描いた世界
日本の野菜の種子の自給率はわずか一割
自然農法を描いた先駆的アニメ『地球少女アルジュナ』
宮崎駿の処女作『シュナの旅』は種子がテーマ

第2章 タネから垣間見える、もうひとつの世界の潮流
種子法廃止はアグロエコロジーや腸内細菌とも関係する?
既得権益の打破か日本の主権の身売りか、種子法廃止をめぐる両極端の見解
世界の潮流と逆行する日本の農政
大きな物語の復活――緑の枢軸、露仏独の三国同盟VS死の化学企業の連合軍
食から始まる幸せの贈与経済

第3章 米国発の反遺伝子組み換え食品革命――消費を通じて世の中を変える
ミネラルやビタミンが豊富に含まれていた狩猟採集民たちの食事
遺伝子組み換えトウモロコシはミネラルをろくに含まないカス食品
ミネラルを固定し土壌微生物を殺す除草剤グリホサート
植物が病み害虫がたかるようにするグリホサート
抗生物質として腸内細菌を殺し自閉症の一因に
遺伝子組み換えトウモロコシからの物体X
遺伝子組み換えの安全性を確証する査読論文はない
まともなモノを食べたい母親が社会を変える

第4章 フランス発のアグロエコロジー――小さな百姓と町の八百屋が最強のビジネスに
反遺伝子組み換え食品・アグロエコロジー先進国フランス
静かに広まる「再百姓化」――企業型農業よりも家族農業の方が力強い経営体
就任早々の苦い体験からアグロエコロジーを打ち出した仏農相
農家の創造力を重視し生命の相互作用を活かす
教育がすべての柱――将来世代のために夢あるビジョンを示す
悲惨な現実を直視したうえで明るい未来予想図を描く映画が大ヒット
地場農産物を地元の八百屋で買えば町は蘇る

第5章 ロシアの遺伝子組み換え食品フリーゾーン宣言――武器や石油より有機農産物で稼げ
遺伝子組み換え食品汚染から国民を守れ――規制法によって0.01%までGMOを削減
遺伝子組み換え食品を売る者はテロリスト――気分はもう反GMO
遺伝子組み換え食品を巡る米露の情報戦――GMOの危険性を発信するロシア・メディア
2020年の挑戦――有機農業での自給と有機農産物輸出を国家戦略に
変貌するロシア農業――穀物輸出で米国を凌ぐ
西側からの経済封鎖を契機に自給率が向上
脱石油時代の自給自立国家戦略――食の独立は種子から始まる

第6章 ブラジル発の食料・栄養保障――ミネラル重視の食で健康を守る
砂漠化する先進国の食事
健康を維持するにはミネラルを含んだ食べ物が不可欠
世界で最も進んだ食のガイドライン――料理は家族や友人が楽しむ時間
アグロエコロジー給食で子どもたちの健康を守る

第7章 究極のデトックス――腸内細菌が健全化すれば心身ともに健やかに
腸の健康に左右される気分や心のありよう
脳の健全な成長から記憶力まで左右する腸内細菌
神経伝達物質を介して腸内細菌は人を幸せにできる
腸内細菌を健全化するには食生活が大切

第8章 タネと内臓――人類史の99%は狩猟採集民だった
「いま」を生きれば人は幸せでいられる――アイドリングからハイブリッドへ
狩猟採集民のマインドで生きれば人は幸せでいられる
腸内細菌で養分吸収率があがれば自給率は70%、誰もが健康になれる
幸せな時間を求める第二の枢軸の時代の到来
アグロエコロジーと家族農業が在来種の多様性を守る
食を正し体内生態系――腸内細菌の多様性を守る

あとがき――この星で生きる奇跡

引用文献
著者紹介
索引

内容(「BOOK」データベースより)

遺伝子組み換え大国アメリカはもちろん、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、ロシア、中国、韓国まで、世界中の母親や農家が、農薬漬けの農業を見直して種子を守り、農作物や加工食品の質を問い直す農政大転換が始まっている。なぜ、日本だけ主要農産物種子法が廃止され、発がん物質として世界が忌避する農薬の食品への残留基準が規制緩和されていくのか。緩和の事実がなぜ日本の大手メディアでは報道されないのか。世界の潮流に逆行する奇妙な日本の農政や食品安全政策に対して、タネと内臓の深いつながりへの気づきから、警鐘を鳴らす。一人ひとりが日々実践できる問題解決への道筋を示す本。商品の説明をすべて表示する


登録情報

単行本(ソフトカバー): 160ページ
出版社: 築地書館 (2018/12/3)
言語: 日本語
ISBN-10: 4806715743
ISBN-13: 978-4806715740
発売日: 2018/12/3


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3件のカスタマーレビュー

5つ星のうち5.0
5つ星のうち5.0

Noel

5つ星のうち5.0種が売られる!!2018年12月15日
世界では遺伝子組み替え食品に拒絶反応を示しているのに、日本はマスコミを国民も無関心な人が多いのだろう?
この本は遺伝子組み替え食品の危険性と解決法がとてもわかりやすく書かれている。
絶対読むべき一冊だ。特に子供を持つお母さんは全体に読んでもらいたい。

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吉田喜美夫

5つ星のうち5.0命がヤバい2018年12月13日


「日本が売られる」を読んだ時、日本はなんてやばい国かと思ったが、これを読んだら本当にやばいのは自分の命だと思った。テレビや新聞には載らない裏側を知ってしまった気分。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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fujii

5つ星のうち5.0遺伝子組み換えは何故体に悪い?2018年12月27日


私は薬学を学んできており、話題の腸内細菌についても藤田先生の本を数冊読んでいたりしていたのですが、遺伝子組み換え食品とその断片的な知識を「タネと内臓」のこの本が全て理論的につなげ、解決してくれました。
とってもオススメの本です!
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吉田太郎 「没落先進国」キューバを日本が手本にしたいわけ

「没落先進国」キューバを日本が手本にしたいわけ 単行本 – 2009/10/2
吉田太郎 (著)

5つ星のうち 2.8 5件のカスタマーレビュー
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内容紹介

人口減少、超高齢化、経済の衰退に直面する日本が参考にするのは、質素でも、ビンボー臭くない、キューバの「没落力」だ!



明治維新以来、「坂の上の雲」を目指して登り続け、世界第2位の経済大国と1億総中流を達成した日本は、いまや米国に次ぐ世界第2 位の「貧困大国」だ。食品偽装、国土荒廃、医療崩壊、学力低下、派遣労働者の大量失業・・・

どこを見渡しても、希望のカケラすら見えない。だが、経済成長は豊かさとは直結しないし、モノの豊かさは幸せとも違う。
有機農業で100%自給。高い教育水準と豊かな文化、助け合う地域住民、何よりも大切にされる子どもたち、あくせく働かなくても不
安なきフリーター生活。次々と訪れる外国人たちが口をそろえて「モノは貧しくてもこの国には貧困がない。生まれ変わるのであれば
、この国の庶民に」とまで賞賛したのは、キューバではなく、150年前のニッポンだった。

まもなく人類はピーク・オイルを迎える。大量の石油消費を前提とした経済成長もトリクルダウンも、もはやない。となれば、求めら
れるのは、血を流しての資源争奪戦ではなく、モノに頼らずに幸せに暮らすためのノウハウ、いわば「没落力」だ。
しかし、成長のための提言はあっても、安全な没落のためのマニュアルはない。となれば、すでに超低空飛行をしている「没落先進国
」にヒントを求めるしかないだろう。

3世代詰め込みのウサギ小屋、低迷する食糧自給率、慢性的なモノ不足と後を絶たない亡命。キューバは、お世辞にも格差なき有機の
楽園とはいえない。だが、家が雨漏りはしてもホームレスはただ一人としていない。竹を利用してエコ住宅を建て、農村では農民たち
が種子を交換しあって自給に励む。度重なる巨大ハリケーン来襲にもほとんど死傷者を出さない防災対策と、文化豊かな国づくりをキ
ーワードに、首都ハバナは数世紀前の景観を復元した歴史博物館となった。

都市農業、環境、医療、教育と、キューバの先進優良事例を描いてきたキューバ・リポートの第5弾は、江戸期の日本を参照しつつ、
キューバのマイナス面に光をあてて日本を逆照射する。

モノは貧しくても貧困なきキューバは、人びとが尊厳を持って生きられる国へと日本が優雅に没落していくための指針となるだろう。
内容(「BOOK」データベースより)

人口減少、超高齢化、経済の衰退に直面する日本が参考にするのは、質素でも、ビンボー臭くない、キューバの「没落力」だ。商品の説明をすべて表示する


登録情報

単行本: 336ページ
出版社: 築地書館 (2009/10/2)
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5件のカスタマーレビュー

5つ星のうち2.8
5つ星のうち2.8

星5つ 20%
星4つ 40%
星3つ星3つ (0%)
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Kindleユーザー

5つ星のうち1.0プロパガンダ2018年10月8日
形式: 単行本Amazonで購入

 キューバの有機農業に関する著者の紹介は、下の3冊を読んだことがある。キューバは、有機農業で自給し、自立できているのかと思っていたのだが、本書の内容は前著とはかなり異なる。キューバは食料を輸入し続けており、自給などしていないというのだ。しかも、最大の輸入先は米国という。ブラックユーモアのようだ。その比率がすごい。主食の80%が輸入だという。「自給・自立」という前著の題名は、いったい何だったのか。
 『有機農業が国を変えた』(2002)
 『200万都市が有機野菜で自給できるわけ―都市農業大国キューバ・リポート』(2002)
 『1000万人が反グローバリズムで自給・自立できるわけ―スローライフ大国キューバ・リポート』(2004)


 さらに、キューバの農業は、各国の法律で規定している「有機農業」のレベル、定義に達していなかったようだ。本書では「アグロエコロジー」という単語に変わってしまった。見慣れないカタカナにすれば、定義があいまいになり、見栄えも良い、一石二鳥か。
 昔、中国共産党を崇拝する専門家が、中国の麦畑では共産党の指導する農法により、あまりの豊作で、子供が穂の上にのっても倒れないという話を写真付きで広めたことを思い出した。それも、後で否定されてしまったが。
 有機農業以外の分野の記述についても、推して知るべし、という程度の内容ではないか。
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マルチちゅ

5つ星のうち5.0キューバの生活インフラを紹介2010年10月27日
形式: 単行本

 本書は著者によるキューバレポートシリーズの第5作目。今回は経済危機や資源の枯渇を念頭に置き、その中でいかに豊かな社会を築くか、という観点でレポートされています。トピックは住居・都市計画、農業政策、災害対策、文化政策と、暮らしのインフラに関わる部分です。
 「建築家の社会化」によって誕生したコミュニティの建築家が、建主・家族と相談し、きめの細かい建築・改築プランを立てて無理のないコスト負担計画を実現することで、活発な住宅投資を促進しています。また、古代のセメント技術を復活させ、地域でセメントを自給し、高コスト・高エネルギーのセメント生産からの脱却、住民参加のまちづくりワークショップでゴミ捨て場の清掃と植林など、創意工夫に溢れたまちづくりが行われています。また、農業では農業改革による農家収入の増加、多品種栽培によるアグロエコロジーによって農薬を使わずにコストを下げ、さらに収量も落とさない農業経営、種子交換フェアによる農民主体の品種改良で農業生産性を上げつつあります。災害対策では住民によるハザードマップ作り、学校での防災教育、そして徹底した住民避難によって奇跡の人命損失の防止を実現し、文化政策では民衆教育による行き届いた成人教育体制、ワークショップ手法の開発による住民参加の増大、住民に身近な芸術作品、雇用と文化的景観と住環境整備を両立させる旧市街地整備により、国民の精神的文化的水準の向上をはかっています。
 今回は今までよりも、キューバの悪い面を意識的に紹介しています。深刻な住宅不足、硬直化した官僚制度。しかし、その悪弊に対して少しづつでも立ち向かっている姿がキューバにはあります。また、日本との共通点も意外と多く、著者はキューバの姿を鏡に日本の将来像を提起します。日本社会は来る低空飛行から、どのように軟着陸するのか。いつ来るのか分からない不気味な危機に対して、本書が提起するものは大いに参考になるものと思います。
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ぽるじはど

VINEメンバー
5つ星のうち4.0質素でも、心豊かで幸せな人生を送れる国。2010年2月7日
形式: 単行本

 本書で著者のキューバ物は5冊目、渡航も13回に及ぶ。
 私もシリーズのレビューで「全ての真実でないのは確か」と書いたが、本書ではあえて狭くボロい住宅・食糧の不足と高価さ・非効率な官僚制度・200倍もの所得格差等マイナス面を特集して書いている。
 これら苦難を乗り越えてこられたのは、人々の連帯であるが、それも失われつつあるとも。

 これらはゲバラの求めた、人間の敵である資本主義社会の価値観を克服し、共同体のために尽くし、労働を喜びと感じる『新しい人間』の育成に失敗したからで、そのような理想的な人々だけの国など出来ようもないのだが、そうであっても政府は人と命を大切にし、人々は助け合い、銭や物は無いが時間と心の豊かさはある生活を送っている。

 勿論悪い面ばかりではなく、硬直化した官僚主義を地域の声を吸い上げ、国の政治に反映することで打破し、資本主義的経済システムを徐々に取り入ての農業生産性向上、ドロップアウトした若者やシングルマザーも手に職をつけられるシステム、貧しくとも大学で学べる教育の機会均等、以前は迫害された同性愛者も芸術家も、新たに政府批判ブログを発信しているヨアニ=サンチェスも、逮捕・国外追放されずに国内で暮らせるようになった点も書かれており、より生のキューバに近くなった。
 
 それでも売春、工場から盗んだ闇葉巻売り、ひったくり等の犯罪者はいるし、官僚等高級職の黒人の割合は少なく、亡命する者もいるが、殊更にマイナス面をクローズアップするならば、他国のそれはもっと酷いのではないか?

 
 キューバを見習う面は資本主義諸国も多く、命が軽視され続ける日本は特に、これからの少子化により経済2流国化に向けて、取り入れるべき点は多い。
 住みよい国は、誰かがくれる物ではなく、(例え無血でも)闘いで勝ち取り作り上げていくしかないのだ。
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団塊予備役

VINEメンバー
5つ星のうち4.0何かもう一つ背景がなさそうな、ありそうな、不思議な国キューバ。2009年11月18日
形式: 単行本

マイケルムーアのシッコの日本版という感覚である。ずっと読んでいくと実にすらすらキューバの素晴らしさ(?)が入ってくるのだが。当著書がどうこうではないが、皆が助け合い、貧しくとも世界一国民が幸せな国か?でも亡命者はフロリダに大勢いるし、その辺は本当はどうなのだろうか。出来すぎているような気が最後までぬぐえないがおかしいという根拠もない。キツネにつままれたような読後感である。日本のお手本になるか?国民性、歴史、人口、人口構成、気候地理、産業、経済力も違うし、やはり日本では無理ではないかと思わせる。どこまでうそかホントか分からないような輝かしく心温まる説明が続き、非常に面白い本でした。(別に著者が嘘を言っていると言うわけではありません)

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人文社会ルプザレジオン

5つ星のうち1.0医・育児・生命2010年2月28日
形式: 単行本

相変わらずキューバにおける医療や育児の欠陥について言及しない
書物です。勿論中国からある程度輸入はできるのですが輸入した医
薬品やミルクによって死に至った人が多くいることについては言及
がありません。本来なら死に至らない外傷事故でも麻酔も足りず、
結果的に死に至る人々がいることについても。もちろん医療費が無
料なわけですが。死に至らない程度の手術を行う予定の人は是非
キューバに渡って手術を受けてみたら如何。

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