2021/10/18

アルボムッレ・スマナサーラ - Wikipedia Alubomulle Sumanasara

アルボムッレ・スマナサーラ - Wikipedia

アルボムッレ・スマナサーラ

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アルボムッレ・スマナサーラ
අලුබෝමුල්ලේ සුමනසාර
Alubomulle Sumanasara
1945年 -
尊称アルボムッレ・スマナサーラ長老[1]
アルボムッレ・スマナサーラ・ナーヤカ長老[2]
Ven. Alubomulle Sumanasara Nayaka Thero[3]
生地スリランカ アルボ村
宗旨上座仏教
宗派シャム派(スリランカ)
寺院東京都 ゴータミー精舎
著作『怒らないこと』ほか
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アルボムッレ・スマナサーラシンハラ語අලුබෝමුල්ලේ සුමනසාර Alubomulle Sumanasara、1945年 - )は、スリランカ出身の僧侶[4]。スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老であり[注 1]、スリランカ上座仏教シャム派日本サンガ主任長老[注 2]日本テーラワーダ仏教協会長老[注 3]、スリランカ・キリタラマヤ精舎住職[注 4]。日本において仏教伝道[注 5]、および瞑想指導を行う[13]。『怒らないこと』(サンガ新書)など多数の著書がある[4]仏教とは今この場で役に立ち、自ら実践し理解する智慧の教えであると説く[1]

経歴[編集]

1945年イギリス領セイロンのアルボ村に生まれた[7]。名前のアルボムッレは出身地に由来する[14]。13歳で沙弥出家、1965年に具足戒を受けて比丘となった[7]

スリランカの国立ケラニア大学で仏教哲学の教鞭を執ったのち[15]1980年に国費留学生として来日し[7]大阪外国語大学語学コースを経て駒澤大学大学院人文科学研究科仏教学専攻博士後期課程に進学し[16]、駒澤大学教授奈良康明の下[17]道元の思想を研究した[7]。その後、スリランカと日本両国での活動を経て、1991年に再来日し、上座仏教修道会にて仏教講演や瞑想指導を本格的に開始した[7]

1994年11月に、初代会長を鈴木一生として、日本テーラワーダ協会(のちの宗教法人日本テーラワーダ仏教協会)を設立し、2001年5月に東京都渋谷区幡ヶ谷にゴータミー精舎幡ヶ谷テーラワーダ仏教センターを開山し、2005年8月にスリランカ上座仏教シャム派総本山アスギリヤ大精舎にて日本大サンガ主任長老(ナーヤカ長老)[注 2]に任命された[7][10]

活動[編集]

日本テーラワーダ仏教協会の長老(chief adviser)[注 3]、ならびにスリランカのベヤンゴダ町[18] にあるキリタラマヤ精舎住職を務める[注 4]

日本テーラワーダ仏教協会や朝日カルチャーセンターでの講演、NHK教育テレビこころの時代への出演などを行い、仏教の伝道[注 5]、ならびにヴィパッサナー瞑想の指導に従事する[1]。23万部に達するベストセラーとなった『怒らないこと』(サンガ新書)[5] など100冊以上の著書があり、累計発行部数は100万部を超え[4]、内容としては、ダンマパダ(法句経)などのパーリ語経典の教えを現代向けに応用して話題にした法話集や、ラベリング[注 6]を重視するマハーシ系統のヴィパッサナー瞑想の解説書などがある[20][信頼性要検証]

思想[編集]

上座仏教に関して、スマナサーラは、日本の仏教とは共通点も多いが違う点もあり、日本の仏教は釈迦の死後かなりたってから編纂された大乗経典に基づくため、釈迦のアイデアが旨く伝わっていない部分があると述べる[21]。 上座仏教は信仰も無いことで他の宗教と異なると述べ、仏教は釈迦の「教え」であって「宗教」では無く、論理的で実践的な「心の科学」だと説き[22]、今この場で役に立ち、自ら実践し理解する智慧の教えであると説く[1]

「怒らないこと」に関しては、「世界」は自分の思い通りには変えられないため、「自分」の方が変われば良いと説く[23]。一切の物事は無常であり、無常が怒りの原因であり、人は怒らずにはいられないと説き[24]、我々は常に変化し、体は苦の感覚で出来ており不変の実体は無いことを説く[12]。人を不幸にしているのは怒り・欲望執着などであり、理性によって捨て去ることができること、そのために重要なのは怒らないことであること、怒ることは「自分は正しい」という態度であり極限の無知であること、人が怒りを止められないのは自我が強いからであるが、自我とは錯覚に過ぎないことなどを説く[22]。「自分は偉い、自分を認めてくれないといけない」といった自我が怒りの元であり、その状態から逃れるには、怒りがわいたとき「これは怒りの感情だ」と、自分の精神状態を客観視するのが良く、それにより気持ちがよくなり元気になれると説く[25]

自身の活動に関しては、釈迦の語った内容を分りやすく話すことを行っており、現実に生きる人々の役に立つことを教えており、現実の日本社会で問題を抱える人に、どんな問題を持っているのか尋ね、それに適した仏教の教えを紹介していると述べる[5]。現代は、釈迦の時代と比べ機械文明が進んだが本質は変わらず、現代人の悩みは、釈迦の教えで全部答えることが出来、来日後約30年経つが、答えられなかった質問はひとつも無いと述べる[5]。日本で活動する理由は、日本人が仏教を何も分っていないと思ったからであり、一方、駒澤大学時代における学生との交流から、日本人は躾がされていて性格的にはしっかりしており、納得のいくことを言われればきちんと実行するので、難しい仏教でも頑張れば出来る人々だと思ったからだと述べる[5]

著書『怒らないこと』に関しては、本書は「怒りがあってうまくいかない」という相談への答えとして書いており、「怒ってはいけない」ではなく「怒りとは何か」「何で怒るのか」を論理的に分析してみせており、それが分ると自己管理が出来るようになると述べる[5]。日本人は決断や心のコントロールが失われてきていると思うが、仏教を学べば怖くないことが判ると述べ、怒りの問題が最も分りやすく、怒りと戦うと他の弱みは全部消えると述べる[5]。人間は弱いため、厳しく極限的に言う必要があり、それを計算して書いており、言葉が荒っぽい・乱暴だと指摘されるが、それは全部敢えて意図的に入れており、指摘されても「ほら当たったぞ」という感じであり直そうとは思わず、論理的・知識的に本質を批判できないことを知った上で書いていると述べる[5]

道徳に関しては、仏教では、自分が他人にしてほしくないものが非道徳・してほしいものが道徳であり、一切の生命を慈しむことこそが全ての人間の問題の解決策だと説く[12]

著書[編集]

  • サンガ
    • 『人生力をつける本 - 「苦」を「楽」に変える頭を持とう』 2004年2月
    • 『自分を変える気づきの瞑想法 - やさしい!楽しい!今すぐできる!図解実践ヴィパッサナー瞑想法』 2004年11月
    • 『なぜ、悩む! - 幸せになるこころのしくみ』 2005年7月 ※玄侑宗久との共著
    • 『ブッダの道の歩き方』 2006年11月 ※立松和平との共著
    • 『Power up Your Life(パワー・アップ・ユア・ライフ) - 力強く生きるためにブッダが説いたカルマの法則』 2007年3月 ※『人生力をつける本』2004年を改訂改題
    • 『迷いと確信 - 大乗仏教からテーラワーダ仏教へ』 2007年7月 ※山折哲雄との共著
    • 『いまここに生きる智慧 - シスターが長老に聞きたかったこと』 2007年11月 ※鈴木秀子との共著
    • 『まさか「老病死に勝つ方法」があったとは - ブッダが説く心と健康の因果法則』 2008年3月
    • 『心を清らかにする気づきの瞑想法(Awareness Meditation) - 瞑想法DVD付きBOOK』 2008年8月
    • 『出家の覚悟 - 日本を救う仏教からのアプローチ』 2009年5月 ※南直哉との共著
    • 『心を清らかにする気づきの瞑想法(Awareness Meditation) - 瞑想法DVD付きBOOK』 2009年9月 ※新装版
    • 『悩みと縁のない生き方 - 「日々是好日」経』 2009年11月
    • 『13歳へ - よい親も、よい先生も、あなた次第』 2010年8月
    • 『仏教と脳科学 - うつ病治療・セロトニンから呼吸法・坐禅、瞑想・解脱まで』 2010年2月 ※有田秀穂との共著
    • 『幻想を超えて』 2010年6月 ※夢枕獏との共著
    • 『ブッダの日常読誦経典 - 完全版CD BOOK』 2011年4月
    • 『自分を変える気づきの瞑想法 - ブッダが教える実践ヴィパッサナー瞑想 - 増補改訂版』 2011年6月 ※同名書2004年の増補改訂版
    • 『ブッダの聖地 - スマナサーラ長老と歩くインド八大仏蹟』 2011年9月
    • 『無我の見方 - 「私」から自由になる生き方』 2012年3月
    • 『いつだって逆境 - それでも「くじけない」心がまえ』 2012年8月
    • サンガ〈アビダンマ講義シリーズ〉 ※藤本晃との共著
    1. 『ブッダの実践心理学 - 第一巻 - 物質の分析』 2005年11月
    2. 『ブッダの実践心理学 - 第二巻 - 心の分析』 2006年6月
    3. 『ブッダの実践心理学 - 第三巻 - 心所(心の中身)の分析』 2007年4月
    4. 『ブッダの実践心理学 - 第四巻 - 心の生滅の分析』 2008年8月
    5. 『ブッダの実践心理学 - 第五巻 - 業(カルマ)と輪廻の分析』 2009年7月
    6. 『ブッダの実践心理学 - 第六巻 - 縁起の分析』 2011年2月
    7. 『ブッダの実践心理学 - 第七巻 - 瞑想と悟りの分析 1 (サマタ瞑想編)』 2012年11月
    8. 『ブッダの実践心理学 - 第八巻 - 瞑想と悟りの分析 2 (ヴィパッサナー瞑想編)』 2013年9月
    • サンガ〈お釈迦さまが教えたこと〉
    1. 『無常の見方 - 「聖なる真理」と「私」の幸福』 2006年3月
    2. 『平和の生滅 - 生存の矛盾を超えて』 2006年8月
    3. 『有意義な生き方 - 幸福に生きるとは?』 2006年12月
    4. 『ありのままの自分 - アイデンティティの常識を超える』 2007年5月
    5. 『人生は美しく清らかに - 潔癖VS清浄』 2007年11月
    6. 『自立への道 - ブッダはひとりだちを応援します』 2008年5月
    7. 『ブッダはなぜ心を重視するのか - 心は「幸福」「不幸」のクリエイター』 2009年1月
    8. 『智慧は人生の羅針盤 - 人がめざすべき幸福の話』 2009年12月
    • サンガ〈初期仏教経典解説シリーズ〉
    1. 『沙門果経 - 仏道を歩む人は瞬時に幸福になる』 2009年5月
    2. 『瞑想経典編』 2013年2月
    • サンガ〈アルボムッレ・スマナサーラ法話選〉
    1. 『業/苦/死』 2012年11月
    • サンガ〈サンガ新書〉
      • 『仏弟子の世間話』 2007年1月 ※玄侑宗久との共著、『なぜ、悩む!』2005年を増補新書化
      • 『Power up Your Life(パワー・アップ・ユア・ライフ) - 力強く生きるためにブッダが説いたカルマの法則』 2009年4月 ※同名書2007年を新書化
      • 『無常の見方 - 「聖なる真理」と「私」の幸福』 2009年8月 ※同名書2006年を新書化
      • 『老病死に勝つブッダの智慧 - 心と健康の因果法則』 2009年12月 ※『まさか「老病死に勝つ方法」があったとは』2008年を新書化
      • 『生きる勉強 - 軽くして生きるため、上座仏教長老と精神科医が語り合う』2010年11月 ※香山リカとの共著
      • 『ブッダの質問箱 - 仏教まるごとQ&A』 サンガ〈サンガ新書〉、2011年9月
      • 『仏教と脳科学 - うつ病治療・セロトニンから呼吸法・坐禅、瞑想・解脱まで』 2012年7月 ※有田秀穂との共著
    • サンガ〈サンガ新書 役立つ初期仏教法話〉
    1. 『怒らないこと』 2006年8月
    2. 『心は病気』 2006年11月
    3. 『苦しみをなくすこと』 2007年5月 
    4. 『現代人のための瞑想法』 2007年8月
    5. 『心の中はどうなってるの』 2007年11月
    6. 『結局は自分のことを何もしらない』 2008年1月
    7. 『あべこべ感覚』 2008年4月
    8. 『ブッダのユーモア活性術』 2008年7月
    9. 『ブッダの集中力』 2008年10月
    10. 『的中する生き方』 2009年1月
    11. 『怒らないこと2』 2010年7月
    12. 『バカの理由(わけ)』 2011年6月
    13. 『欲ばらないこと』 2011年10月
    • サンガ〈サンガ選書〉
      • 『出家の覚悟 - 日本を救う仏教からのアプローチ』 2011年2月 ※南直哉との共著
      • 『人生は美しく清らかに - 潔癖VS清浄』 2011年2月
      • 『自立への道 - ブッダはひとりだちを応援します』 2011年2月
      • 『ブッダはなぜ心を重視するのか - 心は「幸福」「不幸」のクリエイター』 2011年9月
      • 『ありのままの自分 - アイデンティティの常識を超える』 2011年12月
    • サンガ〈サンガ文庫〉
      • 『ブッダの聖地 - スマナサーラ長老と歩くインド八大仏蹟』 2012年12月
    • サンガ〈サンガ文庫 アビダンマ講義シリーズ〉 ※藤本晃との共著
      • 『ブッダの実践心理学 - 第一巻 - 物質の分析』 2012年9月
  • 国書刊行会
    • 『人に愛されるひと敬遠されるひと - テーラワーダの知恵で人間をよく知る本』 1998年2月
    • 『苦しみを乗り越える悲しみが癒される怒り苛立ちが消える法話選』 2001年8月
    • 『死後はどうなるの?』 2005年9月
    • 『わたしたち不満族 - 満たされないのはなぜ?』 2007年3月
    • 『ブッダの青年への教え - 生命のネットワーク「シガーラ教誡経」』 2008年1月
    • 『デキる人の秘密 - 仏教の性格判断と能力開発法』 2010年12月
    • 『苦しみを乗り越える悲しみが癒される怒り苛立ちが消える法話選』 2011年8月 ※新装版
    • 『こころは原子爆弾 - その巨大なパワーを有効に使う方法』 2010年1月
    • 国書刊行会〈シリーズ自分づくり“釈迦の瞑想法”〉
    1. 『運命がどんどん好転する - 慈悲喜捨の瞑想法 - ただ願うだけでは人生何も変わらない』 1997年9月
    2. 『意のままに生きられる - ヴィパッサナー瞑想法 - 人に好かれる自分の"生きかた大法則"』 1997年9月
    3. 『自分につよくなる - サティ瞑想法 - ただ願うだけでは人生何も変わらない』 1997年9月
    4. 『ついに悟りをひらく - 七覚支瞑想法 - 幸せづくり―それぞれの"私"にある七つの方法』 1997年9月
    • 国書刊行会〈スマナサーラ長老の悩みをなくす7つの玉手箱〉
    1. 『ライバルのいない世界 - ブッダの実践方法』 2008年10月
    2. 『老いは楽し』 2008年11月
    3. 『こころの洗濯』 2008年12年
    4. 『幸せをひらく鍵』 2009年1月
    5. 『幸せを呼ぶ呪文』 2009年2月
    6. 『人生が楽しくなる三つの条件』 2009年3月
    7. 『慈しみと人間成長』 2009年4月
  • 宝島社
    • 『希望のしくみ』 2004年12月 ※養老孟司との共著
    • 『仏教は心の科学』 2007年1月
    • 『なぜ人生は、うまくいかないのか?』 2010年6月
    • 『「やさしい」って、どういうこと? 』 2007年10月
    • 宝島社〈宝島社新書〉
      • 『希望のしくみ』 2006年6月 ※養老孟司との共著、同名書2004年を新書化
      • 『般若心経は間違い?』 2007年8月
      • 『自殺と「いじめ」の仏教カウンセリング』 2007年3月
    • 宝島社〈宝島社文庫〉
      • 『仏教は心の科学』 2008年6月 ※同名書2007年を新書化
    • 宝島社〈宝島SUGOI文庫〉
      • 『ブッダが教えた本当のやさしさ』 2009年2月 ※『「やさしい」って、どういうこと? 』2007年を改訂改題
      • 『般若心経は間違い?』 2009年5月 ※同名書2007年を文庫化
  • アルマット
    • アルマット〈シリーズ心を育てる本〉
    1. 『ヴィパッサナー瞑想 教えとその方法 - あなたの心が開く幸福の扉』 2000年8月
    2. 『仏教の基礎がよくわかる本 - 宗教に頼り信仰に縋る弱い自分よ、さらば』 2000年9月
    3. 『仏教の智慧 人づきあいがうまくいく - 人間関係で悩んでいる人のために』 2000年12月
    4. 『こういう大人になってはいけない - ぼくたちの生きる道に水を差さないで…』 2000年12月
    5. 『仏教の智慧 希望をかなえるこころの秘訣 - 運命が好転する「慈しみ」実践法』 2001年4月
    6. 『幸福に至るYESとNOの法則 - 智恵が湧き出る善悪論』 2001年7月
    7. 『逆境をはね返すブッダの智恵 - こころを元気にする鍵はすぐそこにある』 2002年7月
    • アルマット〈アルボムッレ・スマナサーラ法話集〉
      • 『逆境に立ち向かう - 生きる勇気が湧く人生の「幸福論」』 2011年9月
      • 『人づきあいの処方箋 - 人間関係に悩みがなくなる慈しみの生き方』 2011年10月
  • 日本テーラワーダ仏教協会
    • 日本テーラワーダ仏教協会〈シリーズ心を育てる本〉
22. 『ブッダが幸せを説く - 人の道は祈ることより知ることにある』 2001年5月
23. 『なぜ悟りを目指すべきなのか - 無常を知って無限の自由を獲得する』 2001年7月 
24. 『充実感こそ最高の財産 - 今この瞬間を生き切ればいい』 2002年9月
25. 『一生役立つ ブッダの育児マニュアル - 親の「どうしたら?」と子供の「どうして?」に答えを出します』 2004年8月
26. 『人づきあいにはコツがある - 中学生から学べるブッダの人間関係術 』 2005年10月
27. 『智慧と慈悲の開発レッスン - 過去に悩まず、未来を期待せず、現在に生きる』 2008年7月
    • 日本テーラワーダ仏教協会〈「パーリ仏典を読む」シリーズ〉
  1. 『慈経(Metta sutta) - ブッダの「慈しみ」は愛を越える』 2003年11月
  2. 『怒りの無条件降伏 - 中部経典「ノコギリのたとえ」を読む』 2004年6月
    • 日本テーラワーダ仏教協会〈初期仏教の本〉
      • 『何が平和を壊すのか? - 争いの世界を乗り越えるブッダの智慧』 2003年11月 ※日本テーラワーダ仏教協会出版広報部(編)
  • 角川書店角川文庫
    • 『もう悩まない! 心が軽くなるブッダの教え』 2010年4月
    • 『人に愛されるひと敬遠されるひと』 2012年4月 ※国書刊行会1998年の再刊
    • 『死後はどうなるの?』 2012年6月 ※国書刊行会2005年の再刊
    • 『成功する生き方 - 「シガーラ教誡経」の実践』 2012年9月 ※『ブッダの青年への教え』国書刊行会2008年の改題・加筆修正
    • 『ブッダの「慈しみ」は愛を超える』 2012年11月
    • 『心に怒りの火をつけない - ブッダの言葉〈法句経〉で知る慈悲の教え』 2011年10月 ※佼成出版社『原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一悟』2005年を文庫化
  • 大法輪閣
    • 『人生はゲームです - ブッダが教える幸せの設計図』 1997年4月
    • 『上座仏教 悟りながら生きる - 今“ブッダ”の英知がこころの支えになる』 1999年5月 ※鈴木一生との共著
    • 『初めての本 上座仏教 - 常識が一変する仏陀の教え』 1998年6月
    • 『賢い人 愚かな人 - 人生を克服する34の智慧』 2000年8月
    • 『テーラワーダ仏教「自ら確かめる」ブッダの教え』 2010年10月
  • 学研パブリッシング
    • 学研パブリッシング〈Esoterica Selection〉
      • 『日本人が知らないブッダの話』 2010年7月
      • 『恐れることは何もない』 2010年9月 ※泉書房2000年の改訂版
    • 学研パブリッシング〈GAKKEN MOOK〉
      • 『ブッダの贈り物 - スマナサーラ長老と初期仏教の世界 - 永久保存版』 2011年1月 ※瀬戸内寂聴・養老孟司・宮崎哲弥などとの共著
    • 学研パブリッシング〈学研新書
      • 『これでもう苦しまない』 2012年1月
  • サンマーク出版〈サンマーク文庫〉
    • 『人生を100%活かす - ブッダが教える幸せの設計図』 2000年6月 ※大法輪閣1997年を改題・文庫化
    • 『いま・すぐ・ここで、幸せになる』 2012年6月 ※『人生を100%活かす』2000年刊の加筆・訂正、改題
    • 『いつも不安なあなたへ - 心がホッと楽になる生き方』 2012年6月
  • 佼成出版社
    • 『原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一話』 2003年12月
    • 『原訳「法句経」(ダンマパダ)一日一悟』 2005年11月
    • 『原訳「スッタ・ニパータ」蛇の章』 2009年6月
  • PHP研究所
    • 『「生きる」論 - 迷いを断つ』 2009年7月
    • 『不安なこの世を生き抜くために』 2011年12月
    • PHP研究所〈PHPハンドブック〉
      • 『ブッダの教え 一日一話 - 今を生きる366の智慧』 2008年7月
  • スタープレス
    • 『頭が突然鋭くなる瞑想法 - ブッダが悟りをひらいた人類最高の英知』 2002年5月
    • 『ブッダは最高の治療をする - 病気を治す心療医学とその実践』 2002年9月
  • 筑摩書房〈ちくまプリマー新書〉
    • 『ブッダ - 大人になる道』 2006年11月
    • 『ブッダの幸福論』 2008年2月
  • イースト・プレス
    • 『こころを清らかにする言葉 - もう、何があっても悩まない。』 2010年8月
    • 『こころの復興 - 執着を手放せば、すべてうまくいく』 2012年6月
    • 『こころの復興』(イースト新書版) 2013年7月 ※同名書2012年を改訂・新書化
  • 大和書房
    • 『老いと死について - さわやかに生きる智慧』 2012年6月
    • 大和書房〈だいわ文庫〉
      • 『心がフッと軽くなるブッダの瞑想』 2010年9月
  • その他出版社
    • 『知恵のこころ - 上座仏教入門 - 釈迦の教えその真理と実践』 中山書房仏書林、1995年11月 ※鈴木一生との共著
    • 『恐れることは何もない - ブッダ永遠の真理 - 嘘のない自分で生きていくために』 泉書房、2000年4月
    • 『ブッダの智慧で答えます 生き方編』 創元社、2004年9月
    • 『悩まない力 - あなたの心に秘められている』 主婦と生活社〈プラチナBOOKS〉、2008年9月
    • 『心がスーッとなるブッダの言葉 - クールで合理的な初期仏教が教える幸せへの道』 成美堂出版〈成美堂文庫〉、2008年11月
    • 『仕事でいちばん大切なこと』 マガジンハウス、2009年4月
    • 『くじけないこと』 角川・エス・エス・コミュニケーションズ〈角川SSC新書〉、2010年11月
    • 『小さな「悟り」を積み重ねる』 集英社集英社新書〉、2011年11月
    • 『一生、仕事で悩まないためのブッダの教え - シンプルに考える、自由に生きる』 三笠書房〈知的生きかた文庫〉、2012年3月
    • 『執着しないこと』 中経出版、2012年11月

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ スリランカ上座仏教長老[5]、またはスリランカ上座部仏教長老[4]。長老とは指導僧のこと[6]
  2. a b 日本大サンガ主任長老(ナーヤカ長老)[7][8]、または日本サンガナーヤカ代表[9][信頼性要検証]。Japan maha sangha nayaka thero[8]、Japan Mahasanghanayaka Thera[10]、またはThe chief Sanghanayaka of Japan[11]
  3. a b 日本テーラワーダ仏教協会長老[12]。The chief adviser of Japan Theravada Buddhist Association[11]
  4. a b スリランカ・キリタラマヤ精舎住職。The chief incumbent of Siri Kiritaramaya Purana Viharaya[9][信頼性要検証]
  5. a b 日本語のプロフィールでは「初期仏教の伝道」[1]「仏教伝道」[13][13]、英語のプロフィールでは「Buddhist evangelism」[1][11] と紹介。
  6. ^ ラベリングとは、体や心の動きや変化に対して個別にレッテルを貼ること。例えば、座っている場合は「座っている」、立っている場合は「立っている」と、声を出さずに言葉で確認する[19]

出典[編集]

  1. a b c d e f アルボムッレ・スマナサーラ長老”. プロフィール日本テーラワーダ仏教協会2012年11月11日閲覧。
  2. ^ Theravada Online ゴータミー精舎日記”. 出張日記:佐賀新精舎の落慶式(2009年5月8日). 日本テーラワーダ仏教協会 (2009年5月8日). 2012年12月12日閲覧。
  3. ^ Theravada Online ゴータミー精舎日記”. 佛紀2551年(AD2007/H19)ウェーサーカ祭レポート. 日本テーラワーダ仏教協会 (2007年5月13日). 2012年12月7日閲覧。
  4. a b c d 柴田恵理「今静かにブッダがブーム!!」『週刊朝日』第116巻第35号、朝日新聞出版、東京、2011年7月29日、 33-35頁。
  5. a b c d e f g h アルボムッレ・スマナサーラ、菊池正憲〔取材・構成〕「「仏教」で救われ上手になる - 「怒らないこと」が全ての問題解決への最短距離」『新潮45』第30巻第1号、新潮社、東京、2011年1月18日、 101-107頁。
  6. ^ “日本史上初のテーラワーダ仏教『戒壇』の認定式開催について” (PDF) (プレスリリース), 日本テーラワーダ仏教協会, (2006年4月17日) 2012年11月11日閲覧。
  7. a b c d e f g 『ブッダの贈り物』、2011年、61頁。
  8. a b Theravada Online ゴータミー精舎日記”. スリランカの旅 報告. 日本テーラワーダ仏教協会 (2005年8月31日). 2012年12月12日閲覧。
  9. a b Sakamuni International Buddhist Center”. 平和の集い 2012.5.13. 上座仏教修道会 (2012年5月13日). 2012年11月26日閲覧。
  10. a b 日本テーラワーダ仏教協会”. 国際宗教研究所宗教情報リサーチセンター. 2012年11月11日閲覧。
  11. a b c Speeker TEDxSeed2012”. Ven. Alubomulle SumanasaraTEDxSeeds2012年12月29日閲覧。
  12. a b c 西田大智「立命館大講義『現代社会と宗教 世界編』アルボムッレ・スマナサーラ氏(上)」、『読売新聞』、読売新聞社、2006年12月19日、大阪版夕刊、4頁。
  13. a b c パティパダー編集部「指導者のご紹介 (PDF) 」 『paṭipadā(パティパダー)』第17巻第12号、日本テーラワーダ仏教協会、2011年4月20日、 Info.3、2012年11月11日閲覧。
  14. ^ 『ブッダの贈り物』、2011年、56頁。
  15. ^ アルボムッレ・スマナサーラ、『心がスーッとなるブッダの言葉』、成美堂出版、2008年、ISBN 978-4-415-40088-4
  16. ^ 『ブッダの贈り物』、2011年、38頁。
  17. ^ 『出家の覚悟』、2011年、50頁。
  18. ^ Theravada Online ゴータミー精舎日記”. Theravada Online 番組の更新 キリタラマヤ精舎でのブッダプージャ(佛陀供養). 日本テーラワーダ仏教協会 (2005年9月6日). 2012年11月26日閲覧。
  19. ^ 『ヴィパッサナー瞑想 教えとその方法』、2000年、76頁。
  20. ^ Kieko Obuse『From Hinayana to Theravada: Ven. Alubomulle Sumanasara’s Mission to Japan』(PDF)College of Religious Studies Mahidol University、Thailand、2012年6月1日、4頁。2012年11月26日閲覧。
  21. ^ 『心がスーッとなるブッダの言葉』、2008年、16頁。
  22. a b アルボムッレ・スマナサーラ「仏教・神道 大解剖 - Interview アルボムッレ・スマナサーラ スリランカ上座仏教長老」『週刊ダイヤモンド』第99巻第26号、ダイヤモンド社、東京、2011年7月2日、 36-37頁。
  23. ^ アルボムッレ・スマナサーラ、瀧晴巳〔取材・文〕「『怒らないこと』 - ブッダが教えた本当のこと - インタビュー アルボムッレ・スマナサーラ長老」『ダ・ヴィンチ』第18巻第3号、メディアファクトリー、東京、2011年3月6日、 28-30頁。
  24. ^ 中村美奈子「『怒らず生きる』極意」、『毎日新聞』、毎日新聞社、2011年12月6日、朝刊、19頁。
  25. ^ 「『怒らないこと』スマナサーラ師著 感情の対処を説く」、『読売新聞』、読売新聞社、2007年01月30日、大阪版夕刊、7頁。

参考文献[編集]

  • アルボムッレ・スマナサーラ『ヴィパッサナー瞑想 教えとその方法 - あなたの心が開く幸福の扉』アルマット〈シリーズ心を育てる本 1〉、2000年8月28日。ISBN 978-4-87731-123-0
  • アルボムッレ・スマナサーラ『心がスーッとなるブッダの言葉 - クールで合理的な初期仏教が教える幸せへの道』成美堂出版〈成美文庫〉、2008年11月20日。ISBN 978-4-41-540088-4
  • アルボムッレ・スマナサーラ他『ブッダの贈り物 - スマナサーラ長老と初期仏教の世界 - 永久保存版』アルボムッレ・スマナサーラ監修、学研パブリッシング〈GAKKEN MOOK〉、2011年1月20日。ISBN 978-4-05-606173-4
  • アルボムッレ・スマナサーラ『出家の覚悟 - 日本を救う仏教からのアプローチ』サンガ〈サンガ選書〉、2011年2月1日。ISBN 978-4-904507-73-5

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

初期仏教入門―確実な幸せをもたらす〈五つの能力〉 | 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター

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アルボムッレ スマナサーラ(スリランカ上座仏教長老)講師詳細

 仏教を学んでも、修行して悟りをひらくのは至難の技と思われています。自分には結果を出すのが無理そうだから……と修行に尻込みする人も多いでしょう。しかし、ブッダ(お釈迦様)は弟子たちに、〈五つの能力を完成すれば、人は最高の悟りに達する〉と説きました。また、〈その五つの能力を少しでも育てれば、努力に応じて素晴らしい結果を享受できる〉とも強調しています。〈五つの能力〉は、仏教用語で「五根・五力」と呼ばれます。努力の結果が保証済みならば、試してみようかな、という気になりませんか? 今期の初期仏教入門では、〈五つの能力〉の理論と実践をパーリ経典から詳しく紹介します。 (講師・記)

<各回のテーマ>※各回のお申込みは各ページよりお願いいたします。
1)五つの能力(五根・五力)とは何か?
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/1ad9be01-29ff-e794-dbc6-611cb8472223

2)五つの能力をどうやって育てるのか?
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/8338f54e-a5d4-0ca5-1d2d-611cb990ec7f

3)五つの能力の「強弱」がもたらす結果とは?
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/9ed3d73b-c1da-db1f-350a-611cb9ffb015

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講師詳細アルボムッレ スマナサーラ(アルボムッレ スマナサーラ)1945年生まれ。スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。長年にわたって、日本で根本仏教の解説と、瞑想実践の指導を行う。NHK「心の時代」に過去4回にわたって出演。
「仏教は心の科学」(宝島社)、
「ブッダ-大人になる道」 (筑摩書房)、
「自立への道-ブッダはひとりだちを応援します」(サンガ)、
『原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一話』佼成出版社)、
「なぜ、悩む!幸せになるこころのしくみ」(玄侑宗久氏との対談:サンガ)、
「ブッダの道の歩き方」(立松和平氏との対談:サンガ)、「希望のしくみ」(養老孟司氏との対談:宝島社)など著書多数。

The Body Keeps the Score - 4 부까지 공부한 소감

The Body Keeps the Score

Pt 6 Epilogue Choices to be made

Pt 5.2 Path to Recovery Ch 17-20

Pt 5.1 Path to Recovery Ch 13-16

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Pt 4 The Imprint of Trauma (Memory of) Ch 11,12

Pt 3 The Mind of Children

Pt 2 This is Your Brain on Trauma

Pt 1 The discovery of Trauma

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[퀘이커 공부방] 책 <몸은 기억한다 - 트라우마가 남긴 흔적들>, 베셀 반 데어 콜크 (지은이)

- 4 부까지 공부한 소감 

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한국어 판 출판사 책소개

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 ‘트라우마에 대한 현대의 고전’이라 인정받고 있는 『몸은 기억한다』 

이 책은 트라우마 장애를 안고 있는 환자를 어떻게 바라봐야 할지부터 관련 연구의 발달 과정, 치료 방법, 우리 사회에 미치는 파장까지 총 망라하고 있어 관계자들은 트라우마와 관련해 당분간 이 이상의 책은 나오기 어려울 것으로 보고 있다.

『몸은 기억한다』는 트라우마로부터의 치유 없이 성장과 성과 속에서 내달려 온 현대인의 삶 속에 있는 트라우마를 이해하고 치유하면서 우리 사회를 더 건강하게 하기 위한 출발점에 놓일 책이다. 

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목차

1부 트라우마의 재발견

  1장 베트남전 참전 군인들이 알게 해 준 교훈

  2장 마음과 뇌의 이해, 그 혁신적 변화

  3장 뇌 속을 들여다보다: 신경과학의 혁명

2부 트라우마 상태의 뇌

  4장 필사적인 도주: 생존의 해부

  5장 신체와 뇌의 유대

  6장 몸을 잃으면 자기self를 잃는다

3부 아이들의 마음

  7장 애착과 조율: 동일한 파장을 일으키다

  8장 관계의 덫: 학대와 방임의 대가

  9장 사랑과는 거리가 먼

  10장 발달 과정의 트라우마: 숨겨진 유행병

4부 트라우마의 흔적

  11장 비밀의 발견: 트라우마 기억의 문제점

  12장 참을 수 없는 기억의 무거움

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5부 회복으로 가는 길

  13장 트라우마로부터의 회복: 트라우마의 치유

  14장 언어, 기적이자 고통

  15장 과거를 떠나보내는 방법: 안구 운동 민감소실 및 재처리 요법EMDR

  16장 내 몸에서 살아가는 법을 배우다: 요가

  17장 조각 맞추기: 나를 리드하는 기술

  18장 틈새 메우기: 새로운 구조 만들기

  19장 뇌 회로의 재연결: 뉴로피드백

  20장 잃어버린 목소리 찾기: 공동체의 리듬, 연극 치료

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스님과 철학자 - 화엄경의 블랙홀, 법성게의 우주와 삶을 논하다 윤구병,도법

알라딘: 스님과 철학자
스님과 철학자 - 화엄경의 블랙홀, <법성게>의 우주와 삶을 논하다   
윤구병,도법 (지은이)
레디앙2016-09-20
=====
책소개지리산 실상사 도법 스님과 변산 공동체 농사짓는 철학자 윤구병 선생이 만났다. 불경을 한글로 풀어내기 위해서다. 이들 ‘스님과 철학자’는 11명의 제자들과 함께 이 일을 시작했다. 그 첫 번째 텍스트가 <법성게>다.

<법성게>는 의상이 중국에 있을 동안 지은 책으로 당시 중국 불교계에서 높은 평가를 받았다. 내용의 완성도와 함께 인도 불교, 중국 불교가 판을 치는 현재 상황에서 ‘한국 불교’의 핵심을 잡고 공부를 해야 할 필요가 있다는 판단도 첫 텍스트로 <법성게>를 선택하는 데 영향을 줬다.

이 책의 내용은 <법성게> 풀이만 있는 것이 아니다. 한국 불교의 문제, 깨달음의 신비화에 대한 비판, 우리말 풀이의 의미, 현대물리학과 불교 정신의 관계, 기독교와 불교 세계관의 차이 등 다양한 주제를 놓고 진행된 활발한 논의 내용도 포함됐다.

너와 나, 우주가 다르지 않다는 동체대비의 깨달음은, 바로 존재에 대한 앎과 직결된 것이고, 앎은 함(실천)과 연결되지 않으면 의미가 없다고 이 책은 주장하고 있다. <법성게>에서 나타난 불교의 세계관과 실천론은 주장과 당위가 아니라 여실지견하면 드러나는 ‘실상’이라는 것이 이 책의 전달하고자 하는 핵심 메시지다.
===
목차
들어가며 : 도법, 윤구병에게 삼배를 올리다 / 이광이

책을 내며 : 놀라운 인연이 낳은 돌덩이와 금덩이 / 도법 스님

본문
1장. 절집 생활 45년, 참 열심히 했는데
2장. 스님, 깨달으셨어요?
3장. 깨달음을 신비화하지 말라
4장. 김대중의 빨강은 본래 있던 것인가?
5장, 10의 52승, 갠지스강 모래는, 하나!
6장, 깨달음이 따로 없다는 것을 깨달음
7장. 산은 산이고 물은 물이다? 아직 멀었어!
8장. 빛을 돌이켜 거꾸로 비춘다
9장. “너는 나다. 이게 실상인 것이여.”

나가며 : 깨달은 자

법성게 풀이
노래하네, 그대의 삶을 : 도법 스님
마음결 읊음 : 윤구병
세상을 노래하다 : 백승권

불한당과 당원들

===

책속에서
“당구공이 두 개 있어요. 두 개가 붙어있을 때 ‘떡이 됐다’고 하죠. 어디서 둘이 맞닿고 있나요? 맞닿은 곳이 면인가요, 점인가요? 점이죠? 그렇다고 둘이 붙어 있지는 않잖아요? 딱 붙어 있으면 하나죠. 그러면 ‘떡이 된’ 두 개의 당구공은 하나일까요? 그 점은 빨간 당구공에 속하는가요, 하얀 당구공에 속하는 건가요?” 더보기
저자 및 역자소개
윤구병 (지은이) 
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1943년 전라남도 함평에서 태어났다. 1972년 서울대학교 대학원 철학과를 졸업하고 〈뿌리깊은나무〉초대 편집장을 지냈다. 1981년 충북대 철학과 교수가 되었고 1989년 ‘한국철학사상연구회’를 만들어 공동대표를 맡았다. 1983년 이오덕 선생의 권유로 대학교수로는 처음으로 ‘한국글쓰기연구회(지금 한국글쓰기교육연구회)’ 회원이 되었다. 1988년 어린이에게 줄 좋은 책을 출판하려고 ‘보리기획(지금 보리출판사)’을 만들었다. 1995년 변산(전북 부안군)에 자리를 잡아 변산공동체학교를 꾸리고, 1996년 대학교수를 그만두고서 농사꾼으로 살기 시작했다. 2016년 ‘우리말글살리는겨레모임’에서 ‘우리 말글 으뜸 지킴이’로 뽑혔다. 쓴 책으로 《잡초는 없다》《실험 학교 이야기》《철학을 다시 쓴다》《내 생애 첫 우리말》《꽃들은 검은 꿈을 꾼다》《특별 기고》 들이 있다. 〈달팽이 과학동화〉〈개똥이 그림책〉을 비롯해 ‘세밀화 도감’을 기획하고 펴내 어린이책의 새 지평을 열었으며, 남녘과 북녘의 학생들이 함께 보는 《보리 국어사전》을 기획하고 감수했다. 접기
최근작 : <[빅북] 우리 순이 어디 가니>,<[빅북] 보리 빅북 2 세트 - 전6권>,<[빅북] 우리끼리 가자> … 총 127종 (모두보기)
도법 (지은이) 
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1949년 제주에서 태어나, 17세가 되던 해 자의 반 타의 반으로 출가했다. 66년 금산사에서 출가하여 69년 해인사 강원을 거치고, 이후 13년 동안 봉암사와 송광사 등 제방선원에서 선수행을 했다. 87년엔 금산사 부주지를 맡았고, 90년엔 청정불교운동을 이끈 개혁승가 결사체 선우도량을 만들었다. 95년부터 실상사 주지를 맡아 인간화 생명살림의 길을 열어가기 위해 98년 실상사 소유의 땅 3만 평을 내놓고 귀농전문학교를 설립했다. 1998년 말 한국 불교를 대표하는 조계종이 기존의 총무원과 정화개혁회의로 나뉘어 다툴 때 총무원장 권한대행으로 분규를 마무리짓고 미련없이 실상사로 내려갔다. 99년엔 인드라망생명공동체를 창립하면서 귀농운동 차원을 넘어 생활협동조합?대안교육?생명평화운동 등으로 활동영역을 넓혀갔다. 2004년 실상사 주지 소임을 내려놓은 후, 생명평화 탁발순례의 길을 떠났다. 이후 5년 동안 3만 리를 걸으며 8만 명의 사람을 만나 생명평화의 가치를 전했다. 2010년부터 대한불교조계종 화쟁위원회 위원장, 자성과 쇄신 결사 추진본부 본부장 등 종단 소임을 맡아 다툼없고 평화로운 사회로 가는 길을 내다 2018년 실상사로 내려와 다시 실상사 사부대중공동체, 마을공동체를 일구고 있다. 현재 지리산 실상사 회주이자 인드라망생명공동체 상임대표로 있다.
저서로는 《화엄경과 생명의 질서》 《길 그리고 길》 《화엄의 길, 생명의 길》 《그물코 인생 그물코 사랑》 《내가 본 부처》 《망설일 것 없네 당장 부처로 살게나》 《부처를 만나면 부처를 죽여라》 《지금 당장》 등이 있다. 접기
최근작 : <내가 본 부처>,<붓다, 중도로 살다>,<붓다로 살자> … 총 24종 (모두보기)
출판사 제공 책소개
신을 향한 테레사 수녀님의 마음이 바로 구하는 마음입니다. 불교인들도 수녀님처럼 부처를 찾고 깨달음을 구하는 마음에 붙들려 있습니다. 깨달음에는 뭔가 특별한 것이 있다고 생각하고, 거기에 인생을 걸죠. 나도 그랬어요. 해도 해도 특별하다고 생각했던 깨달음이 안 이뤄졌어요. 그러니까 모두 평생 갈망 속에 허덕이고, 일생을 구하는 마음으로 헐떡이는 겁니다. 그러기 때문에 선사들이 쉬어라, 쉬어라, 망상을 내려놔라 하는 것이죠.

불교가 뭐냐? 부처가 되는 게 아닙니다. 부처로 사는 겁니다! 왜 그런가. 사람이 부처니까요. 그럼 부처로 사는 게 구체적으로 뭐냐? 부처로 사는 것의 사회적 실천이 바로 ‘화쟁 순례’라고 본 겁니다. 그동안 우리는 부처가 되려고 한없이 돌아왔는데, 이제 돌아가지 말고 질러가자, 질러가는 불교를 하자, 이것이 바로 ‘붓다로 살자’ 불교입니다. - <본문 중에서>

***

[주요 내용]

지리산 실상사 도법 스님과 변산 공동체 농사짓는 철학자 윤구병 선생이 만났다. 불경을 한글로 풀어내기 위해서다. 이들 ‘스님과 철학자’는 11명의 제자들과 함께 이 일을 시작했다. 모임의 이름은 ‘불한당’(불경을 한글로 풀어내는 모임). 불한당 당원들은 불교를 많이 아는 사람들과 전혀 모르는 사람들이 섞여 있었고, 교수와 신문 기자 출신 논술 강사, 요리 전문가와 백수 등 다양했다. 첫 번째 텍스트는 <법성게>.

매달 2회, 6개월 동안 전원 출석의 열기 속에서 <법성게>를 풀면서, 이들이 공부한 내용이 『스님과 철학자』에 육성으로 그대로 실려 있다. 그런데 도법 스님과 농부 철학자 윤구병은 <법성게> 공부 모임 훨씬 이전에 만난 적이 있다. 10년 전 첫 만남 장면이다.

갑자기 스님보고 삼배를 하라니. 촌장은 재워 주는 대가로 삼배를 받겠다는 것이다. 양측이 합장 반배하고 인사를 나누면 될 일을, 촌장이 급소를 찌르고 들어온다. 더구나 양측 사람들이 지켜보고 있는 와중 아닌가. 난감한 일이다. 스님이 답한다.
“내가 왜 삼배를 해야 하지요?”
“스님, 법당에 들어가서 돌덩이나 쇳덩이한테 삼배를 하지요?”
“…….”
“그런데 내가 여기 주인이고 스님은 객입니다. 보아하니 나이도 내가 많고 그런데, 형한테 삼배하는 것이 잘못입니까?”
갈수록 빨려 들어간다. 삼배를 할 수도 없고, 안할 수도 없다. 바둑을 둘 데가 없다. - 본문 중에서

스님과 철학자는 그때나 지금이나 불꽃 튀는 팽팽한 논쟁으로, 해학이 넘치는 유쾌한 방담으로, 우주와 나라는 존재의 심연에 대한 깊은 철학 이야기로, 거침없이 공부 시간을 보냈고, ‘무지한’ 학생들은 철없는 질문을 마구 던져 댔다. “스님, 깨달으셨습니까?”, “깨달은 경지에 들어서면 맞아도 안 아픈가요?”, “스님은 고기를 먹으면 안 되나요?” 등등.

<법성게>라는 한국 불교의 ‘불후의 명작’을 놓고 이야기를 나눴지만, 그 내용은 <법성게> 풀이를 넘어서 존재와 실상에 대한 깊고 통찰적인 이야기들로 풍부하게 채워졌다. 때론 고대 그리스 철학의 존재론도 등장하고, 현대 물리학의 우주론과 양자역학도 상 위에 올려졌다. 그런데 왜 <법성게>일까?

*

『화엄경』은 부처님의 깨달음 세상을 표현한 장엄하고 화려하고 방대한 경전이다. 하지만 이 경전은 부처님이 듣는 사람 귀를 생각지 않고, 깨달음의 세계 그대로를 온전히 설한 경전이라서 매우 어렵기로도 유명하다. 부처님 제자 가운데 지혜 제일로 불리는 사리불도, 신통 제일로 불리는 목련존자도 부처님이 『화엄경』을 설하는 자리에서는 도무지 알아듣지를 못해 귀머거리가 되고 벙어리가 됐다는 이야기가 전해질 정도다.

그런데 방대한 『화엄경』 80권을(60권 본과 40권 본도 있다) 한자 210자로 압축한 초고밀도 시(偈頌)가 있다. 신라 시대 고승 의상 대사가 쓴 <법성게>다. 의상은 원효와 함께 당나라 유학길에 오른 스님이다. 원효의 유명한 ‘해골에 담긴 물’ 이야기는 이 과정에서 나온 것이다. 유학파 의상은 국제무대에서 인정받는 학승이 됐고 신라 화엄종의 개조가 됐다. 국내파 원효는 각종 저술과 거침없는 행동을 통해 한국 불교를 대표하는 스님으로 남아 있다.

<법성게>는 의상이 중국에 있을 동안 지은 책으로 당시 중국 불교계에서 높은 평가를 받았다. 내용의 완성도와 함께 인도 불교, 중국 불교가 판을 치는 현재 상황에서 ‘한국 불교’의 핵심을 잡고 공부를 해야 할 필요가 있다는 판단도 불한당이 첫 텍스트로 <법성게>를 선택하는 데 영향을 줬다.

화엄 사상은 “먼지 한 톨이 모든 우주를 머금고 있다”(一微塵中含十方)는 <법성게> 표현처럼 우주 만물이 서로 끊임없이 연관되어 있으며(연기론), 각각의 존재는 불성이 드러난 것이라고 말한다.(성기설) 또 “하나가 일체요, 일체가 곧 하나”(日卽一切多卽一)여서 우주 만물이 서로 원융(圓融)하여 무한하고 끝없는 조화를 이룬다는 세계관이다.(法性圓融無二相. 법성게 첫 줄)

스님과 철학자는 법성게 첫 구절인 ‘법성원융무이상’의 풀이부터 부딪쳤다. 학생들도 저마다 알든 모르든 한 목소리를 보탰다. ‘法性’을 ‘마음결’로 풀어야 한다는 철학자, 지금 여기에 있는 나라는 ‘존재’라고 주장하는 스님, 우주 또는 진리라고 풀어야 한다는 의견들이 난무하면서 공부 모임은 뜨겁게 달궈졌다. 결국 하나로 모아지지 않아서, 세 송이의 꽃으로 번역본은 피어났다.

*

이 책의 내용은 <법성게> 풀이만 있는 것이 아니다. 한국 불교의 문제, 깨달음의 신비화에 대한 비판, 우리말 풀이의 의미, 현대물리학과 불교 정신의 관계, 기독교와 불교 세계관의 차이 등 다양한 주제를 놓고 진행된 활발한 논의 내용도 포함됐다.

도법 스님은 부처님의 모든 설법은 지금 여기서 증명되고 확인되는 것이어야 한다며 이렇게 말한다.

“눈앞에 직면한 곳에서 설명이 되고 해결되어야 하는데, 직면한 사실 가지고 안 풀리니까 계속 뭘 찾아서 다니게 되죠. 그러다 결국 패가망신하는 인생이 생기는 겁니다. 거기에 인생을 걸고 히말라야다, 미얀마다, 선방이다, 네팔이다, 심산유곡을 찾아갑니다. 과연 이런 게 불교냐? 이게 도 닦는 것이냐? 이런 근본적인 문제 제기를 하지 않을 수 없게 됩니다. 아니 오히려 더 과감하게 문제로서 제기돼야 합니다.”

윤구병 선생은 ‘쉬운 우리말 쓰기’ 단지 우리말 사랑에 그치지 않고, 정치적으로도 왜 중요한지에 대해서 강조한다.

“우리의 옛말들을 찾아내고 되살려 내게 되면 옛날 우리나라 사람들이 무슨 생각을 어떻게 했는지, 어떤 걸 보고 무얼 느꼈는지 알 수 있어요. 그런 우리말을 되찾아서 세 살짜리 꼬마도 까막눈 시골 어르신도 알아듣는 말로 우리가 이야기를 주고받을 수 있다면, 그제야 비로소 민주 세상이 왔다고 말할 수 있을 겁니다.”

『스님과 철학자』는 ‘나와 네가 다르지 않고’, 내가 자연과 우주와 분리되지 않았으며, 바로 이런 연기적 세계관을 알고 실천하면 그 사람이 바로 부처라고 주장한다. 그렇지 않고 부처가 심신산골이나, 히말라야 산 속이나, 미얀마 같은 곳에 있어서 높고 깊은 깨달음을 통해서만 도달할 수 있는 것이 아니라는 것을 지속적으로 강조하고 있다. 기독교와 불교, 그리스 철학과 고대 인도의 세계관도 함께 논의된 주제 가운데 하나였다.

“인간의 원리와 원칙에 따르면, 또 사람의 두뇌로 생각하면 우주를 하나로 봐야 풀리는 지점들이 있어요. 그래서 무한히 크기는 하지만 우주는 하나다, 우주 지배 궁극적 힘은 하나님만 가지고 이어야 한다, 이게 기독교적 세계관입니다.
불교는 그게 아니에요. 일체개공(一切皆空)이다, 무(無)다, 공(空)이다, 이렇게 무로부터 출발하는 거죠. 수학에서 원점은 0으로 놓습니다. 만일에 0을 원점에 놓게 된다면, 모든 게 무와 공으로 수렴될 수 있다는 생각이 가능합니다. 빅뱅이론도 하나의 점으로 수렴됐다가 나중에 확산된다는 이론으로 볼 수 있죠. 무를 중심으로 놓느냐, 유일신인 하나님를 중심으로 놓느냐에 따라 세계관이 아주 달라집니다.
나는 무를 중심으로 놓으면, 연기론이나 인드라망이 세계관이 있긴 하지만, 극한적인 자율성이 가능하게 된다고 봅니다. 그렇다면 불교를 종교로 봐야 되나, 구제해 줄 다른 신적인 주체가 없는데? 이렇게도 생각할 수 있지 않을까, 하는 생각이 문득 듭니다.”

너와 나, 우주가 다르지 않다는 동체대비의 깨달음은, 바로 존재에 대한 앎과 직결된 것이고, 앎은 함(실천)과 연결되지 않으면 의미가 없다고 이 책은 주장하고 있다. <법성게>에서 나타난 불교의 세계관과 실천론은 주장과 당위가 아니라 여실지견하면 드러나는 ‘실상’이라는 것이 이 책의 전달하고자 하는 핵심 메시지다. 접기

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yuna 2016-09-26 공감(0) 댓글(0)
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진짜로 일어날지도 몰라 기적 - 위키백과, 우리 모두의 백과사전

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진짜로 일어날지도 몰라 기적

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진짜로 일어날지도 몰라 기적
奇跡
진짜로 일어날지도 몰라 기적.jpg
대한민국 개봉 포스터
감독고레에다 히로카즈
각본고레에다 히로카즈
출연
촬영야마자키 유타카
편집고레에다 히로카즈
음악쿠루리
배급사가가 커뮤니케이션스
개봉일2011년 6월 11일 (일본)
2011년 12월 22일 (대한민국)
시간128분
국가일본의 기 일본
언어일본어

진짜로 일어날지도 몰라 기적》 (일본어奇跡 기세키[*])은 2011년 개봉한 일본의 영화이다. 가가 커뮤니케이션스 제작·배급. 고레에다 히로카즈 감독. 캐치프레이즈는 〈당신도 분명 누군가의 기적.〉

일본에서는 이야기의 무대가 된 큐슈에서 6월 4일에 선행 상영된 후, 6월 11일에 전국 공개되었다. 영국에서는 2013년에 공개된 주요 매체 〈가디언〉이 선택한 동년의 영화 베스트 10에서 9위를 차지했다. 대한민국에서는 2011년 12월 22일에 개봉되었다.

개요[편집]

2011년 3월 큐슈 신칸센의 개통을 계기로 큐슈 여객 철도 (JR 규슈)과 JR 동일본 기획 (JR 동일본 산하의 광고 대행사)의 기획에 의해 제작 되었다. 감독 고레에다에 있어서 첫 기획의 영화이지만, 고레에다 자신이 “철도를 좋아한다”라고 밝히기도 하여 제안을 흔쾌히 수락했다. 제작에 있어서는, JR 측에서 거의 개입을 하지 못했다(실제로 기획의 축이 되는 큐슈 신칸센 자체가 등장하는 것은 본편의 마지막 부분이다).

출연하는 아이들은 오디션을 통해 선발되었고, 주연이 되는 2명의 소년 만담 콤비에는 실제로도 형제인 마에다 고키와 마에다 오시로가 발탁되었다. 고레에다는 원래 〈가고시마에 있는 남자와 하카타에 사는 여자가 별도로 그 엇갈림을 보러 갔다 사랑에 빠지는 ... 같은 보이 미츠 걸 이야기〉를 상정하고 있었다. 이 오디션에서 두 사람을 보고 대본을 전면적으로 개고했다. 촬영에 있어서는 역시 아이를 주인공으로 한 《아무도 모른다》 뿐만 아니라 각본을 배우들에게 전달하지 않고 촬영을 진행하는 방식을 채택했다.

TV 스팟의 내레이션은 고레에다에서 제공하여 미무라 마사카즈가 담당하고있다.

나카무라 코조에 의해 (고레에다 히로카즈 원저)에 의한 노벨 라이즈 버전도 발매되고 있다. (ISBN 9784163301402) 또한, MPAA의 등급은 흡연 장면이 있는 것 등을 이유로 PG 지정되어 있다. BBFC도 PG 지정을 내놓고 있다.

줄거리[편집]

부모의 이혼으로 가고시마현과 후쿠오카현에서 떨어져 사는 초등학교 6학년 형 코이치와 4학년 동생 류노스케. 언젠가 또 다시 가족 4명이서 살고 싶어하는 두 형제는 규슈 신칸센이 전선을 개통하는 날 아침, 가고시마에서 후쿠오카로 가는 신칸센 〈제비〉와 후쿠오카에서 가고시마로 향하는 〈벚꽃〉이 처음 마주 쳤을 때 저마다의 소원이 이루어진다는 소문을 듣는다. 그리고 두 사람은 주위의 어른들을 말려들게하여 계획을 시작한다.


Critical response

On review aggregator Rotten Tomatoes, the film has an approval score of 93%, based on 75 critic reviews, with an average rating of 8.01/10. The site's critical consensus reads, "Elliptical and deliberately paced yet steadily absorbing, I Wish presents a beguiling portrait of childhood that grounds its sweetly nostalgic glow with well-rounded characters and attention to detail."[7] On Metacritic, the film has an average score of 80 out of 100, based on 22 critics, indicating "generally favorable reviews".[8]



 

유동식교수의 풍류도와 한국의 종교사상

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2021/10/17

Like Father, Like Son (2013 film) - Wikipedia そして父になる,

Like Father, Like Son (2013 film) - Wikipedia

Critical response
Like Father, Like Son received mostly positive reviews. On the film review aggregator website Rotten Tomatoes, it holds an 87% approval score, with an average rating of 7.61/10 based on 100 reviews. The site's consensus reads, "Sensitively written, smartly directed, and powerfully performed, Like Father, Like Son uses familiar-seeming elements to tell a thought-provoking story."[15] Metacritic gives the film a score of 73 out of 100, based on reviews from 33 critics, indicating "generally favorable reviews".[16]

Andrew Chan of the Film Critics Circle of Australia writes, "Essentially, Like Father, Like Son is one of those rare films that keep the audience totally engaged, thoroughly profound, fully emoted and ultimately refreshing. In the scale of perfect cinema, this stands quite close."[17] 
On the website of The American Spectator, Eve Tushnet wrote that the film "has some of the striking Kore-eda trademarks: the extraordinary acting from the children; the symmetrical framing and musical pacing; and the shifts between long shots in which all the people look tiny and child's-eye shots where all the people look huge."[18] 
Andrew Schenker of Slant Magazine wrote a lukewarm review, praising the cinematography but also saying, "The film scores all of its thematic points early [and] unfolds among fairly ordinary lines, hitting all of the expected moments, and simply waiting out the time until Ryota realizes the inevitable folly of his decision."[19]

The film was the choice of Joshua Rothkopf in IndieWire's 2018 list of the best Japanese films of the 21st century.[20]

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