2025/11/03

養生こよみ - 若林理砂 - ブックライブ

養生こよみ - 若林理砂 -電子書籍 ブックライブ
養生こよみ

    養生こよみ

    1,100円 (税込)

    11pt

    4.8

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「気圧が低下すると頭痛が……」「毎年、夏バテしちゃう……」「冬は冷え性がひどくて……」そんなあなた、「養生」してますか?

    それらの不調は、季節の過ごし方を間違えていたせいかも。

    「養生」=季節や体質に合わせた暮らし方をすることで、体が本来持つパワーを養う方法。
    毎日、自分にかける魔法。

    夏バテ対策は、冬の過ごし方を変えることで、
    冷え性対策は、夏の過ごし方を変えることで、
    季節に合わせた過ごし方をすることで、驚くほど体は楽になっていくのです。

    「春」「梅雨」「夏」「秋雨」「秋」「冬」6つの季節の過ごし方と
    「冷乾」「冷湿」「熱乾」「熱湿」4つの体質を診断できるテストを収録。

    季節を感じながら、自分と対話しながら、
    東洋医学の「養生」が実践できる一冊。


    著者について

    若林理砂(わかばやし・りさ) 1976年生まれ。鍼灸師、アシル治療室院長。現在の初診予約は2年以上先となるほどの人気。

    武術家・甲野善紀氏に15年来師事し、古武術はもちろん東洋医学に通じ、独自の食事指導も行う。

    著書に『マタニティ古武術』(亜紀書房)、『冷え取りごはん、うるおいごはん』(池田書店)、『からだの教養12ヵ月』(技術評論社)、『安心のペットボトル温灸』(夜間飛行)など。

    Twitterにて毎朝、その日の天候に合わせた健康法「養生予報」を発信中。


    ==

    出版社 ‏ : ‎ 飛鳥新社 (2014/11/20)

    発売日 ‏ : ‎ 2014/11/20

    言語 ‏ : ‎ 日本語

    単行本 ‏ : ‎ 168ページ


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    若林 理砂

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    若林 理砂

    若林理砂(わかばやし・りさ)


    若林理砂(わかばやし・りさ) 臨床家・鍼灸師。1976年生まれ。高校卒業後に鍼灸免許を取得。早稲田大学第二文学部卒(思想宗教系専修)。2004年に東京・目黒にアシル治療室を開院。現在、新規患者の受け付けができないほどの人気治療室となっている。古武術を学び、現在の趣味はカポエイラ。『夏冷えにサヨナラ! ペットボトル温灸術』にてNHKまる得マガジンに出演。


    mailmagazine:http://yakan-hiko.com/wakabayashi.html


    twitter:http://twitter.com/#!/asilliza


    養生こよみ のユーザーレビュー

    4.8
    Rated 4.8 stars out of 5
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    感情タグBEST3

      Posted by ブクログ

      健康管理の基本のキを分かりやすくやさしく伝えてくれる本でした。いくら食事に注意していても睡眠不足や季節ハズレの薄着では本末転倒なので、ではどうすれば良いの?という基礎を丁寧に教えてもらいました。薬膳、中医学など興味持ちながら生活のコツを知りたい時に読めて良かったです。春夏秋冬を感じていないと自覚したら本書を是非開きたいです。

      0
      2025年06月01日

      Posted by ブクログ

      自分の中では何も変化してないと思うけれど、季節、年齢なども変わっていくし、変わるのが当たり前だからこそ養生が大切だと思った。
      体質も変わっていくから日々チェックして毎日大切に生きたいなと思った。

      0
      2021年10月13日

      Posted by ブクログ

      自然に添って暮らす、という本でした。
      自然に添うとは、旬のものを食べるとか、冬はゆっくり起きて静かに過ごすとか夏は早く起きるとかです。

      0
      2017年03月15日

      Posted by ブクログ

      昔から体に良いとされていたことが、この本を読んで理にかなっていると納得。少しずつできることから体にやさしい生活を送りたいと思う。常に体と対話しながら、この本を傍らに繰り返し読みたい本である。

      0

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    日本から

    若葉マーク。
    5つ星のうち5.0 目からウロコ
    2015年1月31日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 単行本Amazonで購入
    新聞に紹介されていた、広告ページが気になり、購入しました。
    娘と私の二人で読み、病気になる手前のところで、自分の身体を労わる大切さが、よくわかりました。

    食べ物や生活習慣について、改めて考え直すことができる一冊、とってもお勧めです。
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
    レポート

    ちとて
    5つ星のうち3.0 「体質別」は、あまり体質別になっていない
    2015年1月29日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 単行本
    私だけかもしれませんが、文章が少し威圧的(ほんのちょっとだけですが)な気がします。
    「これはこうすべき」「こうした方がいい」の連続です。

    あと、余計な言い回しが多いです。「~ですよね。でもそれって本当は○○なんです!」とか。いや最初から「××は○○です。」で、いいでしょう。。

    「季節別」の養生は、西洋的(近代的)な暮らしに傾きつつある今の日本人(私)にとっては、目からうろこな内容です。春~夏と、秋~冬では、過ごし方がこんなにも違うものかと、驚かされました。
    また、日本特有の「梅雨」「秋雨」の季節にも触れられている点が、いいと思います。

    ただ、季節ごとに「体質別」の養生も書かれているのですが、体質別では、あまり変わりはないように思います。

    漢方の少し難しいところの説明はとばして読んでしまいましたが(汗)、イラストが豊富でビジュアル的に楽しめる本でもあると思います。

    ただやはり、書かれていることは、規則正しい食事・睡眠、適度な運動。。
    どこかで聞いたことのある内容ばかりでしたが、総合的にまとめられたものとしては、良書かと思います。
    18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
    レポート

    アキ
    5つ星のうち4.0 読み込める羅針盤のような本でした
    2018年4月4日に日本でレビュー済み
    「ちょっと体の調整していこうかな」「養生してみようかな」という気持ちを応援してくれる本なので、著者の他のなにかおこってからの対処についての語り口より、私は柔らかいと感じました。

    季節に合わせて、もしくはその季節の始まる前に少しずつ読んでいくものだと思います。
    持病なのか、季節なのか、不養生なのか、ひとそれぞれなので全てあてはまるという訳ではありませんが、ある程度「ああ、そういう季節なのだ」で流せることは増えました。

    四季が一周するころには、去年の体調を思い出しつつ、書いてあることの自分なりの活用法や解釈が少し深まるように思いました。

    健康法を盲信するでなく、「中庸」であることの楽さ、そのために必要な知識と心持ちが詰め込んである本でした。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
    レポート

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    感想・レビュー
    37

    ayumii
    冷乾、冷湿、熱乾、熱湿の4つのタイプ別の季節ごとの過ごし方がわかりやすかった。じめっとした季節、乾燥しがちな季節、暑いとき、寒いとき、それぞれの生活のしかたや食べ物がある。旬の食べ物を取り入れるとか、室内の温度を外気に合わせて設定するとか、なんとなく知っていたことを改めて整理して理解することができた。文章の感じとか挿入されるイラストにも癒されます。
    まあちん
    健康について、非常に簡潔に分かり易くまとめられている。自分はなんと、言われていることの大部分を実践できている。これは家人のお蔭であると感謝。それでも、脊椎管狭窄症だの変形性膝関節症だのの、経年劣化についてはどうしようもないのだろうか。それらをカバーできるだけの筋肉をつけるのは、なかなか時間が掛かる。諦めずに少しずつ、かな。あと、言われていることで守れていなかったこと、毎日湯船に浸かる、をこの本を読み始めてからは守っています。
    ユズル
    読書ノート用、再読、処分👋
    さばお@パパヤ
    体質チェックがどれもたくさんあてはまる人は自律神経失調症、たしかに。ですよねー。
    りえこ
    自然に沿った生き方をすれば良いんだなと思いました。食べ物とか、季節感なくなってきているもんなー。旬の食材を食べる。
    miyau
    そもそも養生とはなんだろうか?という疑問から手にとった本。そもそも西洋医学と東洋医学の違いについてわかりやすく説明があり、さらに養生するための方法が体質別にさらに季節を分けて、食べ物、普段の過ごし方、運動の仕方などをシンプルに必要なことだけを記されているのでパッと確認をするのに向いてるし、初心者にもおすすめ。女性向けに書かれてあるけど、万人向けかと。
    ユズル
    ネタバレ取り入れやすそうなことが多々書いてあり、参考になりました。難関として『毎日、続ける』って、わかりすぎる〰️💦 でも、『サボっても戻ってくればいい』とか優しいフォローも書いてくれていました😁💦
    りーじ
    今が良ければそれでいいじゃなくて、夏に向けて、冬に向けてって考えながら自分の身体に入れるものを選ぶのが、将来の自分になるんだなあ。
    滝原夏希
    気圧によって体調は変化するので、それに対応するにはその時々の旬のものを食べるといいらしい。 体力をなんでもないときに貯金しておいて、なにかあったときにばててしまわないように備えておくのが「養生」なんですね
    saki
    気候変動の激しい昨今ではあるけれども、私もだいぶ大人になってきたので、先人の知恵というか暦にあった暮らし方というものにもなんだかとても気持ちが向いてきていて、この本も読んでみました。自分を知って季節にあった養生をして少しでも日々快適に過ごしていきたいと思うお年頃。。。
    コイチリ
    病気の時などに、養生してねぇーとか言う場合の、養生。 東洋医学というか漢方の世界に近い話のような。 でも、難しいわけではなくて、日常の生活の当たり前の過ごし方を振り返られせてくれるような1冊。 できることからやってみようと思う。たぶん。
    kiriya shinichiro
    料理本だと思ってたら違った……! 早く寝なさいっていうのは本当にもっともなんだけどさ……お風呂はちゃんと入ってるので心配ないと思う。
    shion
    体質と季節に合わせた養生が書かれてあります。自分の体質を知り、季節ごとの睡眠・運動・風呂・衣服・こころの状態など、参考になりました。常に手元に置いて、その時期のページを読み返したいと思います。
    veri
    頂いてすぐ、一通りは読んだけどなんども読まないとダメ。枕元に置いて、寝る前に読み返し読み返し。冷湿の瘀血。下肢静脈瘤であることも判明したことだし(年齢的には15歳〜発症したり、遺伝もあるのだとか)より身体に気をつけて健康に生きたいところです。
    yasu
    人気の先生と伺ったので、ハイレベルな中身を期待しちゃいました。
    hanak
    ごくごく当たり前に、規則正しい生活を心がけることが一番の養生だと思うけど、わかってるけど、現代人にはなかなかそれが難しい。今年の夏は少しでも元気に過ごしたいから(年々夏に弱くなる)、春からの養生を心がけたいところです。2017-18
    からし
    体質をわかりやすく4つに分けてあり、自分や家族がどのタイプか当てはめやすかった。好きなものはやっぱり多く食べていて、そりゃあ冷え症は治らないなぁ。夏の養生が冬に効く。しもやけとさよなら出来る日がくるのかな。
    ネオ
    東洋医学の養生。夏バテは真冬からの養生で、冬の冷えは夏の間の養生が大切との事、初めて知りました。
    izumiumi
    著者の『からだの教養12ヶ月』を以前読んだが、それよりも整理された良い本だと思った。季節別の食材表は情報量が少ないと思ったが/マクロビ的な発想(季節の地のものを食べる等)を私は信奉していない。科学ジャーナリストの松永和紀氏の著書でデータで示されるようにハウス栽培作物で人々の健康寿命はのびたと考えている。近代以前の暮らしは養生の理想ではなく、江戸期は日本史のなかでも栄養失調の時代だ/しかし、それ以外の養生法、未病と已病、睡眠、呼吸、体温調節、体質、風邪への対処法などは個人的に参考にしたいと判断した。
    skr-shower
    決めつけないで、ゆるく出来ることから
    おれんじぺこ♪(17年生)
    ほんわかした文体で癒やされる(笑)。季節のものを口にして、睡眠をとって、運動(ウォーキングで充分)と当たり前の事をかいてるんだけど、なるほどなと。私は、やはり甘いものを控えた方がいいんだな、ってことはわかってるけど…こればかりは…ね(笑)
    アクビちゃん@新潮部😻
    【図書館】四季によって睡眠時間を変える、旬の物を頂く。そして、自分の体質を知って快適に過ごす。私は冷乾タイプで、あまり運動は無理にしなくても良いそう。運動を始めるなら春からが良いらしいので、春になったらウォーキング始めたいな♪と、毎年いってる気がする(*^^*)
    アクビちゃん@新潮部😻

    hitokotoさん☆そうなんですよ!夏は5時過ぎには目覚めますが、冬はなかなか起きれなくて悩んでたのですが、自然な事なのでいいのか~と安心しました(*^^*)ウォーキング…ガンバりますp(^-^)q

    01/06 19:47
    アクビちゃん@新潮部😻

    おれんじぺこちゃん☆うちは、同じものを食べていても私と次男が風邪を引きやすいから参考になったよ!試しに読んでみて~(^-^)

    01/06 20:04
    4件のコメントを全て見る
    ジュリ
    旬のものを食べて、季節に合った生活をする。そうすれば心地よい体になる。
    ふうこ
    家族ごとの体質をなんとなくつかむことができた気がします。こどもによって好きな食べ物が違う理由がわかりました。
    ゆきちゃむ
    書いてあるのは考えれば当たり前のことなんだけど、改めて意識するのにとてもよかったです。ペットボトル温灸もしたいなぁ。20150705-49
    ちぇしゃ
    養生って自分に起きていることの事実を把握し、自分の体調を知り、季節や体質に合わせて自己調整していくこと。ただだらだら休んでも不調がなおらないのがよくわかった。自分のメンテナンス、毎日無理のない形で自分を整えていくこと、その無理のない方法が書かれています。最近ぽんぽんぺいんが起こらないのはこの本に本当に助けられてます。自分の身体がこれほどに環境の変化とともにホメオスタシスで調整しようとしているのかと思うとより自分を大事にしなきゃなと。知っておいて損はありませんし、不定愁訴がある人は是非一読をすすめたい本
    怜
    自分の体質を知り、身体の声を聞き、旬のものを食べる。日々無理をしなければ、時に無理したってd(^_^o)そしてやっぱりお風呂はエライ!
    怜

    ただ、体質わけはなんだか自分のそれと違ってる気が。ちがうと感じたひとは、大体をみればよいかなあ、と思いました

    04/30 15:46
    みみ
    この体質わけは・・・もうしわけないが、使えない。4パターンしかないわけないでしょという当たり前の話で理論値です。こういうのが知りたいくらいのひとなら、腕のいいプロに個別対応してもらうしかない、はず。1冊の本で体質治ったらそれはその人が天才的なんであって・・・夢を壊してごめんなさい。
    梅吉
    ★★★☆☆ [2015年2月15日に楽天ブックスに注文し、ポイント購入/通勤読書] (コメント欄入力:2015/03/08)
    はこ
    ここ数年、何となく体調に波があるな~って思ってて、そんなところで出会った本。養生って難しそうって思ってましたが、この本は面白くて、分かりやすい!せっかく四季のある国に生まれたんだもの、その季節にあった暮らし方していきたいなあ。この本には一年間お世話になりそうです
    アクビちゃん@新潮部😻

    読んで良かったです!冬は無理して早起きしなくても良いのが分かって気楽になりました(^^)起きれない自分がイヤだったので…!身体って正直ですよね~

    01/06 22:23
    はこ

    アクビちゃんさん、よかったですね~私も冬の早起きはつらいって思ってました。あとお風呂はしっかり肩までつかるっていうのも共感!半身浴どうも苦手だったので (^-^;

    01/07 21:15
    4件のコメントを全て見る
    nana
    うーん、結局自分はどの体質なのか?が分からない。その場合は自律神経失調症ということだけれど、それはもう聞き飽きてるんだよー‼︎…と叫びたい。季節ごとの特徴は参考になります。
    さなごん
    書かれていることは当たり前のことで自然に委ねることで難しいことではないはずなんだが、「続ける」これが一番難しいねえ。
    YukoNexus6
    りさ先生は名言の宝庫。 心が揺れ動かないとしたら仏陀レベルで悟ってるか、もしくはすでに死んじゃってるか(爆) 養生って結局昔親に言われたことと同じ(飯食え、風呂入れ、早寝早起き!)だからつまんないって思っちゃうんじゃない?  そんなズバリな名言に目を開かれつつ、ちょい「魔法っぽい」の東洋医学や陰陽五行をプラス♡ 季節に寄り添いリズミカルに心身の調律を続ければ長い目でラクに生きられるはず!というガイド。飛鳥新社さんて、こういうネットやデジタルでも読めるけど、生活の場に置いて参照したい本を出してくれて嬉しい。
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    2025/11/02

    논어를 연찬하다 | 이남곡 | 알라딘 2025

    논어를 연찬하다 | 이남곡 | 알라딘


    논어를 연찬하다 - 전환과 통합을 위한 지혜의 서(書)
    이남곡 (지은이)모시는사람들2025-11-20
































    미리보기





    책소개
    『논어』를 단지 해설하거나 풀이하는 것이 아니라, 여러 사람이 함께 읽고 질문하고 서로의 삶을 비추며 “연찬(硏鑽)”하는 과정을 통해 공자의 사상을 지금-여기, 우리 시대의 언어와 현실 속으로 되살려 내는 책이다.

    강의도 주석도 아닌, ‘집단적 사유 실험’이라는 독특한 방식으로 논어 이해의 전통 방식과 다른 길을 연다. 연찬은 ‘앎’의 확장이 아니라 ‘삶’의 변화를 추구하는 공부 방식이며, 공자의 가르침을 머리가 아니라 태도·실천·관계 속에서 되살리는 ‘철학하기’이다. 저자는 ‘성리학’이 오손(汚損)한 논어의 본래 면목을 회복함으로써 민주주의와 문명전환의 관점에서 인간을 다시 사유하며, 특히 오늘 한국 사회가 겪는 분열·증오·편가름의 시대에서 “난(亂)이 아니라 혁명(革命), 미움이 아니라 인(仁)”이라는 철학적 전환의 길을 제시한다.

    따라서 『논어를 연찬하다』는 고전을 새롭게 읽는 책이 아니라, 고전을 함께 “살아내는” 새로운 배움의 책이며, 동시에 숨어 있던 공자의 본령을 ‘연찬’이라는 방식으로 복권해 현대적 지혜로 확장한 실천적 인문서다.


    목차


    1편 학이(學而)
    칼럼: 교육혁명을 위하여
    칼럼: 난(亂)을 넘어 혁명(革命)으로
    칼럼: 1 단순 소박한 삶은 우리 모두의 생존과 행복의 길
    칼럼: 2 자본의 인문학과 노동의 인문학의 만남에 대하여
    칼럼: 시진핑 주석에게 드리는 글(1)

    제2편 위정(爲政)
    칼럼: 인정이 흐르는 따뜻한 세상을 위하여
    칼럼: 보통사람들의 성인화(聖人化)의 시대를 향하여
    칼럼: 자기와 다른 생각을 어떻게 대하는 것이 모두에게 이로울까?

    제3편 팔일(八佾)
    칼럼: 천제(天祭)를 숙고(熟考)하다

    제4편 이인(里仁)
    칼럼: 단정(斷定)하지 않고 정의를 추구한다
    칼럼: 충(忠)과 서(恕), 자아실현과 상생의 길

    제5편 공야장(公冶長)
    칼럼: 불념구악 이직보원의 길

    제6편 옹야(壅也)
    칼럼: 탐진치 삼독에서 벗어나는 길
    칼럼: 인재(人材) 유감
    칼럼: 중도의 전략과 생명선
    칼럼: 박시제중(博施濟衆)이 최고의 인(仁), 대동세상을 위하여

    제7편 술이(述而)

    제8편 태백(泰伯)

    제9편 자한(子罕)
    칼럼: 숭고(崇高) 지향은 인간의 2차 본능이다
    칼럼: 배움(學)의 의미에 대하여

    제10편 향당(鄕黨)

    제11편 선진(先進)

    제12편 안연(顔淵)
    칼럼: 시진핑 주석에게 드리는 글(2)

    제13편 자로(子路)
    칼럼: 시진핑 주석에게 드리는 글(3)

    제14편 헌문(憲問)
    칼럼: 춘추오패

    제15편 위령공(衛靈公)

    제16편 계씨(季氏)

    제17편 양화(陽貨)

    제18편 미자(微子)

    제19편 자장(子張)

    제20편 요왈(堯曰)

    논어 강독을 마치면서
    자료집 서문
    『화쟁 논어』 : 연약한 공자, 유연한 유학 / 조성환
    접기


    책속에서


    P. 600 공자 시대의 덕치(德治)는 제왕(帝王)의 길, 치자(治者)의 도(道)일지 모르지만, 치자와 피치자의 동질성을 바탕으로 하는 민주주의 제도에서 보면 결국 자율(自律)과 자치(自治)의 길이 아닐까 한다. 아무리 제도를 마련해도 자율(自律)할 수 있는 사람이 준비되지 않으면 실제로 자율 사회로 나갈 수 없고 오히려 여러 가지 제도와 의식의 부조화로 부작용들이 나타나기 쉽다. 지금의 실정을 보면 제도에 비해 사람의 의식이 뒤처지는 불균형이 현저하다. 이 불균형을 시정하는 것이 이상정치 실현의 중심 주제로 보인다. 제도도 계속 발전시켜 가야 하겠지만 ‘자율 할 수 있는 사람’으로 진보해 가는 것이 더욱 근본적인 주제가 되는 시대에 살고 있다고 생각한다. 접기
    P. 101 자기와 다른 생각은 공격의 대상인가? 함께 검토할 대상인가? 물론 치열하게 검토하는 과정이 싸우는 것처럼 보일 수도 있다. 그러나 ‘공격’과 ‘검토’는 그 바탕이 다르다. 지금 우리 현실과 겹쳐 보인다. 검토의 대상이 될 때라야 과학적이고 현실적으로 실사구시(實事求是)할 수 있고, 그렇게 될 때라야 비로소 ‘구동존이(求同存異)’하는 합의와 화합의 정치가 가능하다. 코로나나 기후 위기 등을 겪으면서 우리는 어쩔 수 없는 공동운명체라고 말들은 너나없이 하면서, 실제로는 서로 상대를 향해 분노와 증오의 칼을 갈고 있다면 우리가 어떻게 살아남아 보다 번영된 삶을 기약할 수 있겠는가? 폭력으로 치닫기 전에 이 상태를 벗어나는 것이 가장 절박한 과제로 보인다. 접기
    P. 180 중요한 것은 지금 판단하는 것이 다음 시대에 어떻게 생각될 것인가이다. 다음 시대에 오늘 판단한 것이 잘못으로 된다면 그것은 보편성이 결여된 것이다. 따라서 우리가 제한된 시공 속에 살고 있기 때문에 지금 시점에서 판단할 수밖에 없지만, 그렇다 하더라도 추구하는 목표에는 어떤 보편적인 ‘기준’이 있어야 한다고 생각한다. 과거사뿐 아니다. 지금처럼 악성(惡性) 편가름이 사회와 나라의 발목을 잡고 있는 현상을 어떻게 벗어날 수 있는가? 악성(惡性)이라는 것은 ‘내로남불’로 자기편을 합리화하고 상대방을 악마화하며, 이미 과녁이 사라졌거나 변한 목표들(적화 야욕으로부터 국가 보호, 검찰 독재로부터 민주화 등)을 큰 깃발로 들어 올리며 상대를 공격하는 것으로 자기편의 결속을 도모하는 관념과 정서의 조작이 기승을 부리는 것이다. 접기
    P. 261 가장 낙관적인 희망을 이야기하고 싶다. 자본주의를 통과하면서 물질적 생산력이 높아지고, 자유민주주의를 통해 개인의 자유가 확장되고, 사회민주주의를 통하여 공동체의 평등과 보편복지가 진척될 수 있는 지금이야말로 서로 양보하고 싶어지는 ‘양(讓)’과 강제가 아닌 자율적 질서인 ‘예(禮)’에 의한 정치 질서를 실제로 그려볼 수 있지 않을까? 지금의 자본주의와 민주주의를 포월(包越)하는 의식(意識)과 생활양식, 그리고 제도와 예술이 이 땅에서 발화(發花)하기를 바라는 것은 이 땅에 태어나서 운명을 같이하는 사람들이 함께 꾸는 꿈이 아닐까 한다. 접기
    P. 336 우리 시대 정치가의 모델은 그 자신의 자질에도 달려 있겠지만, 새로운 정치를 지향하는 흐름 속에서 만들어지는 것이다. 산업화나 민주화 시대의 일꾼들을 함께 품을 수 있는 정치로 발전하는 것이 우리가 산적한 내외의 문제를 풀어가면서, 21세기 새로운 문명을 선도하는 국가로 진화할 수 있는 물꼬를 트는 것이 아닐까? 먼저 우리 내부에 그런 힘이 생긴다면 해양 세력과 대륙 세력을 함께 품을 수 있는 광대한 전망, 즉 ‘The Next Peninsula(문명의 새로운 중심)’의 꿈을 꿀 수 있을 것이다. 공자가 당시의 최고 담론과 최고 도덕의 체현자로 주공(周公)을 창조(?)함으로써 그가 이상으로 한 정치의 구체적인 상(像)을 정립한 것을 다만 옛날 일로 치부할 것인가? 논어의 이 장을 보면서 드는 생각이다. 접기
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    저자 및 역자소개
    이남곡 (지은이)
    저자파일
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    본명 이계천. 서울대 법대를 졸업한 뒤, 1970년 농촌 지역 교사로 출발하여 8년간 ‘교육실천연구회’에서 활동했으며, 1980년대 ‘새로운 인간, 새로운 사회, 새로운 문명’에 대해 사상 이념적으로 모색했다. 불교사회연구소 소장을 역임했으며, 1994년부터 8년간 무소유 사회의 실험에 동참했다. 2004년부터 전북 장수에 정착하여 연찬문화연구소 이사장으로 논어를 연찬하는 등 다방면의 인문운동을 전개했다. 21세기 새로운 문명이 이 땅에서 발화하기를 꿈꾸는 인문운동가로 현재는 익산에 거주하고 있다.
    저서로는 『진보를 연찬하다』, 『논어-삶에서 실천하는 고전의 지혜』, 『합작과 연정은 시대정신이다』 등이 있다. 접기

    최근작 : <논어를 연찬하다>,<우리가 살고 싶은 나라>,<논어, 삶에서 실천하는 고전의 지혜> … 총 8종 (모두보기)


    출판사 제공 책소개
    “연찬은 고전을 다시 배우게 하는 방식이 아니라,
    고전을 통해 ‘나 자신’을 다시 배우게 하는 방식이다.”

    『논어를 연찬하다』는 과거로의 회귀가 아니라, 미래 윤리의 예비 작업이며,
    분열의 시대에 공동체를 다시 세우는 사상적 출구다.
    그래서 이 책은 ‘논어에 대한 책’이 아니라
    논어와 더불어 다시 인간을 배우는 책이다.

    “왜 지금 다시 공자인가 - 관계의 철학자” ― 한국 사회의 균열 앞에서 시작된 질문
    오늘의 한국 사회는 극단적 분열, 혐오의 일상화, 정치의 적대화, 소통의 파괴라는 깊은 균열을 겪고 있다. 그리고 이 균열은 단순히 제도의 문제나 정치 전략의 실패가 아니라 ‘관계 윤리’의 붕괴에서 비롯되었다. 저자 이남곡은 이 위기를 해결하기 위한 사상적 토대가 지금 우리 곁에 “이미 있었으나 다시 읽히지 못한 철학”이라 말하며 『논어』를 다시 꺼내 든다. 이 책이 주목받는 이유는 공자를 “도덕의 스승”이 아니라 “관계의 철학자”로 복권시키기 때문이다. “논어는 과거의 책이 아니라, 분열된 사회가 다시 서로를 ‘사람’으로 만나는 방식을 가르치는 다가올 윤리”, 이 선언이 곧 이 책의 출발점이다.

    ‘가르침’이 아닌 ‘함께 사유하기’ ― 연찬이라는 공부법의 복권
    『논어를 연찬하다』는 고전 해설서나 주석집이 아니다. 이 책의 가장 큰 특장은 ‘연찬(硏鑽)’이라는 학습법으로부터 나온다. 연찬은 누가 해답을 주고 나머지가 받아 적는 방식이 아니라, 여럿이 함께 묻고, 듣고, 응답하며 서로의 사유를 통해 자신을 다시 다듬는 과정이다. 공부가 머리에 머무르지 않고 관계 속에서 실시간으로 검증되고 변화되는 형식이다. 저자는 이 방식을 “배움의 민주주의”라고 부른다. 억지 설득이 아니라 함께 생각하며 길어 올리는 합생적 지혜, 이것이 이 책이 제안하는 공부의 전환점이다.

    “성리학이 가려놓은 공자의 원본을 복원한다”
    한국의 전통 교육 속에서 공자는 끊임없이 호출되어 왔지만, 실제로는 ‘성리학’이라는 필터 위에 덧씌워진 채 읽혀 왔다. 그 결과 공자의 철학은 삶의 철학이 아니라 규범의 교본으로 협애화되었다. 이 책은 바로 그 왜곡을 정면으로 비판한다. 공자의 사유는 원래 관계 속에서 드러나는 인간 이해이며, 타인을 통해 자신을 다시 세우는 ‘인(仁)’의 철학이다. “연찬”이 그 본령을 복원하는 최적의 방식인 이유는, 공자의 철학이 애초부터 혼자가 아니라 함께 배우는 공부였기 때문이다.

    저자의 실존 ― ‘변혁운동의 한계’에서 ‘공부의 전환’으로
    저자 이남곡은 학문적 연구자보다는 실천가에 가깝다. 1980년대 변혁운동에 직접 몸담았던 그는, 제도 혁신만으로는 인간이 변하지 않는다는 구조적 한계를 현장에서 목격했다. 이 경험이 그를 “운동의 변혁 자체를 다시 생각하는 길”로 안내했다. 이후 무소유 공동체 야마기시 운동의 8년 체류 속에서 그는 ‘함께 사유하고 함께 살아보는 방식’을 체득하게 되었고, 그 공부법이 공자 사상의 내면 구조와 정확히 맞닿아 있음을 발견한다. 연찬은 이론적 도입이 아니라 삶이 검증한 공부법이다.

    이 책은 ‘논어 연구서’가 아니라 ‘동시대의 윤리 재건 프로젝트’다
    『논어를 연찬하다』는 고전을 다시 해석하려는 책이 아니다. 그것은 문명적 해법을 다시 꺼내는 책이다. 팬데믹 이후 다시 심화된 단절감, 정치적 내전으로 치닫는 혐오 구조, “나만 옳다”는 폐쇄적 인식의 팽배, 저자는 이것을 철학 없는 정치, 관계의 윤리 부재에서 비롯된 결과로 진단한다. 이 책에서 논어는 과거를 복원하는 작업이 아니라, 한국 사회가 다시 공동체로 회복되기 위한 인문적 기반이 된다. 따라서 이 책은 철학서가 아니라, 사상적 치유이며, 동시에 시대를 건너갈 인간학의 재건 작업이다.

    왜 지금 ‘한국’인가 ― 논어가 다시 태어날 수 있는 문명적 조건
    저자는 “공자가 다시 살아날 수 있는 곳은 ‘동아시아 어디에서나’가 아니라, ‘지금의 한국’일 가능성이 가장 크다”고 말한다. 한국 사회가 단순히 유교 전통을 가진 나라라서가 아니다. 산업화와 민주화를 모두 경험했고, 시민적 각성과 정치적 실험을 반복해 온 드문 사회이며, 동시에 그 성취를 ‘혐오’와 ‘대립’으로 소모하는 문명적 경계 위에 서 있기 때문이다. 이는 곧 새로운 길을 창안하지 못하면 파국으로 흐르고, 반대로 새로운 윤리를 확립하면 세계적 모범이 될 수 있는 “역설적 조건”이다. 저자는 이 책이 한국 사회의 위기를 단지 비판·경고하는 것이 아니라, 새로운 사상 자원으로 전환할 수 있음을 보여준다. 논어는 ‘한국이 다시 세계에 기여할 수 있는 사상적 토대’로 복귀한다.

    중도(中道) ― 타협이 아니라 역동적 균형의 철학
    이 책이 던지는 또 하나의 강력한 문제의식은 ‘중도’의 재정의다. 흔히 중도는 “어정쩡함” 혹은 극단들 사이에서의 소극적 균형으로 오해된다. 그러나 공자의 중도는 ‘중립(中立)’이 아니라 중정(中正), 즉 “양극단을 정면으로 두드려 보고(叩其兩端) 시대정신을 관통하는 중심을 세우는 힘”이다. 오늘의 정치와 사회가 가진 왜곡은 ‘극단이 나빠서’가 아니라, 중심이 사라졌기 때문이다. 저자는 중도를 ‘위기 시대의 철학적 리더십’으로 복원하며, 그것이 단지 도덕이 아니라 공적 질서와 문명감각의 재건임을 강조한다. 이 지점에서 논어는 윤리 교과서가 아니라 ‘정치철학의 원전’로 되돌아온다.

    독자가 체험하게 되는 변화 ― ‘읽기’에서 ‘참여’로의 이동
    이 책은 독자에게 두 가지 독특한 경험을 제공한다. 첫째, 독자는 공부를 ‘설명으로 듣는 사람’이 아니라, 생각과 대화의 연찬(硏鑽)에 참여하는 사람이 된다. 이는 책을 “텍스트”가 아니라 철학적 장(場)으로 경험하게 만든다. 둘째, 관계를 재조정하는 배움이다. 논어가 말하는 ‘인(仁)’은 타인을 설득하거나 교정하는 방식이 아니라, 타인을 통해 나를 다시 세우는 상호 생성의 윤리다. 그 결과 독자는 고전을 이해하는 것이 아니라, 고전으로 자기 변화를 실감한다. 그것이 ‘배움의 민주화’가 갖는 실제적 힘이다.

    저자의 사유 전략 ― 학문이 아니라 “새로운 공론장”의 형성
    저자 이남곡은 대학 제도권 인문학 밖에서 사유해 온 인문운동가다. 그는 고전을 전유하는 방식이 강의와 해설에 갇혀 있을 때, 그 순간 이미 고전은 죽는다고 진단한다. 대신 실제 공동체와의 연찬을 통해 철학을 ‘공론장’으로 복귀시킨다. 즉 철학을 다시 “함께 생각하고 실험하는 행위”로 되돌려 놓는다. 이런 방식의 복권은, 이 책이 단지 철학의 수행이 아니라 철학의 재거래(再去來)라는 점에서 독보적이다. 고전을 되살린 것이 아니라, 고전이 우리 시대를 다시 살리고 있는 것이다.

    『논어를 연찬하다』는 끝이 아니라 “시작”이다
    『논어를 연찬하다』는 과거의 텍스트를 재조명한 연구서가 아니다. 그것은 우리 사회가 다음 문명으로 건너가기 위해 반드시 복원해야 할 인간학의 기반을 제시한 철학적 실천서다. 책을 덮는 순간 공부가 끝나는 것이 아니라, 비로소 자기 공부가 시작된다. 이 작업이 동시대 철학으로서 갖는 무게는 단순한 “고전 재해석”이 아니라, 21세기 한국이 세계문명사적 전환기에 어떠한 사유 자원을 들고 설 것인가라는 질문에 대한 응답이기 때문이다. 접기